「袖」の検索結果
全体で142件見つかりました。
クリスマスのバスツアーで始まる、無言の恋物語。
17歳の私にとって、加藤は「キモい」存在。でも、彼が隣にいないと世界が不安定になる。袖を掴み、肩に寄りかかり、席替えでは無言で隣を「予約」する——。
「無言監視でしか愛せない恋とか、私のクリスマス永遠に無言地獄」
高校生の複雑な心理を丁寧に描いた、全5話の短編です。
文字数 9,606
最終更新日 2025.12.20
登録日 2025.12.20
朝廷の外、家の外――名と武功で生きる世界〈江湖〉。
内功と外巧を磨いた侠客たちは、門派と思想を背負い、千年にわたり均衡を保ってきた。正派三門、流雲衆、清談派、無縁会、そして奪われた者の集団・玄影。それぞれの思惑が交差し、噂は刃となって霧を呼ぶ。
だが千年前、赤霄原で禁忌「帰虚の法」が行われる。六人の武侠が一人の子どもを〈器〉として内功を流し込んだ夜、世界は裂け、妖を孕む霧が江湖へ溢れ出した。史書はそれを「衡崩の夜」と呼ぶ。
そして千年後。霧深い赤霄原で目覚めた少年は、名も過去も失っていた。
街道を渡る流雲衆の策士・燕秋は、少年に名を与える。――白黎。
名を呼ばれた瞬間、霧はわずかに道を開いた。だが白黎の内功は異質だった。力を振るうたび感情と人格が薄れていく。強大な力の代償として、〈器〉そのものが削れていく。
自分を削って守ろうとする白黎。かつて選ばなかった夜を背負い、誰かを前に出して生き延びた燕秋は、それを止めきれない。
旅の途中、清談派の蘇雨と出会い、霧から生まれた妖〈虚喰〉を討つ。蘇雨の香は内功と恐怖を鎮め、三人の道中に「間に合う」手順を加えた。だが戦いのたび、白黎の遅れは深まっていく。
やがて辿り着いた霜灯村で、玄影の幹部・墨玄が現れる。「器か、侠客か」
選ばされる夜。前に出ようとする燕秋の袖を、白黎は掴んだ。――行かせない。
「相棒になろう」
削れる運命を抱えた少年と、選び損ねた夜を背負う男。六勢力が交錯する江湖で、二人は並ぶ手順を決める。
名を鎖にせず、刃にもせず。削れが進めば、白黎は守った後にいなくなる。それでも二人は、名を呼び合い、噂と霧の中心へ歩き出す。その先で待つのは、再び『帰虚』の縫い目だ。
*小説家になろう様・カクヨム様・ノベルデイズ様にもこの作品は投稿しております
文字数 82,599
最終更新日 2026.01.29
登録日 2026.01.25
ーまだ見えぬ 斜陽に落つる 鬼の角 待ち焦がれては 小袖を振るうー
大学生の千代の家には古くから伝わる和歌が残されていた。
お盆に帰省し、のんびり過ごそうと友達の由紀と企むが、
和歌の謎と対峙することになる。
文字数 11,328
最終更新日 2022.06.28
登録日 2022.06.28
魔法なんて、ファーストフードだ……。
pixivお題 萌え袖より
文字数 1,530
最終更新日 2021.11.07
登録日 2021.11.07
成人式の晴れ着を見ると、心がギュッと痛くなる。普通でない自分の過去、汚名返上するために思い描いた未来の姿とは懸け離れた、屈辱としか言いようのない情けない姿。
成人式には出席していない。「昔の知り合いに会いたくないもん」と、強がりを言っていた。
両親は「せめて振り袖で写真だけでも撮らないか?」と言ったが、それも拒絶した。
それは何故か。当時の私は自律神経が乱れて微熱が下がらず、近所を散歩するだけで具合が悪くなっていたからだ。総合病院には通院していた。ただし内科、お情け程度の神経内科があるところだった。バスにも乗れない私は、父の運転する後部座席に横たわって、病院へ出向いた。長い診察待ち時間を椅子に座っているだけで具合が悪くなった病院で処方された薬は、殆ど効果がなかった。
当時、たまたまテレビで精神科に通う青少年が急増の特集が組まれていた。この頃、精神科に通うのは恥ずべきことだと、だからこそ親は総合病院に通院させていた。目眩の原因を探るためにCT検査や採血など、あらゆる検査をしたが原因不明。
私はテレビを見終えた後、地元の精神科クリニックを探し、親の反対を押し切って、一番通院しやすそうな場所へ行った。
そのキッカケをくれたのは、友人だった。同年の春と秋、2人の親友が結婚式を行うことになった。場所は都内と横浜。
招待状を貰った私は、どうしても披露宴に参列したかった。
文字数 11,547
最終更新日 2026.01.12
登録日 2026.01.12
売れないミステリー作家と、不幸続きの若手刑事。
そんな2人が平日、昼下がりの公園のベンチで邂逅する話。
J庭頒布用のSSです。こちらにも公開します!
文字数 2,809
最終更新日 2023.10.08
登録日 2023.10.08
歩きスマホのせいで転生トラックにぶち当たり、乙女ゲームのヒロイン・リリアに転生したヒロイン。しぶとい彼女は王太子も騎士も魔術師も隣国の王子も、全員攻略して逆ハーレム一直線!と意気込んでいた。
だが、攻略対象たちはすでに悪役令嬢に夢中だった。
同じく転生者である悪役令嬢クラリッサは、すべてのイベントを先回り発生させて無自覚逆ハーレムを展開している。
クラリッサに夢中な攻略対象たちから袖にされ、邪険に扱われる毎日。
しかしリリアはめげずに逆ハーレムルートを開拓しようと奮闘する。
そんな彼女に心奪われたのは攻略対象ではなく、悪役令嬢の兄・アウグスト――
「あなたが好きです、リリア。どうか私と、婚約してくれませんか」
目指せ逆ハーレム!
頑張れ性悪ヒロイン!
悪役令嬢が全員攻略済みの世界で、予定外ルートを突き進む恋愛コメディ。
文字数 71,263
最終更新日 2026.05.29
登録日 2026.05.09
「あをによし奈良の都に初袖のみやこ乙女らはなやぎ行けり」これはン十年前に筆者が奈良地方を正月に旅した折りに詠んだ和歌です。一般に我々東京者の目から見れば関西地方の人々は概して明るく社交的で、他人と語らうにも気安く見えます。奈良の法隆寺で見た初詣の〝みやこ乙女たち〟の振袖姿の美しさとも相俟って、往時の正月旅行が今も鮮明に印象に残っています。これに彼の著名な仏像写真家である入江泰吉のプロフィールを重ねて思い立ったのがこの作品です。戦争によって精神の失調を覚えていた入江は、自分のふるさとである奈良県は斑鳩の里へ目を向けることで(写真に撮ることで)自らを回復させます。そこにいわば西方浄土のやすらぎを見入出したわけですが、私は敢てここに〝みやこ乙女〟を入れてみました。人が失調するのも多分に人間によってですが(例えばその愚挙の最たる戦争とかによって)、それならば回復するにもやはり人間によってなされなければならないと考えます。葵の花言葉を体現したようなヒロイン和泉と、だらしなくも見っともない(?)根暗の青年である入江向一の恋愛模様をご鑑賞ください。
※表紙の絵はイラストレーター〝こたかん〟さんにわざわざ描いてもらったものです。どうぞお見知りおきください。
文字数 19,462
最終更新日 2021.04.21
登録日 2020.07.11
「もっと蹴ってっ踏んづけて…っグリグリしてぇ……っ」
「ふっ、変態だね」
SoLです
体育着は萌えの宝庫。
萌え袖は正義。
文字数 3,540
最終更新日 2023.01.30
登録日 2023.01.30
「ウルトラバカぐだくだなデスゲーム」
バイト帰りの皆川健(みながわたける)は黒仮面をつけた集団に拉致される。1時間にわたる抵抗虚しく拉致され、向かった先はデスゲーム会場。
前代未聞のぐだぐだデスゲームが始まる!
「世の中に絶えて桜の無かりせば」
微妙に面倒な並行世界に行ってしまう主人公が
てんやわんやする話
文字数 1,738
最終更新日 2025.06.26
登録日 2025.06.26
山田は、毎朝6時半に起きる。
トーストを焼き、コーヒーを淹れ、作業服に袖を通す――そんな“いつもの一日”を、ただ繰り返していた。
だが、ある朝を境に、少しずつ世界が変わり始める。
コーヒーの味が違う。色がくすむ。同僚の言葉遣いが妙だ。
何かがおかしい。けれど、周囲は誰も気づかない。
染色整理工場を舞台に、少しずつ“当たり前”が壊れていく日常。
音が消え、言葉が歪み、色彩が消え――やがて訪れる、静かな真実。
「それ」は夢だったのか、それとも……。
日々の尊さに気づく“色と記憶”の再生譚。
静かな恐怖と深い感動が交錯する、長編心理ミステリ。
文字数 24,980
最終更新日 2025.08.06
登録日 2025.06.19
私には前世の記憶がある。ベタなので誰にも言った事はないが……
中世ヨーロッパ風の世界で生きていた私は所謂悪役令嬢的な立ち位置で、浮気した婚約者の王子によって死に物狂いで身に付けた教養もマナーも全て無駄になった挙句、冤罪であっさり処刑された。
男運はしっかり引き継いだのか、今世でも二股かけられて捨てられた私。自棄酒で記憶が飛ぶほど飲んだ結果、知らない男とベッドインしていた……奥さんや彼女持ちだったらと青褪める私に、見ず知らずの彼は開口一番こう告げた。
「君もあの世界の記憶があるのか!?」
文字数 3,624
最終更新日 2026.03.22
登録日 2026.03.22
ーそれは見てのお楽しみ。その奈落の底には果たして。
僕は演劇部の大道具係だ。
学園祭で上演する『13日の土曜日』。木にくくりつけられた一花(いちか)を担ぎ上げて袖にはけたが、いつも一花から聞こえる声が、その日は聞こえなかった。
全1話。『恒久の月』書籍化記念、発売日まで1日1作短編公開キャンペーン中。5/22の更新。
文字数 2,205
最終更新日 2024.05.22
登録日 2024.05.22
文字数 10,322
最終更新日 2023.11.06
登録日 2023.09.15
小紋の着物の袖をまくり
その娘は走る
いつも忙しそうに
口ずさむ
『萬の神様 萬の神様 恕して 馳せる…
萬の神様 萬の神様…』
文字数 2,152
最終更新日 2023.04.29
登録日 2022.10.08