「口元」の検索結果

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恋愛 完結 短編
伯爵令嬢リューディアは侯爵家次男アルヴィと婚約が決まり友人に祝福されていた。親同士が決めたとはいえ、美しく人気のあるアルヴィとの婚約はリューディアにとっても嬉しいことだった。 しかし腹違いの妹カイヤはそれを妬み、母親と共謀してリューディアの顔に傷をつけた。赤く醜い跡が残り、口元も歪んでしまったリューディア。婚約は解消され、新たにカイヤと結び直された。 もう私の人生は終わったと、部屋に閉じこもっていたリューディア。その時、化け物のように醜い容姿の辺境伯から縁談が持ちかけられる。このままカイヤたちと一緒に暮らすぐらいならと、その縁談を受けることにした。 見合い当日、辺境伯は大きな傷があるリューディアに驚くが、お互いの利害が一致したことで二人は結婚を決意する。 顔と心に大きな傷を負ったヒロインが、優しいヒーローに溺愛されて癒されていくお話です。 ※傷やあざの描写があります。苦手な方はご遠慮ください。 ※溺愛タグは初めてなので、上手く表現できていないかもしれません。ゆるっと見守ってください。
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小説 26,192 位 / 225,926件 恋愛 11,354 位 / 65,817件
文字数 40,775 最終更新日 2022.04.25 登録日 2022.04.21
恋愛 完結 短編 R18
『いつか迎えに来るから待ってて』 そう言ってくれた幼馴染は、結局迎えには来なかった。 男に振り回されて生きるなんてもうごめんだ。 男とは割り切って一晩ベッドを共にして気持ち良くなるだけ、それだけでいい。 今夜もそう思って男の誘いに乗った。 初めて見る顔の良い騎士の男。名前も知らないけど、構わないはずだった。 男が中にさえ出さなければ。 「遊び方なんて知っているはずがないだろう。俺は本気だからな」 口元は笑っているのに目が笑っていない男に、ヤバいと思った。 でも、もしかして。 私がずっと待っていた幼馴染なの? 幼馴染を待ち続けたけれど報われなくてビッチ化した女の子と、ずっと探していたのにビッチ化していた女の子を見て病んだ男。 イビツでメリバっぽいですがハッピーエンドです。 ※ムーンライトノベルズ様でも掲載しています 表紙はkasakoさん(@kasakasako)に描いていただきました。
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小説 26,192 位 / 225,926件 恋愛 11,354 位 / 65,817件
文字数 17,030 最終更新日 2022.07.14 登録日 2022.07.14
恋愛 完結 短編
「秘書のエイナルが  私の子供を妊娠した。」 私の婚約者であり リーテック国の王であるフォスターは 言った。 私は彼の言葉を 信じられない思いで聞いていた。 「え、、私はどうなるの、、、?  貴方の王妃になれないの、、?」 「申し訳ないが  君とは婚約破棄したい。」 貴方は何もかも決定事項のように言うのね。私が今まで、どれだけ国に尽くしてきたと思ってるの? 「フォスター。約束したよね?! 二人で夫婦になってこの国の人たちの幸せを一緒に守ろうって!私、そのためにここまで必死で戦ってきたんだよ?」 エイナルは口元を押さえて笑った。 「まるでそれは、  戦士同士の約束ではないですか。  王の妻がする約束ではないわ。」 ねぇ、フォスター、エイナルの言葉を 否定してよ、、、? だがフォスターはエイナルを見たまま「そうだな。」 と、つぶやいた。 その瞬間、 全てがどうでもよくなった。 貴方はなんて馬鹿な王様なのかしら?
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小説 31,075 位 / 225,926件 恋愛 13,313 位 / 65,817件
文字数 12,103 最終更新日 2022.11.29 登録日 2022.11.27
恋愛 完結 長編 R15
「しらばっくれるな! 君との婚約を、今この場をもって破棄させてもらう!」 その言葉に、会場が一瞬で水を打ったように静まり返る。 「……まあ」 小さく呟き、扇で口元を隠す。その瞳は、驚きよりも先に、冷ややかな光を宿していた。
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文字数 58,157 最終更新日 2025.07.11 登録日 2025.07.11
恋愛 完結 長編
「アンナ・リヴィエール、貴様との婚約は、今日をもって破棄する!」  王城の大広間に響いた声を、私は冷静に見つめていた。  誰よりも愛していた婚約者、レオンハルト王太子が、冷たい笑みを浮かべて私を断罪する。 「お前は地味で、つまらなくて、礼儀ばかりの女だ。華もない。……誰もお前なんか愛さないさ」  笑い声が響く。  取り巻きの令嬢たちが、まるで待っていたかのように口元を隠して嘲笑した。  胸が痛んだ。  けれど涙は出なかった。もう、心が乾いていたからだ。
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文字数 12,654 最終更新日 2025.11.09 登録日 2025.11.09
恋愛 連載中 短編 R18
 侯爵令息ジェフリー・ブラウンにとって、婚約者とは奴隷なのかもしれない。  自称天然の従姉妹ナンシー・ハーノイスは、私ルルワの婚約者に容赦なく甘える。  口元にはべっとりつけたチョコ。  拭って~とばかりに突き出すナンシー。  ジェフリーはその口元から、仕方がない子だなぁ~と言いながら指先でチョコを拭う。 そしてジェフリーの指についたチョコをナンシーは赤い舌を見せつけぴちゃぴちゃと舐めるのだ。  不満が視線に現れれば、ジェフリーは笑って見せる。 「それは嫉妬かい? 彼女の心は見た目よりずっと幼く純粋なんだ。 僕は子供を相手にしているだけ。 それに比べ、僕は君を僕の婚約者、未来の妻として見ている。 だからこそ、僕の未来の妻として僕を支える事を求めているんだ」  虚しさが募る。  だけど……両親を事故で失くし、爵位を追われ平民となり、当然領地は失われた私には味方は無く、優しいブラウン侯爵夫婦の娘になる事だけに希望を求めてしまった。  一人は嫌。  そんな私に彼は付け入ってくる。
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小説 31,075 位 / 225,926件 恋愛 13,313 位 / 65,817件
文字数 90,973 最終更新日 2025.07.01 登録日 2025.06.18
BL 完結 短編 R18
お久し振りです! 今回のお話は「石川、恋愛初心者の〜」のスピンオフです。橘英臣の双子の兄、橘将臣のお話になります。 お話は前作と繋がっていないので、こちらだけ読んで頂いても問題ありません。 〈登場人物〉 橘将臣視点で物語は進みます。 橘 将臣/タチバナ マサオミ 28才/Switch/ゲイ/受け 家業であるホテル経営の専務。 既婚者。 Dom至上主義家系で育つ。 兄の恭司の事が大好き。 4人兄妹の次男。 仕事は出来る。 プライベートはあまり良くない。 家村 大雅/イエムラ タイガ 25才/Dom/バイ/攻め 将臣のボディーガード兼運転手。 腹違いの弟妹あり。 家事、特に料理好き。 伊達眼鏡着用。 ヤンチャだった過去あり。 複雑な家庭環境。 基本、誰に対しても腰が低い。 橘 恭司/タチバナ キョウジ 33才/Dom/攻め 家業であるホテル経営の社長。 将臣の兄。 橘 美鈴/タチバナ ミスズ 28才/Dom/攻め 将臣の幼馴染みで現、妻。 〈超絶簡単なあらすじ〉 将臣はDom至上主義の家系で、ダイナミクス界隈では知らぬ者がいないほど有名な橘家の次男として生まれる。幼い頃からDomとはこうあるべきだと教育され育った将臣が、唯一心の拠り所にしているのが兄の恭司だ。 ある日、以前から必要無いと兄に言っていたボディーガード兼運転手に、自分よりもDom性が強い家村という男が着任する。 周りからDomなのに腰が低く笑顔が素敵と言われている家村だが、将臣はどうにもその胡散臭い笑顔の家村の事が好きになれずにいた。 それは、口元がいくら笑っていても目の奥でDom特有の相手を支配下に置きたいという欲が見て取れたからだ。 家村が将臣のボディーガードになって数ヶ月後、体調を崩していた将臣が無理を押して会食へ出席し、気を失ってしまう。次に目が覚めると、自分の隣で寝ている家村がいて……!? 本当は愛されたがりの将臣と、孤独に生きてきた家村。育ってきた環境も考え方も何もかも違う二人が、果たして交差する日が来るのか? 少しでも楽しんで頂けると嬉しいです!
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小説 37,847 位 / 225,926件 BL 9,809 位 / 31,032件
文字数 87,550 最終更新日 2023.05.11 登録日 2023.05.11
BL 完結 長編 R18
十八歳の少年レイには十三歳から共に暮らす学校の教師であり、孤児だったレイを義弟として教会から身を引き取った義兄のデイレスがいた。臆病で人を怖がるレイにデイレスは自分がいつでもいるといって学校で苛められていた彼の心の傷を癒す本当の兄のような存在。しかし、彼への信頼と憧れの思いはいつしか恋心に変わっていた。 男が男に恋をするだなんて可笑しく、いけないことなのだろう。レイはその感情を必死に堪えていた。 レイが学校を卒業する数日前、彼を虐める男子の集団はデイレスが死神であるといった噂話をしていて、レイはそれを耳にしてしまう。 死神というのは、数年前にこの村の山の麓にある教会をたった一夜で乗っ取り、大鎌で殺した人間の血肉を貪る世にも恐ろしき存在。何千もの人間を廃教会へ連れ出し、殺戮を続ける凶悪な化物のことだ。 あんなに優しいデイレスが死神な訳が無い。 しかし、学校を卒業した日の夜、デイレスに連れられてやってきたのは廃教会。 血生臭い悪臭が漂う中レイは教会の地下室、祭壇のある小部屋へと誘導される。 グチャリ。 肉塊が踏みつけられた音だった。 恐る恐るレイが下を見下ろすと___ そこみは他の死体よりも損傷が酷いレイを虐めた彼らの亡骸だった。 デイレスの名を叫ぶレイの白い頬に背後から彼の冷たい掌が触れる。 「ああ、そんなに怯えないでくれ。余りにも可愛い過ぎて俺の喉がお前の血を欲しがっている」 デイレスの黒髪は白銀の長髪に変わり、赤い瞳には獣のような鋭い瞳孔が。 爪も伸びていて、ニヤリと笑う口元からは獰猛な二本の牙が零れていた。 祭壇上の椅子に腰掛け漆黒の大鎌を背負うその姿は死神そのものだった。 無垢な子どもの血は上手い そんな噂と好奇心だけでレイを引き取ったデイレス。 しかし臆病なレイがデイレスに対してのみ甘えるその姿に理性が吹き飛ぶ程のとある衝動を引き起こしていた。 溺愛から生まれた愛の歪みはエスカレートしていく。 そしてレイは感じた。 死神を前にした恐怖、絶望、心臓の悲鳴。 それと興奮。 教師として、普段の好青年なデイレスの面影は無いが、殺しと血に飢えた本来の彼の姿は実に妖艶で、引き込まれる。 抱き合った二人は今宵...... 赤黒く歪んだ、けれども相思相愛故に契約の首輪を取り付けて監禁を受諾した少年と彼を愛する闇深き死神のストーリーが今、幕を上げる。
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小説 37,847 位 / 225,926件 BL 9,809 位 / 31,032件
文字数 59,943 最終更新日 2024.10.14 登録日 2024.09.29
BL 連載中 長編 R18
田宮咲人と宮川篤紀は幼馴染み。 お互いへの恋心を自覚したのは中学3年の頃。 「「お前が好きだ!!」」 秘めた想いを叫び合い気持ちが通じた日。 「え、待って、なんでそこイジるわけ?」 「はぁ?抱くからに決まってんじゃん」 「なんでお前が抱く方とか決まってんの?篤紀の方が僕より可愛いんだから、篤紀が抱かれる方だろ?」 「いやいやいや、俺は『俺』で咲人は『僕』なんだから、『僕』って言ってる方が抱かれる方だろ?」 「はぁ!?意味分かんないっ。僕は篤紀を抱きたいの!!」 「俺だって咲人を抱きたい!!」 うっかりそんなすれ違い?をした二人。 お互いを想う気持ちに変わりはないのに、キスはできてもそれ以上に進めない、そんな悶々とした日々は、突然終わりを告げて、始まりの鐘がなる。 「面白いから私がもらうわ」 薄衣を纏った銀とも金とも言えないふわふわの髪を持った『女神』が、ほっそりとした指先を口元に当てて微笑んだ。 咲人と篤紀。 本懐を遂げるのは果たして――? *息抜き甘エロ *深く考えずにどうぞ!(笑)
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小説 37,847 位 / 225,926件 BL 9,809 位 / 31,032件
文字数 15,853 最終更新日 2021.06.09 登録日 2021.05.31
恋愛 完結 短編 R18
妻との会話も、食卓のあたたかさも失われた我が家。 36歳の営業マン・日高隆二は、空っぽの家庭を抱えたまま、都内の商社で働き続けていた。 そんな彼を誰より近くで見ていたのは、10歳年下の部下・椎名みのりだった。 目を奪われる美人ではない。しかし、艷めく茶色のボブ、少しタレた柔らかな瞳、口元の小さなほくろ、そして疲れた心をそっと包むような優しさが、少しずつ隆二の日常に入り込んでいく。 昼休みの差し入れ、残業中の気遣い、誰にも見せない弱さを見抜く視線。 それは上司と部下の信頼関係なのか、それとも――。 "かえるべきところ"を失った男と、彼を見つめ続ける部下。 二人の距離が静かに壊れ始める。 日常の隙間に潜む、甘く危うい恋の物語。 ※この物語はフィクションです。実際の人物・団体等とは一切関係ありません。
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小説 37,847 位 / 225,926件 恋愛 16,537 位 / 65,817件
文字数 14,002 最終更新日 2026.05.16 登録日 2026.05.13
BL 連載中 短編
少しだけ足を引きずって歩く。 雨音が響く静かな廊下には、体育館からのいろんな部活の声が聞こえる。 部活に出られない日々は、どうにも落ち着かなくて。 リハビリ帰りの体で、また学校へ戻ってきた。どこか冷たい校舎の空気が染みる。 「朝比奈」 名前を呼ばれて、振り返ると、そこに立っていたのは――結城律人先輩だった。 誰もが「怖そう」「近寄りがたい」って言う、無口でストイックな同じ野球部だった三年の先輩。 ポジションも学年も違うけど、 でも俺は、知ってる。 試合前、後輩のグラブを無言で直してくれるマメだらけの無骨な手。 打てずに落ち込んでる後輩に、缶ジュースを差し出す無愛想な優しさ。 「……サボリ?」 先輩の声は低く淡々としていて、でもどこか優しかった。 「ち、違いますって。リハビリ帰りです、ほんとに」 慌てて言い返したら、ほんの一瞬だけ、先輩の口元がかすかに緩んだ気がした。 この人の笑った顔なんて、たぶん俺しか見てないんじゃないか。 そう思ったら、胸の奥が少しだけ、熱くなる。 それが、きっかけだった。 部活にも出られず、焦ってばかりの毎日に、 ぽつんと灯る、あたたかい灯火みたいな存在――律先輩。 俺はまだ、知らなかった。 この夏、恋をするなんて。
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小説 225,926 位 / 225,926件 BL 31,032 位 / 31,032件
文字数 6,815 最終更新日 2025.08.08 登録日 2025.08.07
恋愛 連載中 長編 R18
ヒストリカル(アラブ風?)の寵愛物語。 流され、無理矢理感も強いので、 お気をつけ下さい。 俺様ドSの超絶美形の王子様と 誘い受け天然小悪魔美少女の物語です。 その存在を見た時思わず悲鳴をあげかけ、口元を押さえた。こんなにも美しい人がいるなんて。雄々しすぎず、中性的でもなく、ぎりぎりのラインを保っている造形は奇跡としか言いようがない。これが、噂に聞くシーク・セイ。 砂漠の国ファシャールの王子にして、次期国王だ。 彼のそばに侍りたいと望む女性は数しれず。泣かせた女性は星の数ほどいるとか。 流した浮世の数は知れないが、子はいない。 確か、26歳だっただろうか。 見上げるほど高い背丈に、研ぎ澄まされた美貌と肉体。美貌の王子さまと、一瞬、視線が絡んだ気がして、サーヤは息を呑んだ。
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文字数 158,032 最終更新日 2022.05.05 登録日 2020.02.02
恋愛 完結 ショートショート
子爵家婦人の私は新婚2年目。 ある日、貴族の婦人らが会合する会が予定より早く終わり帰宅すると、夫が姉のマリアとベッドを共にしていた。 ショックを受ける私に夫と姉は悪びれることなく、離縁を言い渡す。 姉は勝ち誇った様子で、子供が出来ない私の代わりに夫の子供を産んであげると言うのだ。 あんまりだと顔を覆う私の口元には笑みが浮かんでいた。 なぜなら……。
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文字数 3,964 最終更新日 2025.06.18 登録日 2025.06.18
ファンタジー 連載中 長編
「彼」には長旅の疲れがあったろうが、第一にそのようなことに気を留めなかった。それよりも、プラスチックやゴムを燃やした時のような、何とも言い難い「臭い」に、「彼」の鼻は集中していた。加えて何か別の「匂い」も感じとることに成功していた。それはどこか懐かしい「匂い」。しかしそれが何の「匂い」なのか思い出すことはできなかった。 「おー新入りか! お前さん名前は何て言うんだ? 」 目の前が急に開けたように、びっくりして反射的に顔を上げた「彼」の視線の先には、1人の男が立っていた。年齢はおそらく40代後半。髪は丸刈りで口元には無精髭。これぞ中年太りというようなぽっこりお腹。もっと詳しく観察したい気はしたが、さっきの質問に答えなければと、「彼」は思い出したように、 「僕の名前は……」 なぜその先が出てこないのかは自分でもわからなかった。 「さてはお前さん、まだ名前貰ってないんだな? よし、つれてったる! 」 そう言うとその男は、ガニ股で踵を引きずりながら歩いて行った。 「おーい!」 そう男が叫びながら大きな扉を開けると、奥から怠そうに、女が目をこすりながら出てきた。 「なんだい、朝から大声で…アタシの神聖なる眠りを邪魔した罪は重いよ! 」 寝起きだからか、酒焼けなのか、見当のつかない声で女は言った。 「そんなのはコイツに後で付けといてくれ。今日はコイツの為にわざわざ来たんだからな! 」 そう言うと男は「彼」の背中をボン! と1回叩いた。よろけるように半歩前に出た「彼」に女は怪訝そうな顔で言った。 「どこのどいつだいソイツは! アタシと寝たいなら100万年早いよ!! しかし、『ゴロゴロ石』はいつも新人をここへ連れてくるね」 男は笑いながら、 「いい加減そのセンスのねぇ名前どうにかなんねーのか? こいつにゃ名前がないんだよ、そのくらい顔みりゃわかるだろ?それに名前のない奴をここへ連れてくるのが、俺の『ルール』だからな 」 すると女は冗談だよ、と言わんばかりの顔で、 「給料にならないからイヤなんだよ」 と吐き捨てながらも「彼」に近寄って行き、暫くしてこう言った。 「今日からお前は『赤ちょうちん』だ」(続)
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小説 225,926 位 / 225,926件 ファンタジー 52,484 位 / 52,484件
文字数 6,150 最終更新日 2016.07.07 登録日 2016.07.06
ファンタジー 連載中 長編 R15
狂った世界で生きるには、自身が狂う他ない____。 突如少年に牙を?いた残酷非道な世界。 そんな世界で普通に生きることなど、許されはしなかった。 見渡す限り屍と化した肉塊を踏みしめ、今何を思う? 生きたまま剥ぎ取れた新首からは、暖かな血液がヒタヒタと滴れ、薄っすらと口元を緩めた少年は、ユラユラとまるで糸の切れた人形のように、戦場を彷徨い歩く___。 何故、こんなにも狂わななければならなかったのか___。 神の糸を切り離された少年の「生きる」意味とは? 切り離された二つの世界で生きる二人が出会う時____ 世界もまた出会い、激しく交錯する。 少年が光を見つけるが先か……世界が少年に呑まれるのが先か_____。 さぁ、世界よ、共に遊び狂おうか_____。
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小説 22,147 位 / 22,147件 ファンタジー 8,534 位 / 8,534件
登録日 2017.07.25
ミステリー 連載中 長編 R15
連続猟奇的殺人事件、通称Splatter Museum。 世間を震撼させたこの事件から、12年の時が過ぎた。 今日本では、この事件に魅了された犯罪者達が、猟奇的事件を起こしている。 ある日、家のテレビや大型ビジョンが電波ジャックされた。 画面に映る謎の人物が、日本国民に告げた。 「皆様、はじめまして」 「私の名前はアラン・スミシー」 「映画監督です」 「私は映画を撮りたい」 「より過激で、リアリティのある、素晴らしい映画を……」 「舞台はこの日本。キャストはもちろん………」 「あなた達です」 白い布で顔を覆い、?マークが塗られた黒のレザーマスクを口元に付けた謎の人物、アラン・スミシー。 彼の考えたシナリオが、日本国民を狂気に陥れる。 マリーゴールド続編 日本全体を舞台にした、新たなサイコサスペンス。 ここに開幕!
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小説 225,926 位 / 225,926件 ミステリー 5,331 位 / 5,331件
文字数 16,666 最終更新日 2023.08.02 登録日 2023.05.27
BL 完結 ショートショート
高校生もの、初夏の屋上、昼食の一コマ。最近、妙に同級生・陵の口元が気になる高校生・敦。なんていうこともない雑談の最中、キスの夢の話をされて――。 ✿第384回一次創作BL版深夜の真剣60分一本勝負よりお題『予知夢』をお借りしました。
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小説 225,926 位 / 225,926件 BL 31,032 位 / 31,032件
文字数 1,381 最終更新日 2020.05.30 登録日 2020.05.30
ファンタジー 完結 短編 R15
え? 驚いて2度見した。 いつもクールな表情を崩すことがない彼女の口元が弧を描いていた。 という夢を見た
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小説 225,926 位 / 225,926件 ファンタジー 52,484 位 / 52,484件
文字数 2,315 最終更新日 2022.10.11 登録日 2022.10.11
恋愛 連載中 短編
中学三年生になった「私」は、平凡な日々を過ごしていた。 だが、英語の先生である「二宮 勇人」によって、私は今まで感じたことの無い、強く激しい感情に悩まされるようになる。 「私」の二宮に対する感情の変化や些細な出来事を描いたノンフィクションストーリー。 人物紹介 ・私 中学三年生。引退するまでは、美術部の部長を務めていた。二宮と過ごす日々、些細な事に悩まされ、今まで感じたことのない胸の疼きを抱えている。 ・二宮勇人(にのみやはやと) 「私」の英語担当。 たれ目で美男。身長が高い。 英語の授業はとてもわかりやすく、 優しい笑顔と面白い話が印象的。 ・愛海(あみん) 二宮先生のクラスの生徒。 先生ととても仲が良い。 ・紗菜(さな) 私の友達。中学三年生。 長い黒髪が特徴的。 ・楓(かえで) 私の友達。中学三年生。 クリクリとした可愛らしい目と普段は下がっている口元が対照的。 ・さくら 私の友達。中学二年生。 私と同じ美術部で、新部長である頼れる後輩。 眼鏡の奥には輝く目を持ち、笑顔が可愛い。 ・美帆先生 美術部の顧問。 背が高く、とても美人。 コントが得意で、いつも面白いことを言って みんなを笑わせているが、実はとても優しい。 ※文章が分かりにくいところ、もっとこうした方が良いところなどありましたらアドバイス頂けると幸いです。拙い文章で読み苦しいと思いますが読んでいただけると嬉しいです
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小説 225,926 位 / 225,926件 恋愛 65,817 位 / 65,817件
文字数 1,866 最終更新日 2018.12.12 登録日 2018.12.12
ファンタジー 連載中 短編
坂巻成美は同僚の千佳からとある骨董品屋の話を聞く。 その店は不思議な力を持つおばあさんが営んでいるという。 半信半疑で店に入ると、『口元の緩んだ木彫りのカエル』と出会い……
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小説 225,926 位 / 225,926件 ファンタジー 52,484 位 / 52,484件
文字数 5,471 最終更新日 2023.08.16 登録日 2023.08.16
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