「水槽」の検索結果
全体で85件見つかりました。
虹の橋を渡った愛猫が、六匹の子猫になって今日戻ってきた。
けれども、どことなくの面影はあるものの、天寿を全うした〝大福〟ではなく、よく似た子猫たちで、なにか違うというふわっとした感覚と可愛さで天秤がしなる音が心の中でしたようだった。
部屋と言うのにはやや手狭な納戸の四方は棚が占拠していて、そこには銀色の筐体になにやら数字やボタンが並んでいる操作パネルらしきのが着いている機械や、水槽を逆さにして照明を付けたかのような機械の中に、ビーカーや試験管などが並び、日が長くなったと言え、春先の夕方は暗くなるのが早く、その部屋の煌々(こうこう)とした明かりと合わせ、なにやら世の中から完全に浮いているように感じた。LEDの純白に近いような照明で部屋中を照らし、その中の大ぶりなジャムの瓶みたいな容器の中に薄桃色っぽい色合いの液体が入れられ、そこに五〇〇円玉ぐらいの大きさの四角い透明な幕が浮かんでいる。
規則正しくヒクヒクと動き、なにやら切手とクラゲを足したような感じだが、これが〝大福の一部〟だと言う。
文字数 12,161
最終更新日 2023.04.30
登録日 2023.04.30
初めて担任を受け持つことになった高校教師、中井。完璧な教師の仮面を被る彼は、常に透明な壁越しに世界を眺める「水槽の魚」のような孤独を抱えていた。
そんな中、窓際の席に座る生徒、田中咲が彼の内面に静かに踏み込んでくる。彼女は中井を「水槽の魚」と呼び、自らを「鳥籠の鳥」だと告白する。
生徒の本質を見抜く視線に、中井の平静は揺らぎ始める。彼女の言葉は真実か、それとも挑発か? 抑え込んできた教師の仮面の下の醜い自己が、生徒との境界線を曖昧にしていく。これは、現実と妄想、欲望と倫理の狭間で繰り広げられる、静かで緊迫した心理ドラマ。
二人の隔絶された魂は、互いの檻を壊せるのか。
文字数 7,157
最終更新日 2025.12.13
登録日 2025.12.13
※※※
「――、傷だらけでも、未完成でもいいから。」
――――― 十 ―――――
『KUROKOGE - クロコゲ -』
―――――――――――――
舞台は、架空の現代日本。
この物語は――
死者の領域〈死界域/シカイイキ〉や妖怪・怪異、異能力――そんな非日常が当たり前に存在する日常を、死というバッドエンドを一度経験した『黄泉人(よみびと)』たちが、二度目の人生を生き直す、“死”と刹那の英雄譚である。
▶《火と風のランウェイ・皆鳥羽十葉 編》
かつて、少年Aという名前で社会に名が知られた主人公の黒咲ヒバナは、一度目の人生の死因である『火葬』を、火の異能力に変え、黄泉人として生き返る。
――
内閣直轄の葬礼機関・水槽連葬儀会(葬儀会)の実動部隊、『黄泉阿代/ヨミノアシロ』所属の、ヒーローに選ばれたヒバナ。彼の教育係には、組織の先輩であり、同じく黄泉人の皆鳥羽十葉が付くことになった。彼女もまた、死の果てを生きる黄泉人であり――死因である『自殺』を重力操作の異能力に変えて戦う能力者だ。
ヒバナは皆鳥とバディを組んで、「過労死」の黄泉人や、「刑死」の黄泉人、妖怪・死火猿(しかざる)との戦いを繰り広げていく。その中で明かされていく皆鳥の過去と『傷』、国内最大規模の死界域・新潟深区の爪痕。
例え、その先に待っているのが
地獄であっても、天国であっても――
自分らしく生き直してみよう。
〈登場人物〉
・黒咲 ヒバナ
(くろさき ひばな)
本作の主人公、捻くれ者の16歳。
『火葬』の能力者、黄泉人。
・皆鳥 羽十葉
(みなとり はとば)
ヒロイン、先輩、教育係。17歳。
『自殺(重力操作)』の能力者、黄泉人。
・裏城-管理官
(うらしろ-かんりかん)
階級は警視。公安部出身、フルイド管理官。
『倶霊装・玄天』の契約者。37歳、苦労者の公務員。
・水傘-会長
(みかさ-かいちょう)
葬儀会の会長。その正体は不明。
鴉面の優しい(怖い)お姉さん。
(※この作品はフィクションです。
実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません。)
@或火譚 ‐ Alkatan ‐ 2026 ≫
――
『KUROKOGE - クロコゲ -』シリーズ
▶《 火と風のランウェイ・皆鳥羽十葉 編 》
▶《 電傷ロックンロールガール・長門海音子 編 》
文字数 40,338
最終更新日 2026.04.07
登録日 2026.04.07
大学進学を機に一人暮らしを始めた主人公は、部屋の殺風景さを紛らわせるため、一台の美しい水槽と、宝石のように輝く一匹の熱帯魚を譲り受ける。その魚は驚くほど人懐っこく、孤独だった彼の日常は、小さな同居人のおかげで急速に彩りを取り戻していった。
しかし、穏やかな日々は長くは続かない。夜な夜な聞こえる奇妙な水音、そしてある晩、主人公の目の前で、魚の顔が苦悶に満ちた人間のものへと変貌してしまう。
魚が語り始めたのは、飼い主と魚の魂を入れ替える、水槽にかけられた恐ろしい呪いの真実だった。そして主人公は、自分自身がすでに呪いの渦中にあり、その体が少しずつ「魚」へと還り始めているという、絶望的な事実に気づかされる。
文字数 3,545
最終更新日 2025.11.27
登録日 2025.11.25
文字数 925
最終更新日 2022.03.19
登録日 2022.03.19
短編。
人魚に一目惚れした堅物攻めが彼を保護して自分ちの水槽に囲ってしまうBL。
※今のところエロなし、超ふんわり設定
受けちゃんは少し能天気なのでハッピーエンドでほのぼのです!
文字数 16,861
最終更新日 2022.10.01
登録日 2022.09.24
文字数 14,570
最終更新日 2022.07.08
登録日 2022.07.08
◆約60リットルが世界の全て/俺はそんな彼らの神か下僕か◆
[全20話]
広告代理店の下請け会社に勤める白瀬大和。大層な名は戦艦大和ではなく、水槽で藻を食うヤマトヌマエビが可愛いかったからというお花畑な母を持つ。そんな大和は女性がダメ。仕方なく前の彼氏と別れてなお、休日は趣味の海釣りをしつつ元カレの妄想に浸って気を紛らわしていた。上の空で釣り糸を垂れていると掛かるのは殆ど雑魚で、最後の釣果は何と膨らんだハリセンボンという始末だったが……「食ってやる」。
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【BL特有シーン無しでサラリと読める爽やか完結短編です】
【シュールですが半分がた実話ベースです】
【ノベルアップ+・ステキブンゲイ・エブリスタに掲載】
文字数 33,260
最終更新日 2025.03.25
登録日 2022.06.29
人魚を釣り上げた俺のスピンオフ
俺の趣味は、魚釣りである。
会社が休みの日、海で魚を釣っていたとき。
その日は、大物が釣れた。1m50㎝ぐらいの長さが釣れた。
いつもは、キャッチ&リリースをする俺だが、その日釣れた魚は鱗が妙に美しく艶めかしい。
俺は、釣り仲間に自慢するため、魚拓にもせず、水槽に入れ持ち帰る。
気が付けば、人魚の息子として転生していた俺は、15歳になった時、海から上がる。
少年だった俺を我が子のように、可愛がってくれた老夫婦が盗賊に殺されたことから、復讐に立ち上がる。
人間世界で苦労しながら、最強王となるべく奮闘する姿を描くつもりです。
文字数 20,264
最終更新日 2021.05.09
登録日 2021.04.11
タイトル BL-僕とお兄さんの恋愛爆破-
時代設定-現代
登場人物
主人公→ヤマト(ミラティブ配信者の僕 中2)
バスケ部エース(可愛い美少年)
モテモテ、彼女持ち。
ホモの趣味はない。
彼女→澪 (黒髪ロング しまパン)
バスケ部のマネージャー。
お兄さん(仮)→佐々木(視聴者、よく来てくれる人北大 2回生・文系 20歳 )
魚部?(魚に餌を与える部活 水槽を綺麗にするエース)
鯛子(♀)→魚部 お兄さんの後輩
・ヤマトの住んでる北野市に北野大学(北大)がある。
・
文字数 3,913
最終更新日 2018.11.10
登録日 2018.11.09
島の別荘にいる叔母夫婦と連絡が取れなくなったので見て来てくれと言われた大学生のおれは、博、正史、光隆の三人の遊び仲間を誘うと長時間の船旅の後、別荘にたどり着いたが夫婦はいない。別荘内部が異常に荒らされた気配がある。。近場の住人に聞き込みをしても、だれも知らなかった。くつろいでいる三人に呆れながらもおれは二人を探した。そして、画家である叔父のアトリエで日記というものを見つけた。。そこに書かれていたのは驚くべき話だった。叔父はある日の散歩途中に海岸で子蛸を見つけ、飼うことにしダンテと名付けた。子供のいない夫婦にとってダンテは、すでに飼っている子犬やインコなどと同様に新しいペットになった。エサについては散歩のついでに取った子ガニなどを与えていたが、あるとき戯れに豚肉を与えたらダンテがそれを食べたことから、散歩時のエサ捕集に苦労しなくなった叔父は、本職の絵を描くことに没頭しはじめ、ダンテの世話を叔母に任せるようになった。しかし叔母はエサを与えることを怠った。その後、叔母の懇願でダンテを海に帰すこととなったが、ある夜、廊下を何かが這っている音がした。。夫婦はもしやとダンテを飼っていた水槽を覗き、そこに金色の目をしたダンテを見た。水槽ではインコの羽根が舞っていた。飢えたダンテが帰ってきて食べたのだ。怒った叔母はダンテを殺そうとしたが、逆に腕を食いちぎられ死んだ。叔父はダンテに復讐すべく水槽に淡水を流し込んだのち叔母の後追いで睡眠薬で死のうとしたが、薬の効き始めたころに何かが廊下を這ってくる音を聞いた。日記はそこで終わっていた。
この話を三人に聞かせたが、当然ながら信じない。空の水槽に手を入れた光隆が溶けて消えた。実体のないダンテに食われたのだ。呼んだ警官が水槽に向かって発砲し、水とともに流れ出たダンテは川に溶け込んだが、どこに行ったのか。脱出のため港に向かった俺たちの前にダンテがいた。
文字数 42,759
最終更新日 2018.08.21
登録日 2018.08.21
魔界との戦争を終わらせた「世界の壁」。
その平和の裏で、聖女が“贄”として命を削られていることを、誰が知っているだろうか――。
農奴として生まれた少年・アデルは、魔獣番の父に憧れ、仲間と共に強くなるため努力を続けてきた。
十歳で行われる〈選定の儀〉。
親友ベクターは魔導師に、幼馴染セリアは聖女に選ばれる。
だが、アデルだけは何も得られなかった。
そして偶然知ってしまう、聖女の正体が世界を支えるための犠牲であるという秘密。
それでも誰も信じてくれない。
大人たちも、世界も、真実を見ようとしない。
ならば自分が確かめるしかない。
選ばれなかった少年は探求者となり、剣を取る。
これは、
聖女を救うために世界に挑む、
王道ダークファンタジー。
第1話 あらすじ
――なぜ、聖女は“選ばれる”のか。
鉄製のらせん階段を上りきった先。
薄暗い研究室でアデルが目にしたのは、無数の水槽と、その中に浮かぶ眠る少女たちだった。
薬品の匂い。
人の鼓動のように鳴り響く装置音。
そして一つの水槽に眠る、死んだはずの幼馴染・セリア。
「これが〝世界の壁〟の心臓部だ」
かつての親友ベクターは、そう言って微笑んだ。
世界を守るために必要なのは――
勇者でも、魔導師でもなく、
“聖女という贄”だった。
──それでも、お前は世界を救うのか?
選ばれなかった少年が辿り着いた、世界の真実。
物語はここから始まる。
文字数 70,466
最終更新日 2026.05.17
登録日 2026.04.24