「否」の検索結果
全体で2,256件見つかりました。
「アンジェル・セルトン嬢との婚約を解消し、妹であるヴィオレット嬢と婚約することをここに発表する!」
声高々にその宣言はホールに響き渡る。壇上にはペルラン王国の第一王子であるクレール・バルテル王太子。その隣に寄り添っているのはヴィオレット・セルトン――アンジェルの異母妹だった……
侯爵令嬢アンジェル・セルトンはペルラン王国、クレール王太子の婚約者であったが学園の創立記念パーティーの日に婚約破棄されてしまう。更にその場で告げられたのはアンジェルの異母妹、ヴィオレットとの婚約だった。
しかし幼い頃から厳しい妃教育を受けてきたアンジェルに比べて甘やかされて育ったヴィオレットはその美貌以外はまったくの無能だった。何の教養もない娘を王太子の婚約者にしようとしたと王家の怒りを買ってしまう。王太子とヴィオレットの醜態によりその信用を著しく落としてしまった王家とセルトン侯爵家はそれを払拭するために密約を交わす。それは「アンジェルが王子との婚約を拒否し、嫌がる妹を無理やり身代わりにさせた」という嘘だった。その嘘によりアンジェルは侯爵家、王家の尻拭いを一人でさせられる事になってしまう。
その罪状は…塔に棲む魔物の生け贄になる、ということだった――
文字数 288,984
最終更新日 2024.05.11
登録日 2022.01.31
「アルファポリス」「カクヨム」「ノベルバ」に投稿しています。
19話10万字の完結作です。
『異世界で人生やり直し』
佐藤直太朗は夢の中で見ず知らずに金髪老女に話しかけられた。
とんでもなく居丈高な態度で、普通の人間なら聞く気になれない話し方だった。
しかも異世界に千億もの遺産があると言う荒唐無稽な話だった。
普通の人間なら絶対に信じない話だ。
それでなくても弟と手を組んだ伯母に陥れられた直太朗は人間不信となっていた。
だから完全拒否の態度で応答した。
その態度に苛立った金髪に老女は、強硬手段に出た。
無理矢理直太朗を異世界に召喚したのだった。
文字数 112,729
最終更新日 2022.03.16
登録日 2022.02.26
「お前、もしかして俺のこと好き?」
水泳部の頼れる先輩・田所康二(たどころ こうじ)と自由奔放な後輩・遠野陰斗(とおの かげと)。
面倒見のいい田所は、どこか危なっかしい遠野のことを何かと気にかけていた。
「うざい」と言いながらも遠野はそんな田所の視線を気にしてしまう。
ある日、プールで溺れかけた遠野を田所が助ける。
目が合い、濡れた肌が触れ合う瞬間――遠野の心臓はなぜか激しく跳ねた。
(違う、俺はノンケだ。男にドキドキなんてしない)
必死に否定するも田所の何気ない言葉や仕草が気になって仕方がない。
そして、ついに田所の口から告げられた一言。
「……お前のことが好きだったんだよ」
冗談じゃなく、本気の告白。
逃げる遠野、待つ田所。
焦れったくて熱い、真夏のプールサイドで交わされる恋の行方は――!?
文字数 18,096
最終更新日 2025.03.10
登録日 2025.02.28
「離婚しよう」
セックスレスが原因で、夫にそう告げられた拒否柴受け。
拒否柴な受けと、溺愛全肯定なお兄さん夫。
すれ違い続けた夫夫関係は、限界寸前。
しかし、別れを覚悟した先で待っていたのは、
想像以上に甘く、優しい溺愛だった。
甘やかし全肯定夫に愛されながら、
拒否柴を卒業し、仲直りえっちへ向き合う受けのレス解消えっちの練習開始。
溺愛全肯定お兄さん攻め×拒否柴受け
文字数 4,145
最終更新日 2025.12.19
登録日 2025.12.11
王の命令で時を越えた騎士は、すべてを救うはずだった。
だが目覚めた時、国はすでに滅びていた。
二十年。
守るべき主君も、親友も、すべてを失い、
彼は“生き残ってしまった罪”だけを抱えていた。
「お前がいれば、違ったかもしれない」
その言葉を否定できないまま、隣国へと追放される。
そこで出会ったのは——
自分と同じ顔をした、ひとりの少年。
本来、自分が死んだ後に生まれるはずだった命。
明るく笑うその存在は、歪んだ運命の中で壊れかけていた。
もう遅いかもしれない。
それでも。
それでも彼は、救いたいと思ってしまった。
これは、
──遅すぎた騎士が、それでも誰かを救おうとする物語。
文字数 67,092
最終更新日 2026.04.24
登録日 2023.08.31
事故で両親と愛犬を失った陽太。
アルバイトを掛け持ちして、ギリギリの生活を送っていた。
ある日、深夜バイトの帰り道、交通事故に巻き込まれてしまう。気が付けば真っ白な空間にいて、勝手に人の性格を「単細胞」と評する謎の声に、宝珠を体内に埋め込むので異世界で頑張って長生きしてほしいと頼まれてしまった。
落ちた先は、見知らぬ世界。
深い森にひとり住む喋る大狼のグイードに拾われた陽太は、持ち前の明るさと単細胞な性格のお陰もあって、一見キツイけど実は優しいグイードとのワイルドなもふもふ付きスローライフを満喫し始める。
グイードとの会話から、自分が「宝珠の神子」と呼ばれる百年に一度降臨する神の使いだと知る。
神子はこの世界の獣と番い子供を作る存在と聞いた陽太は、
「やだ! グイードといる!」
と獣王が住む帝都に行けというグイードの提案を拒否。
この先も共にいたいと伝えると、グイードも渋々だけど嬉しそうに受け入れてくれた。
だが、突如平和は破られる。
突然現れた仮面姿の獅子獣人に拉致された陽太。
気付けば獣国の帝都にある獣王城にいて――?
孤独な狼x単細胞な神子のもふもふファンタジーBL、ハピエン。
11万字完結作です。
【BL大賞参戦中】
【ムーンライトノベルズさんにも投稿してます】
文字数 111,698
最終更新日 2024.11.16
登録日 2024.10.25
ファンタジー小説大賞応募作品です(*'▽')
応援よろしくお願いします!
主人公が異世界転生でもらった力は、神のルーレット。高倍率が当たれば、一気に金持ち、経験値も増える。だが、転生したのは自由のない13才の少年奴隷。ご主人様は貴族だった。
やがて主人公は奴隷から解放されるが、もう一回奴隷になれと貴族に命令される。拒否し自由を求めるが、貴族に敵視されてしまう。
冒険者として活動する為には資金が必要になる。特にスキルを付与してくれるスクロールは高額。主人公はイカサマを思い付き、神のルーレットで試してみる。
ジョブ弓士を獲得し、スキルを獲得し、やがて仲間が増え(※女の子に限る)、冒険者として異世界ダンジョンで生きていく!
文字数 268,205
最終更新日 2019.12.17
登録日 2019.05.16
アレフ・ブレイブは優秀な剣聖の家系に生まれたものの、剣の才能が全くなかった。
けれど、ひょんな事から魔法に興味を持ち、自室である物置小屋で独学で魔法をマスターしていくも、ある日父親ジャコブ・ブレイブに魔法の入門書が見つかってしまう。
「剣技も録に会得できないくせに、魔法なんぞにかまけていたのか! 剣も振れないお前など、ブレイブ家の恥さらしだ! もう出て行け!」
「そ、そんな……!」
アレフは剣の稽古をサボっていたわけでもなく、魔法の研究は空いた小さな時間でやっていたのに、ジャコブに家から追放されてしまう。
さらには、ジャコブにより『アレフ・ブレイブ』は病死したことにされてしまい、アレフは名前すら失ってしまった。
「うっ……」
今までずっと住んできた屋敷から追い出され、それによりアレフ――否、名無しの少年が得たものは不安だけだった。
大粒の涙をこぼして、追い出された屋敷の近くの森の中で静かに泣いた。外はもう暗くなっていて、そこら中から獣のうめき声が聞こえる。
とてつもない悲しみに少年は打ちひしがれていた。けれど、彼は立ち上がる。
「……行かなきゃ」
ぽつぽつと一人、少年は歩み始めた。――生まれ育った屋敷に背を向けて。
「アレフ・ブレイブは……死んじゃったんだ……僕はもう、アレフじゃないんだ……」
名前を失った少年はただ暗い森の中を歩く。
その先に明日があるのかも分からないけれど、とにかく歩いた。
少年はぼそっと呟く。
「……そうだ。まずは僕が誰なのか、名前をつけないと……僕が僕であるために……」
「名前……そういえば、男の魔法使いはウィザードって呼ばれることがあるんだっけ……。なら僕は……」
「――ウィズ。そう名乗ろう」
足を止めていたウィズはまた歩き出した。その先には何があるのか分からないけど、後ろには戻れない。
「……さようなら、アレフ・ブレイブ」
ウィズは今までの自分に別れを告げると、暗闇の中に消えていったのだった。
――物語が動き出すのは、『ウィズ』と名乗る青年が雑貨店を営み始め、数年後のことになる――。
文字数 396,453
最終更新日 2023.11.10
登録日 2021.12.22
日々、婚約者に否定され続け、それでも黙って耐え抜いてきたイーティミス。そんな彼女の献身は認められず、見知らぬ娘を連れた婚約者はいとも簡単に彼女を捨て去った。心身共に疲れ切ってしまったイーティミスが選択したのは、死、だったーー
心身共にボロボロで自己肯定感が完全消失したヒロインが、通りすがりの人外ヒーローに拾われてドロドロに愛されるお話。
終始仄暗い&メリバendになりました〜。
コメディ要素はないですが、救いはあります。
※♡喘ぎ、淫語、効果音あり。
タグご注意の上、お楽しみ頂ければと思います。
作品設定?裏話?の蛇補足は、活動報告にあげてます。今回も短めですが、もし気になってくださった方は是非〜!
文字数 11,334
最終更新日 2022.06.10
登録日 2022.06.10
愛執婚 内気な令嬢は身代わりの夫に恋をする
レンタル有り密かに婚約者の駆け落ちを手伝い、結婚が白紙となった名家の令嬢・美琴。厳しい祖父に抗えず、新たにお見合いをした彼女は、その相手が幼馴染である拓海だと知る。拓海は元婚約者の弟で、美琴の初恋の人。だが、彼に嫌われていると自覚している美琴は、この縁談を拒否した。すべては拓海の人生を犠牲にしないため――しかし、彼には譲れない野心があるらしく、強引に結婚が決まってしまう。そうして美琴は新婚生活を始めるが、目の届かないところに行けないようにと、拓海に身も心も縛り付けられて……
文字数 154,249
最終更新日 2021.04.14
登録日 2021.04.14
満月の夜。
マルティナは番の訪れを待っていた。番を嗅ぎ分けられるようになってから8ヶ月。
扉の向こうから愛おしくてたまらない番の声が聞こえると、たちまち先ほどまで平静を保っていたはずの思考はどこかへ消え失せ、身体中の血液がどくどくと騒ぎだした。
番であるリュディガーは竜人の血を強く引き継いで生まれた、この国希望の第一王子だ。
こうして満月の夜になると、彼は人知れずマルティナの元を訪れては、一晩中熱く肌を重ね合わせる。
マルティナは与えられるもの全て――快楽も眼差しも吐息すらも――その身体に刻みつける。辛いことがあったとき、この幸せな時間をいつでも思い出せるようにと。
なぜならリュディガーは明日になるとこの甘い逢瀬の記憶を全て忘れてしまうのだ。
◇ ◇ ◇
これは、番の本能に苦しむマルティナが、自分の意思で運命を切り開いていこうとするお話です。
!!ご注意!!
番に対して否定的なお話になりますので、苦手な方はお引き返しください。
(作者は番の物語は大好きです。決して否定派ではありません)
また主人公の意に沿わないRシーンもございます。
題名には注意喚起をつけますが、ご注意ください。
ムーンライトノベルズにも掲載
文字数 112,026
最終更新日 2026.03.12
登録日 2026.02.22
異世界から来た金目当ての聖女様。婚約者を愛する王太子。そして、王太子の婚約者のお話。
異世界からきた聖女様は金目当てで王太子と結婚したいと駄々を捏ねる。王太子は劇薬まで手に入れて断固拒否。しかし周りは二人の結婚に賛成のようで、王太子の婚約者は精神的に疲れ果てていた。
小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 2,936
最終更新日 2023.02.11
登録日 2023.02.11
白銀の髪、白銀の瞳を持つ人間のレティシアの旦那様は龍神様だ。
けれど龍である旦那様と人間のレティシア。不幸なことに操る言語が違っていた。
意思疎通ができないのは不便だ。だから龍の言葉を教えてくれと頼み込むが、旦那様は頑なに拒否する。けれど交渉の末――レティシアは龍の言葉を3つだけ教えてもらった。それは「好き」「愛しています」「もっと」。
けれどレティシアは知っている。結婚して一年。一度たりとも、旦那様から「愛しています」とも「好き」とも言われていないことを。
ハッピーエンドです。ざまぁがあります。
他サイトにも掲載中です。
文字数 3,610
最終更新日 2025.12.05
登録日 2025.12.05
業界最大手レコード会社《ステラ》の若き専務・瀬戸京介(29)は、ノンケなのに部下の男から告白されて困惑していた。
そんな夜、街で絡まれた京介を助けたのは、年下の超絶イケメン・名波慧(27)。
「俺、今日誕生日なんだ。恋人に振られて寂しくてさ――。俺の家に来ない?」
優しい声。逃がさない距離感。
初めてのキスと愛撫に、京介は"男に触れられて感じる自分"を知ってしまう。
だが、その一週間後。
日本最大級の音楽フェス《SONIC WAVE》――
経済効果100億円とも言われる、その配信権を巡るプレゼン会場で、京介は息を呑んだ。
壇上に立っていたのは、あの夜の青年・慧。
彼の正体は、新興配信会社《ECHO-エコー-》のCEO。
業界では“天才”と囁かれる、ステラの最大のライバルだった。
業界最大手 vs 弱小スタートアップ。
ビジネスではライバル、ベッドの上では――?
立場、プライド、そして100億のマネー。
すべてを賭けた勝負の中で、二人の関係は否応なく加速していく。
「もう隠さない。京介が俺の恋人だって、世界中に言いたい」
年下天才CEOの一途すぎる溺愛 × ノンケ専務の“目覚め”。
一夜の過ちから始まる、
危険で甘い、ビジネス×ラブロマンス。
※アナザーストーリー
【運命の人が敵対企業の専務だったので、ビジネスも恋も全部奪いました】
(名波慧視点)投稿しました。
文字数 43,553
最終更新日 2026.01.10
登録日 2026.01.05
実家を離れて一年。ルビナはドラゴンの生まれ変わりで特別な力を持っていた。だから国王の命によって、ルビナは王都へと移され、公爵家の怠惰な次男、ゲイリー・ボイドの婚約者となった。そこに待っていたのは、愛人リリアーナとのあからさまな浮気。姑から浴びせられるのは「ドラゴンの化け物」という罵り。屋敷の中でのルビナは、空気かの一つのように扱われ、存在を否定され続ける。力はあるけれどそれを行使した場合どうなるかはルビナが一番よく分かっている。王都を他国から守るため結界を張り、一年間、ルビナは自らの命と力を削って王都を守り続けてきた。しかし、その力は確実に弱り始めている。その理由は明白。ストレスによって魔力が乱れ、体の一部である結界もゆがみが起き、ほつれが出来ている。ドラゴンの生まれ変わりが本当の力を発揮するためには番と出会わなければならない。番と出会ったとき、ルビナは過去の自分を思い出し、眠っていた力が発揮される。
けれど、まだルビナにそのことは知らされず、ただ苦労のただなかにいる。出会えるのかさえ分からない。
文字数 22,655
最終更新日 2025.09.24
登録日 2025.09.19
なんだろう。
口の中いっぱいに甘くて優しい味が広がる。
ふわふわ、ゆらゆら。
暖かい物に包まれて、とても安心する。
「可愛い坊や、いっぱい飲んで大きくなるんですよ」
あれ?
坊やって、僕の事?
そっか、僕今は赤ちゃんなんだっけ。
え?いやいや、赤ちゃんってどういう事?
だって僕死んだはずだよね?
気付いたら赤ちゃんになっていた僕。
そんな僕を抱いて柔らかく微笑むのは、僕が冤罪で断罪してやるはずだった”悪役令息”だった。
その光景をすぐ傍で見守っているのが、僕を処刑台に送り自ら執行した”王太子殿下”だ。
どういう事⁉と混乱する頭でも、お乳を飲む口は止まらない。
平凡な日本人だったはずの自分が、気付くとBLゲームの主人公に転生していた。
「よし、ハーレムでも作り上げるかな」と調子に乗って、悪役令息に冤罪を着せた結果、処刑台に送られた。
死んだはずなのに、自分はまた転生している。
よりによって”王太子殿下”と”悪役令息”の元に生まれてくるなんて!
異世界転生してBLゲームの主人公になって色々やらかした”僕”が、再度転生した後に「気付きと反省」を繰り返して「母上ラブ強火同担拒否勢(※但し身内を除く)」な”俺”となり、母にそっくりな自分の婚約者が可愛くて可愛くてしかたなくて「あー…食べたい」と接触過多な日々を過ごしていく若干コメディな話です。
※異世界特有のご都合展開があります。
※男性が妊娠・出産をする表現があります。
※初投稿です、更新は不定期ですが完結します。
※年内はお返事する時間が取れないので感想は閉じています、ご容赦ください。
※時間が取れる様になったり連載が終わった後に開く予定です、宜しくお願い致します。
文字数 41,308
最終更新日 2025.11.24
登録日 2025.10.31
「勇者じゃないと言われて追放されたので、帰り方が見つかるまで異世界でスローライフすることにした」から改題しました。
※小説家になろうで先行連載してます。
何の取り柄もない凡人の三波新は、異世界に勇者として召喚された。
他の勇者たちと力を合わせないと魔王を討伐できず、それぞれの世界に帰ることもできない。
しかし召喚術を用いた大司祭とそれを命じた国王から、その能力故に新のみが疎まれ、追放された。
勇者であることも能力のことも、そして異世界のことも一切知らされていない新は、現実世界に戻る方法が見つかるまで、右も左も分からない異世界で生活していかなければならない。
そんな新が持っている能力とは?
そんな新が見つけた仕事とは?
戻り方があるかどうか分からないこの異世界でのスローライフ、スタートです。
文字数 1,357,476
最終更新日 2022.05.27
登録日 2019.07.08
公爵令嬢セラフィーヌは転生者でありいわゆる「悪役令嬢」。そして義弟から溺愛されている。だがその義弟、少々ヤンデレ。
※タイトル詐欺はございません。
文字数 771
最終更新日 2026.03.26
登録日 2026.03.26
写真に強い苦手意識とトラウマを抱える主人公・碧は、人との関わりを避けるために高校進学を機に環境を変え、目立たないよう静かに過ごそうとしていた。入学初日、周囲が友達作りや部活動勧誘で賑わう中、居場所のなさを感じた彼は、校内で見つけた一本の桜の木の下へと逃げ込む。
穏やかな風と桜に包まれたその場所で心を落ち着かせていた碧だったが、突然シャッター音が鳴り響く。振り返ると、写真部の先輩・芦屋千景がカメラを構えていた。無断で撮られたことに動揺し、自分の写った写真を否定する碧に対し、芦屋はその自然な表情を「良い」と評価し、強引ながらも「一年間、自分の被写体になってほしい」と提案する。
過去のトラウマから写真を拒絶したい碧だったが、真剣な眼差しで自分を見つめる芦屋に言葉を失い、その申し出を拒みきれない。桜色の世界の中で、静かだったはずの心は大きく揺れ動き始める。こうして碧と芦屋の、不器用で少し特別な関係が動き出すのだった。
文字数 2,270
最終更新日 2026.04.14
登録日 2026.04.14