「匂い」の検索結果
全体で915件見つかりました。
文字数 2,299
最終更新日 2019.06.15
登録日 2019.06.15
「君を一生守ると誓おう。……たとえ、この手が罪に汚れようとも」
十五年前、騎士団長だった父は、親友である王太子ジークハルトを庇って戦死した。
五歳で天涯孤独となったルシアンを抱きしめたのは、血の匂いと深い後悔を纏ったジークハルトだった。
「父の代わりにはなれないが、私が生涯、お前の側にいる」
その日から、ルシアンは王宮の奥深く、宝石のように大切に、そして過保護に育てられた。
二十歳の年の差、世継ぎも作らず自分だけに注がれる無償の愛。
成人を目前に控えたルシアンは、いつしか自分を保護する「父の親友」に対し、名前の付けられない熱い感情を抱き始める。
しかし、華やかな夜会の裏側で告げられた残酷な真実。
「殿下が貴方を側に置くのは、死んだ親友への『贖罪』に過ぎない」
自分の存在が愛する人の未来を縛る枷であったと知ったルシアンは、感謝と絶望を胸に、何も告げず王宮を去る決意をする。
逃げ込んだ先は、かつての父を誰よりも誇りに思う叔母夫婦のもとだった。
だが、ルシアンは知らなかった。
彼を失ったジークハルトが、十五年かけて築き上げた「慈愛の仮面」を脱ぎ捨て、狂気に満ちた執着を剥き出しにすること。
そして、ルシアンを溺愛する叔母夫婦が、彼を傷つけた王宮の者たち、そして殿下本人にさえ「死よりも残酷な報復」を企てていることを――。
償いから始まった関係が、歪んだ独占欲へと変貌する時。
逃げ出した小鳥を待ち受けていたのは、自由ではなく、より深く甘い「狂愛」の檻だった。
文字数 2,637
最終更新日 2026.03.04
登録日 2026.03.04
十二歳の少年、ルシアは、何故だか全ての人間から敵意を向けられていた。
罵詈雑言を浴びせられ、暴力を受ける日々。
そんな地獄のような日々だったが、一人の少女だけはルシアの味方だった。
しかしルシアは、その少女の誕生日に情事を目撃してしまい、何故優しくしてくれるのか……その真実を聞いてしまう。
ふらつきながらもさまよい、歩き、森を抜け、そして、
『君……美味しそうな匂いがするね!』
最強種、竜族と出会った。
竜族との邂逅が、ルシアの運命を大きく変える──。
文字数 29,132
最終更新日 2020.11.27
登録日 2020.11.09
殺害描写あります。
目を覚ますと、路地裏に倒れていた。記憶がない。なぜここにいるのか、何があったのか——何も思い出せない。
警官の声に怯えて逃げ出した俺は、腐敗臭が立ち込めるアパートに辿り着く。
その匂いを嗅いだ瞬間、記憶が蘇った。
俺は特殊清掃員だった。
そして、隣人を殺していた。
文字数 3,078
最終更新日 2026.02.15
登録日 2026.02.15
感触も温度も、匂いも声も横顔も。ずっと傍にいたから全部知っていたのに。 そんな、文目のいたプロローグを追想する晴は、今日も画面の前で見えない過去に縋る
文字数 18,492
最終更新日 2025.03.17
登録日 2025.03.17
飲むと獣耳と尻尾が生える薬。
確率は数分の一。
同じ本数を飲んで、生えてきたのは彼だけ。
ぴるぴるふさふさ動くのが可愛い。
耳と尻尾以外にも変化が。
「いつもより良い匂いがする」
彼女の匂いに興奮し、劣情を滲ませた彼に押し倒され味わわれる。
◇ムーンライトノベルズ様へも掲載しております。
文字数 5,086
最終更新日 2023.01.31
登録日 2023.01.31
猫の人生は、ささやかな喜びでできている。日だまりの暖かさ、カリカリの匂い、そして愛する人の手の感触。この物語の語り手である小さな猫にとって、ララがいるから世界は完璧だった。しかし、その黄金色の日常の裏側で、影が色濃くなっていく。ララは、不治の病に侵されていた。主人の脆さを本能で感じ取った猫は、ただ見守るだけの日々を捨て、彼女の笑顔を守る騎士になることを決意する。ラベンダーのカーテンが揺れる家で、愛と別れ、そして猫の忠誠心を描く静かな物語が始まる。
文字数 902
最終更新日 2026.04.30
登録日 2026.04.30
毎朝通う喫茶店。変わらない一日を始めるはずだった──。
だがその日は、珈琲の香りに鉄の匂いが混じり、時計の針は勝手に踊る。店内には、どこかで見た店員の影がちらりと現れ、意味のわからない声が耳に残った。
気づいたときには、もう逃げられない……この店では、“知らないままでいること”だけが救いなのだから。
文字数 5,853
最終更新日 2026.03.24
登録日 2026.03.24
いつまでも、親の名前に縛られる人生なんて嫌なの。
私は、私の人生を歩きたい。
そして、私の心を真っ直ぐ見てくれる人と恋がしたい。
その人と心から愛し愛されるような……そんな恋がしたい。
だから、窮屈で退屈だった家も
隠然と鈍く輝く邪魔な名前も捨てる。
そう覚悟を決めて、家を飛び出したのは1年前。
誰の目も気にせず、自由を手にしたと思った。
けれど、世間と言う広い空は
私が籠の中で見ていたものより遥かに厳しく
甘くはなかった……。
*・゜゜・*:.。..。.:*・゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*
桐生 妃奈子(きりゅう ひなこ) 25歳。
関西にある実家を飛び出し、辿り着いた先が日本でも屈指の歓楽街・渋谷。
親の手が届かないだろうと思ってやって来た街は、金の匂いを嗅ぎ分け、襲い掛かる魔物たちの巣窟だった。
桐の箱に入れられ、大事に育てられた彼女はそんな魔物たちに取っては恰好の餌。
まんまとカモにされて、身ぐるみを剥がされる。
自分の人生を歩き、心から人を愛し、愛される恋がしたいと息巻いていたそんな彼女の1年後。
辛酸を舐め、世の中、自分以外は信じられないと少しはお利口になった彼女の前に現れたのが、男前だが軽いノリで掴み所の無いチャラい男・ハル。
そんな彼に何故か気に入られ、付き纏われるヒナコ。
しかし、この得体の知れないハルが現れた事によりヒナコは飛んでもないマネーゲームに引きずり込まれる事になる―――
*・゜゜・*:.。..。.:*・゜・*:.。. .。.:*・゜
注①:作中に登場する人物名・団体名・企業名・商品名・ゲームタイトル名等は全てフィクションです。
注②:作中に登場するゲーム内容、企業・団体情報、登場人物が持つ知識は創作上のフィクションです。
登録日 2021.03.20
お立ち寄りいただきありがとうございます。10000字くらいの短編です。よろしくお願いいたします。※ 午前中間違えて途中なのに「完結」にしていました。今はちゃんと最後まで公開してあります。大変失礼しました。
【あらすじ】
大型書店で働く四葩雫(よひらしずく)は雨上がりの田舎道でウシガエルを助けた。
その日、家に帰るとハイドランジア王国の王子を名乗る美貌の男に「お礼です」とキュウリを手渡された。
新手の勧誘か、何かの詐欺かと警戒する雫だが、ルイと名乗った美しい自称王子様からは、どこか真実の匂いがした。
梅雨の季節に出会った運命のふたり。
大切なものは目には見えないし、一度失った場所に戻ることはできなくても、新しい場所でまたやり直すことはできるのかな……的なお話です。
※ 表紙は「かんたん表紙メーカー」様で作りました。
※ 2019年にフジョッシー様の「梅雨のBLコンテスト」に参加した作品を改稿して転載しています。
文字数 10,049
最終更新日 2021.01.16
登録日 2021.01.16
殺し屋、晴臣《はるおみ》は、血の匂いを指先に残したまま“仕事”を終えた。
夜明け前の屋根の上で、息を吐く――その背後から、声が降りた。
「君が、彼女を殺したのか?」
探偵である白石冬馬《しらいしとうま》が、女の写真を掲げる。そこに写る笑顔は、晴臣が数時間前に葬ったばかりの人物だった。
証拠を突きつけられ、終わりを悟るはずだった。だが冬馬は言う。「依頼主が、君に会いたがっている」と。
それは罪と真実を繋ぐ、奇妙な“契約”の始まりだった。
互いの心を試すように、夜の街を並んで歩く二人。惹かれるほどに、壊れていく理性。
月は満ち、真実は赤く滲むーー晴臣は知る。
愛というのは、苦しくて歪んでいると。
文字数 64,901
最終更新日 2025.12.02
登録日 2025.10.20
足音が重くなり、缶を開ける秒数が変わった日。この家の何かが壊れ始めた。
三万匹に一匹のオス三毛猫が記録する、不器用な人間たちの静かな日常。
私の名前はミケ。三万匹に一匹しか生まれないオスの三毛猫であり、この家の「管理者」である。
世話係の男(ユウキ)がキャットフードの缶を開ける速度は5秒。トイレの砂は週に2回替わる。彼のなで方は70点。過不足のない、悪くない家だった。
しかしある日、家に「知らない花のにおい」をまとった女(サヤ)がやってきたことで、私の完璧な日常にさざ波が立ち始める。
靴を脱ぐ順番、声の高さの変化、不規則になる足音、そして微かに漂う緊張の汗のにおい。
人間たちは言葉で隠し事をしているつもりらしいが、猫の耳と鼻をごまかすことはできない。私はいつも通り棚の上から、彼らが発するわずかなサインを静かに分類し、記録していく。
変わらない平穏を望むミケの視界の端で、人間たちの関係は少しずつ、しかし確実に変容していく。
匂いと音で人間たちの心の機微を読み解く、誇り高くも愛らしい猫の視点で描かれる、静かで少し切ない同居の記録。
文字数 88,554
最終更新日 2026.05.27
登録日 2026.04.29
とあるルール
現代社会の歪みの縮図であり富裕層が集う南零寺界隈には、金のない市民は足を踏み入れてはならないという暗黙のルールが存在していた。
所轄刑事の千石清十郎は、普段は事勿れ主義を装っているが、実は平安時代から続く牙狼族の生き残りであり、満月の夜には悪人への怒りで餓狼化する本能を秘めている。
ある日、その部下で格上の力を持つクマ族の男である深尾の存在に辿り着くが、深尾の圧倒的な怪力を前に初めての敗北を喫してしまう。
コミュニティ
清く美しい人間以外は始末するという独自のファシズムが織りなす正義感を育み、同じ血の匂いをさせながら悪事を働く深尾に、逃げずに立ち向かう覚悟を決める。
千石宗家
深尾を打ち負かす手立てを求め、清十郎は深い雪に閉ざされた霊山である白夜山にある宗家を訪れる。
家頭千石狂四郎
清十郎は千年以上を生きる宗家の家頭である千石狂四郎にまみえ、身体を巨大化させ底なしの戦闘力を宿す伝説 of 姿であるフェンリルへの覚醒を願い出る。
修行の日々
最強の師範である拳骨による過酷極まる地獄の鍛錬が始まる。
満身創痍になりながらも新技の剛拳を編み出した!
狂四郎の企て
修行の末にフェンリルへと覚醒した清十郎だったが、狂四郎の本性が、絶対神を目指し仲間をも捕食するサイコパスであることが発覚する。
狂四郎は格上のクマ族と結託し、大国を巻き込んだ世界戦争を引き起こしていた。
巨悪である狂四郎を完全消滅させる。
狼牙族ミーティング
狂四郎を打倒した清十郎たちは会議を開き、人間との共存を目指す新たなルールを確定させる。
狂四郎の孫である彦一が率いる戦隊の夜襲に備えて結束を固める。
狂四郎戦隊全滅作戦
宗家に攻め込んできた彦一の戦隊に対し、清十郎たちは完璧な罠で迎え撃つ。
フェンリル化した清十郎は新技のロックブレイカーインパクトで彦一を撃破する。
しかし、桁違いの力を持つ怨恨の深尾だけを逃してしまう。
戦い〜月末
深尾はさらなる闇の力を蓄え、清十郎のバディである白河刑事を急襲して呪符を強奪する。
激闘の中、白河が猫忍族としての記憶と蒼き炎の力を覚醒させて加勢する。
極限の戦いの中、すべての生命の摂理を感じて宇宙と繋がった清十郎は、白い髪が蒼く光る究極の進化を遂げ、新奥義のロックブレイカー空によって深尾を分子レベルまで消滅させる。
その勢いのまま、黒幕である陰陽師の末裔の宇多野松金をもロックブレイカー空で宇宙へと還し、南零寺界隈に蔓延っていた歪んだルールを完全に解体した。
戦いの後、清十郎は絢音と結婚して慎ましく幸せに暮らし、人間についての実相を若き牙狼たちに教授していく。
そして最後は、人間を最期まで信じ続けたまま、宇宙へと繋がる涅槃の光の中へと溶け込んでいくのだった。
文字数 18,203
最終更新日 2026.07.02
登録日 2026.07.02
その日、ベイタン王国が異世界召喚の儀式を行った。
言い伝えでは『高校生』と呼ばれる者が来るはずだったのに……召喚したのは、盲目の男だった。
高校生でもなく、盲目である男が、勇者であるはずがない。
そうして盲目の男、刀夜はベイタン王国を追い出された。
しかし――刀夜は盲目にして、戦国時代最強の剣士であった。
見えていないはずなのに周りの状況を音や匂いで把握し、敵を打倒できる。
それは異世界に来ても、遺憾無く発揮される。
追い出したベイタン王国は、後々に後悔することになる。
この世界でもすぐに名を轟かせる刀夜は、本来なら自分達の国が召喚した者だったのに。
しかも……ベイタン王国は、最大の敵を、自分達で召喚してしまったのだった。
「ふむ、某をこのような未知の世界で、そして剣の道を極めるのに最適な世界に誘ってくれたことは礼を言おう。だが、今更戻れと言われても遅い。某は、この世界で剣を極め、弱き者を助けるのだ」
文字数 10,230
最終更新日 2020.11.08
登録日 2020.11.08
本作は〈影咒記(EIJUKI)〉の江戸咒譚 第一篇 ― 明神恋咒変(みょうじんれんじゅへん) ―です。
江戸の闇に息づく恋と祈りの記録を描きます。
――影は祈りを映し、咒は恋を刻む。
江戸の夜に咲いた十の物語、それを人は『影咒記』と呼ぶ。
三月の風がまだ冷たい江戸の町。
南町奉行所の同心・榊原新右衛門は、湯島聖堂周辺で続く辻斬り事件を追っていた。
被害者はみな口を揃えて言う――「足のない女を見た」と。
生け捕りを命じられた新右衛門は、町の蕎麦屋「明神そば」を営む娘・おせんに励まされながら、夜の見回りに出る。
だが、橋の上で見た白い影は人ではなく、怨念の残滓だった。
おせんは恋慕の想いを護符に託し、霊雲寺の天明和尚から「恋愛成就の符」を授かるが、和尚の手違いで渡されたのは「死しても添い遂げる符」――。
その誤りが、二人の運命を狂わせていく。
薬研堀橋に現れる“足のない女”、そして魂を喰う妖刀。
命を奪うのは人か、刀か、それとも宿命そのものか。
山伏の道明、符術を操る和尚らが絡み、やがて浮かび上がるのは「想いが祈りを超えたとき、恋は呪いへと変わる」という真実だった。
おせんの死後もなお、彼女の声は榊原に届く。
“添い遂げる符”によってこの世に留まったおせんの霊と、彼女を見つめる榊原。
二人の絆は、生と死を隔ててなお消えることはなかった。
やがて明らかになる妖刀の正体、そして恋の成就の行方――。
江戸の夜を彩る灯籠と霧のなか、愛と祈りと呪いが交錯する。
静かな情緒と怪異の匂いをあわせ持つ、和風幻想捕物長編。
読後、胸に残るのは“香”のような余韻。
人を想う心が、いかに美しく、いかに儚いものかを描く物語。
『影咒記』連作はこちら → 明神恋咒変/紫陽花庵夢死帳/湯煙鬼火奇譚
※毎晩21時頃更新予定。
江戸に残る“祈りと咒”の記録を、どうぞゆるやかにお読みください。
文字数 50,073
最終更新日 2025.11.02
登録日 2025.10.18
なぜか異世界に来てしまった
主人公ユウキが
お料理をしていたら
魔獣やってきて匂いを嗅ぐ
二体いたフェンリルとオルトロス
美味しい料理を振る舞うという約束で
契約して
美味しい料理の探訪をして
そしてギルドで活躍できたらいいなっていう
基本的にギャグ的ようが多め
文字数 202,069
最終更新日 2024.05.11
登録日 2024.02.24
それは妹の誕生日に起こった。
むせ返るような血の匂いと、壁に書かれたHappybirthdayの文字。
そして、胸に剣を刺され浮かぶ妹の姿。
それから3年後、主人公は妹を救うための旅をすることに…!
拙い文章ですが、暖かく見守っていただければ幸いです。
文字数 42,024
最終更新日 2020.05.22
登録日 2020.03.12
『とにかく女子が好きでヤりまくっていたのに、勃たなくなるしキスすら出来なくなった。親友の父親が医者だから相談に乗ってもらったけど――――親友の匂いと親友とのキスを妄想して、イけてしまった』
俺と、
『一目惚れした相手と親友になれたけど、女の子たちとセックスしてるのが悔しくて、でも好きって言えなくて、勃たないってわめくから、親友の手首拘束して目隠しして、むりやり襲ってみた』
僕の、
恋の物語。
文字数 48,274
最終更新日 2022.01.11
登録日 2021.08.22