「素早く」の検索結果

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天正十年六月二日未明、京都本能寺で、織田信長が家臣の明智光秀に殺された。このあと素早く行動したのは羽柴秀吉だけだった。備中高松城で、秀吉が使者から信長が殺されたことを聞いたのが、三日の夜だといわれている。堺見物をしていた徳川家康はその日に知り、急いで逃げ、四日には自分の城、岡崎城に入った。秀吉が、自分の城である姫路城に戻ったのは七日だ。家康が電光石火に行動すれば、天下に挑めたのに、家康は旧武田領をかすめ取ることに重点を置いた。この差はなにかー。それは秀吉が機を逃がさず、いつかくる変化に備えていたから、迅速に行動できたのだ。それは秀吉が、他の者より夢を持ち、将来が描かける人物だったからだ。  この夢に向かって、一直線に進んだ男の若い姿を追った。  木曽川で蜂須賀小六が成敗しょうとした、若い盗人を助けた猿男の藤吉郎は、その盗人早足を家来にした。  どうしても侍になりたい藤吉郎は、蜂須賀小六の助言で生駒屋敷に住み着いた。早足と二人、朝早くから夜遅くまで働きながら、侍になる機会を待っていた。藤吉郎の懸命に働く姿が、生駒屋敷の出戻り娘吉野のもとに通っていた清洲城主織田信長の目に止まり、念願だった信長の家来になった。  藤吉郎は清洲城内のうこぎ長屋で小者を勤めながら、信長の考えることを先回りして考えようとした。一番下っ端の小者が、一番上にいる信長の考えを理解するため、尾張、美濃、三河の地ノ図を作った。その地ノ図を上から眺めることで、大国駿河の今川家と、美濃の斎藤家に挟まれた信長の苦しい立場を知った。  藤吉郎の前向きに取り組む姿勢は出る杭と同じで、でしゃばる度に叩かれるのだが、懲りなかった。その藤吉郎に足軽組頭の養女ねねが興味を抱いて、接近してきた。  信長も、藤吉郎の格式にとらわれない発想に気が付くと、色々な任務を与え、能力を試した。その度に藤吉郎は、早足やねね、新しく家来になった弟の小一郎と、悩み考えながら難しい任務をやり遂げていった。  藤吉郎の打たれたも、蹴られても、失敗を恐れず、常識にとらわれず、とにかく前に進もうとする姿に、木曽川を支配する川並衆の頭領蜂須賀小六と前野小右衛門が協力するようになった。  信長は藤吉郎が期待に応えると、信頼して、より困難な仕事を与えた。  その中でも清洲城の塀普請、西美濃の墨俣築城と、稲葉山城の攻略は命懸けの大仕事だった。早足、ねね、小一郎や、蜂須賀小六が率いる川並衆に助けられながら、戦国時代を明るく前向きに乗り切っていった若い日の木下藤吉郎の姿は、現代の私たちも学ぶところが多くあるのではないだろうか。
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小説 185,596 位 / 185,596件 歴史・時代 2,380 位 / 2,380件
文字数 99,791 最終更新日 2024.01.06 登録日 2024.01.06
婚約者がいつも同じ女性と一緒にいるらしいという噂を聞いて……?
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小説 185,596 位 / 185,596件 恋愛 56,384 位 / 56,384件
文字数 949 最終更新日 2021.09.08 登録日 2021.09.08
恋愛 完結 ショートショート R18
変更前元題: 【R-18】孤児は娼婦になり、その後冒険者の妻となった 「物漁り」のサリは孤児である。 同じような年齢の孤児で集まり、貧民街で暮らしていた。 盗みを働けるほど素早くも無く、荒事にも向いていなかったサリには物漁りしかなかった。 周りの孤児や貧民街の住人に侮られていたが、それでも自分より年少の孤児達の生活を少しでも楽にしたいと願って成人したその日に娼館に入った。 後に「聖女」「全ての孤児の母」とまで言われるサリの人生の一端である。 ※性描写が入っていますので苦手な方はご遠慮下さい。
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小説 185,596 位 / 185,596件 恋愛 56,384 位 / 56,384件
文字数 15,761 最終更新日 2023.03.10 登録日 2023.02.26
 勇者カルは、綺麗な装飾されたプレートメイルを着て、名もなき剣1本で戦い続け、あらゆる魔物を斬ってきた。やがて、自身ではなく皆から勇者と呼ばれるようになる。  女戦士のティオは、鎧は地味なレザーアーマーだが、武器は派手な火帯剣《フレイムカッター》と水冷剣《コールブレード》を、それぞれの手に持ち相対する魔物の相性に合わせて斬り裂いていく。  重戦士のステファンは、全身を厚い鎧で覆いながらも動きは素早く、魔物の攻撃を大盾で弾き返し、大剣でぶちかましていく。  魔法使いのプレシアは、紺色のローブを身にまとい、自身の身長ほどある杖を手に持ち、様々な魔法を使ってメンバー達の支援を行っていく。  勇者一行は、シグル地方の北西にある魔王ドラミスが潜む古城の内部奥へ進む、  魔王ドラミスは、巨体で魔法使いのような黒いローブを着こなしており手には巨大な杖を持っている。4属性の様々な魔法を使って勇者一行と相対する。  当初は、拮抗していた両者だが、やがて手数の差で魔王が押されていく。魔王は、最後に憑依魔法を詠唱して、女戦士のティオに憑依する。  勇者一行は、魔王は倒したと勘違いするが、ティオが意識不明の状態であることを危惧して、魔王残党の討伐は中断して隣街のディフェル城塞都市に一旦待機することを決める。  街に戻った勇者一行は、グレイ=ディフセル侯爵が用意してくれた貸し家のベッドにティオを寝かせる。カルは、グレイ=ディフセル侯爵に魔王討伐完了を報告した後に、街で買い物をしていたところ自身の運が極端に下がっていることに気づいた。その間に、ティオ(魔王)が目覚めるが見慣れない人類の文明の利器に戸惑ってしまう。家に戻ったカルは、自身の運が悪くなったことを報告した後にティオも運が悪くなった事が発覚する。  運の悪さにより、魔王残党の討伐は危険と勇者一行は判断したため、プレシアとステファンは、運命魔法を研究しているブリンクマンを探しにいった。  カルと二人きりになった魔王は、カルの始末をもくろむが人間社会の様々なことに触れることによって興味が別の事に移りゆく。  魔王が至った考えとは……
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小説 21,306 位 / 21,306件 ファンタジー 8,271 位 / 8,271件
登録日 2015.12.02
大衆娯楽 完結 ショートショート
UTF
――死は必然とされる。 夜になると部屋の隅を黒い影が走る。 指ほどの大きさをしたつややかな黒い体。 長い触角を頻繁に動かして周囲を警戒する。 太い脚で素早く移動した。 排水溝やエアコンのダクトなどから侵入する。 玄関や窓の隙間でも人間の生活圏に入り込む。 そして外敵の気配を察知して飛翔する。 私は虫が嫌い。
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小説 21,306 位 / 21,306件 大衆娯楽 612 位 / 612件
登録日 2020.07.12
 雑草駆除から殺し屋退治。異世界魔王に美化清掃、妖怪、災害、宇宙人――どんな対処もチョチョイのチョイ! 我ら徳井高校、環境委員会。 【素早く・細かく・心を込めて】――今日も元気に活動スタートです!
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小説 185,596 位 / 185,596件 キャラ文芸 4,367 位 / 4,367件
文字数 5,416 最終更新日 2023.07.24 登録日 2023.07.21
最近親しい彼女の方がいいからと婚約破棄されました。 ですが私には既にもっと良い相手がいるのです。
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小説 185,596 位 / 185,596件 恋愛 56,384 位 / 56,384件
文字数 552 最終更新日 2021.07.15 登録日 2021.07.15
刑事である川崎は、かつて武器商人として名を馳せていた榊を街中で見かける。 その後を追っていくと、たどり着いたのはごく平凡な喫茶店。 川崎はこの店のフルーツパフェを口にしたとたん昏倒して意識を失った。 川崎は知らなかったのだ。 この店のウェイトレスは、文字通り「殺人的なまでに料理が下手」だということを。 そして武器商人である榊が、彼女の作った料理を暗殺の道具として売りに出していることも……。 闇の住人たちは、彼女の作った料理が『鷹のように素早く、対象者に死の華を咲かせる』ことから『鷹華』と呼んで重宝していた。
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小説 185,596 位 / 185,596件 ライト文芸 7,608 位 / 7,608件
文字数 6,451 最終更新日 2018.09.15 登録日 2018.09.15
「普通、起こすだろう!」 文句を言いながら、人通りの少なくなった住宅街の道を疾走する。高校生二年生の立花樹(たちばないつき)は新学期早々に遅刻のピンチだった。 母親は中学一年生の妹の入学式に付いて行った。誰もいない静かな家で爆睡してしまった。ちなみに樹の高校も今日が入学式なので、こんな日に遅刻したら、先生に通常の十倍は怒られてしまう。 樹はかなり必死だった。そして、曲がり角を曲がろうとした時に事件が起きた。同じように走っている女の子とぶつかりそうになった。 「おらっ……うぐっ!」 樹は素早く完璧に避けたのに、パンと何かに頭をぶつけてしまった。それもそのはずだ。金髪の少女が咥えていたのはフランスパンだった。食パンとは間合いが違いすぎる。 「いたたたっ……」と地面にうずくまる樹を「大丈夫ですかぁ?」と高校の制服を着た異国の少女は心配する。マンガやアニメならば運命の出会いだと思って、二人は恋に落ちるかもしれない。 だが、それはなかった。樹は小学生二年生の時の海外旅行先で、外国人に誘拐監禁された事で、大の外国人嫌いになっていた。当然、金髪の外国人はノーだった。
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小説 185,596 位 / 185,596件 恋愛 56,384 位 / 56,384件
文字数 14,560 最終更新日 2021.10.09 登録日 2021.10.09
恋愛 連載中 長編 R15
無表情な令嬢、キャロライン(キャロル)は第三王子ハロルドの婚約者だが、国王陛下不在中の夜会にて婚約破棄を言い渡される。 キャロルにアッサリ論破されたハロルドは逃走。 その場に残されたキャロルはさっさと夜会を立て直し、早々に去ろうとするも……そこに現れた騎士・エーミールに呼び止められダンスに誘われる。 (なんの嫌がらせだよ) でも受けた。 顔が好みだったので。 なんだかんだあって(略)結婚を前提としたお付き合いを素早く済ませる為に、王宮内一室にてキャロルとエーミールの『白い結婚』……ならぬ、『白い同棲』が始まったのである。 ※世界観はユルユル。 ※ラブコメです。 ※小説家になろう様で公開済。(修正しつつ投稿予定です)
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小説 185,596 位 / 185,596件 恋愛 56,384 位 / 56,384件
文字数 37,724 最終更新日 2023.09.19 登録日 2023.09.14
「あなたは異世界転生しました。私たちの世界を救ってください!」 浪人生の市川卓也は美少女神に頼まれて呆然としていた。 車に轢かれそうになった幼女を自分も無事に素早く救った…はずなのだが…。 「私は世界の維持・管理を担当しています。この『勇者の仮面』を使って私を『退屈から救って』ください!!」 なぜかそこにあったハリセンで女神をひっぱたいた後、卓也は女神を退屈から救う旅に出ることになった。 他の勇者の仮面を集めながら卓也は世界を崩壊から救うことができるのか?!
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小説 21,306 位 / 21,306件 ファンタジー 8,271 位 / 8,271件
登録日 2016.11.04
異世界でダンジョンや女の子を素早く攻略していくお話……かもしれません。
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小説 21,306 位 / 21,306件 ファンタジー 8,271 位 / 8,271件
登録日 2014.08.07
いきなり婚約破棄、しかし素早く次の話が入ってきて……!?
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小説 185,596 位 / 185,596件 恋愛 56,384 位 / 56,384件
文字数 893 最終更新日 2022.11.23 登録日 2022.11.23
IQ180オーバーの秀才、カメラ女、武術の達人、天才ハッカー、心理学のスペシャリストなどなど、様々な特技を持ったものが集まり、事件の大小に関係なく素早く解決する探偵事務所、そんな事務所に誘われた佐久間隼人、彼もまた個性の持ち主であり、彼らと共に事件を華麗に素早く解決する、が、順風満帆に障害は付き物で、、、
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小説 185,596 位 / 185,596件 ミステリー 4,161 位 / 4,161件
文字数 4,694 最終更新日 2016.11.05 登録日 2016.11.04
恋愛 連載中 ショートショート R18
私と郑浩成は新婚2年の夫婦です。 実際には、10年間の間、彼は常に私に良くしてくれています。学生時代から、私は事前の性的行為を受け入れないため、恋愛時に彼は私を抱きしめただけで、最も過激なことをしたのは私の服を脱ぎ、キスしたことでした。 結婚後、彼はベッドの下と上でとてもやさしくしてくれました。それだけでなく、外見も丁寧で有能な若者であると見なされています。 この彼が一人で80万のデポジットを出して購入した高級アパートの中で、私たちは永遠に愛され、3人のかわいい子供を生み、幸せな金婚式まで歩いていくと思っていました。 しかし、今晩彼のシャツの襟に赤い口紅の跡を発見するまで、私はそんなに固執的に考えていました。 夫は忙しい仕事をしています。普段、残業費を支払うことも、週に数回の仕事と夜遊びも頻繁にあります。したがって、主婦としての私は、彼がシャワーを浴びるのを手伝ってから先に寝ることがよくありました。 今、郑浩成はシャワーをしたところで、バスルームから「ハラハラ」という水の音が聞こえ続けます。 私はバスルームのドア口に立って、ある女性の同僚が今晩の部門パーティーにいるかどうかを聞きました。 彼は素早く答えました。「いいえ、私たち全員が臭い父さんです。私は写真を見せてあなたに送ったことを覚えていますか?」 私は唇を噛むと、話す前に夫に引きずり込まれました。 彼の手は冷たい砂利の床に伝わり、私の体をさまようように触りながら、私のパジャマを脱がし、温かい唇で上から下までキスし、ゆっくりと背中を押し下げました。 彼女は彼の髪を掴んで、嘆きの声を出した後、若干狼狽したように言いました。「寝室に行って、電気を消して...」 夫は不平そうに見え、私をベッドに投げた後、すぐに終わりました。 彼は言いました。「眠りなさい。私は明日朝、早く会議に出る必要があります。」 暗闇の中で、私は赤くなりました。
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小説 185,596 位 / 185,596件 恋愛 56,384 位 / 56,384件
文字数 1,386 最終更新日 2023.04.03 登録日 2023.04.03
現代文学 完結 ショートショート R18
俺はセンズリの時は必ず六尺を締めてやる。 そのまま発射するから六尺には雄汁がたっぷり染み込む。 それを一回も洗濯しないからチ○コが当たる部分は変色し茶ばんで、 臭いもすげぇ雄臭くなっている。 昨夜もその六尺締めてセンズリした。 臭いが逃げないように六尺は密封ケースの中に仕舞ってあり、六尺二丁が生乾き状態で、 蓋を開けただけでムワッと雄臭え臭い立ち昇ってきて俺の性欲を刺激する。 全裸になって素早く六尺を締める。縦褌がケツにギュッと食い込むほどきつく締める。 六尺一丁の姿を全身鏡に映して眺める。週4でトレして日焼けマシンで焼き込んでる ゴツクて浅黒い肉体が我ながら雄欲をそそる。 既に前袋の中では痛いほどチ○コが勃起して盛り上がり先走りの染みがひろがっている。 俺はいろいろポージングして己の肉体美を観賞する。 雄臭ぇ。たまんねぇぜ。 俺は前袋ごとチ○コを揉みしだく。 うぉっ!いいぜ。 長く楽しむために発射しそうになると手の動きを止める。 俺は交互に使ってるもう一丁の生乾きの六尺を顔に押し当て臭いを嗅ぐ。 臭ぇ臭ぇ。ギンギンのチ○コからさらに先走りが溢れる。 こうやってじっくり楽しみながらいよいよ発射の時が来る。 褌マッチョ野郎!雄臭えぜぇー!と叫びながら六尺に中出しする。 六尺はドロドロベトベトになり部屋中に雄臭が漂う。 六尺を解いてすぐ密封ケースに仕舞う。今夜もまた世話になるぜ。よろしくな。
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小説 185,596 位 / 185,596件 現代文学 7,766 位 / 7,766件
文字数 582 最終更新日 2018.01.13 登録日 2018.01.13
人間のみなさんこんにちは、僕はヒーラーのヘナ。今から僕が世界最強のヒーラーになった理由を説明するよ。僕が自分自身の能力がヒーラーということが分かったのは4歳の頃だ。この世界では自分自身のアビリティ、つまり人間の言う「特技」というものがが決まっていて、4歳になった途端与えられるのだ。僕は数あるアビリティの中でヒーラーになったのだ。僕のヒーラーはとても優れている。最初から優れていたわけではなく、自分の指を折ってはヒールを繰り返したからだもちろん普通の子はそんなことはしないもちろん折る時は痛いがヒールをした時の快感が面白いからだ。人間で言うオナニーと一緒だ。それを見せると流石の両親にも気味悪がられてしまった。ヒーラーの分野に関しては小学校の担任の先生にも認められて、中学ではヒーラーで有名な学校に行くことが決まった。両親も飛び跳ねて喜んでいた。中学校でヒーラーを勉強していたある日、僕は突然オッセオ博士という僕の先生みたいなものに突然冒険者より医者を目指さないかと勧められた。僕は薄々気づいていたが、とうとう言われてしまった。ヒーラーというものは冒険するパーティーにとって強い部類の能力だがヒーラー自体の数が少ない。なぜなら、攻撃力、起動力、IQ、防御力が共に著しく低い。攻撃力やIQならまだしも、僕は特に機動力と防御力が無い。防御力は装備でなんとかなるが、冒険するにあたって機動力が無ければ、強敵に当たった時、引く事ができないし、ヒールをするにあたっても遅いから直ぐに駆けつける事ができず、パーティーが壊滅してしまう。また、ヒーラーのいるパーティーではヒーラーが始めに狙われるため、どんなに優秀なヒーラーでも、機動力が遅ければヒールをする前に死んでしまう。冒険者になりたかった僕は自分の能力を小さい頃から恨んでいた。自分も剣で素早く敵を切り刻んでみたかった。両親も医者だったから、僕に医者になって欲しかった様で、ホットしていた。そのホットした顔が恨めしくてたまらなかった。そんな時僕はある人に出会った。出会ったといっても、技をみただけである。その人は僕が冒険者になるきっかけを作った。それは僕の従兄弟である。フルネームは分からないが、エルノフと呼ばれていて、剣と炎を扱う事ができる。彼は前回と同じ様に、僕に冒険者になる気力を教えてくれた。今思えばエルノフはあまり強くはなかった。だが、当時の僕には炎と剣が使えただけで強くてカッコイイと思っていた。エルノフの姿をみて僕は諦めきれず、僕は冒険者を目指す事にした。機動力を上げたい僕は低いIQで必死に考えた。答えが出なかったから、渋々オッセオ博士に相談した。オッセオ博士はBボールを紹介してくれた。Bボールとは、自分の後方の地面にボールを叩きつけ、爆発する。爆発とはいっても、自分や相手を吹っ飛ばすための道具なため、攻撃力はない。……続く
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小説 185,596 位 / 185,596件 ファンタジー 42,644 位 / 42,644件
文字数 1,383 最終更新日 2023.07.03 登録日 2023.07.03
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