「パーティ」の検索結果
全体で5,135件見つかりました。
王都ベルセリオ、冬の終わり。
辺境領主の娘であるリリアーナ・クロフォードは、煌びやかな社交界の片隅で、ひとり静かにグラスを傾けていた。
この社交界に参加するのは久しぶり。3年前に婚約破棄された時、彼女は王都から姿を消したのだ。今日こうして戻ってきたのは、王女の誕生祝賀パーティに招かれたからに過ぎない。
「リリアーナ……本当に、君なのか」
――来た。
その声を聞いた瞬間、胸の奥が冷たく凍るようだった。
振り向けば、金髪碧眼の男――エリオット・レインハルト。かつての婚約者であり、王家の血を引く名家レインハルト公爵家の嫡男。
「……お久しぶりですね、エリオット様」
文字数 11,217
最終更新日 2025.06.25
登録日 2025.06.25
公爵令嬢グレイスは婚約者である王太子エドマンドに卒業パーティで婚約破棄される。王子の側には、癒しの魔法を使え聖女ではないかと噂される子爵家に引き取られたメアリ―がいた。13000字の短編です。他サイトにも投稿します。
文字数 13,024
最終更新日 2024.11.08
登録日 2024.11.08
追放された『貸与者』は、不条理な世界を監査(清算)する
「お前のようなゴミはいらない」
勇者パーティの荷物持ちソラは、魔王討伐を目前に非情な追放を言い渡される。
だが、傲慢な勇者たちは知らなかった。
彼らの力はすべて、ソラの規格外のステータスを『借りていた』だけの虚飾に過ぎないことを。
「……わかった。貸していた力(資産)、すべて返還(清算)してもらうよ」
契約解除。勇者たちは凡人へと転落し、ソラはレベル9999の万能感を取り戻す。
しかし、彼が選んだのは復讐ではない。
世界に蔓延る「不条理な負債」を暴き、正当な価値を再定義する『監査官』としての道だった。
才能なしと虐げられた少女ミィナを助け、ソラは冷徹に告げる。
「君の絶望は、私が買い取った。利息として……君を最強にしてあげよう」
「因果の空売り」「魂の差し押さえ」「運命の強制監査」
これは、最強の『貸与者』が、嘘まみれの英雄や腐敗した領地を、帳簿の上から「ざまぁ」する物語。
文字数 131,939
最終更新日 2026.03.23
登録日 2026.01.14
「いつき、よろしくて?」
築30年のアパートの一室で、ぼさぼさ頭のパジャマ少女がそう言った。
九条アリス、5歳。
国を牛耳る『九条財閥』のひとり娘である。
そんな彼女が、なぜか庶民のアパートに潜伏し、普通の幼稚園に通うことになった。
アリスのお世話係に任命されたのは、口は悪いがめちゃくちゃ家事が得意な元詐欺師、高宮樹。
そして、九条財閥を裏で支える御堂組の若頭、御堂幸一。
更に妙に賢い白猫バロンも加わり、奇妙な共同生活が始まる。
フレンチトーストしか知らなかったお嬢様が、ジャムトーストの美味しさを知り、たこ焼きパーティーに大はしゃぎ。
幼稚園で友だちを作り、公園で泥団子をこねて、少しずつ庶民の暮らしを知っていく。
しかし、ワイシャツに血痕を付けて帰ってくる幸一に震え上がる樹。
裏では財閥令嬢を狙う危険な影も動いていて……?
時には刺客に狙われるアリスを裏から守り、時にはバロンが不自然にくしゃみをし——
笑って、ほっこりして、たまにハラハラする。
これは、普通の幼稚園児を演じる『財閥令嬢アリス』と、元詐欺師と裏社会のエリート、そして1匹の白猫が織りなす、ドタバタ日常コメディである。
文字数 55,545
最終更新日 2026.07.13
登録日 2026.06.29
SSSランクパーティから「器用貧乏で戦闘の役に立たない」と追放された万能職のルクス。しかし彼の能力は、あらゆる素材を神話級アイテムへ新生させる『万物創造』だった。行き場をなくしたルクスは、魔物が跋扈する未開の辺境へと移住する。そこで行き倒れの猫耳少女を助け、家を建て、畑を耕し始めると、彼の規格外な生産スキルのせいで辺境は瞬く間に超肥沃な超近代都市へと発展していく。一方、ルクスを失った元パーティは、装備のメンテナンスすらできずに崩壊の危機に瀕していた。無自覚な最強万能職が贈る、のんびり領地開拓ファンタジー!
文字数 53,976
最終更新日 2026.07.13
登録日 2026.06.20
第一王子レイリーの婚約者である侯爵令嬢シェリルは王子の誕生日パーティーで婚約破棄を宣言される。
しかしシェリルは動じない。
婚約破棄したら困るのはどちらなんでしょうね?
文字数 4,626
最終更新日 2026.04.23
登録日 2026.04.23
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
文字数 134,292
最終更新日 2021.08.05
登録日 2021.07.06
15年前、世界を恐怖に陥れた魔王が討伐された。勇者は王女を娶って隠居し、魔導士と賢者はその戦いで命を落とし、剣を持ったエルフは冒険者ギルドを立ち上げた……。平和になった今、世には異邦人と言われる者たちが世界を行き交うようになった。そんな中、ダンジョン捜索者のセイジは、今日も臨時パーティーを組んでシークレットダンジョンに潜っていく。野望を胸に秘め。「NPC」と呼んだ異邦人を蹴倒しながら。
VRMMOの中の世界の裏側には、異邦人(プレイヤー)の想像もつかない真実があった。
BLジャンル『これは報われない恋だ。』のダンジョンサーチャー・セイジを主人公にした、ADO内側の物語。
※小説家になろうにも掲載されています。そのまま移植のため、文章、誤字等全く直しておりません。拙い文章も多々出てくると思いますが、楽しんでもらえたら嬉しいです。内容も全く同じものです。
BLも嗜まれる方は、BLジャンルにある『これは報われない恋だ。(書籍化しているため、始めのほうはレンタルになります)』『薬師マックスレ』と並行して読めばより楽しんでもらえると思います。BLがダメな方は絶対に探さないで、こちらだけ楽しんでください。
この話はシリアスです。(これは報われない恋だ。はシリアスではありません……)
ただし、この話でとてもシリアスなシーンが、報恋ではとてもコメディになっていたりします。
文字数 318,878
最終更新日 2026.06.28
登録日 2026.03.20
〔小説家になろうローファンタジーランキング日間ベストテン入り作品〕
タイトルを変更しました。旧タイトル【異世界から帰ったらなぜか魔法学院に入学。この際遠慮なく能力を発揮したろ】
3年間の異世界生活を経て日本に戻ってきた楢崎聡史と桜の兄妹。二人は生活の一部分に組み込まれてしまった冒険が忘れられなくてここ数年日本にも発生したダンジョンアタックを目論むが、年齢制限に壁に撥ね返されて入場を断られてしまう。ガックリと項垂れる二人に救いの手を差し伸べたのは魔法学院の学院長と名乗る人物。喜び勇んで入学したはいいものの、この学院長はとにかく無茶振りが過ぎる。異世界でも経験したことがないとんでもないミッションに次々と駆り出される兄妹。さらに二人を取り巻く周囲にも奇妙な縁で繋がった生徒がどんどん現れては学院での日常と冒険という非日常が繰り返されていく。大勢の学院生との交流の中ではぐくまれていく人間模様とバトルアクションをどうぞお楽しみください!
文字数 975,486
最終更新日 2026.07.11
登録日 2024.08.31
先輩勇者が、人間側を裏切った。
その理由も、真意も、後輩である私たちには知らされなかった。
残された後輩冒険者たちは疑われる。
次に裏切るのは、お前たちではないのか――と。
そして下された判断は、
「使い捨てても惜しくない勇者」として
魔王戦線へ送り出すことだった。
人間側に絶対の正義はなく、
魔王側も単なる悪とは限らない。
裏切りと猜疑が渦巻く戦場で、
後輩勇者たちは生き延びるために剣を取る。
――これは、
世界の在り方が変わる、その前夜の物語。
文字数 201,715
最終更新日 2026.07.13
登録日 2026.01.20
第一王子アルバートに婚約破棄をされてから二年経ったある日、自分には前世があったのだと思い出したマルフィルは、己のわがままボディに絶句する。
それも王命により屋敷に軟禁状態。肉塊のニート令嬢だなんて絶対にいかん!
改心を決めたマルフィルは、手始めにダイエットをして今年行われるアルバートの生誕祝賀パーティーに出席することを目標にする。
文字数 23,696
最終更新日 2017.01.27
登録日 2017.01.27
追放された呪具修理師、辺境で拾った竜姫と契約結婚したら、毎朝「あなたの妻です」と飯を作られるようになった 〜俺だけが彼女の呪いを直せるので、最強竜姫がもう離してくれない〜
あらすじ
勇者パーティーの呪具修理師レクトは、ある日突然「戦えない修理係はいらない」と追放された。
だが彼らは知らなかった。
レクトが直していたのは、ただの武器や防具ではない。
聖剣の魔力回路、魔導鎧の暴走寸前の欠陥、回復杖に溜まった呪い――勇者パーティーの強さは、彼の地味すぎる修理によって支えられていたのだ。
王都を去ったレクトは、辺境の古い祠で鎖に繋がれた銀髪の少女を見つける。
彼女の名はリュシア。
かつて世界を焼いた災厄として封印された、最後の竜姫だった。
レクトは彼女を縛る呪具を修復し、封印を解いてしまう。
そして追手から彼女を守るため、やむなく古代契約を結ぶことに。
しかしそれは、なぜか婚姻契約だった。
「私はあなたの妻です。今日から、ずっと」
契約の意味を真面目に受け取った竜姫は、毎朝ご飯を作り、隣に座り、他の女が近づくと静かに威圧してくる。
最強なのに恋愛初心者。
無表情なのに、レクトにだけ重い。
しかも彼女の呪いを直せるのは、世界でただ一人、レクトだけ。
一方その頃、レクトを追放した勇者パーティーでは、聖剣が欠け、鎧が壊れ、討伐失敗が続いていた。
追放された地味な修理師と、彼にだけ懐いた最強竜姫。
辺境で始まった契約結婚生活は、やがて王国の運命まで直していく。
不遇職人の成り上がり、最強竜姫の一途すぎる溺愛、そして追放した者たちへの静かなざまぁ。
これは、壊れたものを直し続けた青年が、初めて自分の居場所と本当の妻を手に入れる物語。
文字数 229,376
最終更新日 2026.07.14
登録日 2026.06.27
国王在位15年を祝うパーティの場で、第1王子であるアルベールから婚約破棄を宣告された侯爵令嬢オルタンス。
真意を問いただそうとした瞬間、隣国の王太子や第2王子、学友たちまでアルベールに反論し始め、オルタンスが一言も話さないまま事態は収束に向かっていく…。
文字数 17,754
最終更新日 2021.05.10
登録日 2021.04.27
王国筆頭魔導工学師、アルド。
彼は10年にわたり、勇者の聖剣から王都の巨大結界まで、あらゆるインフラと魔導具の整備を一手に引き受けてきた。
しかし、その仕事はあくまで「裏方」。派手な攻撃魔法を使えない彼は、見栄えを気にする勇者パーティから「地味で役立たず」と罵られ、無一文で国外追放を言い渡される。
「……やれやれ、やっと休めるのか」
ブラックな職場環境から解放されたアルドが辿り着いたのは、誰も住まない辺境の荒野。
そこで彼は、古代文明の遺産――自律型汎用開拓重機『ギガント・マザー』を発掘する。
「あら、栄養失調ですね。まずはご飯にしましょう」
お節介なオカンAIを搭載した多脚戦車とタッグを組んだアルドは、その規格外の採掘能力で荒野を瞬く間に開拓。
地下3000メートルから温泉を掘り当て、悠々自適なリゾートライフを始めることに。
一方、アルドを追放した王国は、インフラが次々と機能を停止し、滅亡の危機に瀕していた……。
文字数 261,320
最終更新日 2026.07.13
登録日 2026.01.13
声を出すこともなく、ふたりを見つめていた。
わたしにとって、恋人と親友だったふたりだ。
今日まで身近だったふたりは。
今日から一番遠いふたりになった。
*****
伯爵家の後継者シンシアは、友人アイリスから交際相手としてお薦めだと、幼馴染みの侯爵令息キャメロンを紹介された。
徐々に親しくなっていくシンシアとキャメロンに婚約の話がまとまり掛ける。
シンシアの誕生日の婚約披露パーティーが近付いた夏休み前のある日、シンシアは急ぐキャメロンを見掛けて彼の後を追い、そして見てしまった。
お互いにただの幼馴染みだと口にしていた恋人と親友の口づけを……
* 無自覚の上から目線
* 幼馴染みという特別感
* 失くしてからの後悔
幼馴染みカップルの当て馬にされてしまった伯爵令嬢、してしまった親友視点のお話です。
中盤は略奪した親友側の視点が続きますが、当て馬令嬢がヒロインです。
本編完結後に、力量不足故の幕間を書き加えており、最終話と重複しています。
ご了承下さいませ。
他サイトにも公開中です
文字数 74,790
最終更新日 2024.04.11
登録日 2024.03.15
【あらすじ】
「荷物持ちの分際で遅えよ。囮になって死んでこい」
病気の妹の手術費を稼ぐため、Sランクパーティ『金色の獅子』に尽くしてきた少年・カイト。
しかし彼は、ダンジョンの深層で用済みとして切り捨てられ、魔物の餌食にされた。
……はずだった。
奈落の底で『ダンジョンコア』と接触した彼は、迷宮の全権限を掌握する「管理者(ダンジョンマスター)」として覚醒する。
手に入れたのは、魔物を自由に召喚する力と、ダンジョン内の映像を世界中に強制放送する『配信スキル』。
「さて、俺を裏切った元英雄たちが、スライムに装備を溶かされて泣き叫ぶ姿を……全世界に生中継してやるか」
これは、底辺探索者が最強の支配者となり、傲慢なSランク探索者や国家権力を、物理的かつ社会的に制裁(ざまぁ)していく物語。
【本作の要素】
・底辺からの逆転無双
・ダンジョン運営 × 配信
・ざまぁ(社会的抹殺・装備全剥ぎ・全裸土下座)
・同接数 = 強さ(視聴者が増えるほど無敵に)
・妹のために稼ぐ(10億スパチャ)
・国家権力(SAT)も返り討ち
「Sランク? ここでは俺がルール(神)だ」
最高にスカッとする、世界規模の処刑ショーが開幕!
文字数 539,931
最終更新日 2026.07.13
登録日 2026.02.19
キャナリィ・ウィスタリア侯爵令嬢とその婚約者のシアン・フロスティ公爵令息の前に、昨年までシアンが留学していた隣国での友人が現れた。
その友人はロベリーと名乗り、シアン不在の時を狙い、キャナリィに何かと声をかけてくる。
キャナリィの幼馴染み兼親友のクラレット・メイズ伯爵令嬢の「必要以上にキャナリィに近付くな」と言う忠告も無視するロベリーと何故かロベリーを受け入れるキャナリィ。
キャナリィの不貞の噂が学園に流れる中開かれた新入生歓迎のガーデンパーティーで、ロベリーに心惹かれた令嬢によってそれは取り返しのつかない事態にまで発展してしまう。
「で、まずはあなたが私に嫌がらせをする理由をお聞かせいだいても宜しいかしら?──」
キャナリィに近付くロベリーの目的は?
不貞を疑われたキャナリィは無事にその場を収めることが出来るのだろうか?
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覗いて頂いてありがとうございます。
★2025.4.26HOTランキング1位になりました。読んでくださったかた、ありがとうございます(^-^)
★このお話は「で。」シリーズの第二弾です。
第一弾「で、私がその方に嫌がらせをする理由をお聞かせいただいても?」
第三弾「で、あなたが彼に嫌がらせをする理由をお話しいただいても?」
どれも女性向けHOTランキングに入りました。良かったら覗いてみてくださいね。
(*´▽`人)アリガトウ
文字数 36,051
最終更新日 2025.04.27
登録日 2025.04.18
『勇者パーティーの人事係だった俺、「戦えない無能」と追放されたので、落ちこぼれ専門ギルドを作りました
~剣を握れない剣聖、魔法が怖い賢者、嘘しか言えない聖女。面倒な連中ほど強いらしい~』
魔王討伐を目指す勇者パーティー《暁の剣》。
その一員であるレイル・ノーマンは、剣も振れず、魔法も使えない青年だった。
彼の仕事は、依頼の精査、道具の調達、報酬の交渉、遠征計画の作成、そして喧嘩ばかりする仲間たちの仲裁。
ところが王都の貴族から新たな支援者を迎えた日、レイルは勇者ヴァルクから追放を言い渡される。
「お前は戦っていない」
たしかに、その通りだった。
レイルは反論せず、パーティーの印章と帳簿を返す。ただし、最後に一つだけ忠告した。
「北の森には入るな。今の君たちでは、三日も持たない」
それを負け惜しみと笑った勇者たちは、三日後、北の森で壊滅する。
一方、レイルは王都の職業紹介所で、一人の少女と出会っていた。
かつて聖女と呼ばれながら、呪いによって嘘しか口にできなくなった少女、フィーネ。
「助けてほしいか?」
「死んでも嫌です」
「ここで働きたい?」
「あなたの顔を見るだけで吐きそう」
「では、採用だ」
「……最低」
彼女を皮切りに、レイルのもとには問題を抱えた者ばかりが集まってくる。
血を見ると動けなくなる元剣聖。
炎を見ると泣き出す天才魔術師。
命令されなければ何も決められない元奴隷の斥候。
誰より仲間思いなのに、金の話しかできない守銭奴の受付嬢。
才能は本物。性格も、たぶん悪くない。
ただ、全員とてつもなく面倒くさい。
レイルは彼らを集め、落ちこぼれ専門ギルド《止まり木》を設立する。
採用条件は一つ。
一度失敗したくらいで、勝手にいなくならないこと。
これは、誰かを使い捨てることで成り立っていた王国で、捨てられた者たちがもう一度働き、喧嘩し、飯を食い、居場所を作る物語。
そして誰より他人を救うことに慣れながら、自分が助けを求めることだけはできない男が、初めて仲間に叱られるまでの物語である。
文字数 43,459
最終更新日 2026.07.14
登録日 2026.07.12
重なる吐息、耳元を掠める熱、そして——兄の親友の、隠しきれない独占欲。
19歳のジャスミンにとって、過保護な兄の親友・セバスチャンは、自分を子供扱いする「第二の兄」のような存在だった。
しかし、初めてのパーティーの夜、その関係は一変する。
突然降ってきた、深く、すべてを奪うような口づけ。
「焦らず、お前のペースで進もう」
そう余裕たっぷりに微笑んだセバスチャン。
けれど、彼の言う「ゆっくり」は、翌朝には早くも崩れ始めていた。
学内の視線、兄の沈黙、そして二人きりのアパート――。
外堀が埋まっていくスピードに戸惑いながらも、ジャスミンは彼が隠し持つ「男」の顔に、抗えない好奇心を抱き始める。
「……どうする? 俺と一緒に、いけないことするか?」
余裕の仮面を被るセバスチャンに、あどけない顔で、けれど大胆に踏み込んでいくジャスミン。
理性を繋ぎ止めようとする彼を、翻弄し、追い詰めていくのは彼女の方で……。
「ゆっくり」なんて、ただの建前。
一度火がついた熱は、誰にも止められない。
兄の親友という境界線を軽々と飛び越え、加速しすぎる二人の溺愛ラブストーリー。
文字数 844,633
最終更新日 2026.07.14
登録日 2026.01.31