「身」の検索結果
全体で27,814件見つかりました。
五歳の誕生日の翌日、唐突に前世の記憶を取り戻した主人公。
自分が小説のモブキャラクターで三年後に死ぬ運命だと知り絶望する。
だが、優しい義兄のお陰で生き残る為に足掻く事にした。
これは身を護る術は持たない主人公が超ハイスペックな自分と同じく死亡する運命を持つ者達を助けて味方につけて生き残る為に足掻く物語。
能力や身分もハイスペックな者達に守られる存在になったと思ったが、何だか思っていた以上な関係になってる?
※小説家になろう様にも掲載しております。
文字数 53,203
最終更新日 2026.04.27
登録日 2026.04.25
「すでに気付いているんですのよ。わたくしやお父様やお母様に隠れて、交際を行っていることに」
「ダーファルズ伯爵家のエドモン様は、雄々しく素敵な御方。お顔も財力も最上級な方で、興味を持ちましたの。好きに、なってしまいましたの」
私のものを何でも欲しがる、妹のニネット。今度は物ではなく人を欲しがり始め、エドモン様をもらうと言い出しました。
確かに私は、家族に隠れて交際を行っているのですが――。その方は、私にしつこく言い寄ってきていた人。恋人はエドモン様ではなく、エズラル侯爵家のフレデリク様なのです。
どうやらニネットは大きな勘違いをしているらしく、自身を溺愛するお父様とお母様の力を借りて、そんなエドモン様にアプローチをしてゆくみたいです。
文字数 41,747
最終更新日 2021.09.14
登録日 2021.08.08
『十年前、僕らはひとつの罪を共有した。』
都会での勤務を経て地元の遠空警察署へ戻ってきた
黒瀬湊は赴任早々、ひとつの不可解な転落死事件に直面する。
その場所は、
自身が目撃した“十年前のあの事件”の現場だった。
今まで真実が知られることはなく、
誰もが思い出すこともなく、幸せに過ごしていたはずだった。
黒瀬が犯した罪。そして、仲間達と共有した罪。
そして、十一年前の「同級生の死」へと繋がっていく。
捜査が進むにつれ、複雑に絡み合った証拠が、
あらゆる事実を叩きつける。
愛するが故、隠した真実。
暴くことですべてが壊れていく。
それでも、知るべきなのか。
それとも、知らないままでいるべきだったのか。
愛と罪が交錯する先で、彼らが選ぶのは_____
これは、
誰かを想うあまりに、すべてを間違えた者たちの物語。
文字数 13,826
最終更新日 2026.05.03
登録日 2026.03.23
この世界には7人の魔王がいる。
コルキス獣王国の第三王子アマルテイアは《豊穣》を身に宿し、生贄となるはずだった。突如起こった魔王軍の襲撃により、アマルテイアは捕虜になる。収容所の中で思い出したのは、日本人としての前世の記憶だった。
そして捕虜の『味見』に現れた『暴食のベルゼブブ』に一目惚れしてしまう。
一方、《豊穣》のチカラを宿したままのアマルテイアを奪われた獣王国は、ゆっくりと破滅の道を辿ろうとしていた。
7人の魔王シリーズ『暴食のベルゼブブ編』です。
ハイテンション飯マズイケメン×美味しいものが食べたいツンデレ(デレ多め)魔王
********************************************
ATTENTION
********************************************
*独自設定があります。随時更新の【人物紹介とネタバレ含む裏設定】を参考にしてください。
*人道に反する残酷な表現があります。シリーズでわかるように、これは『神々が統治した世界が滅びる物語』です。善人悪人関係なく死にます。グロ、胸糞注意報です。
*ある意味飯テロを目指しています。決してご飯が美味しく作れない方をどうこう言うお話ではありません。
*コメントは返せませんが、ありがたく拝読してから認証しています(*´ω`*)
文字数 83,187
最終更新日 2022.01.27
登録日 2021.11.28
――運命というものがあるのなら、それを信じたいと思う。
両親を亡くし天涯孤独の身となった由依は、偶然知り合った大智にずっと心に秘めていた願いを話す。
「血の繋がった家族が……子どもが欲しいんです」
交際相手もいない由依だったが、大智はそれを笑わず聞いてくれた。
――そして、
「僕では……駄目かな? 君の子どもの父に……」
思ってもみない申し出を戸惑いながら受ける由依。
優しく甘い夢のような一夜は幕を開ける。
「約束、して……。僕の前から消えないって……」
会ったばかりなのに切なげに大智に懇願される由依。けれど由依は、はなからその約束を守るつもりはなかった。
――それから数年後。由依は大智と再会する。
大智に優しかったあの日の面影はなく、冷血弁護士と呼ばれていた。そして由依の生活も一変していた。
☆瀬奈 由依《せな ゆい》(26)
幼い頃から憧れていた保育士として働く。
☆阿佐永 大智《あさなが だいち》(27)
選択肢が限られたなか、しかたなく弁護士となった。
※年齢は開始時点
【作中に登場する場所や企業は創作上のものです。また、職業について実際と異なる部分があるかと思います。全て作者の拙い想像の範囲です。ご了承ください】
他サイトにも掲載しています。
文字数 156,120
最終更新日 2024.03.15
登録日 2024.01.01
次期当主になるべく、領地にて父親から仕事を学んでいた伯爵令息フレデリックは、ちょっとした出来心で領民の娘イルアに手を出した。
ただそれは、結婚するまでの繋ぎという、身体目的の軽い気持ちで。
対して領民の娘イルアは、本気だった。
もちろんイルアは、フレデリックとの間に身分差という越えられない壁があるのはわかっていた。そして、その時が来たら綺麗に幕を下ろそうと決めていた。
けれど、二人の関係の幕引きはあまりに酷いものだった。
誠意の欠片もないフレデリックの態度に、立ち直れないほど心に傷を受けたイルアは、彼に復讐することを誓った。
弄ばれた女が、捨てた男にとって最後で最高の女性でいられるための、本気の復讐劇。
文字数 19,921
最終更新日 2021.04.16
登録日 2021.04.13
公爵令嬢オリヴィアは、身に覚えのない罪で「悪役令嬢」の烙印を押され、王太子である夫から離婚と追放を言い渡される。絶望の淵で彼女が思い出したのは、大阪出身のOLだった前世の記憶と、こよなく愛した「たこ焼き」の味だった!
「こんな茶番、付き合ってられるか!私は私の道を行く!」
追放先の極寒の辺境で、たくましく自給自足生活を始めた彼女は、未知の食材でたこ焼きの再現に奮闘する。そんな彼女の前に現れたのは、「氷血公爵」と恐れられる無愛想な領主レオニール。
外はカリッ、中はトロッ…渾身のたこ焼きは、氷の公爵様の胃袋と心をあっという間に溶かしてしまい!?
これは、理不尽に全てを奪われた令嬢が、一皿の料理から始まる奇跡で自らの幸せを掴み取り、最強の無愛想ヒーローに胃袋ごと愛される、痛快逆転グルメ・ラブストーリー!
文字数 25,030
最終更新日 2025.08.10
登録日 2025.08.10
今流行りの転生をした春奈はアラフォーにさしかかろうとしていた独身フリーランスのイラストレーターだった。
初めての大型案件である新作乙女ゲームのキャラ原案の世界に転生していたのだが、当て馬的な悪役令息に転生していた。
性別の違いやゲームとは違う現実に戸惑いつつストーリーは無視で幸せになる事を目指す。
文字数 24,211
最終更新日 2024.11.06
登録日 2022.08.02
騎士の父を持ち自身も騎士になったイーサンは、幼馴染みで騎士の娘のリンダと結婚し幸せだったが妻の献身にあぐらをかき離婚の危機をむかえた。かろうじてやり直しのチャンスを得たイーサンだが、リンダが環境をかえ今後のことを考えるために王都で働くことになった。リンダに捨てられると恐怖にかられたイーサンはリンダを追い王都へむかう。イーサンはリンダと本当の意味でやり直すことができるのか。
*所々に下品な表現があります。
『騎士の妻ではいられない』の続編ですが前作を未読でも問題なくお読み頂けます。
文字数 49,447
最終更新日 2024.03.02
登録日 2024.02.17
人間を魔人や悪人から守るために、魔法界からやってきた魔法美少女戦士シャルム、魔法界の言葉を使うが、変身解除後は人間の普通の言葉でしゃべる。無敵の魔法美少女戦士シャルムだが、魔界の王子が人間の姿で近寄り、自分のモノに狙っていたり、人間の中には卑猥な目で魔法美少女戦士シャルムを見ているものもいる。魔法美少女戦士シャルムは、魔王、王子、卑猥な人間たちと戦っていく。
文字数 937
最終更新日 2025.02.15
登録日 2025.02.15
魔力を持たない少年アルトは、ある日、残酷な未来を知ってしまう。 最愛の幼馴染であり「勇者」であるレナが、半年後に味方の裏切りによって惨殺される未来を。
未来を変える代償として、半年で全身が石化して死ぬ呪いを受けたアルトは、残された命をかけた孤独な決断を下す。
「僕が最悪の裏切り者となって、彼女を救う礎になろう」
卓越した頭脳で、冷徹な「悪の参謀」を演じるアルト。彼の真意を知らないレナは、彼を軽蔑し、やがて憎悪の刃を向ける。 石化していく体に走る激痛と、愛する人に憎まれる絶望。それでも彼は、仮面の下で血の涙を流しながら、彼女を英雄にするための完璧なシナリオを紡ぎ続ける。
これは、誰よりも彼女の幸せを願った少年が、世界一の嫌われ者として死んでいく、至高の献身の物語。
文字数 50,135
最終更新日 2026.01.08
登録日 2026.01.06
愛する者の死は事故か、それとも陰謀か――。貴族社会の闇を暴き、真実を告発する壮麗なる復讐劇が今、始まる。
コレットは、帝都屈指の大商会・ハイマー商会の三女として生まれた。父の政略によって、没落寸前の地方貴族・ラタゴウ家に嫁ぎ、夫カミルとともに辺境の街エダマで新たな生活を築いていた。
エダマは国家事業として港が整備されることになり、急速に発展していく。代官として才覚を発揮するカミルと、商家の出身として財政管理を担うコレット。二人は協力し、街を活気づけていく。しかし、その成功はカミルの実家であるラタゴウ領主家の嫉妬を招き、領主である兄アルベルトは、財力を持ち始めた弟を疎み、エダマの繁栄を搾取しようと動き出す。
一方で、帝都で商家や貴族との交渉に奔走するカミルは、多忙を極め、次第に疲弊していく。やがて酒に溺れ、苛立ちを募らせるようになった彼は、ついにコレットに暴力を振るう。そして翌朝、一方的な離縁状を残して姿を消す。傷つきながらも、コレットは二人の子供とともに実家のハイマー商会へと戻り、新たな人生を歩もうと決意する。
文字数 129,274
最終更新日 2025.09.09
登録日 2025.05.13
【縦読み推奨】
消防士の小川健悟は、後輩たちを一人前の消防士にすることだけを生きがいにしている。結婚もせず気づけば「アラフォーのおっさん」となっていた。独身貴族の仲間として一緒に合コンに行っていた救急隊員、河合義則もついに結婚し、少し肩身の狭い思いをしている。
ある日、若手俳優の柳川健人が健悟の勤務先にやってきた。主演映画の役作りのため、消防士の現場を学びたいのだと云う。「役作りのためなら何でもやります!」と健人は言うが、健悟は、健人の覚悟が本物かにわかには信じられなかった。芸能界という華やかな世界と市民の安全を守る命の現場とでは、住む世界が違うからだ。
初日に健悟は風呂場で健人にちょっかいをかける。しかし、その小さな火遊びがもとで、健悟と健人は急接近してゆくことになる。
※ 【地雷について】
第三章の全体にわたって主人公と女性キャラの恋愛模様が出てきます。BL作品に女性キャラが大きな役割をもって描かれるのを好まない方がおられましたら、読み飛ばしていただくことをお勧めします。
文字数 215,049
最終更新日 2025.03.29
登録日 2022.10.29
こちらの主人公は女の子(19歳)です♪
最初…ちょっとビンカンな女の子が違う価値観の場所に行って驚いたり楽しんだりって感じで考えていた筈なんですけど…気付いたら弟と姉の食うか食われるかって話になってきてる気がします…
おかしい…こう言う感じじゃなかったはずなんですけど…??
中身は最初から時間移動するという話から始まるので、カテゴリーが『貞操逆転世界かぁ…そうかぁ…♡』と違ってます。
とりあえず『貞操逆転世界かぁ…そうかぁ…♡』のスピンオフ的な作品です♡
2019/07/30
とりあえず個別に話を進める事になったのでこっちも短編から長編に変更です。
こちらはまだ大悟と真琴の結婚式後そこまで時間が進んでいません♡
文字数 187,479
最終更新日 2020.01.17
登録日 2018.10.26
※ ⚠️アテンション(ネタバレ含む)
・少し暴力的な描写
・死ネタ有り
世界一受けのことが大好きな攻めと、世界一攻めのことが大嫌いな受けの話。
攻め→→→→→→→→受け
聖(攻め)
佐渡の事が大好き。マジで好き。世界一好き。
典型的なハイスペックイケメン。佐渡のお世話を焼く願望がある。イカれてるけど、元々こうだったわけじゃない。佐渡のせい。
幼少期、親に虐待されてできた怪我の手当てを佐渡がしてくれたし、一緒に遊んでくれた。幼少期会ったのはそれっきりだったが、高校で再会して運命を感じた。
佐渡(受け)
聖のことが大っ嫌い。もう無理な領域まで達している。
平凡だし、なんなら中の下。イケメン嫌い。ひねくれてる。純粋すぎた幼少期のことは全く覚えてない。
---------------------------------
以下本文(結末)の補足
がっつりネタバレ
※他殺・自殺を推奨するものではなく、犯罪を助長するつもりもありません。
聖の一人語りの際、佐渡は火葬され、ただの骨になっている。骨壷に話しかけている聖の姿を想像して貰えば良い。聖は警察に親の圧力がかかったことにより、捕まらなかった。精神的に異常をきたしていたので、捕まってもすごく重い罪には問われなかったと思われる。
聖は「世界一好きな人に、どうやってもこの先愛されないこと」を知り、動揺・絶望したあまり、佐渡を自らの両手で絞め殺した。聖は冷たくなった佐渡の体と、手に残った佐渡の熱が潰えていく感触によって、完全に頭がイカれた。
直後、聖は発狂し、佐渡の体に頭を埋めて泣きじゃくったり、泣きながらキスをしたりした。その都度、佐渡が既に死んでしまったことを確認し、吐き戻した。それを一日中繰り返したあと、首吊りで自殺未遂をし、死ぬ前に発見された。
数日は死んだように過ごし、その間に一応佐渡の葬式も行った。その際、佐渡の両親に酷く責められたけれど、正気を喪失しているのでそのことも、葬式自体も全く覚えてない。
現在は、盗んできた佐渡の骨を佐渡自身だと思い込み、自分は佐渡に愛されていて、佐渡と幸せな同棲生活を行っているという妄想を行うことによって、精神を一時的に安定させている。
いつも、急に現実に引き戻され、また発狂することを繰り返している。そうして、着実に心身ともに疲弊している。
文字数 4,125
最終更新日 2026.01.22
登録日 2026.01.22
美緒は出会い系サイトで知り合った男と何度も肌を重ねて、気がつけば自分の身の上を話すようになっていた。
短編の詰め合わせで投稿していこうかと思ってます
文字数 2,618
最終更新日 2019.11.04
登録日 2019.11.01
叔父大好きヒロイン(二〇歳無職)とヴードゥーの精霊バロン・サムディ、男子高校生(金髪)とちびっこデュラハン、大食い男子大学生(眼鏡)と喋るカラスが、中高生ばかりを狙う殺人ピエロの化け物に立ち向かう物語。
K県磨陣(まじん)市では、健康状態に何ら問題のない中高生が、睡眠中に突然悲鳴を上げたり苦しみ出し、そのまま死に至るという不可解な出来事が多発していた。
「その身に危険が迫ったら、サムディを呼び出すんだ」
最愛の叔父・綾鷹(あやたか)がそう言い残して自分の元を去ってから、道脇茶織(みちわきさおり)は不貞腐れていた。
手元に残されたのは、綾鷹が所持していた、何かの骨で作られた十字架。嘘か真か、ヴードゥーの精霊バロン・サムディを召喚出来るのだという。
ある日茶織は、カフェで不気味なピエロを目撃する。幻覚かと思いきや、ピエロは帰宅した茶織の前にも現れ、襲い掛かってきた。
茶織の声に応えるように現れたのは、夜の闇のように黒いボロボロの山高帽と燕尾服を纏い、皺が刻まれた真っ白な顔にサングラスを掛け、杖を手にした男──バロン・サムディだった……。
※暴力・残酷描写あり。
※他投稿サイトでも公開しております。
※矛盾点や誤字脱字、その他変更すべきだと判断した部分は、気付き次第予告・報告なく修正しますのでご了承ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
参考文献(敬称略)
佐藤文則『ダンシング・ヴードゥー ハイチを彩る精霊たち』(凱風社)
檀原照和『ヴードゥー大全 アフロ民俗の世界』(夏目書房)
文字数 142,340
最終更新日 2025.07.05
登録日 2025.05.17
伯爵令嬢、マリヴェルは困っていた。幼馴染のロレシオから7年間もずっとしつこく求婚されて続けていたのだ。ロレシオは家柄よし(侯爵家嫡男)職業よし(正騎士)容姿はすこぶる良し(金髪碧眼長身)のいわゆるハイスペ男。しかしマリヴェルはロレシオの求婚を断り続けている。幼馴染がゆえに、彼との結婚のデメリットを嫌というほど分かっていたからだ。マリヴェルは貴族の令嬢ではあったが、ドレス商として生計をたてており、食うには困らない生活を送っていた。──私に侯爵夫人は務まらない!ぜったい無理!! ──今日も今日とて、マリヴェルはロレシオの求婚を断ったが、いつまでも逃げ切れるものではなく……最終的にはあっさり捕まってしまう。何故ならマリヴェルもロレシオに想いをよせていたからである。
※成人向けの小説です。性描写回には※あり。ご自衛ください。
文字数 21,321
最終更新日 2020.07.17
登録日 2020.07.13
中学一年生の水島涼介(みずしま りょうすけ)は、顔が河童に似ていることを理由に、クラスメイトから日々いじめを受けていた。彼の顔は、誰が見ても異常に歪んでおり、そのため周囲からは「カッパ」や「水中から出てきた生き物」と笑われる毎日が続いていた。涼介はその醜い顔を何とかしたい、変えなければならないと強く思うが、その思いを誰にも打ち明けることができず、心の中で膨れ上がる憎しみを抱えていく。
僕は、いじめで壊れた。
学校という密室の地獄。担任教師・市川は見て見ぬふりを続け、姉は医者に穢された。誰も救わなかった。誰も、僕を見ていなかった。
だったら――人間なんて、もう要らない。
復讐のために、僕は怪物になる道を選んだ。
顔を潰し、声を捨て、理性を殺して河童となった。
尻子玉を喰らうことで命を繋ぎながら、復讐の対象を一人ずつ葬っていく。
教師、配信者、警官。血と臓物の雨の中、ただ静かに“元”人間だった僕が歩く。
身体は腐り、手首は食いちぎられ、皿は砕かれた。
けれど痛みの奥にあるのは、ただ一つ。
あの日、笑っていたクラスメイトの顔――柿崎俊。
こいつを殺す。それが、僕が河童になった理由。
それ以外の何者でもない。
人間は、自分に牙を剥いた獣を許さない。
ドーベルマンを放ち、銃を向け、ヘリを飛ばす。
いいさ、来るなら来い。
どうせ僕の終わりはもうすぐだ。
だけど――あいつだけは、連れていく。
狂気の中で目覚めた、黒い意志。
これは、人間のフリをして生きていた化け物たちを、
本物の化け物が狩る、終わらない地獄の物語。
文字数 101,812
最終更新日 2026.03.29
登録日 2026.02.21
