「かい」の検索結果
全体で6,978件見つかりました。
慣れた職場に慣れた仕事に、馴染んだ自分の過ごし方。
だんだん楽な方へと流されて一人で生きるペースもスペースも出来つつある30過ぎ。
そんな春よりちょっとだけ先に打診された異動、もちろん断る選択肢はなかった。
ただもう少し詳しく教えてほしい。
よく分からないまま受け入れて、研修らしき一ヶ月を経て落ち着いた場所。
新しい上司に新しい部屋に新しくできた後輩。
すべてが素晴らしい!なんてことはもちろんなく。
元同期の向かいに愚痴を吐き出して過ごすことが増える。
人は学習する生き物で、成長する生き物で。
たとえそのペースが遅くて、たとえスタート地点に並ぶには程遠いレベルだとしても。
ヒトならばいつかは期待に応えてくれるだろう・・・・。
江戸川 創。
異動してきた場所で今日もため息を小さく吐き出して仕事をしてます。
そんな三十路男と新人雀がなんとかなる話です。
文字数 140,077
最終更新日 2020.07.30
登録日 2020.07.03
令和元年、2月22日は俺……中居悠貴(なかいゆたか)とナオちゃんが付き合って1年の記念の日なんだ。
だから定時前にその日の仕事をすべて済ませたのに……陰で狂犬課長と呼ばれている竹富(たけとみ)に莫大の書類を渡されて残業決定になった。
定時を知らせるチャイムが鳴り、ゴン主任……福原権兵衛(ふくはらごんべえ)とイチャイチャして帰る竹富を恨めしく思っていると、伊月先輩……山中伊月(やまなかいつき)が協力してくれることになる。
救世主により2時間で終わらせた俺が自宅に帰るが、そこにいたのは-ー。
そして、俺とナオちゃんには秘密があるんだ。
文字数 14,199
最終更新日 2020.09.28
登録日 2020.07.04
「エリアナが婚約!? 馬鹿な……取り返さなくては!!」
「え?」
「こうしちゃいられない。ルシア、君との婚約は破棄させてもらう!!」
「ええ?」
「エリアナ~! 目を覚ますんだぁ~っ!! 愛してるぅ~ッ!!」
こうして私ウィッカム伯爵令嬢ルシア・フラトンは婚約破棄された。
マーニー伯爵令息ブランドン・コーンウェルは幼馴染を愛していたのだ。
ブランドンの幼馴染ソマーズ伯爵令嬢エリアナ・パターソン。
そのエリアナに求婚したクレヴァリー伯爵レナード・マッコーコデール。
手を取りあって見つめあうふたりに突っ込んでいく、ブランドン。
「みっともない。お前に魅力がないせいで恥をかいたぞ!!」
兄エドウィンは私を責めた。兄の婚約者イヴェットは私を嗤った。
「大惨事だ。エドウィン、イヴェット。ルシアを頼む」
父は大慌てで事態の収束に務めた。
なんといっても私たちはロイエンタール侯爵家の昼食会に招かれている身。
スキャンダルを起こすなんて言語道断……なのに。
「あなたのせいよ、ルシア」
イヴェットの目が悍ましく煌めく。
私は罰として、衣装室に閉じ込められてしまった。
「大丈夫かい? 恐くないから、出ておいで」
助けてくれたのは、ロイエンタール侯爵令息ドミニク・ハイムその人だった。
でも、私は彼の優しさを信じられなくて……
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『「華がない」と婚約破棄された私が、王家主催の舞踏会で人気です。』のドミニク卿の物語です。
この物語だけでお読み頂けます。
文字数 22,798
最終更新日 2021.08.29
登録日 2021.08.21
生まれつき大きな魔力を持って生まれたミリア。
魔力が大きすぎて小さな魔法でも大爆発!
そんなミリアが、このエンティルスと呼ばれる世界に3人しかいないとされる魔道士の最高位、『大魔道(アーク)』の階級を目指し、今日もひたすら修行に励む。
類まれな才能を持つが全く生かせていない魔道士の卵。
そんなミリアは今日も友達と一緒に一流目指して頑張ります!
登録日 2021.09.21
私は今日死のうと思い、この崖に立つ。
轟々となる風はまるで、地獄へ早く来いと急かすように私を誘う鬼どもの叫びのように。
生きていてもまた地獄
地獄に行ってもまた地獄
自殺するのだから仕方がない。
あー、私はなんでこんな人生を歩んできてしまったのか。
私の腹ワタは、恨みの業火で煮えくり返っていた依然とは違い今は、死えの恐怖から、体が震え、、
真冬の吹雪にティーシャツ一枚で佇む人のように震えていた
崖の下を覗けば、先に逝った亡者達がお前も来いと囁く。
風は凄い吹き付け、私に威嚇する
行きたくない逝きたくない生きたくないと私は自分と葛藤し
恐怖のあまり震えた足は。まるでこの世界に触れてこの世界を拒絶しているような。
拒否反応を起こしているように震えている
実際、寒かったのだが
はて、そうこう死のうと死のうと地獄への押し問答をしていると後ろから、死神が声をかけてきた
君死ぬのかい?
私は崖の上で1時間近くこの地獄への切符を手に入れるたった一人の行列に並んでいたのだが後ろに人が並んで来た。
私は早く逝かなきゃ早く逝かなきゃと焦るが勇気が出せぬ。逝こう逝こうと思うが足が震えて力が出ない。
死ぬ前に私の話を聞いてくれないかとコートを着て帽子を被り、下を俯き佇む死神が私に声をかける。
私は、止めても無駄ですからねと強気で答えるが、一時間も崖の上で震えていた意気地のない私は説得力もなくあの死神に声をかける
死神は、笑った
ちょうど貴方みたいな人を探していたと彼は言う
私は振り返りコート姿の男を見る。全身の皮膚が見えないように包帯を巻かれており、テーマパークのお化け屋敷にいそうなミイラ男のような彼は囁く。
貴方をこの世界から消すことが出来ます。
私は自殺を手伝ってくれるありがた迷惑な奴かと思った。どうせ自殺する人間を崖から落として楽しむ奴だと、コイツは死にたい人間をただ殺したい死神だと、正義感ぶって死にたいやつを助けたいから死なせてあげるみたいな早く逝かせてあげてスッキリさせようとする偽善者なのか?
私は、軽蔑した眼差しで見たが、自分では死ねない私にも軽蔑した。
虚しく虚しくただ立ち尽くした。ボーと情けなくボーと
その間に、まるで電光石火のように私の前に立つミイラ男は私に悪魔の契約をする
私は未来から来たのです。そう私は未来人なのですと
頭のおかしい奴だと思ったやばい奴だと自殺する人間に話をかけるのだ。
偽善者か殺人鬼ぐらいだろうと思っていたがそうではなかった。
私を殺して下さい。そうすれば私は貴方をこの世界から消してあげますので
というのだ。
そうこの一言から私の人間としての人生は終わり。
人生の地獄から解放された魔物と化すのだ。
人間とは一体なんなのか
文字数 12,861
最終更新日 2022.02.09
登録日 2022.01.24
物語の舞台は、不思議な魔法や不思議なモンスターが存在する世界。その中でひときわ輝きながら発展する光の国という大国にて、心優しい女の子──メイプルはモンスターを預かるお仕事をしていました。パートナー妖精のシロップや、カエルになってしまった行商人のポポなど、ゆかいな仲間たちに支えられながら、光を怖がるユニコーンや、傷つくことを嫌がる不死鳥、傷ついてしまった人魚や、居場所のないドラゴンの子どもなど、メイプルはさまざまな事情を抱えるモンスターたちと向き合う日々を送っていました。しかし、その間にも、遠く離れた場所にて光の国は同じくらい大きな国である闇の国との対立を深め、どちらが正しいのかを決める戦争を行っていたのです。日を追うごとに、ゆとりのなくなっていく光の国で、モンスターたちを取り巻く空気もまた少しずつ変わっていきました。そんな時代の荒波の中、メイプルはある決断を下したのでした。
文字数 92,871
最終更新日 2025.07.31
登録日 2025.07.16
「行くところが無いのならば、ここで暮らしてみるかい?」
都市部にある家から家出してきた少年、アランと、森に暮らす獣人タビが織りなす日常の物語。
これは、あなたの心を温める物語。
文字数 2,047
最終更新日 2021.07.19
登録日 2021.07.18
人類が一人を残して滅亡した世界。
唯一の生き残り、昏仕儀(くらしぎ)タカカミはギャンブル中毒のどうしようもない男。
彼は破滅した世界で人類が滅んだ過程をカセットテープに記録していく日々を送る。
彼の身に起きていた出来事とは?
そして彼は如何にしてこの世界を滅ぼしたのか?
物語は彼の記憶より綴られる。
――『称えられし二十五の儀式』。私はそれに参加し、そして誓いました。儀式を生き抜いて蒼き星の神になると誓ったのです
全てが唐突に始まった『称えられし二十五の儀式』。
参加する彼は現状を打破する力を求め、命を懸けて戦いに臨んだ。
時には知恵を振り絞り、時にはその命を削りながら。
やがて戦いの中で明かされていくタカカミの過去。そこに人間の醜さを知る。
やがて彼は戦いの果てで現実を突き付けられる。さらにその先で起きた一つの出来事が人類破滅のトリガーとなる。
貴方が全てを知りたくば、彼の声に耳を傾けるしかない。悪人である彼の声に。その叫びに……嘆きに。
無数の正義の刃にただ一人立ち向かい、現在を壊すことを選んだ『悪人』の異能力バトル物語、開幕。
※この作品はフィクションです。作中で描写される人物、出来事、土地と、その名前は架空のものであり、土地、名前、人物、または過去の人物、商品、法人とのいかなる類似あるいは一致も、全くの偶然であり意図しないものです。
※気軽に応援、コメントしていただけると嬉しいです。文章がおかしな部分、誤字脱字、気になる点などありましたら感想などに書いていただけると幸いです。
※カクヨムにも掲載済みです。お好きな媒体でお読みください。
登録日 2023.10.04
「俺がハグして、チョコの代わりに先輩を癒します!」
書店員の海峰(かいほう)帆希(ほまれ)は、店長代理を任命される。
激務に追われる彼には、癒しと疲労回復のためのチョコレートが欠かせない。
だがある夜、後輩の空丘(そらおか)虹哉(こうや)が、最後のひとつぶを食べてしまう。
怒り狂う海峰に、空丘はお詫びにハグで癒すと言ってくるが……?
*
ええ年した大人の男たちがボケとツッコミの応酬をしながらイチャつく、ウルトラハイパー健全なBLです。
文字数 11,088
最終更新日 2024.11.30
登録日 2024.10.28
キャラクター紹介
界 司【さかい つかさ】:高校二年生。本作の主人公。痛い。
高比良 結子【たかひら ゆうこ】:高校二年生。本作のヒロイン。
鴻 千綿【おおとり ちわた】:高校二年生。本作の陽キャ♀。
山田 春【やまだ かすが】:高校二年生。本作の陽キャ♂。
雪白 七子【ゆきしろ ななこ】:高校二年生。本作の川柳少女。
界 都【さかい みやこ】:高校二年生。本作の主人公の妹。マイペース。
文字数 4,420
最終更新日 2025.04.01
登録日 2025.03.22
女子高生である遥はVRをプレイしたことのないレトロゲーマーである。従兄に誘われて初めてのVRを楽しもうと《ジェネシス――13》のプレイを決めるが、そこへ運営側も知らない「孤高の魔女」なるバグから「ログアウト不可能」ということを告げられてしまった。 βテスターやベテランプレイヤーたちが孤高の魔女を倒そうと一致団結して協力する中、とある事情から遥はソロプレイを決意する。イケメンNPCたちに感動しつつ何とかソロで攻略を進めるが、同じようにソロで戦っていたプレイヤーたちが段々と集まっていき……。
※「乙女ゲースチルのような展開を含む『女主人公のMMO小説』があったっていいじゃないか」という鬱憤から連載。なかなか甘い展開にはなりませんし、結局のところ皆でわいわいとゲームを楽しむ話になります。
※毎週月曜までには更新できるかと。温かい目で見ていただけると、ありがたいです。
登録日 2015.04.09
公爵令嬢ヨランデは、婚約者に捨てられてしまいました。
ですが、彼女には救いの手が直に差し伸べられたのです。
それは、大して知己はないものの優しいと評判の隣国の王子ランドルフだったのでした。
優しく温かい日々が続く中、ヨランデは己の立場に気付くのでした。
文字数 7,279
最終更新日 2024.05.06
登録日 2024.05.04
【登場人物】
• 中田 景子(なかた けいこ・25歳)
都内のIT企業で営業職をしていたが、激務とハラスメントで心を病み退職。逃げるように祖母の生家がある田舎町を目指す。真面目で責任感が強いが、今は「何も考えたくない」と思っている。
• 柳田(やなぎだ・70代)
町の時計店「柳田時計店」の店主。頑固だが寂しがり屋。
• 少年(10歳前後)
町を走り回る少年。名前は「カケル」。
【舞台】
• 常凪町(とこなぎちょう) ※架空の町
山間にある寂れた元宿場町。夕日が最も美しく見える瞬間のまま、物理的に時間が止まっている。
【全体構成案(全10章・想定)】
1. 逃避行:景子が車で山奥へ向かい、奇妙な霧を抜けて町に到着する。
2. 永遠の夕暮れ:到着して数時間経っても日が沈まないことに気づく。住民たちの奇妙な「繰り返し」を目撃する。
3. 時計のない時計店:柳田との出会い。「この町に時計は必要ない」と告げられる。
4. 安らぎの正体:ハローワークも上司からの電話もない世界。景子はこの温かい停滞に浸り始める。
5. カケルの秘密:歳を取らない少年カケルとの交流。彼が「明日」を恐れていることを知る。
6. 綻び:景子のスマホのバッテリーが減らない違和感。記憶の風化。自分の名前すら曖昧になり始める恐怖。
7. 選択:柳田が明かす町の真実。ある悲劇を回避するために町全体が時間を止めることを願った過去。
8. 再始動の鍵:時間を動かすことができるのは「外から来た、まだ時間に縛られている人間」だけ。
9. 時計塔:住民たちの反対、あるいは葛藤を押し切り、景子は時計塔へ向かう。
10. 夜明け:時間が動き出し、夜が来る。景子は町を去り、自分の人生(時間)を再び歩き始める。
文字数 13,980
最終更新日 2026.02.08
登録日 2026.02.08
ある女の子を中心にしたそれぞれのキャラクターたちの、ほっとするような、あったかい短編小説集です。どうつながっているのか、それを探すのも楽しいかもw
文字数 4,485
最終更新日 2015.05.13
登録日 2015.05.13
ボウリング場には,匂いがある。
レーンオイルの無機質な香気と,冷房の循環する空気と,何百人もの人間が持ち込んだ生活の気配が混じり合った,あの独特の匂いだ。
その匂いの中で,今日も誰かがボールを手に取り,レーンに向かい,何かを手放す。
第一話「レーンの匂い」——貸靴係の桐島志穂は,指輪の日焼け跡だけを残した女性の手に気づく。
記録のない十二番レーン,戻らなかったシューズ,誰かの手のかたちに穿たれた指穴。
存在しないはずの人間の痕跡が,ボウリング場のあちこちに残されている。
生のにおいの中に,終わりの気配が漂っていた。
第二話「指のかたち」——週三回,同じレーンに通い続ける那須川澪は,左利きという孤独の中で,隣のレーンの男の音の変化を聞き取る。
崩れていく投球フォーム,財布の中に重なった神経内科の診察券,使い込まれた手袋の指先の擦り切れ方。
感覚が失われていくとき,人はそれでもボールを握り続けるのか。
澪は自分の手の甲に浮く血管を確認しながら,その問いの答えを探す。
第三話「ピンの立つ場所」——夫が死んで初めて,田中真依子はボウリング場の扉を開ける。
三年間,一度も語らなかった夫の秘密の時間が,ロッカーの中に残されていた。
スコアが下がり続けた手帳,擦り切れた手袋の指先,そして最後のページに残されたたった三文字。
真依子は,夫がなぜここへ通い続けたのかを,ボールを転がした瞬間に,静かに理解する。
三つの話は,独立している。
しかし同じ場所で,同じ匂いの中で起きた出来事として,互いに静かに呼応している。
指穴に肉が吸い付く感触,シューズの底が湿ったフロアを擦る音,重いボールを支える細い手首に浮かぶ青い血管——身体の質感に潜む謎を,透明な文体で描いた,静謐なオムニバスミステリー。
倒れても,また整然と立ち並ぶピンを,人はなぜ見に来るのか。
その問いだけが,三話を貫く一本の糸として,最後まで張り詰めている。
文字数 6,501
最終更新日 2026.03.31
登録日 2026.03.29