「視界」の検索結果

全体で268件見つかりました。
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恋愛 連載中 長編
ヘルクラウドという世界にある始まりの洞窟の守護者であるゴブリンの王が冒険者によって討伐される。この世から王の存在は消えるはず.......だった。だがゴブリンが目を覚ますと視界に入ってきたのは見たことのない高層建築物の森。そして全裸でいた元ゴブリンの青少年に職質する警察官。ビルの壁をよじ登って逃げた先で1人の少女と出会う。       無知な肉食系の元ゴブリン(童貞)が送る 逆転生 青春ラブコメディ
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小説 185,352 位 / 185,352件 恋愛 56,300 位 / 56,300件
文字数 31,240 最終更新日 2019.01.31 登録日 2019.01.27
いつものようにダンジョン攻略に挑むブレイブは、どこにでもいる普通の剣士だった。 彼は到達した階層に本来いるはずのないモンスターと運悪く遭遇し、戦いに敗れて意識を失ってしまう。 そんなブレイブの体へ、ある人物が転生した。 その人物とは元の世界で自ら命を経とうとしていた廃ゲーマー、如月静流(きさらぎしずる)だった。 静流は目を覚ますと、自身がはまっていたRPGと似た世界へ転生したことに気づき、廃ゲーマーとしてのプレーヤースキルでモンスターを倒して危機を脱する。 しかし、静流にはそもそも転生願望はなく自殺願望しかなかったが、女神に無理やり転生させられた為、その状況に不満を持つ。 しばらくして体の主であるブレイブの意識が目覚めると、静流の視界が暗くなり、体の主導権がブレイブに移ってしまう。 ブレイブは地面に倒れているモンスターを見て、自分に宿った神が敵を倒してくれたのだと勘違いする。 神のおかげで自身のレベルも上がり、強くなったと考えたブレイブは、ダンジョン攻略を進めようとするがあえなく失敗してしまう。 その様子をしばらく見ていた静流だったが、ついに我慢できなくなるとブレイブに声をかけ、彼のやり方の問題を指摘する。 ブレイブはその指摘を受け止め、それから静流のアドバイスに従うことにする。 二人がお互いの夢を確認すると、ブレイブは「英雄になる」ことで、静流は「ブレイブの体から抜け出して死ぬこと」だった。 その夢を叶えるには、ダンジョンの上層で留まっているわけにはいかない。 二人は協力し合いダンジョン攻略を目指すことにしたのだった。
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小説 185,352 位 / 185,352件 ファンタジー 42,579 位 / 42,579件
文字数 80,093 最終更新日 2023.05.11 登録日 2023.05.01
ホラー 連載中 長編 R15
僕が兄を死なせてしまったせいで母さんは『神』に祈りを捧げるようになった。 母さんはきっと僕のことを許してくれないだろう。だけど僕はそんな母さんの心に最期まで寄り添ってあげたいと思った。 怪しげなセミナーを主催するセンセイと呼ばれる男。 徐々に洗脳され降霊術などのオカルトに傾倒していく母親。 現実と虚構の境界線が入り乱れ、狂い始める日常の中。死んでしまったはずの兄が視界の中に姿を現し始める…… そんな感じの話になればいいなと思っています。 作中要素 オカルト、電波、サイコホラー、アダルトチルドレン、ネグレクト、新興宗教、心理学、洗脳、催眠術などなど。
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小説 185,352 位 / 185,352件 ホラー 6,778 位 / 6,778件
文字数 54,241 最終更新日 2023.08.30 登録日 2023.02.06
俺は、どこにでもいる高校生、それと友達もいて、あと家族に兄妹は妹が2人いる。 あと俺の名前長友 勇希 2歳年下の妹が 長友 ミカ 上の妹と1歳年下なのが 長友 ユキ 毎日、喧嘩ばっかりしてるがそれなり充実した日常を送っていた。 突如それは起こった ある時俺は夢を 見たとても残酷この世界とは別の、 目がさめるとそのことは思い出せない、、、いつも通りの朝が来る、妹に 起こされる「お兄ちゃん起きて!」 下の妹が俺の布団の上にのって起きろっと言ってる、、、情けない兄だ、、、 その後起き上がって朝飯を妹たちと食べて制服に着替えて、玄関からでると、 見慣れた顔立ちの少女が制服姿で待っていた、この少女は幼馴染の山崎 スミカ 「いこっ」 おう、 学校はそう遠くない場所にある、 いつも通り学校の授業、、、だが、 突如それは姿を現した、、、 それは100メートルはあるだろうとされる大樹だった、その瞬間、爆発音が鳴り響き、地震が起きた、、、すると周りは 霧に包まれ視界が見えなくなり、気を失ってしまった、、、、
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小説 185,352 位 / 185,352件 ファンタジー 42,579 位 / 42,579件
文字数 3,055 最終更新日 2018.08.23 登録日 2018.08.11
主人公·南 光(みなみ ひかる)は市立中学に通っている学生の一人である。高校受験を控えたある日、自宅に届いた一冊の本。中身が気になって光が読もうとしたその瞬間、強い光が視界埋め尽くす!!!思わず目を閉じた光が次に目を開けた時、そこには見たこともない大自然が広がっていた···! 中3の男子が繰り広げる異世界無双ファンタジー、乞うご期待!!!
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小説 185,352 位 / 185,352件 ファンタジー 42,579 位 / 42,579件
文字数 13,633 最終更新日 2020.01.24 登録日 2020.01.06
※こちらの小説は【小説家になろう】様にて現在、第81部以降が連載されています。 誤字脱字など読む際に支障が無ければ少しずつ直していく予定です。 【純白の天使を真っ白な世界に描けたなら 俺はそれだけで良かったのにな____】  小説家兼イラストレーターを目指す、主人公の少年はある夜の日、視界に銀髪の少女が映る。  「私の命は残り2年________それでも私を描きたいの?」  「たとえ二年でもいい____俺が君の最後の最期まで描き続けるから________」 少女の寿命は残り2年 少年の右手が使える期間は後2年  互いの望みはあの夜の日に約束され、二人は一つの物語を歩いていく。  これが本当に正しかったのか。  生きる意味とは何だったのか。  二人の運命に何が待ち受けているのか。  夢を求めた少年と、希望を見つけた少女の旅が始まった。
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小説 185,352 位 / 185,352件 ファンタジー 42,579 位 / 42,579件
文字数 14,255 最終更新日 2019.10.28 登録日 2019.07.11
光る窓、輝く海、開くドアから流れ込む人。そんな光景が私の中では当たり前になっていた。いつものように、私は遅刻ギリギリの8:20の電車に乗る。なんの変哲もないただの平日、眠気と怠さと闘いながら私は学校へと向かう。最寄りから学校へまでは大体一時間ほどかかる。イヤフォンをしながら私は窓の外を見て時間をすごした。ただただ、外を眺める。そんな日々が私の日常だ。外ではもうマフラーや手袋をして防寒具を身につけるほどの寒さだ。歩く人々の吐く息が白い。今年もこの季節が来たかと私は思いながら、乗り換えの駅に着く。 少し前に戻るが、私がなぜ遅刻ギリギリの時間に乗るのかには理由がある。それは、1年前の秋、バスの中で隣に立っていて、同じ制服を着た青年に私は一目で恋に落ちた。こんな感情は私にも初めてで胸がはち切れそうだった。その日から私の視界には彼しか映らなかった。朝起きた時も、いつものように何の変哲もない電車の時間も、授業中にも、何をしていても私の頭の中には彼がいた。毎日毎日考えるのは彼のこと。私はその気持ちを抑えることは出来なかった。こうして私はいつもあの時間に電車に乗ればバスで会えると思い今に至る。 電車やバス、そしてすれ違う時にも目があったりしていて、私はこれはチャンスなのか?…。彼も私の存在を知ってくれているのか?……と思っていた。 しかし、彼に恋をしてもう1年程経つが、未だに話せていない。クラスも離れていたりするため、話しかけることが出来ない。1番の問題は自分で極度の人見知りであるからだ。好きな人にも話しかけることが出来ないというのは我ながら恥ずかしい。それなのに…いきなり付き合うとかそんなことあるのか?…とそんな思いを抱えていると友達から悲報が入ってくる。それは彼に彼女が出来たということだ。けれど、彼とその彼女という子が帰っているのは見たことがない。きっと噂だ…そう思っていたのに…。クリスマスに私は失恋した。2人が一緒に帰っているのを目撃してしまったからだ。失恋とは本来なら告白して振られることだが、私は何もしていないため一方的に失恋したと思っているだけかもしれない。けれど、私は動揺してしまい、友達の会話も聞き取れないほど、ショックを受けたのだった。その夜自然と彼女のSNSが回ってくる。見るのは辛かったが、彼氏彼女の関係ではありませんようにと不覚にも思ってしまった。しかし、そんな私の思いも簡単には届かず、そこには2人がくっついて写真を撮っている写真が投稿されていた。その瞬間一気に後悔と自分への苛立ちが頭をよぎった。"彼女は自分の気持ちをぶつけて、付き合うことになったんだ、自分にとやかく言う権利はない"と…。こうして、私の1年越しの片想いは後悔と終わってしまったのだ。 私は、もうこんな恋をすることは一生ないと思う。次の恋に早く進みたいな…… こうして今日も私は、平凡に生きる。
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小説 185,352 位 / 185,352件 恋愛 56,300 位 / 56,300件
文字数 1,195 最終更新日 2020.12.26 登録日 2020.12.26
人間の闇が作り上げた二十歳の自称「偽物」。「偽物」が「偽物」へ持つ感情を悲しいと捉えるか、儚く美しいと捉えるか。貴方の視界の色を確かめてみて下さい。
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小説 185,352 位 / 185,352件 エッセイ・ノンフィクション 7,832 位 / 7,832件
文字数 646 最終更新日 2022.01.22 登録日 2022.01.22
大陸の大部分が、視界の効かない『霧』で覆われた世界… 世界で唯一の泉を有する島を起点として、七つの島が薔薇をかたどったように構成された世界… 行き来することのできない、この二つの世界を舞台に物語は進行する。 互いを認識することのない二つの世界 二つは交わらないはずだった しかし、状況はある少女の出現により一変する。 霧の中からやってきたという、記憶喪失の少女。 晴れない霧の謎。 行き来できない世界。 命のつながり。 彼女は何を思い、何を感じ、何を選び… 世界はどんな答えを出すのだろうか。
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小説 185,352 位 / 185,352件 ファンタジー 42,579 位 / 42,579件
文字数 9,975 最終更新日 2017.08.31 登録日 2016.04.25
俺の瞳の中には、糸くずのような精霊ツァルが棲みついている。 視界を漂うそいつはすごく目障りだし、いちいち口うるさくてうっとうしい。 逆らえば記憶を喰うと脅されて、俺は仕方なくツァルに言われるまま、旅をしているわけだけれど――。 ツァルの目的が達成されれば、俺は解放されて自由になれる! ツァルは自らの目的を達するため、俺は自由の身を得るために。 俺たちは旅の終わりを目指す! ※この小説は小説家になろうさんで完結済みです
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小説 185,352 位 / 185,352件 ファンタジー 42,579 位 / 42,579件
文字数 116,554 最終更新日 2019.09.16 登録日 2019.08.12
 平凡な高校生だった主人公、湯川彩希。  ある日突然、彼女の視界に入ってくる人全員の頭上に数字が表示されるようになった。その数字は多くの場合二桁で、小さい人で0,多い人では100に近い数字まで。  その数字について彼女なりに分析した結果、彩希は人々の頭上の数字がその人の残りの寿命である可能性が高いと結論付けた。  そんな彩希には高校入学直後に一目惚れしてからずっと片思いをしている相手がいた。そして片思いの相手である清沢くんの頭上に表示されている数字はなんと「0」だった。  大好きな清沢くんを助けるために彩希は……
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小説 185,352 位 / 185,352件 恋愛 56,300 位 / 56,300件
文字数 12,629 最終更新日 2023.12.31 登録日 2023.12.27
BL 完結 短編 R18
姿見に映る女子生徒姿の自分を見て、俺は戦慄した。 (何故だ、何故、どうしてこうなったっ!?) 「そろそろ観念しろ、葵(あおい)。抗ったところで、もう始まったものはしょうがないだろう?」 反射的に逃げ出そうとした俺はあっさりと組み伏せられる。 見上げて視界に入ったのは、真っ黒でさらさらなストレートの髪をポニーテールにしている美少女――いや、その外見は詐欺で、中身は紛うこと無き男であるルームメイトだ。 「だっておかしいだろっ!? ここは女子高なんだぞっ!」 ---------------- ※ムーンライトノベルズ、カクヨムにも掲載中 ※念のためにR18にしましたが、かなりマイルドです。
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小説 185,352 位 / 185,352件 BL 24,015 位 / 24,015件
文字数 22,250 最終更新日 2019.03.08 登録日 2019.02.28
恋愛 完結 ショートショート
視界の端で透き通る髪が揺れた。
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小説 185,352 位 / 185,352件 恋愛 56,300 位 / 56,300件
文字数 425 最終更新日 2023.07.27 登録日 2023.07.27
恋愛 連載中 長編
初めまして!ちえりです。 「それは禁忌の魔法」を開いてくださり、誠にありがとうございます。 この作品が初投稿となります! 幼稚な文章ですが、楽しんでいただければ幸いです。 私、神崎 美華は、荒川高校に通う、2年生。 今日は、放課後先生の補習を受けるため、教室で1人、ボーっと扇風機を眺めながら先生が来るのを待っていた…… …そう、10数秒前までは、ただボーッと。してて… いきなり天井にある扇風機がフル回転。視界が真っ白になり、私は扇風機に吸い込まれていった たどり着いた場所は異世界らしき所。 そして気付くと、目の前にはイケメンが。 「お前は、あのお方の孫にあたる。 つまりそう、魔道士になれ。」 こ、声もイケボ…って、ちがーう! 「は、はぁああ?!いやいやいや、つま りって、話繋がってないから!」 わ、私、どうなっちゃうの? なんか色々巻き込まれちゃう予感… ───「ね、お姉ちゃん、この世で使っちゃいけない3つの禁断の魔法、知ってる?」 「ええ。なになに、教えて?」 「んとねー、暗黒死の呪文と、無限回廊の呪文、後ね…」 「その人しか愛せなくさせちゃう、死の魔法よりも重いとされている── ──“愛鎖心中”だよ。」
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小説 185,352 位 / 185,352件 恋愛 56,300 位 / 56,300件
文字数 1,007 最終更新日 2017.05.14 登録日 2017.05.14
ホラー 連載中 短編 R15
新米刑事の朝羽 花菜は、殺人鬼の岬 浩二を追っていた。 現場周辺が包囲されている中、追われた殺人鬼は濃霧に包まれた樹海に入り朝羽達も追った。 視界が晴れない状況で先輩刑事と共に捜索していると、一瞬の隙を突かれ朝羽は岬に人質として捕まったが……
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小説 185,352 位 / 185,352件 ホラー 6,778 位 / 6,778件
文字数 3,956 最終更新日 2022.02.21 登録日 2022.02.10
熱中すると、他の事が全く視界に入らないゲーマー。 ごく普通の中学生の女の子 真央 寝坊して学校に行く途中で事故に遭い 転生した先は、 前日までゲームしていた世界の 魔王の幼少期!? 悪逆非道の人生なんて歩みたくない! 魔王へのルートを回避して、楽しく過ごしたい!! 新作は、流行りの転生モノに初挑戦! 「魔王様のおなーりー!!」
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小説 185,352 位 / 185,352件 ファンタジー 42,579 位 / 42,579件
文字数 76,974 最終更新日 2024.01.04 登録日 2021.10.19
無意識に........誰かの手を取った。 途切れる視界にはひとひらの桜。 最後の音は、鳥の声。 徐々に........暗転する視界。 気付いたら……赤ちゃん?! そして、日本では無い?!異世界?! ん?辺境伯家?魔法あり?魔物?魔王? 王族?パーティ? 重大事実........食事が........「マズーイ!!」 食事概念に驚き、家族の愛情も驚き........ 何もかもが........驚きの連続!! 私がチート?いやいや……努力で勝ち取る。 ちょっとチート気味な前世は日本生まれ日本育ち一般庶民26歳社会人の女主人公がお送りする異世界転生物語。 異世界に料理革命を……。 そして、夢を叶える?べく、美味しいマイライフ三昧。
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小説 21,296 位 / 21,296件 ファンタジー 8,271 位 / 8,271件
登録日 2019.03.09
最近、リアルな夢を見続けているサラリーマンの男の話。仕事は順調であり、人からの評判屋もいい。会社の誰よりも順風満帆な生活を送っている。というのも、順風満帆な生活は最近の話である。その理由は、彼の見る夢が全て正夢となるようになったからだ。最近の夢はどれも良い夢で、調子がドンドン上がっていく。さて、彼の次の夢は一体なんなのだろうか。
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小説 185,352 位 / 185,352件 ホラー 6,778 位 / 6,778件
文字数 2,247 最終更新日 2021.07.15 登録日 2021.07.15
意識を覚ますも体の感覚はなく、記憶も朧気で思考することがどうでもよく感じ再び眠りにつく。 起きると真っ白な部屋にいた。そしてそこにいるある人を自然と見てしまう。それを見ていると何故か心苦しくも感じてしまうのだが、ただそれをずっと眺めていたかった。 だけど意志を無視するように視界が黒くなり何も見えなっていき、これは夢なのだと理解し諦めてしまう。 目覚めると記憶にない洞窟で目を覚ます。記憶とは全く違う世界で幾つかの記憶を無くした子供は目的を探し、目的を果たすために進み行く。
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小説 185,352 位 / 185,352件 ファンタジー 42,579 位 / 42,579件
文字数 310,447 最終更新日 2021.10.02 登録日 2021.09.11

安部公房を知る前に書いたんです、本当なんです、信じてください。以下あらすじ。 主人公、「私」は眼球内側表面が鏡面のように濁ってゆき、最終的に網膜が剥離するという原因不明の病に侵されていた。発症し始めは自身から視界が奪われることを恐れていたが、片目の視界が拡散された光の白さだけになった時に視界が奪われるのが怖いのではなく、現状の視界の余りの刺激が気に食わないだけなのではないかと思い始める。  片目の視界が完全に奪われ、もう片方の白み方が微塵も外界を認識させないほどになった頃には、変化のない平坦な刺激に耐えられず、目の前に常に立ちはだかる壁の内側に「僕」として想像の主人公を作り出して気を紛らわしていたが、やはり精神的な発作は収まることを知らずに、「私」の楽しみは視界を完全に失い壁が消滅する網膜剥離の瞬間のみになっていった。  しかし、待ちに望んだその瞬間、不要になった「僕」が消滅して盛大に幕が引かれたすぐその後、「私」は空いていた病室の窓から誤って落下して死んでしまう。
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小説 185,352 位 / 185,352件 現代文学 7,939 位 / 7,939件
文字数 5,076 最終更新日 2017.12.29 登録日 2017.12.29
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