「お手伝い」の検索結果
全体で201件見つかりました。
今井カナ――私は大学卒業した後の進路を考える事が増えた。
私の長所って何処だろう?
一部ピンク色の髪を撫で姿見の前に立ち服装チェック、爪先はキラキラなお年頃の学生だ。
バイト経験もカフェの店員さんしかない。
困ったら親に相談してみようと私はリビングで団欒する両親に問う。
「都会とか行ってみようかな?」
親の返事は『好きにしなさい』と短い、私は許可が出て笑顔になった。
料理やお菓子も楽しそうだけど、お母さんのお手伝いレベルしか技術が無いと気付く。ドラマも良く見るから映像系に行こうかなと資料を漁るも、入社前に作品を提出しないと行けないらしい。
「ムズいなー」
例えばカフェのバイト店員みたいな『いらっしゃいませ~』と挨拶をして『いかがなさいますか?』ってメニューをとってー。
「おや、おやおや」
技術職大手の『宝木』という会社が『受付嬢』を募集している。
受付嬢って言ったら私の理想に近い!
お客さんが来たら要件を尋ねて、案内するだけじゃん!
私は思い切って試験を受けた。そして、届いた採用通知は『合格』の二文字。
大学を卒業して一人暮らしが始まった。冬休みが明ける前に顔合わせで出社する。
支給された制服を着て一箇所に集められた。
暫く待つと変なおじさんが部屋に入る。
西部劇のガンマンみたいな姿で筋骨隆々の逞しい神下部長が私達の前に立った。そして、非常に申し訳無さそうに理由を語る。
その内容は技術者が足りないので技術部に転属しないか?
私達はシーンと静まり返る。だって、受付嬢として入社したのに難しい技術部に入る人なんて居るわけない。ほら、周りを見渡しても『私』以外は誰も手を上げていなかった。
「……君。名前は?」
「今井カナです。未経験なんですけど、私にも出来ますか?」
私の目を見て神下部長は言った。
「もちろん出来る。今井くん、さっそく転属の手続きをしよう」
「はい!」
私が受付嬢から技術部に移った大きな理由。
制服が着てみると似合わない。
技術部は服装も自由で過ごしやすいみたい。
転属手続きをしている時、神下部長の口にした言葉だけが気になった。
「新部署で怖い先輩がいる」
後悔しちゃった―。
あー! もう!!!
先輩だけが心配だぁー!
文字数 100,148
最終更新日 2022.12.23
登録日 2022.11.27
ピアニストの夢を諦め、平凡な暮らしを送っていた23歳の皐月響は、ある日のニュース速報に絶句した。
『如月奏さん死去 享年43』
天才作曲家と評される彼は、響がピアノに目覚めるきっかけとなった楽曲『2月のセレナーデ』を作った人物だった。
ショックで塞ぎ込む響だったが、とある巡り合わせから
如月奏の未発表と思われる譜面を見つけ、哀悼の意を表してそれを奏でた。
すると時間が巻き戻り、響は23年前の世界にタイムスリップしてしまう。
そこでハタチの奏と出会った響は紆余曲折を経て、奏のお手伝いとして彼の邸に住まわせてもらうこととなる。
奏は音楽以外の物事に関心を示すことがなく、
同じ屋根の下で暮らしていても、響は奏の考えていることがわからなかった。
また、自分にはない才能に溢れる奏に対し響は尊敬と共に劣等感も抱き、複雑な感情の狭間で揺れていた。
しかし奏の抱えている葛藤やトラウマを知るうちに、響は彼を友人として支えたいと思うようになる。
一方の奏は、自分を支え理解してくれる響に対し特別な感情を抱き始める。
カノンのように異なる時間軸を追走して生きてきた二人が交わるとき、
物語はフィーネに向かって動き始め——
登録日 2023.10.12
科学技術は常に進歩していく。その中で開発されたアンドロイド、ハル。
人工知能を搭載した彼は人々の助けとなり、様々な経験を積んでいく。
今日はどんな一日になるのであろう。
完結したのですが、意外に読んでくれている方がいらっしゃるので、続編を検討しています。面白いと思えたなら、しおりやお気に入り、感想をいただけると幸いです。
文字数 38,198
最終更新日 2021.11.07
登録日 2021.08.05
ヤンキー系金髪美少女の愛車として運送業のお手伝いをしていたトラックである俺は赤信号で飛び出してきた男子高校生を避けようとして電柱に激突。
車体発火を起こして廃車となってしまう。
最後になんとかご主人である美少女を助けようとした俺は女神様に気に入られてエルフとして異世界に転生させてもらうことになった。
転生特典として、トラック時代の強度と走行力を維持したまま……。
トラックが転生して異世界でたぶん無双します。
文字数 209,535
最終更新日 2019.07.13
登録日 2017.04.20
『勇者のお仕事』の官能版になります。基本的にR18です。またメインストーリーの時系列で書いています。
文字数 2,908
最終更新日 2022.07.28
登録日 2022.07.28
【完結】
ペルセライ王国。ここは、聡明なる女王が統べる国。
そして、「愚盲と賢妃」とは誰のことかと聞けば、国民全員が「この王国の王太子とその婚約者を指す言葉だ」と言う、そんな国。
私は、王太子の婚約者、つまり賢妃などと呼ばれる公爵令嬢。
でも。
もう勘弁していただきたいですわね。
「ダメだこの男……婚約破棄したいわ……でも」
「婚約破棄ですか?それならアンジェリカ様、私、お手伝いいたしますよ!」
これは、とあるやり方によって「穏便」に婚約破棄しようとする私の記録です。
※エブリスタ様、カクヨム様にも投稿しております
文字数 4,932
最終更新日 2020.11.07
登録日 2020.09.26
登録日 2024.03.05
文字数 1,682
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.04.28
「この保健センターにはね、エネルギーチャージ、っていう機械があるの。それがこれね。このヘッドホンみたいなのを付けて、あのボタンを押すと、脳に電流が流れてね。働きすぎで疲れて、うつ病になった人でも、このエネルギーチャージを使えば、一瞬で身体的にもメンタル的にも元気になれるって機械よ」
「え……そこまでしなければならないほど、ここの人たちは、疲れ切っているんですか……?」
「私も正直、この機械が導入された時は、この世界終わってんじゃないのか、って思った。そこまでして――命脅かすほどまでして働かせたいのか、ってね。でも、もうだいぶ浸透してきてしまった」
「――こんな機械、無くても済むような世の中ならいいんだけどね」
かぐや姫の子孫、かぐや月夜が、かぐや家として、1000年ぶりに、地球留学にやってきた。
月夜は竹やぶの中に居たが、そこで出会った男性にキュン死し、気が付けば、大学の保健センターに。
そこには、「エネルギーチャージ」という機械があり、仕事に疲れた人はそこで疲労回復をして働いていた。その光景に、月夜はぞっとする。
竹やぶで出会った男性は、大学の哲学科の教員、雨晴で、月夜は、彼のお手伝いをしながら、保健センター職員の榊の家で暮らし、地球留学を続ける。
そんな中で、月夜は、雨晴の仕事がどんどん忙しくなる様子を見て、悲しくなる。
そして、この現状をどうにかしようと、とある考えから行動を起こそうとするが……?
働き過ぎの世の中に対し、かぐや姫の子孫が月から警鐘を鳴らす作品。
登録日 2019.08.23
ギリシャ神話の神々が創立した「アマルテイア学園」
ここは神々直属のガーディアン(物凄く高収入だがとてつもなくデンジャラスな仕事内容の神々のお手伝いさん)を育成するためだけに創られた学園。
それ故に何かしらの卓越した特別な能力がなければ入学する事が出来ないのだが…
この学園に憧れを抱いていた主人公「ステラ」は植物と話すことができるだけという まるで「地味を極限まで極めた」かのような能力しか持っていなかった…!!ステラはこんな学園で生き残ることができるのか?!まず入学できるのか!w
(注意:先に言いますがこの学園の生徒達が凄すぎるだけです。学園外は一般人が溢れかえっています。むしろ能力を持っている人達の存在は知られていません。)
どうも、初投稿の月見酒 八郎です!厨二感満載ですが読んでいただけると嬉しいです。
文字数 2,030
最終更新日 2015.12.30
登録日 2015.12.24
私には今年5歳になったばかりの可愛い息子がいるが、彼は異様に早熟だった。
お手伝いしてくれる度にあげていた10円が気づいたら100万円に?!
早熟過ぎる息子が織りなすドタバタコメディー開幕!
文字数 1,586
最終更新日 2020.09.04
登録日 2020.09.04
息子を差し出す代わりに彼の実家の借金返済を手伝うという話で、私たちは婚約した。
けれど彼は婚約破棄を告げてきて……。
文字数 690
最終更新日 2021.08.24
登録日 2021.08.24
人間の国の王女の一人だったリコリス(7歳)は、王妃さまの策略により、病死した母(側妃)の葬儀の後すぐに、残忍な魔族たちの住まう敵国・魔王国に人質代わりに送られてしまった。
しかしリコリスは悲観しない。お母さまのようなカッコいい『大人のレディー』になるべく、まだ子どもで非力な自分がどうすれば敵国で生きて行けるかを一生懸命に考え――。
「わたしが王さまをモッテモテにします!!」
お母さま直伝の『愛され十か条』を使って、「結婚したい」と思っている魔王さまの願いを叶えるお手伝いをする。
人間の国からきた人質王女・リコリス、どうやら『怠け者だった国王を改心させた才女』だったらしい今は亡きお母さまの教えに従い、魔王様をモッテモテにするべく、少し不穏な魔王城内をあっちこっちと駆け回りながら『大人のレディ』を目指します!!
※カクヨムで先行配信中です。
文字数 18,298
最終更新日 2024.01.02
登録日 2023.12.27
「えぇーーー!うっ嘘でしょーーーー!!!」
叫び声を上げながら私『リリア・マイヤーズ』は前世を思い出した!
前世の私はありとあらゆる乙女ゲームをプレイしまくった逆ハーレムオタクだ。
あれ?ちょっと待って!
今の私、乙女ゲームのヒロインだわ!
私、凄い可愛いじゃない!
「うふふ、この可愛さなら何やっても許されるわよね。たしか攻略対象は第一王子、宰相の息子、騎士団長の息子、隣国の留学生だったかしら。
いいわぁーー。燃える。逆ハーを極めたオタクを舐めんな。やってやるわぁーー。」
オタク心をメラメラと燃え上がらせ、リリア・マイヤーズの逆ハーレムへの挑戦が始まった!!
、、、なのに、どうして上手くいかないの??
恋愛イベントは尽く失敗。
攻略対象者には会えない日々が続く。
何故かライバル令嬢に感謝されお友達に。
いやいや、何でなの?
え、困ってる?
んもぅ、私に出来ることがあればお手伝いしますけど……。
これは脳内お花畑ヒロインになりきれない少女が、様々な人と関わりながら『ゲームのヒロイン』ではなく『リリア』として成長していくお話です。
*よくある話andゆるゆる設定です。
*ざまぁは微量になります。
文字数 34,120
最終更新日 2020.06.12
登録日 2020.05.19
大型トラックに轢かれ、転生先の異世界を救ったサトルは
念願叶って現代の日本へ帰還する事となる。
だが、異世界で戦っている間にも時間は無情にも過ぎており
ようやく帰れることになった頃には、地球では既に10年の歳月が経過していた。
大学は除籍、父は痴呆を発症、母は行方不明、幼馴染は寝取られ、家すらも無い。
こ……こんな現代日本に帰ったところで、何の意味があるんだ……
絶望に暮れるサトルに対し、転生の女神はひとつの提案を齎した。
「次の異世界を救う『転生者』を異世界へと『送る』お手伝いをして欲しいんですっ!」
女神の甘言にホイホイ乗ってしまったサトル。
『転生する人を探して送る』とは、つまり────────!?
全エピソードにギャグ満載!
自重する気など全く無いわ!
でも削除が怖いからしっかり伏字!
最後まで笑いをお届けする、異世界帰りの現代ファンタジー!
文字数 93,933
最終更新日 2021.11.14
登録日 2021.10.01
半年前に仕事を辞めた河野海斗は行く末を案じていた。世界に置いていかれるような、漠然とした不安感に襲われる瞬間があったのだ。そんな10月31日の夕方、海斗は美しい鐘の音を聞く。どこからか聞こえるその音は何故か音量が変わらない。それは化け猫であるムギワラのキナコが海斗に聞かせていたものだった。この鐘の音を聴き、目が合う者。それは彼らと働く上での適合を意味した。押し問答の末に連れていかれた古ぼけた事務所で出会ったのは猫魈であるサビのリョウスケ。この時食べたパイが契機となり、海斗は株式会社夏梅で働く事となる。そこは思った以上にしっかりとした人間の会社で、本来は猫であっても皆それぞれ人に化けて通常業務をこなしていたのだ。元々あまり物事に抵抗しない海斗はあっという間に馴染み、仕事を覚えていった。12月に差し掛かる頃、研修を兼ねて訪れたのはイベントデリバリー部。繁忙期にヘルプに入るのが常らしく、今回は海斗に白羽の矢が立ったのだ。お手伝いするのはクリスマス。アイルランドのケットシー商会がサンタ協会から請け負った仕事を夏梅が孫請けしていた。海斗はイベントデリバリー部の三田、九郎、巣と共に当日まで全力で走り切る。大変な仕事の切れ目ではリョウスケがいつも美味しいパイを焼いてくれ、それを仲間達みんなで食べる。そのほっこりした時間に癒され、海斗はますます今の居場所に愛着を持っていく。年が明けた頃、イベントデリバリー部で海斗は新たに九州支部の猫魈アンディ達と出会う。アンディは桜餅に熱い想いをかけており、東京の牙城を崩す!と息巻いていたのだ。その為に急遽デパートで九州物産展に出展する事になり、またも海斗が駆り出された。大盛況の中、神使で白狐の茜が姿を現し、海斗に今までとこれからを問う。そこで改めて今の仲間達と働く今に幸せを実感した海斗はこれからも彼らと共に生きていく事を心に誓うのだった。
文字数 27,029
最終更新日 2024.04.25
登録日 2024.04.25