「明日」の検索結果
全体で2,123件見つかりました。
「あなたの寿命は1日です。」
その言葉で私は知った。明日、私は死ぬのだと。
まだ何も心の準備ができていない。
まだ先生が言っていることが嘘なのではないかとすら思っている。
この短すぎる命のためにも、この日だけは外出の許可が出された。
ジリジリと地面から感じる熱い陽炎、ミンミンとうるさい蝉の鳴き声、公園でキャーキャーと奇声を上げながら走り回る子供たち、なんでもない日常が私の周りに飛び交っている。
でもこの景色が私にとっては久しぶりの光景だった。
まだ明日死ぬという実感が湧いてこない私は、帰り道にある松崎神社に寄ることにした。
病院から10分ほど歩いてやっとその神社に着いた。
この空気、日差し、匂い、音、全てが私にとって懐かしい思いをさせてくれる。
子供の頃、一番仲の深かった友達の町山くんとよくこの神社に遊びに来ていたことを思い出す。
そういえば、町山くんは今どこで何をしているのだろうか。高校受験に失敗した僕は中学卒業以来、町山くんとは一回も会っていない。会っていないどころか共通の友達との会話の話題にすらならなかった。
でも、今となってはただただ会いたい。あんなことやこんなことを一日中話したい。でも、私にはそんなことすらできない。なぜなら、明日私は死んでしまうから。
そんなことを考えていると、死ぬのが少し嫌になってきた。
文字数 567
最終更新日 2022.05.20
登録日 2022.05.20
深夜の街を見下ろしながら共にいろんな国を旅した二人が雑談をする。
女性は相手のことを師匠と呼ぶ。
それは女性にとって師匠と唯一言ってもいい存在だから。
社会に反抗的な女性が、なぜこの男性についていくのか。
他愛もない雑談をしている中、ふとこんなことを言いだす
「もし、世界中の人が毎日1円寄付したら……」
これは深夜のマンションのベランダで、何者でもない若い男女の雑談。
現実、夢、論理、学術的、正解、そんなことをすべて排除した、明日になれば夜空の星と共に消えてしまう一夜限りの雑談。
文字数 8,407
最終更新日 2023.09.05
登録日 2023.09.05
『はぁ〜、今日も疲れた。明日も頑張ろう』
学校帰りの一般学生(普通な奴)は、こう思うだろう…
俺はそう思わない………つまり俺は一般(普通)ではない。
普通を過ごせない俺に関して説明しておこう。
これは1年前になる________俺に’‘彼女,,ができた時だったな………
寒嘘の新作‼︎『ラブ? & コメディ!』ここに開幕ですっ!
文字数 359
最終更新日 2020.11.19
登録日 2020.11.19
「私は日本人でも地球人でもありません。銀河政府の目的に基づいて生成された人工生命体です。それがわかりにくければ、宇宙人だと思っていただいても差し支えありません」
15年前の夏。
予備校の夏期講習で出逢った彼女は、自分のことをそう説明した。
そして彼女は、私に奇妙な依頼を持ちかける。
「明日の夜明けまでに私を相模湾に移送してください」
妄想か、現実か、あるいは受験生の灰色の夏を彩るための、ちょっとした遊びだったのか。
市ケ谷から江ノ島まで六〇キロメートル。
通学用自転車の荷台に彼女を乗せて、夜の旅が始まった。
「私には、過去も未来もないんですよ」
夜の街を走りながら、私は気づく。
彼女はもしかしたら、死のうとしているのではないか――?
全編回想形式で綴られる、ビターで切ない大人のための青春小説。
※この物語はフィクションです。実体験に基づくものではありません。
※作中、法律・法令に反する行為の描写を含みますが、そうした行為を容認・推奨するものではありません。
文字数 79,835
最終更新日 2024.08.11
登録日 2024.08.04
「本日12時を持ちまして、“おぱんつ法案”が施行されました。国民の皆様は速やかに、誰かとおぱんつを見せ合いましょう」
アナウンサーの読み上げるニュースを聞いて、「世も末だな」なんて呟いていた咲良千弦(さくらちずる)。その法案によると、連続4日間誰ともパンツを見せ合わないと罰金が課せられるそうで―……
しょうがねーから明日職場でトイレのついでに誰かに見てもらおうかと呑気に構える受けと、この法案に乗っかってあわよくば好きな男を物にしたい攻めの、おぱんつを挟んだせめぎ合いラブおぱんつストーリー。
❀深山恐竜様と五四餡の共同企画「おぱんつ企画」参加作品です(2作目)
❀1作目とはかなりかけ離れた内容になっています(多分)
❀色々ふんわり設定です。お手柔らかに。
文字数 9,706
最終更新日 2022.08.14
登録日 2022.08.12
※本作は『自傷行為』と『性被害』をテーマにしています。
閲覧の際は、十分に気をつけてください。
中学生の時の彼氏に無理やり襲われた神崎 明日香。
それ以来、男を拒絶し、明日香は心に大きな傷を抱えて生きていた。
女子高校に入学できたものの、その痛みが癒えることはない。
ストレスが溜まると、自傷行為を繰り返し、左腕は傷だらけ。
そんな時、女性しかいなかった高校に、代理の教師が現れる。
よりにもよって、そのセンセイは明日香の大嫌いな男。
男なんてもう絶対いらない。
そう思っていたのに……。
文字数 7,240
最終更新日 2022.01.29
登録日 2022.01.29
母エステル(48歳)は娘ユキリア(30歳)の結婚相談を妹のサマンサ(45歳)にしていた。しかしサマンサはユキリアではなくエステルに見合い相手をよこしてきた。
エステルは一週間だけ同居して一週間後に二人の意見が違っていたらこの話はなかったことにしようと提案する。
同居一週間目を明日に迎えたその夜、エステルの家の近くに一台の馬車が止まった。中には四人の目出し帽を被った男たちが乗っていて………
文字数 14,263
最終更新日 2025.05.19
登録日 2025.05.18
西洋中世風ファンタジー連作短編集。
トラブルメーカーの異名を持つ冒険者禎理(ていり)が遭遇する、幻想と不思議の冒険奇譚。
(『明日の風に』シリーズ外伝)
※小説家になろう掲載済。
※この物語は「西洋中世風」と銘打っておりますが、西洋中世に無かったであろう物品(馬鈴薯、チョコレート等)も普通にさらりと出てきます。申し訳ありませんが、このようなことが許せない方は閲覧をご遠慮いただきますよう、お願い申し上げます。
文字数 480,613
最終更新日 2017.11.28
登録日 2017.08.21