「北」の検索結果
全体で4,160件見つかりました。
僕はメルゥ。第13天使隊の一員だ。僕はカントボーイなんだけど、珍しいわけでもない。今日も仕事で北地区に舞い降りる。そこでは下級悪魔が暴れていた。そこへ長い黒髪を垂らした美丈夫が踏み込む。一撃で屠った男は上級悪魔だろう。悪魔はラプラスと名乗った。それから何度も遭遇するようになり、僕はラプラスさんに恋をする。ある日、下級悪魔が起こした事件により、僕とラプラスさんはセックスする。それは最上の快楽だった。※ムーンライトノベルズさんにも公開しています。
文字数 27,023
最終更新日 2025.09.07
登録日 2025.09.07
「ラングレイ子爵家との婚姻が決まった。相手は現当主のバルト・ラングレイだ」
ラングレイ子爵家。その名はフェリシアも知っていた。
王国の北部に広がる広大な荒れ地を領有する、歴史だけは古い没落貴族。現当主のバルトは若くして家督を継いだが、領地の深刻な財政難と、それに伴う多額の借金に苦しんでいるという。
「ラングレイ家は、我が家からの資金援助を求めている。私はお前の持参金として、彼らの借金の一部を肩代わりすることに合意した。つまり、お前は我が家に対する債務の代わりに、ラングレイ家に嫁ぐのだ」
父親の口から出たのは、娘の結婚ではなく、あからさまな「人身売買」の条件だった。
「お前に拒否権は無い。婚礼は来月、ラングレイ領の本邸で行う。荷物は、必要最低限のものだけを持っていけ。我が家の資産をこれ以上お前のために使うつもりはない。……下がれ」
伯爵は再び書類に目を落とし、対話を打ち切った。
「……分かりましたわ、お父様。ベクソン家のご意向に従います」
文字数 29,805
最終更新日 2026.06.13
登録日 2026.06.13
「お前を愛することはない」
結婚式を終え、夜、夫婦の寝室に二人きりとなった途端、夫となったカリウスに言われた。
冷たく言い放たれ、私はどうにか頷くと、旦那様は寝室を出ていった。
その瞬間、耐えきれず私の膝は崩れ落ちる。
「…………ふっぐっ……」
もう無理だった。
寝室の外に声が漏れることのないよう、必死に両手で口を押さえる。
「ぶふっ! ぶふふ…………」
あまりにもテンプレだ。
指差して笑わなかった自分を褒めてあげたい。
などと思ったのだが、笑えたのも次の日の朝までだった。
私の食事がなかったのである。
これは労働対価として食事を求める私──コレッティーナと、旦那様との結婚生活の物語。
文字数 111,321
最終更新日 2026.07.12
登録日 2026.06.11
現代日本の地味なオタク女子・ハナは、大好きな乙女ゲームの悪役令嬢に転生してしまう。舞台は中世ヨーロッパ風の王国。物語の冒頭、彼女はゲームのメインヒーローである第一王子レオンハルトから、表向きの罪――悪辣な言動――を理由に婚約破棄を言い渡される。玉座の間では、聖女エリシア(乙女ゲームの主人公)が勝ち誇ったように王子の隣に立ち、ゲーム本編の正史が再現された瞬間だった。
だが、ハナは涙を流さず冷笑する。なぜなら彼女は、このイベントがゲーム内の既知の展開であることを知っていた。そして彼女は知っている――この「敗北」からこそ、最も背徳的で強烈な快楽と愛に満ちた、隠しルートが始まるのだと。
王都から追放され、辺境の村ルスラへと流刑となったハナ。そこにはゲーム内でも「隠しキャラ」とされる、危険な魔術師・エリックが住んでいた。媚薬と性玩具、そして肉体と感情の境界を破壊する“研究”を繰り返す男。彼はハナを「最高の素材」として迎え入れ、彼女を研究対象――すなわち性的な実験体として扱い始める。
文字数 14,076
最終更新日 2025.05.28
登録日 2025.05.27
名門貴族フォンティーヌ家の長女エリアナは、継母と美しい義妹リリアーナに虐げられ、自分の価値を見失っていた。ある日、「悪魔公爵」と恐れられるアレクシス・ヴァルモントとの縁談が持ち込まれる。厄介者を押し付けたい家族の思惑により、エリアナは北の城へ嫁ぐことに。
灰色だった薔薇が、愛によって真紅に咲く物語。
文字数 58,025
最終更新日 2025.12.03
登録日 2025.11.22
神的イケメン医師・北原春樹と、その義妹で可憐な莉子。
そんな二人を愛してしまったイケメン御曹司・浅田夏輝。
やさしくて温かい時間が流れる、三人の愛。
春樹を慕って集まった菜の花クリニックを舞台に、時には泣けて、時には笑える――そんな日常の安心できる世界やドタバタ劇をお楽しみください。
本作には「BL」要素が含まれますので、苦手な方にはおすすめできません。
医療描写を含むため、苦手な方はご注意ください。
※医学情報はすべて架空のものです。
このお話は1000話までありますが、その後の続きは<診察室の午後>菜の花の丘編に1話から始まります。
文字数 1,306,749
最終更新日 2025.09.10
登録日 2024.11.09
旧題:前世持ち貧乏公爵令嬢のワクワク領地改革!私、イイ事思いついちゃったぁ〜!
【第2章スタート】【第1章完結約30万字】
王都から馬車で約10日かかる、東北の超田舎街「ロンテーヌ公爵領」。
主人公の公爵令嬢ジェシカ(14歳)は両親の死をきっかけに『異なる世界の記憶』が頭に流れ込む。
それは、54歳主婦の記憶だった。
その前世?の記憶を頼りに、自分の生活をより便利にするため、みんなを巻き込んであーでもないこーでもないと思いつきを次々と形にしていく。はずが。。。
異なる世界の記憶=前世の知識はどこまで通じるのか?知識チート?なのか、はたまたただの雑学なのか。
領地改革とちょっとラブと、友情と、涙と。。。『脱☆貧乏』をスローガンに奮闘する貧乏公爵令嬢のお話です。
1章「ロンテーヌ兄妹」 妹のジェシカが前世あるある知識チートをして領地経営に奮闘します!
2章「魔法使いとストッカー」 ジェシカは貴族学校へ。癖のある?仲間と学校生活を満喫します。乞うご期待。←イマココ
恐らく長編作になるかと思いますが、最後までよろしくお願いします。
<<おいおい、何番煎じだよ!ってごもっとも。しかし、暖かく見守って下さると嬉しいです。>>
文字数 542,558
最終更新日 2024.02.28
登録日 2022.01.15
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
文字数 79,728
最終更新日 2021.05.09
登録日 2021.04.09
第三騎士団の料理番コレットの悩みは、団長の食レポが重すぎること。
朝食を出せば、
「この朝食を食えない朝は、俺にとって敗北だ」
から揚げを出せば、
「これは俺の理性を削る」
遠征弁当を渡せば、
「コレットは俺の午後を守った」
そして最後には、
「ただお前の飯が食いたいだけだ。だから、俺と結婚してくれ」
いや団長、それは食レポですか? 求婚ですか?
料理への評価だと思い込みたい照れ屋な料理番と、恋心を全部食欲に変換してしまう冷徹騎士団長。
無自覚に甘い2人に周囲の騎士たちだけが毎日悶絶する、飯テロ系すれ違い溺愛ラブコメ!
◇完結済ー全10話◇
文字数 140,437
最終更新日 2026.07.09
登録日 2026.07.01
妹の葬儀の日、私は婚約破棄された。
公爵令嬢アメリア・ローゼンベルクは、病弱な妹リリアを虐げた悪女として社交界中から嫌われていた。
妹を部屋に閉じ込め、王宮の祈りにも参加させず、薬を無理やり飲ませ、冷たい言葉ばかりを浴びせる姉。
誰もがそう信じていた。
けれど真実は違う。
リリアは、強すぎる聖女の力を持って生まれた少女だった。
祈れば祈るほど命が削られる。
それを知っていたアメリアは、妹を王宮と神殿から守るため、あえて悪女の仮面をかぶり続けていた。
しかし、妹は死んだ。
葬儀の日、王太子エドガーは棺の前でアメリアを断罪する。
「妹を死に追いやった悪女よ。お前との婚約を破棄する」
父も母も、誰もアメリアを庇わなかった。
アメリアもまた、何も言い返さなかった。
守りたかった妹を守れなかった自分に、弁明する資格などないと思ったからだ。
だが葬儀のあと、妹の棺から小さな銀のロケットが見つかる。
その中には、リリアが死の直前まで書き続けていた手記が隠されていた。
『お姉様は、悪くありません』
その一文から、すべてが崩れ始める。
王国を救っていたのは聖女リリアだけではなかった。
妹を殺したのは病ではなかった。
そして、本当に王国を蝕んでいた呪いは、神殿と王家そのものに繋がっていた。
王宮を追放されたアメリアは、北方で恐れられる黒公爵セオドア・ヴァレンシュタインに拾われる。
冷酷無慈悲と噂される彼だけが、アメリアの沈黙の奥にある悲しみを見抜いた。
「君が悪女なら、俺は悪女の味方でいい」
一方、アメリアを追放した王都では、井戸水が濁り、白百合が黒く腐り、空から灰が降り始める。
妹の手記に残されていた最後の予言。
『春までに、王都は沈みます』
妹を殺したのは誰なのか。
聖女制度の裏に隠された罪とは何か。
そして、悪女と呼ばれた姉だけが知る、妹の本当の願いとは。
これは、妹を失った公爵令嬢が、悪女の汚名を背負ったまま王国の嘘を暴き、冷たい公爵に不器用に愛されながら、自分自身を赦していく物語。
文字数 512,583
最終更新日 2026.07.14
登録日 2026.06.14
大学二年生の五反田泰平は、ネットカフェでアルバイトをしながら、生活力ゼロの幼馴染・楠木アゲハと同居生活を送っていた。
そんなある日、バイト先に現れたのは、小学四年生以来、10年ぶりに再会する初恋の相手――木下琴葉。
大人になった琴葉は、誰もが振り返るほどの美少女へと成長していた。
「せっかくだし、このあとご飯でも行こうよ」
夢のような再会に舞い上がる泰平。
しかし、その様子を知ったアゲハは、まさかのGPSで泰平を追跡し、待ち合わせの店へ乱入!
「その女、誰?」
「あなたこそ、たいちゃんの何なの?」
10年ぶりに現れた”正ヒロイン”と、10年間ずっと隣にいたダメ系幼馴染。
火花を散らす二人に挟まれた鈍感主人公の、賑やかで少し切ないラブコメが始まる!
火木日 11時更新予定。
※あらすじと表紙にAIを使用しております。
文字数 27,691
最終更新日 2026.07.30
登録日 2026.07.12
剣と魔法の国オルランディア王国。坂下莉愛は知らぬ間に神薙として転移し、一方的にその使命を知らされた。
そこは東西南北4つの大陸からなる世界。各大陸には一人ずつ聖女がいるものの、リアが降りた東大陸だけは諸事情あって聖女がおらず、代わりに神薙がいた。
予期せぬ転移にショックを受けるリア。神薙はその職務上の理由から一妻多夫を認められており、王国は大々的にリアの夫を募集する。しかし一人だけ選ぶつもりのリアと、多くの夫を持たせたい王との思惑は初めからすれ違っていた。
リアが真実の愛を見つける異世界恋愛ファンタジー。
基本まったり時々シリアスな超長編です。複数のパースペクティブで書いています。
気に入って頂けましたら、お気に入り登録etc.で応援を頂けますと幸いです。
連載中のサイトは下記4か所です
・note(メンバー限定先読み他)
・アルファポリス
・カクヨム
・小説家になろう
※最新の更新情報などは下記のサイトで発信しています。
https://note.com/mutsukihamu
※表紙などで使われている画像は、特に記載がない場合PixAIにて作成しています
文字数 1,069,666
最終更新日 2026.04.30
登録日 2023.02.04
5月4日
グザルの母親の年齢を間違えていたため修正しました。32→35です(ᴗ͈ˬᴗ͈⸝⸝)
アッシュフォード王国の北方に位置する領土は、雪山に囲まれているため、王都からは隔離された領土だった。
この地の領主は、ギルフォード辺境伯だった。王都では、大男で有名で女性からは野獣と称され敬遠されていた。
それが原因で、王都には極力近寄らず、 余程のことがない限りは、領地を出ることも無かった。
王都では、王太子に婚約破棄された侯爵令嬢が旅立とうとしていた。両親は無関心で気にもとめず、妹はほくそ笑み、令嬢は1人馬車に乗り込み、辺境伯の元へ嫁いだ。
18歳の少女は、29歳の大男と共に幸せを掴む。
※素人作品です※
1月1日
第2話 第3王子→王太子に修正しました。
文字数 14,036
最終更新日 2021.05.02
登録日 2020.12.29
【あらすじ】
高校三年生の椿叶太には女子からモテまくりの幼なじみ・五十嵐青がいる。
二人は顔を合わせば絡む仲ではあるものの、叶太にとって青は生意気な幼なじみでしかない。
そんなある日、叶太は北村という一つ下の後輩・北村から告白される。
青いわく友達目線で見ても北村はいい奴らしい。しかも青とは違い、素直で礼儀正しい北村に叶太は好感を持つ。北村の希望もあって、まずは普通の先輩後輩として付き合いをはじめることに。
けれど叶太が北村に告白されたことを知った青の様子が、その日からおかしくなって――?
※本編完結済み。後日談連載中。
文字数 94,695
最終更新日 2025.08.31
登録日 2025.08.09
秋葉原の雑居ビルの一角で「デジタル遺品整理屋」を営む北村拓巳。
彼の仕事は、亡くなった人物のスマートフォンやPCの強固なパスワードを解除し、遺族の希望に応じてデータを抽出、あるいは完全に消去すること。
普段は無気力でジャンクフードばかり食べている彼だが、その正体は元・警視庁サイバー犯罪対策課のトップエースだった。
ある日、交通事故で亡くなった少年のスマホロック解除を依頼された北村は、データの中から事故ではなく「いじめによる他殺」の証拠を発見する。
さらに最奥の隠しフォルダには、かつて北村の相棒の命を奪った因縁のハッカー集団の痕跡が残されていた。
「法で裁けないなら、俺のやり方でやる」
死者を陥れ、遺族を嘲笑う悪党どもを、北村は警察すら手出しできない圧倒的なハッキング技術で追い詰め、社会的地位や隠し資産をすべてネット上にさらし、社会から「完全消去」していく。
警察官、裏情報屋、天才ハードウェアエンジニア、敏腕弁護士、フィジカルハッカー、プロファイラー、潜入ジャーナリスト――。
過去のトラウマを抱えた北村は、それぞれ異なる得意分野と魅力を持つ美女)たちと裏で手を組み、無念の死を遂げた依頼人たちの「裏の顔」を整理しながら、巨大な闇へと立ち向かっていく。
現代のネット社会の闇を暴く、痛快サイバーサスペンス×現代版・必殺仕事人!
文字数 97,420
最終更新日 2026.09.11
登録日 2026.08.12
👻あらすじ👻
血のように染まった春の夕空の下での出来事だった。大学生の僕こと形木原広一は、人気のない住宅街を、右へ左へと死ぬ気で駆け抜けていた。いい大学生が何を必死に、って笑うかもしれないけど、仕方ないだろ。……だって、だって今まさに背後から、女幽霊あるいは都市伝説こと、【口裂け女】が迫って来ているんだからっ!
👻主な登場人物👻
・三玉信安《みたまのぶやす》:三十三歳、肥満で超がつくほどのブ男。極めて特異な霊的体質を持つ。
・形木原広一《かたぎはらひろいち》:十九歳、大学一年生の男。衣冬市の北風大学に在籍する。
・屋敷玲《やしきれい》:見た目はニ十歳後半の容姿端麗の和装の女性。衣冬市の古屋敷に住んでいるが……。
👻更新予定👻
毎週【月・水・金曜日】の二十時
文字数 38,315
最終更新日 2026.03.25
登録日 2026.02.27
「お前は正しすぎる。この家にはいらない」
侯爵家の負債を立て直し、領地を救い、兄が署名しかけた危険な契約の罠まで見抜いた令嬢リディア。
しかし父には疎まれ、婚約者からも、
「君は有能すぎる。妻には向かない」
と婚約破棄され、家を追放されてしまう。
そんな彼女の行き先は、王国最北端。
そこを治めるのは、四十を過ぎた傷持ちの元軍参謀、ヴィクトル・ヴァルツァー辺境伯。
何人もの令嬢を花嫁候補として迎えながら、全員を妻にせず送り返してきた「偏屈な男」だった。
ところが、リディアの招請状にはこう記されていた。
『招請者指定候補 リディア・グレイスフォード』
なぜか彼女だけが、辺境伯本人から名指しされていたのだ。
北境へ着いたリディアを待っていたのは、甘い歓迎ではなかった。
「道中の雪解け水はどうだった」
「東の村の煙突の数は?」
「護衛の馬の消耗は?」
顔も持参金も見ず、彼女の実務能力だけを試したヴィクトルは、静かに告げる。
「なるほど。君は飾りではないな」
生まれて初めて、自分の能力そのものを認められた。
――その直後。
「だが、君を妻にする気はない」
では、なぜ私を名指ししたのですか?
やがてリディアは知る。
「送り返された花嫁候補」たちは没落していなかった。
商会主。
補給隊長。
学校長。
彼女たちは捨てられたのではない。
北境で実務を学び、資金と推薦状を与えられ、自分の人生へ「送り出されて」いたのだ。
そしてヴィクトルがリディアを呼んだ本当の理由は――。
『単なる救済対象にあらず。採用候補として招請』
追放された有能令嬢が、帳簿と現場を見る力で北境を救い、彼女を捨てた実家を見返していく。
一方、誰よりもリディアを尊重する偏屈辺境伯は、彼女を愛しているからこそ手放そうとして――。
必要だから残るのではない。
救われた恩があるからでもない。
どこへでも行ける私が、それでもあなたを選びます。
追放ざまぁ×有能ヒロイン×四十代イケオジ辺境伯。
不器用な年の差じれじれ恋愛と、女性の自立を描くハッピーエンド。
全16話完結の中編。
文字数 58,388
最終更新日 2026.07.17
登録日 2026.07.10
京極はかつて大学で研究職を勤めていた。専門はいわゆる超能力。幸運な偶然により、北川という心を読める能力を持つ少年と知り合った京極は、研究と解明の躍進を期した。だがその矢先、北川少年ととても仲のいい少女が、鉄道を狙った有毒ガス散布テロに巻き込まれ、意識不明の長い眠りに就いてしまう。これにより研究はストップし、京極も職を辞する道を選んだ。
いくらかの年月を経て、またも偶然に再会した京極と北川。保険の調査員として職を得ていた京極は、ある案件で北川の力――超能力――を借りようと思い立つ。それは殺人の容疑を掛けられた友人を窮地から救うため、他の容疑者達の心を読むことで真犯人が誰なのかだけでも特定しようという狙いからだった。
文字数 29,627
最終更新日 2022.05.23
登録日 2022.04.30