「見」の検索結果
全体で60,880件見つかりました。
冬の終わり、町の公園のベンチに毎日のように座っている青年・健太は、誰とも話さず、ただ空を見上げて過ごしていた。彼は会社を辞めてから、人と関わるのが怖くなっていたのだ。
ある日、いつも同じベンチの端に腰を下ろすおばあさんが現れる。手には紙袋いっぱいの焼き芋。おばあさんはにこやかに「余っちゃったから」とひとつ差し出してくる。健太は戸惑いながらも受け取り、少し会話を交わす。
次の日も、その次の日も、おばあさんはやってくる。焼き芋の日もあれば、飴玉の日もある。健太は少しずつ、自分の話をするようになる。仕事のこと、うまくいかなかった人間関係のこと、そして自分の未来への不安。
ある日、おばあさんは来なかった。気になった健太は、公園の管理人に尋ねると、おばあさんは近くの老人ホームに入ったと聞く。
健太は迷った末、焼き芋を手に老人ホームを訪れる。そこでおばあさんは驚いた顔をして言う。
「まあ…来てくれたの。あなた、笑うとほんとにいい顔ね」
健太はその日、久しぶりに心の底から笑った。帰り道、空は春の色に変わり始めていた。
文字数 1,253
最終更新日 2025.08.09
登録日 2025.08.09
老人ホームに勤め始めて4カ月目の早川茉莉。最近、夜勤の日になると、向こう側が透けて見える元・利用者が現れる。その元・利用者の相田ノブは、心残りがあって、ここから動けないと言う。茉莉は、ノブが心残りをなくせるよう協力することになった。
老人ホームを舞台にした、現代ドラマです。
文字数 9,970
最終更新日 2025.08.26
登録日 2025.08.21
となりの、きみ。
レンタル有り日向初音、23歳。印刷所に勤めるごくごく平凡なOL。好きな男性のタイプは年上のイケメン! 憧れの王子様は、取引先の担当者。だけど、王子様との距離は一向に縮まらず、ヤキモキ。そんなある日、初音はひょんなことから元同級生の日野省吾と再会する。しかも彼が彼女の隣の部屋に引越してきて――王子様を夢見る一方で、気になるのは隣のアイツ。度重なる偶然によって、急接近したふたりの恋の行方は?
文字数 156,624
最終更新日 2020.02.18
登録日 2015.11.07
主人公の火野涼介は大学卒業後、働いた先は一年も持たずにすぐに転職を繰り返す、どこにでもいそうな26歳の青年 就活中に私立探偵社ピースリサーチの調査員募集広告を見て、同会社に就職することになる 個性派揃いのピースの調査員と仕事をしていくうちに、仕事とは何なのか?人との付き合いなど、涼介の仕事に対する姿勢が変わっていく 「仕事は辛いけど、楽しいです」 調査員となった涼介はこの仕事を続けることができるのか
登録日 2016.03.08
*「灼華楼綺譚」を本編とした、アフターストーリー群です
退廃の空気の中に破滅の足音が忍び寄る、昭和初期。
歓楽街の片隅の貸座敷に、一人の少年娼がいた。
それはそうと、貸座敷とは遠く離れた北の地に、少年娼とよく似た白子の作家がいた。
そして、顔と口の回り方だけは妙に良い謎の男と、安アパートの一室で奇妙な同居生活を送っていた。
一緒に起きる。食う。書く。寝る。
ただそれだけが、一度死んでまで二人が欲しかったものだった。
これは、美しい悲劇ではない。
共に生きるために全てを捨てて、それでも日々に小さな幸福を見つける、二人のどうでもいい後日談。
文字数 31,321
最終更新日 2026.05.27
登録日 2026.05.16
かつて、大陸の空にはたくさんの竜が飛んでいた。
山脈を越え、嵐を裂き、戦場を抜け、人々の手紙や荷物を届ける竜便士たち。
空を渡る竜の背に手紙や荷物を積み、山脈も海峡も戦場も越えて届ける竜便士たちは、人々にとって憧れの職業だった。
ーーだが時代は変わった。
魔導鉄道が大陸を結ぶようになり、遅く、危険で、維持費のかかる竜便は急速に廃れていった。
かつて誇り高く空を駆けた竜たちは「役目を終えた遺物」とされ、処分場へ送られることになった。
ベル・クライン、六十歳。
かつて「銀翼のベル」と呼ばれた伝説の竜便士も、今では廃止寸前の竜便局で管理人同然の落ちぶれた日々を送っていた。
腰は痛み、夜目は利かず、魔導端末の使い方もろくにわからない。
六年前に妻を亡くし、残ったのは腰痛とかつて共に大陸を駆けた老竜テラだけ。
そんなある日、正式に竜便局の廃止が決まり、その整理作業の最中、ベルは地下倉庫で古い木箱を見つける。
箱の中に入っていたのは、さまざまな理由によって届けられなかった「未配達便」だった。
ベルは処分場へ送られるはずだった老竜テラを連れ出し、未配達便を荷袋に詰め、大陸横断の旅に出ることに。
文字数 11,431
最終更新日 2026.07.31
登録日 2026.06.30
ある人物の死をきっかけに、残された者が故人との微かな記憶を辿り始める。
華やかな経歴の裏で、遺族が長年抱え続けてきた澱のような確執。愛情と憎悪が交錯する家族の歴史の中で、語り手は自身だけが持つ無垢な記憶と、対照的な現実を静かに見つめる。
過ぎ去った時間と、けっして埋まることのない溝。死者への最後の言葉を綴ることで、歪な関係にひとつの区切りをつけようとする、ある別れの物語。
文字数 1,178
最終更新日 2026.07.13
登録日 2026.07.13
母親が事故で亡くなり一人になったマリオン。彼女の元に『母親の知り合い』という男性が現れた。マリオンは一目見て彼が母親が言っていた『大好きだった人』だと察して……。
『見果てぬ、夢』のマリオンの話です。単品で読めるように試みていますが、無理な可能性高いです。見果てぬでラストネタバレ全開で安定のハッピーエンド。
年の差27歳とありすぎなので、苦手な方は避けてください。
のんびりと投稿する予定です。
小説家になろうさんにも投稿してます。
文字数 6,778
最終更新日 2016.10.09
登録日 2016.08.10
とある北欧の小さな村に住む少年は、幼き頃より類まれなる魔法の才覚を備えていた。ところがある日、神様の実験台に選ばれた彼は、この世界の<主人公>にされてしまう。
神々の緞帳の向こうに隠されたこの世界の綻びを解き明かすべく、彼は魔法研究のために高等学院へ通うことになる。そこで沢山の仲間と出会っていく中で、彼と同じように天啓を受けた一人目の<登場人物>を見つける。
そして彼は初めて神様の課題を知る。
『世界はあと五年で崩壊する。七人の賢者で世界を救え』と。
神様の課題に立ち向かう選ばれし開拓者(スティリスタ)たち――七人の賢者。
どうすれば世界の崩壊を食い止めることができるのか、世界の理そのものに抗うべく、魔法の成り立ちや仕組みを科学的・化学的に解明し、彼がたどり着いた答えは――想像を遥かに超える、まさに驚愕すべき世界の真実が明らかになる。
魔法とは一体何なのか。
神様とは一体何なのか。
世界とは一体何なのか。
身を滅ぼしかねないほど知的好奇心の旺盛過ぎる少年と、その個性的過ぎる仲間たちによる、魔法と理系(とロマンス)が交錯する稀代の北欧ハイファンタジー冒険譚。
世界の秘密を知ってしまった少年たちの末路や如何に。
『さあ、君の世界をはじめよう』
今、未曾有の伝説が始まろうとしている――
文字数 250,782
最終更新日 2019.01.28
登録日 2016.12.25
※下ネタが苦手な方は即刻逃げてください。
個性豊かな一ノ瀬家の四人兄弟が繰り広げるリア充もどき生活!
~キャラクター設定資料(若干箇条書き)~
マイペース長男(きり・高校二年生):怠けきった性根は父の遺伝。
母の遺伝0の糞人間。
大したことがない限り常にマイペース。
次男のゆうに頼りきっている。
童貞は卒業したいが、意外と緊張するタイプなので無理。
真面目でバカ正直次男(ゆう・高校二年生):真面目な性格は母の遺伝。
兄弟の中で唯一花屋のアルバイトをしている。
給料日は兄弟達に集られて必ず寿司屋に連れて行かれる(回転寿司)。
ホラー映画が苦手で、見たあとは必ず誰かと共にトイレへ行く。
童貞の卒業は興味がない。
助かるためならどんな手でも使う外道三男(リョウ・高校一年生):一見普通の男子高校生だが、裏の顔がとてつもなくゲスい。
その顔を知っているのはごく限られた人間のみ。
その噂(真実)が一部に広がっているため、リョウを好きになる者はいない。
童貞であるのを恥じている。
男にしてあっち系の趣味を持つ腐男子四男(レイ・高校一年生):とある漫画を切っ掛けにBLに目覚める。
第一話ではすでに設定済み。
が、オネェには興味がないらしい。
また、家族である兄達にも異性としての感情は生まれないらしい。
童貞は唯一卒業している。
~等々。
~おわり~
もしかしたらまだキャラクターが増えるかも知れませんが、今のところの予定はこんな感じです。ギャグ(下ネタ多め)でいこうと思っています!
どうぞよろしくお願いいたします!
因みに言うと四人の話は殆どが休日・家の出来事です。学校のシーンはあまり無いかと。
文字数 13,504
最終更新日 2017.11.06
登録日 2017.10.16
常に冷静さと周囲への心遣いを忘れない山城(27才)と低めの身長と大きな瞳と白い肌、なんとなく庇護欲を誘う外見の女子大生鈴木凛ちゃん(19才)との年の差ラブ。
出会いは五年前。14歳の少女に恋に落ちた生真面目男山城は諸々の彼女に言えない気持ちを抱えて別れを選ぶが・・。再び出会えた時、拗らせた想いが動き出す。・・もだもだな二人な恋愛模様です。
無事完結。例のごとく番外編という名のいちゃラブが不定期更新されます(笑)
文字数 61,309
最終更新日 2018.05.12
登録日 2018.02.21
主人公こと夜見島 凍夜は、高校入学をキッカケに不幸なことが立て続けに起きた。
最終的に自殺したが創世神(以後主神)により異世界に転生した!。
しかし、そこでも不幸の立て続け。
これは主人公による復讐(?)の物語である!
火曜〜金曜の平日UPできるといいなぁ
文字数 68,212
最終更新日 2018.09.18
登録日 2018.04.13
2×××年。
あるアパートの1室で女性の死体が発見された。
発見したのはアパートの大家で、女性の家族から、女性と連絡が取れないと連絡を受け、警察立会いのもとで在ったという。
そして、その遺体の様子が異常だったと発見者である大家はメディアで語った。
その話はすぐにSNSなどで拡散し、無責任な噂は更に大きくなっていった。
曰く―
『まるで死体には見えなかった』
※作中に、暴力的表現、性的表現、グロテスクな描写が出てきます。
苦手な方はお控えください。
ストックがほとんどないので、不定期更新となります。
文字数 10,134
最終更新日 2020.02.15
登録日 2019.12.14
冒険者になるために、森の集落を出たディル 。
先ずは、ギルドがある街に行き登録をし、ソロで経験を積みながら世界を回り、気が合う異種族の仲間を見つけ、パーティーを組めればいいなぁーと、
気楽な感じに旅立った矢先、見慣れぬ子供を発見。
ディルの居た集落の近くには、他に集落はなく、怪しく思ったが、声をかけることに…
…m(__)m …
書きかけありますが、異世界ファンタジーを自分も書いてみたくなったので、書き始めました…
よろしくお願いします。
2021.1.29
今まで、『転異』と書いていた箇所を『転移』に書き直し始めました。
異世界を強調したくて、異と書いていましたが、いろいろ思い直し変えることにしましたので、変更した箇所と変更前の箇所があるので、違和感が出ると思いますがご容赦下さい。
文字数 285,884
最終更新日 2020.12.25
登録日 2020.03.29
目が覚めたら何故か目の前に知らない男性がいた!話しかけてみたら急に土下座してきて意味がわからない!話を聞いてみると知らない男性はまさかの死神や神のような存在?!しかも私はもう死んでるって?!お詫びにハマっていた乙女ゲームに転生させて頂きますって?!情報が多すぎる!しかもお詫びなのになんで破滅しかない悪役令嬢に転生なのよ!えっ?私もついて来ますって?ハァァ?!
平凡な女の子が悪役令嬢に転生してついて来た死神の神のような存在と国外逃亡しようとする話。
野いちごで公開しているやつのリメイク版です。誤字脱字があるかも知れませんが優しい目で見てくださると嬉しいです。
文字数 1,307
最終更新日 2020.08.17
登録日 2020.08.17