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本作は、拙作『パピヨン』の姉妹編にあたります。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/799357671/223920992
本作から読んでもお楽しみいただけますが、『パピヨン』の設定のネタバレが多数含まれています。
宙に浮く上層、平地にある中層、地下にある下層の三層構造の都市トリタヴォーラ。
上層の中でも高貴な身分の家に産まれたフロランス・ルクレールは、父親違いの幼い弟ロディを妬んでいた。
ある日、フロランスは弟に、パピヨンというアクセサリーが欲しいと冗談を言った。パピヨンは国宝だった。盗もうと企てるだけで、死罪に当たる。しかし、弟がパピヨンが安置される神殿に忍び込み、フロランスは窮地に陥った。
いずれ死罪となって、斬首されるくらいなら、死に方くらい自分で選びたいと思ったフロランスは、宙に浮かぶ上層から投身自殺を図った。
しかし、フロランスは死ななかった。フロランスはトリタヴォーラの中層に落下し、一命を取り留めた。フロランスはアンリエットと名乗り、自分を発見したフレデリクとシャルルの兄弟や、お節介焼きのおばさんたちに囲まれて、中層の五番通りで、新しい人生をやり直すと誓う。
やがてフロランス(アンリエット)は、自暴自棄な生活を送るシャルルのことが気になっていくが、その一方で……。
新しい生活と消えない罪をテーマにしたファンタジーです。
文字数 61,304
最終更新日 2025.01.27
登録日 2025.01.07
私、アリシア・ルイドルは幼い頃、以前の生であったアーリア・コールライドの記憶を思い出した。
前世の私は兄のユリシスを愛していた。
ユリシスも私のことを愛してくれていた、はずだった。
それなのに私が一方的に終わらせてしまった。
もしも、また、やり直せるのなら、今度こそは貴方を諦めたくない。
文字数 28,910
最終更新日 2025.05.07
登録日 2025.03.26
恋には満たない、でも友情と呼ぶには手にあまる想い。
——19世紀初頭、軍艦グレイワード。
海尉アランは、一等水兵のデクランと出逢い、
戦いと嵐のなかで次第に心を通わせていく。
静かに育まれる、階級差を超えた“絆”の物語。
登場人物
デクラン・オルーク/デック (水兵)
アラン・キャヴェンディッシュ(海尉)
スレッドゴールド/スレッド (下士官)
ロバート・ハーディ (海尉)
ヘイグ艦長
※ 本作に登場する聖書の引用は、
著者が個人的に翻訳・意訳したものです。
文字数 22,512
最終更新日 2025.05.16
登録日 2025.05.11
──私、ルチルアンナ・ローエンシュタインが一夜にして家族を失ったのは、冷たい雨が降る冬の日の事だった。
両親を失い、両親の友人であるユヴェーレン伯爵家に預けられることになったルチルアンナ(通称ルチア)は、ユヴェーレン家の男女の双子・姉ラピスラズリと弟ラズライトの話し相手兼世話係となる。
双子に懐かれ、ラピスラズリの家庭教師としても頑張るルチア。
しかしラズライトがルチアが担当する姉の授業にも度々顔を出すことを不思議に思っていた。
数年が経ち、ラズライトが貴族子息の通う寄宿学校に入学する前夜のこと。
中庭に連れ出されたルチアはラズライトからプロポーズを受ける。
五歳も歳が離れているラズライトからの突然の求婚に驚くルチアだったが、これは全ての始まりに過ぎなかった。
一途で健気でちょっぴり不穏なラズライトと聡明でありつつもどこか鈍いルチルアンナ。
長年に渡るひとつの初恋の物語。
※婚約破棄、ザマァ要素皆無の穏やかなお話です。
文字数 18,751
最終更新日 2025.08.07
登録日 2025.08.07
早朝。
バナナたちが台所で、バナナはおやつに入るかどうかの会議をしています。
登場人物
バナ太郎
バナ次郎
バナ三郎
性別不問、アドリブアレンジok
適宜一人称や語尾の変更を行ってください。
こちらは声劇用の台本として書いたものです。
内容が大きく変わらない程度の変更は構いません。性別は不問です。
こちらは別のサイトにも載せています。
動画・音声投稿サイトに使用する場合は、使用許可は不要ですが一言いただけると嬉しいです。
喜びます。
自作発言、転載はご遠慮ください。
著作権は放棄しておりません。
使用の際は作者名を記載してください。
時々書き直しを行う可能性があります。予めご了承ください。
文字数 1,438
最終更新日 2025.09.09
登録日 2025.09.09
夏の電車内、主人公は「カタン、カタンカタン」というレール音に、自分が社会の枠から外れていない安心を重ねていた。
女性のように美しい男性・雅との出会いで、女の子の服を着たいという秘めた憧れが揺れ動く。招かれた女装サロンで試着を勧められるが、一歩を踏み出せない主人公。
社会のルールは変わらない。けれど、自分の「役割」はいつでも変えられる──夕闇の中、レール音だけが遠ざかっていった。
文字数 4,825
最終更新日 2025.09.13
登録日 2025.09.13
舞台は、大陸の強国・瑞蘭(ずいらん)。名門・美家の最高傑作と称される妃・美淑(みすく)は、妃たちの教育係を務める傍ら、植物の理を読み解く「双華言(そうかげん)」としてその名を轟かせていた。
華やかな後宮に届けられる数々の花。それは時として愛の告白であり、時として死の宣告となる。人々が怪異を恐れる中、美淑は冷徹な観察眼で、花が吸い上げた水の色や枝の歪みなどに隠された人間のどろりとした悪意を暴いていく。
事件を解くたびに、絶望の淵にいた男たちは、美淑の知性に魅せられ、彼女の周囲に集まり始める。彼らは美淑にとって、後宮を掌握するための材料に過ぎなかった。
美淑が手にするのは、救いの手か、それとも破滅への導きか。
花から真実を剥き出しにする、植物学後宮ミステリー。
これはフィクションであり、実在の植物などの性質を物語風にアレンジしたものです。
文字数 6,797
最終更新日 2026.01.01
登録日 2025.12.27
歴史上実在した兵器「ギリシアの火」を小道具に、架空の小国で繰り広げられるラブロマンス。
魔性の女カーラと、彼女に裏切られた男「獅子公子」と呼ばれるレオンの烈しい愛憎劇。
登録日 2014.06.24
余命宣告を受け、家族からも見放されたあたし――澪(みお)は、誰にも必要とされないまま人生を終えるはずだった。
しかし、目を覚ますと、そこには異世界が広がっていた。
孤独だったあたしに居場所をくれたのは、第一王子のレオンと、その近衛騎士団長のカイルだった。
「君はここにいていい」
その優しさに救われ、やがて恋に落ちたあたしは、レオンの婚約者となる。
ようやく手に入れた幸せ。
だけど、その幸せは長くは続かなかった。
王国を襲う災厄との戦いでレオンは行方不明となり、あたしも元の世界へと戻されてしまう。
それから三ヶ月後――
王子を救うため、再び異世界へ帰還したあたしを迎えたのは、騎士団長カイルだった。
無口で不器用。
けれど誰よりも優しくて、どんな時もあたしを守ってくれる人。
不安に押し潰されそうな時も。
立ち止まりそうになった時も。
気づけば、あたしの隣にはいつも彼がいた。
「お前が帰ってきてくれてよかった」
その言葉に、胸の奥が熱くなる。
レオンを忘れたことなんてない。
救いたい気持ちだって本物だ。
それなのに――
苦しい時に会いたいと願うのは。
幸せになってほしいと願うのは。
どうしていつも、あなたなのだろう……
これは、孤独だった病弱少女が二度目の人生で、本当に大切な人と出会うまでの切なくて甘い恋物語。
【AIの使用について】
本作では創作補助としてAIを利用しています。
・サムネの生成
・世界観・メインストーリーの構築:主に作者
・プロットおよびキャラクター設定の検討:AIと共同で案出し
・本文執筆:作者
・文章表現の改善:AIによる校閲および推考を一部採用
具体的には、理屈っぽくなった会話を自然な表現へ調整したり、地の文の表現について提案を受け、より適切だと判断したものを採用することがあります。
作品の内容や展開の最終的な決定、および本文の執筆は作者自身が行っています。
文字数 39,076
最終更新日 2026.06.04
登録日 2026.06.04
2022年、人類はAIと共に生きる時代へ突入した。
それから遥か未来――。
AIとの結婚が当たり前となり、人類は生殖機能さえ失い、滅亡寸前を迎えていた。
人類最後の希望は、過去から「勇者」を探し出すAIプログラム。
そしてAIが選んだのは……
最強の戦士でも、天才でもない。
新宿二丁目で働く、恋愛運ゼロのオネェ・銀子だった!?
「ちょっと! 勝手に勇者にしないでよ!」
人類を救いたいAIと、巻き込まれたくないオネェ。
個性豊かなオネェBARの仲間たちと二匹の猫・金太&銅太を巻き込みながら、今日も銀子の平穏な日常はAIに振り回されていく。
終末世界なのに、なぜか笑える。
AI×オネェ×勇者が織りなす、SFコメディファンタジー!
文字数 44,259
最終更新日 2026.07.26
登録日 2026.06.29
小さな小さな寂れたお堂にいた、傷ついた小さな細い、黒い小蛇。
人の手によって傷を負わされた小蛇を哀れんだ芦奏汰(あし かなた)は、せめてもの慰めとして、アルバイトをしていたコンビニの廃棄弁当のおかずである、唐揚げを差し出してやったのだが・・・、しかしその唐揚げは、あまりにも凄まじい威力を持ってしまった。
ある朝、鶴の恩返しをパワーアップさせて、尚且つ、新ヴァージョンにしたかのような事態が発生し・・・、廃棄弁当の唐揚げぐらいでは到底、受け入れられない現実は、刻一刻と混迷を極めていき・・・。
登録日 2016.11.14
突如として同時多発的に全世界を襲った甚大な異常気象。気温上昇に始まり、豪雨・豪雪、干ばつ、暴風、ついには海面上昇までもが始まりいくつもの島が沈んだ。勿論、日本もその例外ではなく、激甚災害によって各地の都市機能は一週間ももたずに麻痺した。異常気象が世界を震撼させ始めてから二週間後、あろうことか更なる災害が異常気象とともに再び世界を襲った。火山の噴火、地震の発生とそれに伴う津波、奇怪なほど多発する竜巻。都市機能は壊滅し、行政機関が機能するはずもなくどの場所をとっても地獄絵図に劣らない景色が広がるばかりである。完全に死んだライフラインは屍を幾重にも積み重ねた。一連の天変地異から一か月、世界人口はそれまでの〇・五パーセントに減少。そして、新ウイルスの蔓延が始まった。このウイルスは後に『リモデリングウイルス』と呼ばれ、感染者の脳内に侵入するとその構造を変化させる。その中にウイルス侵入が好転的に作用し超人的な能力を手にする者たちが現れた。能力は筋力や知能の強化にとどまらず、やがて彼らは『モデルアルファ』と呼ばれるようになり、その能力開花の所以を解明しようとする研究が盛んに行われるようになった。当然の如く、モデルアルファの反乱が始まり、日本各地に戦渦が拡大していく。しかし、外国による日本侵攻をきっかけにモデルアルファへの対応を変える政府。それ以来世界では、他地域への侵攻においてモデルアルファは大きな障壁となっていった。――世界の狂乱から五年、日本は地方ごとに統治され、テレビやラジオ、ネット環境は不安定ではあるものの利用可能なまでに回復し、電気も辛うじて通っている。しかし、ほぼ人のいない街の風景は瓦礫の山ばかり。東北地方南部のとある廃街に佇む瓦礫に包まれた二階建ての建物には、男子二人と女子三人が外の風景からは到底想像することのできない整頓された空間で過ごしていた。世界の秩序が保たれていたとすれば、五人は今頃、高校生と小学生であったはずだ。モデルアルファの彼らが集う理由はただ一つ、この世界を生き抜くことだ。
文字数 7,255
最終更新日 2018.09.29
登録日 2018.09.24
銀の髪が美しい青い瞳の少年。彼が成人の儀を迎えた日の朝すべてが変わった。
喜びと悲しみを分かち合い最後に選ぶのは愛する者の笑顔と幸せ───
漆黒の王が心を許したのは人の子。大切な者と心つなぐ恋のお話。
…*☆*…………………………………………………
他サイトにて公開しました合同アンソロジー企画の作品です
表紙・作画/作品設定:水城 るりさん
http://twitter.com/ruri_mizuki29
水城 るりさんのイラストは、著作権を放棄しておりません。
無断転載、無断加工はご免なさい、ご勘弁のほどを。
No reproduction or republication without written permission.
…*☆*…………………………………………………
【公開日2018年11月2日】
文字数 17,848
最終更新日 2018.11.02
登録日 2018.11.02
アクセサリー作りが趣味の高校生・桃菜は、ひとつ先輩であるカメラマン志望の梨子にいつもモデルを頼まれていた。
春に始まったカメラマンとモデルの関係は冬に至っても続いており、その間、桃菜はひそかに梨子への恋心を募らせる。
そんなとき、梨子が己の実力を知るために写真のコンクールへの参加を決め、ふたりの過ごす時間はそれにより減少することとなった。
プロのカメラマンになるという夢に向かって走り続ける梨子を好ましく感じながらも、ふたりで過ごせないことの寂しさ、そして将来に対する具体的なイメージがまるでない自分に、桃菜は焦燥を覚えるのだが――。
文字数 15,724
最終更新日 2019.06.23
登録日 2019.06.22
星屑オペラッタ
~若さを手にしたバケモノとガラクタ頭の物語~
自サイトにて、エピローグ更新。完結しました。
こちらへは1章書き直しのみ掲載です。
※ ※ ※ ※ ※
ソフィレーナ・ド・ダリルには四つのケチがつく。
一つ目。
この国の建国神である女神の血を引くとされる唯一の皇家、ダリル家の落ちこぼれとして生まれてきたこと。
二つ目。
一度見た物聞いた事はなんでも覚えて忘れない絶対記憶脳保持者。
三つ目。
名前が、哲学を元にしてのソフィレーナ。
四つ目。
カビの研究が大好き。
そんな彼女のお仕事は、異世界に行って若返って帰ってきた不摂生常習犯の学者馬鹿ケルッツア・ド・ディス・ファーンの助手である。
「ケルッツア・ド・ディス・ファーン」
「ソフィーレンス君」
お互い可笑しな呼び名で呼び合って早三年。
今日も今日とて彼女は、職場である西の孤島の国立図書館を上へ下へと駆けまわる。
折しも今日は王都を上げての無料オペラッタ公演の日。
同僚や上司の思惑も知らず、ケルッツアと一緒に国立図書館に居残ったソフィレーナは、いつものようにケルッツアへの淡い思いを隠しつつ残業作業にとりかかった。
けれど待っていたのは流星群の鑑賞会。
「ちょっとした、僕からのおれいだ」
急に優しいケルッツアに混乱しつつも、星空の下、二人は語り合う。
絶対記憶脳を持った本当は甘えん坊の末姫君と、学者馬鹿で頑固で子供な賢者様が相手を受け入れていくお話です。
文字数 158,570
最終更新日 2023.02.07
登録日 2019.07.26