「タバコ」の検索結果
全体で190件見つかりました。
文字数 1,072
最終更新日 2025.05.30
登録日 2025.05.30
雨の降る夜。私は一人で飲んでいた。
「もう帰りや」
とマスターが一言私に言った。
壁に掛けてある時計に目を向けると11時45分をさしていた。終電はギリギリの時間だった。
「もう少し飲むわ」
とお酒をまた1杯頼んだ。
「どうせどこにいても一人。だったら今はここに居たいの」と思い、グッと一口。喉が熱いのを感じた。
誰かの声を聴いていたいだけ。そんなことを思いながら一口、もう一口とグラスに口をつけていた。
すると聴き覚えのあるメロディーが耳に、カラオケで誰か歌うのだろう。
前奏を聞くだけで思い出すことがたくさん・・・
「やめてください」と言い出せず仕方なくお酒を喉に流した。
帰ろうと思ったが雨はまだ降っていた。傘は持ってきてない。
「帰りたくない。帰りたくない。」と、また一口喉に流した。
「今更あの人の愚痴なんて言う気はないの」そんな思いをお酒と一緒に流し込んだ。
そうやって飲み始めて2~3時間。
あの人への未練が消えない自分。そんなこと考えながら一人で飲むお酒。こんなにわびしい物はないと思った。
「これ余っても仕方ないから」
と小皿をマスターがくれた。
ふと顔を上げた時に腕に2,3粒涙が落ちた。
「タバコの煙が染みちゃったみたい」
と口にしてしまった。マスターは何も言わず洗い物をちゃちゃっとすまし、カウンターにおしぼりを一つ置いた。
しかし続けざまに
「私酔ったら勝手に帰るわね。気にしないで。」
と付け足した。マスターはにっこりと微笑んで作業に戻った。
「雨はまだやまないのね。だからもう少し。」と思ったが、そうじゃないと思った。
「飲んで忘れたい。今まではいらない。今日は、今日だけは・・・」
そう思うとグラスに口をつけて喉を熱くした。
文字数 701
最終更新日 2021.09.27
登録日 2021.09.27
「婚約破棄されたのよ!」
最悪に仲の悪い姉・ルイーザが泣き崩れる姿を見て、妹のフィオレは歓喜した。
自室にダイブして爆笑し、お祝いに父の書斎からくすねた一級品の葉巻をくゆらす——。
そんなフィオレに、父が下した命令は「姉を振った男、ライネーリ伯爵邸への潜入調査」だった。
黒髪おカッパのカツラにメガネ、そばかすメイクで別人『侍女モニカ』に変装し、いざ敵地へ!
……のはずが。
厨房の男と隠れてタバコを吸い、子猫のルーを拾って可愛がり、義眼の同僚と秘密を共有し、気づけば屋敷の面々と仲良くなっていく。
さらには、姉を振ったはずの次期伯爵ジェラルドが、なぜか偽姿のフィオレを執拗に追いかけてきて……?
「君に行ってほしくないんだ。結婚してくれ、フィオレ」
ちょっと待って。私、変装してるよね? そもそもアンタ、お姉ちゃんの元婚約者でしょ!?
そして潜入先の書斎で見つけた、**『次女フィオレは10年前に死亡している』**という不可解な報告書の謎。
一つの体を共有する姉妹の、あまりに歪で、あやしい「ヒ・ミ・ツ」の物語。
文字数 19,046
最終更新日 2026.03.15
登録日 2026.03.15
人々が楽しげに過ごす日曜日、『死ななければいけない』と男は思っていた。
だからスーツを着込んでマンションの屋上へと登って、タバコを吸ったら死のうと思っていたのに…吸い終わっても飛び降りる勇気はない。
「おじさんも死ぬつもりなの?」
そんな男に、裸足で座り込んでる女子高生が声をかけてきた。
その女子高生も死にたいようだが立ち上がる気配すらないので、おじさんと呼ばれた男はその隣に行って同じように座り込んだ。
「――何か話すか」
無言の時間がつらかったおじさんはそう言って、二人の死ぬ気が起きるまでおしゃべりをすることにした。
文字数 14,469
最終更新日 2023.05.29
登録日 2023.04.25
学校で一際目を引く、金髪の女。
どうやら、悪い噂が絶えない不良らしい。
高校生なのに、酒飲んでるとか。
高校生なのに、タバコ吸ってるとか。
はたまた、高校生なのに爆弾魔とか。
だれも、あいつの素顔を知らない。
名前だけぼんやり知っている程度の、
ただのクラスメイトの中の1人。
――そのはずだったのに。
「ねぇ。わたしと付き合って」
突拍子もない発言で、
俺とお前の時間が動き出す。
自他共に認めるプレイボーイ
馳 夏樹
(Natsuki Hase)
×
謎多き美少女
逢坂 結衣
(Yui Ōsaka)
お前と出会わなければ――。
こんなにも、胸が張り裂けそうなほどの
苦しみを味わうこともなかったし、
こんなにも、自分の無力さに
唇を噛むこともなかったし、
こんなにも、
本気で人を好きになることなんてなかったのに…。
文字数 49,302
最終更新日 2024.08.09
登録日 2024.07.31
「もう消えたい……____」
いつもの健康診断のために保健室に向かう途中で義足の少女・月宮真夏が出会ったのは、タバコを吸っていた陽キャの少年・明瀬冬馬だった。それから2人はよく会うようになる。
「タバコってどんな味するの?」
「さぁな」
訊いても答えてはくれなかった。
真夏の親友・前原秋菜や冬馬の友達・鹿野春架は真夏とどのように関わっていくのか。
都会から少し離れた郊外の高校が舞台。
人間は傷つき傷つけ合う生物。
悲しい哀しい生物なのだ。
文字数 19,847
最終更新日 2021.05.11
登録日 2021.04.29
文字数 52,941
最終更新日 2025.01.04
登録日 2024.10.26
鈴代さんはクラゲだ。彼女は僕と一緒にジンベエザメを見に行こうって誘ってきた。だから僕は彼女と一晩を共にして、翌朝いなくなってしまってから、彼女のタバコを一本吸うのだ。
文字数 1,157
最終更新日 2021.09.16
登録日 2021.09.16
ウェブ小説家のコラボ企画に応募した人間が次々に行方不明になる事件が発生。事件の真相を探ろうと、そのウェブ小説「元オペラ歌手の転生吟遊詩人」を開いてみたら、自分も小説の中に転移させられてしまって!?
参加者達は無事に帰還することが出来るか? 異色の異世界ファンタジーコメディ!!
【ウェブ小説家コラボ企画】
★ご参加キャラクター★
御山見春(著) ファンタジー小説「邪神 封禅 アバドン ―断崖の教会―」より 御山恭輔 様
雛倉弥生(著) ファンタジー小説「妖の花は愛を知る」より 九条伊吹 様
水野葵(著)詩集「subtle」より アリア 様
辻褄(著)詩集「死相」より2部7話「メメントモリ」
嗅ぎタバコ野郎のテント(小説家・詩人・作曲家) ご本人様
時田翔(ミステリー小説家) ご本人様
ROM-t(ファンタジー小説家・朗読の語り手) ご本人様
葛城煌(歴史ファンタジー小説家) ご本人様
※コラボ企画のパロディ作品です。原作の本編や本物のご本人様とは大幅にキャラクターが異なる場合がございます。ご了承下さいませ。
★完結致しました!読んで下さった方有難うございます。完結しましたが、ご要望が多ければ、続編の執筆も考えております。ご要望は感想欄か、Twitterアカウントまで!
文字数 17,271
最終更新日 2020.05.28
登録日 2020.05.27
不覚だった……。
まさかの失態だ。
絶頂から失神することができるのは女性だけだと思っていた。体の構造から言っても、事後にスムーズに受胎することが最優先の課題である子作りという意味があるはずの行為の意味においても、そういうものであると思っていた。
その瞬間は快楽に身を任せても、すぐに冷静さを取り戻し、シャワーを浴びることができるはずだと思っていた。絞りとられるように射精しても、すぐに体を離して避妊具の始末をしながら、シャワールームに移動するのが、これまでの女性たちとの行為の後の流れだったから。
そこで、サイドテーブルのタバコを吸う奴もいるんだろうが、自分はそこまでクズじゃないつもりだった。
彼は、力任せではない。
もし俺がその立場でも、力任せにコトを運ぶつもりはないが彼は絶妙な力加減で正確無比に俺の弱点を責め、急所を見つけた瞬間、容赦なく貫き、責め立ててくれる。
奥にぶつけられて、軽く意識を飛ばしたところで、回復して「もっと」とねだると「ダメになってしまいそうで怖い?」とからかうように言って、もう一度突き入れてくれた。
快楽の大きさに意識を手放してしまったらしい。
彼の動く気配に意識を取り戻し、
「もう一度」
と咄嗟に甘えてしまった。
しかし、カラダを離して立ち上がった彼はバスルームに向かって行きながら
「シャワー浴びて寝ませんか?」
と言った。
文字数 592
最終更新日 2020.02.26
登録日 2020.02.26
OLである美玖はオフィス街にある隠れ家的カフェでランチを食べることを楽しみにしていた。特にイケオジであるマスターに癒される日々。
ある日、休日に仕事で呼び出されて遅くなった帰り道。酔っ払いに絡まれて困っていると……
※南雲さんのよる『匿名短文プチ企画』無精髭のぶっきらぼうオッサン短編に参加した作品です
※小説家になろうにも掲載中
文字数 2,399
最終更新日 2024.08.11
登録日 2024.08.11
『どうにかなるんじゃね?知らんけど』
オカルト知識は誰よりも豊富、なのに口が悪くて零感なオカルト作家鷹月勇魚{たかつきいさな}
『いっつもどうにかしてんのはアタシなんだけど?てかタバコ吸わない!!お肌に悪いでしょ!!』
オカルトを蛇蝎のごとく嫌う霊感バリバリ、除霊もできちゃう伝説のおネエ様ルキアママこと小林龍太郎{こばやしりゅうたろう}
この2人、かなりヤバい……
文字数 14,565
最終更新日 2022.10.17
登録日 2022.10.12
メリーさんは電話帳を開くと、スマホに適当な番号を入力して電話をかける。タバコを吸いながら相手が出るのを待っていた。メリーさんがかけたのは神谷アリスという名前の女性だった。ようやく呼び出し音が止まった。
「私、メリーさん。今、プラチナリスマンション近くの公園にいるの」
『なんじゃって? もう一度言ってくれんかの? 耳が遠くなってよく聞こえんのじゃ』
電話に出たのはまさかの老人だった?!
ジャンルはどれにすべきか迷いましたが、近そうなホラーにしました。小説家になろうやノベルアップ+にも投稿しています。
文字数 4,510
最終更新日 2021.05.16
登録日 2021.05.16
主人公宇都木静(うづきしずか)(17)は、毎週塾の帰りに公園でランニングをしている同世代くらいの少年に恋をしていた。
ある日、友達とカラオケに来た時に、偶然にも想い人の少年がタバコを吸っている所を目撃し、困惑してしまう。
そんな時、何の因果かホテルで一晩を過ごしてしまった静と少年。
だが、そこで少年が勢いよく謝罪をしてきて静は唖然とする。
「未成年同士なんだからそこまで深刻になんないで…」
そう励ます静であったが、彼の口から思いもよらない一言が…。
「俺…27だけど…」
なんと、静が愛した少年山崎湊(やまざきみなと)は年上のおじさんでしかも"教師"だった。
それを知った静の恋は儚く終わった…はずだった…。
恋する乙女とネガティブ系童顔おじさん教師による年の差ラブコメが始まる!!
文字数 2,623
最終更新日 2025.06.29
登録日 2025.06.29
