「遊女」の検索結果
全体で74件見つかりました。
いろいろな種族の遊女や娼婦たちのお話で、
メインの登場人物は5人です。
でも、性的な表現は、極力避けるつもりです。
一人ひとりの想いや日常を書いていこうと思っています。
文字数 618
最終更新日 2016.04.27
登録日 2016.04.27
恋と呼ぶにも惜しい恋。
いつの時代も人とは考えて恋をしてしまうものなのだろう。
一人の遊女の短いお話。
※生きるの短編集の中のお話ですが、やはり読み辛いので分割してみました。
文字数 6,869
最終更新日 2021.06.10
登録日 2021.06.10
─── あらすじ
時は宝暦。
御上の厳しい改革により、江戸最大の色街・吉原遊廓は存亡の危機に陥っていた。
多くの遊女屋は廃業を強いられ、女郎や従業員達の行き場は無くなり、路頭に迷う者が続出した。
【夕風屋】の筆頭花魁・吉野はその悲劇を打開すべく、馴染みの客たちに協力を仰いだ。
幕府に対する反対の声を受けて、御上は改革を断念。遊郭は徐々にかつての栄光を取り戻していった。
その後の吉原の存続は許され、売春防止法が成立するまでの200年間続けられた。
お客のみならず、女郎たちから慕われてきた吉野が如何にして羅生門河岸の切見世女郎から最高位の花魁へ登り詰めることが出来たのか。その壮絶な人生のストーリーを解き明かす。
─── *注意
吉原遊廓の遊女を主人公にしている為、性的表現が多く出て参ります。「※」と章前に記載することにします。しかし、規制は一切しませんことをご了承ください。
また、性的表現のみならず、心中表現、客から遊女に対する暴力描写もございますので、お読みになられる際はご注意願います。
文字数 233,611
最終更新日 2024.02.17
登録日 2021.01.01
明治時代。
遊郭の花魁夕霧(18歳)は、元武家の姫だ。不運にも遊女に売られた。遊郭の街吉原一の美貌と名高く、店では常にトップの存在だ。気位も高い。
彼女は、吉兆のシンボル神獣麒麟を持つと噂される大富豪の老華族専属の花魁だった。男女の仲ではなく、娘のように彼女を可愛がってくれていた。
しかし、頼みの老華族の足が途絶えてしまう。ほどなく、死亡の知らせが届く。
失意の彼女に、その息子(柊理)の意思が告げられた。父を継いで彼女との契約を続ける、と。
これまでとは違う。
夕霧は新たな覚悟で受け入れるが、柊理の彼女への行動は、辛辣でプライドを折るようなものが続く。とうとう息子へ本音を出してしまった。
「下がれ、下郎!」
太客に決して見せてはいけない夕霧の本音が露わになたっとき、柊理は怒りとは違う反応を見せた。彼女を遊郭から引き取り、自由にしてやるつもりっだったというが―――。
「あんた、処女か?」
「何がいけない!?」
「処女なら話が違う」
「どうしてだ?」
柊理の持つ秘密が、二人の関係絡ませていく————。
かなしい過去を持つ元姫と麒麟の息子と呼ばれる華族の男の恋愛ストーリーです。
パラレル明治時代のお話です。設定等ちぐはぐな場面もあるかと思います。ご容赦いただけますと幸いです。
※小説家になろう様にも別タイトルで投稿させて頂いております。※
文字数 96,726
最終更新日 2023.04.17
登録日 2023.04.14
ここは𠮷原遊廓
女の涙と男のお金でできた街
床入りをした男と女しかわからない情事
吉原をこよなく愛する藤十郎が体験した吉原遊廓の話
この話はフィクションです
文字数 10,914
最終更新日 2020.06.02
登録日 2020.05.29
吉原とは遊女と男が一夜の夢をお金で買う女性
水商売に情は不要
生い立ち、悲惨な過去、そんなものは気にしない
これは忘八とよばれた妓楼の主人の話
文字数 1,547
最終更新日 2020.05.15
登録日 2020.05.13
私は見ないふりしていた。
だって彼には運命の恋人がいるから。
──ほら、2人が出会ってしまった。吉原の大門の下で彼らは見つめ合っている。
海軍の将校さんと吉原の遊女の甘く切ない恋が始まった。
私の名前は宮園亜希子。大正風ドラマの世界に転生してしまった女学生だ。
当て馬にもなれぬ私は自分の恋心に蓋をして、二人の恋を炎上させるマッチ役に徹するのだ!!
(全17話)
文字数 58,101
最終更新日 2022.08.02
登録日 2022.07.01
文字数 3,709
最終更新日 2017.01.06
登録日 2017.01.05
つかの間の平和な日々。そこに巻き起こる、恋のつむじ風。
人斬り、柚月一華(ゆづき いちげ)。
戦は終わったというのに、彼の心には平穏は訪れない。
密かに、いや、結構堂々と思いを寄せる椿(つばき)と、久しぶりに街に出かけた柚月。
そこで、椿が知らない男と親しげに話す姿を目撃してしまう。
仲良さげなその男は誰なんだ⁉
小さなやきもち。
が、
その男の正体に、柚月は驚愕する。
さらに、主である雪原(ゆきはら)に、お供を命じられてついて行った先は遊郭、「末原(まつばら)」
そこで柚月は例の男と手をつなぐ羽目に。
なんで、男同士で?
そう思っても放すにはなせない。
恋のライバルと思ったその男、とんでもない子犬系男子でした!
安心したようにニコリと見上げてくるその顔。
反則です。
まだまだ、柚月の災難?は終わらない。
雪原にとある遊女を紹介され、あろうことか、杯を交わすように迫られる。
それは、その遊女の客になれということ。
雪原の真意は――。
一つよに咲く華となれ。
文字数 13,736
最終更新日 2021.08.17
登録日 2021.08.11
あれは、細い月が浮かぶ夜。
偶然を装った必然の出会いに、柚月は禁断の恋へと堕ちていく。
柚月一華(ゆづき いちげ)。
彼は、政府転覆を狙った組織「開世隊(かいせいたい)」お抱えの人斬りだった。
紆余曲折を経て、今は政府の宰相、雪原麟太郎(ゆきはら りんたろう)の小姓をしている。
開世隊との戦が終わり、平穏な日々が続く中、柚月の中にだんだんと、だが確実に、自覚され大きくなってく、罪の重さ。
「俺は所詮、人斬りだ」
そう思いながら、止められない椿への思い。
その椿もまた、人斬り。
それも、柚月を殺そうとしていた人物だというのに。
「好きだ」
いやもう、めっちゃ好き。
好きがだだ洩れている。
そんな椿も、表向きは雪原の世話係。
忙しい雪原について、ずっと城に泊まり込んでいた。
それが、雪原が「本宅に帰る」と言うので、椿は久しぶりに柚月が住む雪原の別宅に帰ってきた。
椿自身気づいてはいないが、足どり軽く。
椿もまた、柚月に会えるのを楽しみにしていたのだ。
だが、もじもじすれ違う二人。
おまけに、椿と仲良さげに話す男まで現れて⁉
さらに、二人の主人雪原は、柚月を遊郭に連れて行き、自分の馴染みだという遊女、白峯(しらみね)と契りを交わすよう柚月に迫る。
柚月と椿。
二人の恋は、前途多難。
一つよにさく華となれ。
幕が開け、渡りを経て、嵐の予兆が訪れるまでの、ほんの隙間の物語。
文字数 28,327
最終更新日 2022.04.13
登録日 2022.03.26
高禄の旗本・藤枝外記(げき)は、新吉原遊廓で知り合い馴染みとなった遊女・綾衣(あやきぬ)と将来を誓う仲となる。
しかし母が持ってきた出世話や、綾衣が身請けされると感じた外記は、心中を計画する…。
江戸時代に実際に起きた事件を元に描く、歴史短編。
登録日 2020.07.20
肥前長崎丸山遊廓、梅木楼抱えの秋野は、外出の帰り道に廓近くの思案橋の上で、稲佐山のなだらかな稜線を眺めながら、その向こう側にある故郷の福田村を偲ぶのを常としていた。元治元年春の夕方、思案橋の上で、稲佐山が福田から見るのとは左右あべこべに見える、と背後から秋野の心情を代弁するように言ったのは、勝海舟の供で初めて長崎を訪れていた坂本龍馬だった。
翌慶応元年夏の夕方、同じく丸山遊郭の門前橋の上で、秋野は長崎に亀山社中を設立して程ない無一文の龍馬と再会する。揚げ代を自らの借金にし、梅木楼で時を過ごしながら、福田から丸山へ売られた身の上を龍馬に語る。
慶応二年初春、「亀山の白袴の大将」と呼ばれ長崎の町で噂の種になっていた龍馬は、梅木楼を訪れ、昨夏のお礼にと、木製の紅い簪を秋野に渡す。以後、馴染みの情人(シャンス)となった龍馬から、梅木楼に面白可笑しい手紙が届くようになる。
慶応三年春、亀山社中改め海援隊の蒸気船いろは丸が、航海中に紀州藩船と衝突し、沈没してしまう。龍馬と、三味線を手にした秋野は、ふたりでいろは丸の唄を節付けする。その唄は丸山遊廓だけでなく、海難談判の場となった長崎で大流行し、海援隊は町の世論を味方に付けることに成功する。
同年秋、龍馬は長崎を発つ前日に秋野を誘い、婦人用ブーツを履かせ、夕刻から晩にかけてデイトする。眼鏡橋を渡って中島川沿いの上野彦馬撮影局でふたりの立ち姿の写真を撮り、旧亀山社中からの夕景と風頭山からの夜景を眺め、感動を分かち合う。別れ際に、秋野は龍馬から脇差を渡される。
同年晩秋、龍馬暗殺の報が長崎に届く。程なく年季が明け、秋野は紅い簪を髷に差し、シャンスからの数々の手紙が入った風呂敷を持ち、三味線を背負ってブーツを履き、懐にふたりの写真と脇差を納め、丸山遊廓を後にする。思案橋の中程で立ち止まり、稲佐山を眺めながら、零れそうになる涙を懸命に堪える。
この作品は「ノベルデイズ」にも投稿掲載しています
文字数 10,916
最終更新日 2021.04.05
登録日 2021.04.02
慶安の江戸に現れた死者の行列。剣客の忍足数馬は死者の行列に挑むも、その魔性に引きこまれた。次いで死者の行列は遊女の店が並ぶ通りに現れた。そこには人斬りとあだ名される用心棒の蘭丸がいた…… 江戸を包む暗雲に蘭丸は挑む。かたわらの女が穏やかに眠れるように。
文字数 23,754
最終更新日 2022.05.07
登録日 2022.05.07
人口比でいちばん多数のベータ性が国の政治や経済を握っていた時代がつづき、他国との競争に負けはじめた頃、それまでフェロモンに惑わされる性質を忌避されていた少数派のアルファ性が優れたアルファ性を増やし国を再興するという政策を打ち出し、ベータ性たちに支持され主権を取り戻します。
その政策のために、国の庇護を受けながら他性と共に共存していたオメガ性の男女はアルファを増やすために「オメガ保護地区」と名付けられた隔絶され、そのなかに唯一外界に開かれた遊郭街がつくられました。
その遊郭街で生きる男オメガの遊女たちの連作短編です。
傾向と注意>
・遊女は男女共にオメガです。
・遊郭なので愛無し、モブ攻などが多数含まれています
・人身売買や売買春に関する表現多め
・違法行為や麻薬などの反社会的表現も一部有り
・明らかなハッピーエンドは少なめかも
禁止事項>
・文章の無断盗用、自作発言
文字数 12,641
最終更新日 2019.07.21
登録日 2019.07.20
流れ流れてたどり着いた平穏な暮らし。
細工師と名乗って簪やちょっとした小物を作って生計を立てている。
幼馴染や友人と気安い日々を送っていたが、お隣さんは訳ありで。
性表現には☆マーク
残酷シーンは★マーク
女癖悪男、遊郭の主人、元遊女、任客が出てきるのでR18となっております。
キャラの性格や行動を考えていたらエッチなシーンやBLシーン、残酷、暴力、人死があるなってことで苦手な方はそっとお逃げください。
自分でどこまで書けるか考えるとソフトめに予定してましたがキャラ達の個性とか人間性と人生が重いので彼らの行動に任せちゃいます。
昔、四コマで描いてみようかなって考えたネタですが漫画もめっきり描けなくなったのでこんな感じで書いて見ます。
なんちゃって和風ファンタジー。
江戸っぽいけど架空世界でのお話です。
職業の内容、作業工程などは適当なので軽くそういうもんだと流してください。
時代考証とか土地勘だとか必要ない長屋周りの人間模様をお楽しみ下さい。
カクヨムさま、小説家になろうさまにも掲載してます。
文字数 24,689
最終更新日 2023.02.14
登録日 2023.01.13