「仕事」の検索結果
全体で11,479件見つかりました。
10年ぶりに再会した幼なじみの美咲と玲奈。
同窓会での再会をきっかけに、二人は手紙のやり取りを始める。
美咲は仕事に追われる日々の中で「自分らしさ」を見失い、玲奈は過去の結婚生活で「普通の女性であること」を求められていた。
そんな中、玲奈が髪を剃ったことを打ち明けたことで、美咲は自分自身と向き合い始める。
「本当の自分に戻るために」
「新しい自分になるために」
髪を剃るという選択を通じて、二人は自分自身を取り戻していく。
やがて、互いの髪を剃り合うことで深まっていく絆。
——髪を手放した時、
彼女たちは「素のままの自分」になれるのか?
坊主になることが「特別」なのではない。
互いを受け入れ、支え合うことで「本当の自分」になる物語。
「どんな姿でも、私たちは私たちだから——」
剃ることで始まる、ふたりの再生の物語。
文字数 10,894
最終更新日 2025.08.18
登録日 2025.08.18
引退冒険者は従魔と共に乗合馬車始めました
レンタル有り引退を考え始めた中年冒険者が、偶然幼い馬の魔獣と出会う。その魔獣を従魔として拾い育て、仕事を乗合馬車の御者と変え新たな人生を歩み始めた。今までの人生で味わった希望に絶望、仲間との出会いや別れ、そして新たな仕事や出会いに依頼。そんな冒険者の旅物語です。
文字数 233,298
最終更新日 2024.04.17
登録日 2022.10.30
アップルビー子爵家の次女コーデリアはすべてが順調だった。
貴族の社交が苦手な「変わり者令嬢」であったが、小説家として生計を立てられるまでになり、王宮騎士のバートという恋人もいる。
バートは爽やかな好青年で、コーデリアをとても大切にしてくれていた。平民の出で当初はコーデリアとの身分差を気にしていたが、交際は結婚を意識したものであり、ついには結婚指輪を買いに行こうと約束するに至った。
コーデリアは肝心のその日まで小説の締め切りに追われることになったが、気を利かせてくれたバートのおかげでなんとか危機を乗り切り、いざデートという運びに。
だが、新聞社での仕事を終えて戻ったときにはすでに、バートは行方知れずになっていた。
何が起こっているのかハッキリつかめないまま屋敷に戻ると、彼の叔父だと名乗る人物が現れる。
その男が言うには、バートは隣国の公爵家の令息で、諸事情から跡取りとなるということ。すでに隣国に向かっているので、もうコーデリアの元には戻ってこないということ。
バートの口から直接話を聞きたいと申し出たコーデリアに対し、男は言う。
「君は彼にふさわしくない」
コーデリアに突きつけられたのは、彼との別れだった。
※R15は保険です。
※他サイトにも公開しています。
文字数 42,685
最終更新日 2025.02.18
登録日 2025.02.18
元カレとやり合った日。
私を助けてくれたのは7つ年上の健太郎さん。彼と一夜を共にしたら子を授かりました。
中絶の同意書にサインを求めたら、「結婚してほしい」と言われてしまい――。
どうやら彼は「あやかし」と呼ばれる人とは異なる力を持つ存在のようでした。
クールで仕事ができる男だと思っていた健太郎さんですが、とにかく私を溺愛してくるのです。
※3万字弱の短編になる予定
文字数 31,730
最終更新日 2024.01.20
登録日 2023.12.31
クラウスは商人の息子で三兄弟の末っ子。兄たちの邪な溺愛をうけていた。そのせいで仕事以外のことには関心がなく、でも心のどこかでこれではダメだという思いは持っていた。
ある日、クラウスに見合いの話が舞い込み兄たちは当然反対し父親と揉めた。それがきっかけとなり、母親の提案で旅に出ることにした。店以外の世界を見て感じれば見識が広がり、自分がなにを求めているのか気がつくと、そう信じての旅が始まった。
でも、ひょんな出会いからクラウスが考える「見識」とは違う方向へどんどん進んでしまい………?
文字数 143,773
最終更新日 2026.04.09
登録日 2026.03.06
マーシャル子爵家の居候ブリュエットは毎日を無給、無休で働く居候の身。
事故で両親や兄妹を失い、何でも屋を営む母方の従兄夫婦に引き取られたためである。
いつものように夜明け前から幾つかの仕事先を回って仕事をしている時だった。
オーストン公爵家の執事がやって来て「この仕事はもういいから来てくれ。こっちが優先だ」と言う。
やって来たのはなんと教会。
その日はオーストン公爵家の次期当主オクタヴィアンの結婚式なのだが、前夜花嫁となるはずだった婚約者が逃げてしまったのだ。
その日の花嫁役を代役として熟すだけではなく、神の前では本人しか誓えない事からブリュエットは2年間オクタヴィアンの妻となる役目まで行う事になってしまった。
ただ、長く婚約者だった令嬢の事を本当に好きだったオクタヴィアンは現実を受け入れる事が出来ず式の後やって来たブリュエットに言った。
「視界から消えろ!」「煩わしい声を聞かせるな!」「さっさと出て行け!」
そう言われても教会で結婚誓約書に署名をしたからには2年間は白い結婚でも妻で居なければならない。
オクタヴィアンの部屋からでて執事にこれからの事を聞くと驚く事が判る。
2年後離縁となった時、その時の迷惑料、つまり慰謝料も込みで既に金はマーシャル子爵家に支払われていたのだ。このままでは2年後身一つで公爵家を出ることになってしまう。
しかし、希望もあった。オーストン公爵家ではブリュエットの生活費として1日当たり1万ゴルを見込んでいる。節制し余った金はブリュエットに渡してくれるというのだ。
「これは節約生活をするしかない!」意気込むブリュエットは豪華な離れではなく、経費を削減するために薪や炭の保管をする休憩場のついた小屋を希望し食事も使用人の賄を希望した。
出来るだけオクタヴィアンの目につかないように半分自給自足の生活を始めるのだが…。
★↑例の如く恐ろしく省略してます。
★6月8日投稿開始、完結は6月9日です。
♡注意事項~この話を読む前に~♡
※異世界を舞台にした創作話です。時代設定なし、史実に基づいた話ではありません。リアルな世界の常識と混同されないようお願いします。
※心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。
※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションの上、ご都合主義です。
※架空のお話です。現実世界の話ではありません。登場人物、場所全て架空です。
※価値観や言葉使いなど現実世界とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
※話の基幹、伏線に関わる文言についてのご指摘は申し訳ないですが受けられません。
文字数 66,683
最終更新日 2024.06.09
登録日 2024.06.07
会社に、VRゲーム休があってゲームをしていた私。
自身の店でエンチャント付き魔道具の売れ行きもなかなか好調で。なかなか充実しているゲームライフ。
招待イベで魔術士として、冒険者の仕事を受けていた。『ミッションは王族を守れ』
同僚も招待され、大規模なイベントとなっていた。ランダムで配置された場所で敵を倒すお仕事だったのだが?
電脳神、カプセル。精神を異世界へ送るって映画の話ですか?!
文字数 58,859
最終更新日 2022.09.27
登録日 2022.08.07
人工的に任意の転生を行う儀式を成功させたカルト教団『叡知の泉』。
彼らは幹部たちを国の重鎮の家の令息、令嬢に転生。国の転覆を狙う。
彼らの本部を襲撃し、壊滅に貢献した暗殺者の少女だったが自らも敵の自爆で致命傷を負い死亡する。
彼女は悲運にもスラム街の貧しい母の娘として転生する。
母の死後、再び暗殺者に返り咲いた少女はやり残した仕事、教団幹部たちの処刑に奔走する。
自らは望まなかった転生で、転生者を殺し続ける彼女の心が救われる日はくるのだろうか。
R15指定について
本編の内容は全年齢対象よりです多少の残酷な描写と一部、残酷な表現があります。
なかでも残酷な表現は物語の基本設定上、どうしても避けられない演出です。
主に該当する第1話の途中(2種類あります)で気分が悪くなるようでしたら視聴を中止していただくことを推奨します。
文字数 14,620
最終更新日 2026.07.14
登録日 2026.07.10
生まれつき体が弱く度々入院する弟を見舞いに病院へ行くと、落とし物のぬいぐるみを託されて、剣と魔法の世界にトリップ。
異世界で死にかけの金髪の魔法使いで研究者の美青年――カデルと出会い、共同生活をすることに。
キラキラした明るい森の妖精のような金髪美人で、距離感の近い天然あざといのに無自覚。色恋沙汰に疎く、天才で変人な魔法使いとの生活は振り回されっぱなし。
初対面から距離感がおかしいことを除けば、容姿の美しさも然ることながら中身も聖人君子のようで。カデルはいつも町の人に無償で治療や手伝いを快く引き受ける人気者だ。
カデルの小屋の前に置いてあった差し入れの食事に呪いがかけられていて。後日、呪いを掛けた本人が乗り込んできて、王都へ行けば死ぬことになると警告してくる。
カデルは仕事をしに一時、王都へ行く。
愛久は無事、元の世界に戻れるのか――
シリアスとラブコメと、魔法のファンタジー。
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【キャラクター紹介】
メインカプ(固定):
【カデル】二四歳。身長183センチ。
エルフの孫。
見た目は金色サラッサラな毛並みの高貴なアフガンハウンド、中身は人間大好きゴールデンレトリーバー、人が好き過ぎて押し倒す、人懐っこ過ぎて距離感のわからない大型犬タイプの美人魔法使い年上攻め。
✕
【愛久(アイク)】二十歳。身長194センチ。日本人。
体格は大きいけれど気が優しい、森のくまさんタイプの筋肉年下受け。
その他:
【ジャック】四三歳、男。身長177センチ。
カデルが魔法薬を卸している薬屋の店主。独身。眼鏡をかけた強面。
【ルエヴェ】二四歳、男。身長、172センチ。
カデルの学友(?)。猫の獣人。
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無断転載禁止、二次利用禁止、AI学習禁止
リンク貼っての紹介や感想はOK
文字数 105,766
最終更新日 2024.12.03
登録日 2024.05.25
短編【重い愛】の後半に出てきた王太子ミリオネアとムツキの話です。
【重い愛】のその後の話になるのでそちらを先に読むことをオススメします。
何の前触れもなく異世界転移してしまった草壁睦月は、訳が分からぬまま転移直後に悪人に捕らえられて違法に奴隷落ちさせられる。
一年ほど経ったある日、初仕事でとある王太子の暗殺を命令されて───。
ムツキの不遇な過去から始まります。最初は辛い展開になると思いますので苦手な方はご注意ください。
【重い愛】のナツメ達も登場します。あちらは一話が長かったですが、ちょっとキツいので短めを小出しにしたいと思います。
短編予定です。不定期投稿になると思います。
*印はR18回です。
文字数 41,801
最終更新日 2025.01.19
登録日 2024.11.25
天性の苛められっ子がエリート外科医に拾われて。タワーマンションの最上階で、溺愛され支配されていく
ユートはいじめられ体質で、他人を信じては必ず裏切られてきた。いじめに耐え兼ねて高校は中退、その後もパワハラやセクハラの被害ばかりで仕事が続かない。頼れる家族もなくとうとう路頭に迷ってしまう。
そんなユートを救ってくれたのは、偶然出会ったエリート外科医・成吾だった。ペットを探していた成吾に気に入られて、ユートは成吾に飼われることに。
「ユートはもう俺の家族だよ。無責任なことはしない。一生大切に可愛がるからね」
爽やかな好青年の成吾にすっかり気を許していたユートだったが、すぐにその姿は豹変。獣のように輝く金の眼と、めまいがするような強烈な匂いをまとわせて、ユートに迫ってきて──
(Dom/Sub+オメガバース ※独自解釈)
不憫受け/溺愛/執着/命令/支配/発情/フェロモン/♡喘ぎ/ヤンデレ/無理やり/異物挿入/子作り/男性妊娠/妊娠中H/お漏らし
文字数 51,678
最終更新日 2025.12.27
登録日 2022.05.03
大学一年の夏、英田ハルカは沖縄へ来ていた。祖父が亡くなり、幼なじみとの関係に思い悩む日々を送り、手元に残されたのは祖父の遺品である青い宝石のついた指輪。自暴自棄になったまま、大切な指輪ごと海へ沈もうかと、指輪を投げた瞬間だった。
いとも簡単に海へ飛び込み、指輪を拾おうとする男が現れた。落ちた男を助けようとハルカも海へ飛び込むが、結局は彼に助けられてしまう。
彼はフィンリーと名乗り、アンティーク・ディーラーとして仕事のために沖縄へきたと告げる。
フィンリーはハルカに対し「指輪を鑑定させてほしい」と頼んだ。探しているものがあるようで、何かの縁だとハルカも承諾する。
東京へ戻ってからも縁が重なり、ハルカはフィンリーの店で働くことになった。
アルバイトを始めてからまもなくの頃、大学で舞台の無料チケットをもらえたハルカは、ミュージカル『クレオパトラ』を観にいくことになった。ステージ上で苦しむクレオパトラ役に、何かがおかしいと気づく。亡くなる場面ではないはずなのにもがき苦しむ彼女に、事件が発生したと席を立つ。
そこにはなぜかフィンリーもいて、ふたりは事件に巻き込まれていく。
クレオパトラ役が身につけていたネックレスは、いわくつきのネックレスだという。いろんな劇団を渡り歩いてきては、まとう者の身に不幸が訪れる。
居合わせたフィンリーにアリバイはなく、警察からも疑われることになり、ハルカは無実を晴らすべく独りで動こうと心に誓う。
文字数 143,236
最終更新日 2025.09.07
登録日 2024.11.20
素直になれず、歪んだ愛情の形を持つルドアニア皇国宰相セドリックと愛を知らずに生きてきた白猫セシルのすれ違い恋物語。『貴方の主が誰か分からせてさしあげましょう。』
此処は七つの国からなる世界。
歯車はその一つ、竜王の統べる国、ドラファルトの白猫族の少女が一族を殺され逃げ延びた事で回りだす。さあ、不本意なこの世界で、生きる者たちの物語を始めよう。
竜王の統べる獣人の国、ドラファルト。
その中にある小さな里で白猫獣人の少女セシルの一族ひっそりと暮らしていた。
セシルの一族には特殊な家系能力があった。魔力回路が見えるという『魔眼』を持つことである。
その中でも強い魔力を持って生まれたセシルは翠と蒼のオッドアイの美しい魔眼を持っていた。
ある日の夜、他の猫族によって一族を皆殺しにされてしまった白猫族。
間一髪の所で難を逃れた少女セシルは一人リドゥレラ中立国を目指し逃げてきた。
そしてそこでルドアニア皇国のセドリックと出会い、彼に保護される。
それからセシルは皇国で成人し、その能力を生かして皇国の魔道具研究所で仕事に就いた。
そんな順風満帆なセシルに、ある日結婚の打診がくる。そして時を同じくして、セドリックも貴族令嬢との結婚をすることとなった。
だが、結婚を目前にしたセシルに獣人族特有の発情期が訪れる。
獣人の発情を鎮めるには精を注ぎ込むしかないと知っていたセドリックはそこから彼女を部屋に閉じ込め軟禁し始めるのだが・・・。
※この作品は『不本意すぎるこの世界で―』 https://novel18.syosetu.com/n2302hx/
と同世界に生きる宰相セドリックの物語です。
1話はそちらと重複した内容です。セドリックはドSで性格歪んでいますので、自己責任でお願い致します。15話、閑話1話予定。
文字数 46,334
最終更新日 2023.03.16
登録日 2023.02.10
※18R 元ヤン受(クズ)受け
高校時代は校内トップのヤンキーとして派閥を仕切っていた小倉だったが、卒業後就職先も一週間で暴力事件を起こしてクビになる。
実家も追い出されていく当てもなく、右腕だった幼馴染の峰のところへ転がり込んだが、そんな生活も長く続くこともなかった・・・・
表紙 藤岡ると
小倉遥佳[おぐらはるよし](19歳) 8月19日生まれ
180cm 69kg
黒髪、オールバック。目つきは悪く三白眼。耳には大きく開けたピアス穴。いかにもな元ヤン悪そうな顔つきで、印刷会社に就職するも1週間で上司に暴行をくわえて懲戒免職。
基本的に我慢がきかない性格。
客引きとか単発の仕事を続けるも、長続きしない。幼馴染の峰の部屋に居候していたが失踪。
峰 頼人[みねらいと](18歳) 1月12日生まれ
176cm 68kg
爽やかな栗色の髪。糸目。一見元ヤンには見えないような笑顔をはりつかせている。中古車取り扱いの営業マン。調子のいいことを並べる口先3寸がお得意。
小倉とは幼馴染。小倉のためなら汚れごとも率先して対応する。凶暴わんこ気質。
文字数 92,855
最終更新日 2020.01.03
登録日 2019.12.21
十年前ある事がきっかけで賞金稼ぎの仕事をしなくなったクオルに一つの依頼が渡される。
依頼の内容はとある女――ルクレーシアを保護する事だった。
両性具有であることを打ち明けたルクレーシアことルシアの無邪気さに惹かれていくクオルだったが、ある日前触れもなくクオルの前から姿を消した。やがてルシアの正体を知ったクオルにたいしルシアは告げる。
自分を保護する依頼は自作自演で、すべてはクオルに復讐するためだったと……。
クオル×ルシア
(ファンタジー/素直攻め/口下手溺愛攻め/強気受け/誘い受け/美人受け/美形×美形/賞金稼ぎ×復讐者/溺愛/両性具有受/男ふたなり/男性妊娠/ハッピーエンド/甘々/日常)
※基本的にクオル視点ですが、ルシア視点のものには★マークがついています。
※Rシーンがあるページには*がついてます。
※前触れもなく残酷描写が入ります。
文字数 173,429
最終更新日 2025.03.18
登録日 2025.03.01
「この、人殺し!」
鉱山事故の補償額を伝えた王太子妃候補リディアは、夫を亡くした女性からそう罵られた。
だが、決定書にリディアの署名はない。王太子も大臣も決めた責任を負わず、何の決定権もない彼女だけを窓口に立たせていたのだ。
その夜、王太子フェリクスはリディアへ婚約破棄を告げる。
「けれど相談役として、これからも僕を支えてほしい」
十一年間、決めた者の代わりに恨まれ続けてきたリディアは、初めて拒否した。
「では、私の執務室にある三百二十七件の未決案件を、すべてお返しいたします」
王都を離れたリディアがたどり着いたのは、湖畔の自治都市レーヴェ。
そこで出会った書記官長オスカーは、彼女の能力を利用する前に、仕事の範囲、報酬、期限、そして断る権利まで書面で示した。
誰かの責任まで背負わなくても、人を助けることはできる。
何の役にも立たない日にも、自分を大切にしてくれる人がいる。
一方、三百二十七件を返された王太子と重臣たちは、避けてきた決定と批判を自分の名前で引き受けることになり――。
これは「灰色の悪役令嬢」と呼ばれた女性が、他人の責任を手放し、自分が望む仕事と愛する人を選び直す物語。
全6話完結。復縁なし。制度ざまぁと大人の恋愛のハッピーエンドです。
文字数 14,859
最終更新日 2026.07.22
登録日 2026.07.22
若くして優秀、若くして公爵家当主、王家にも信頼され、何をしても完璧な男ルーベルト・ラヴィン公爵。
難点は不眠症故に消えぬクマで眠いのに寝付けないと普段から目付きが悪いこと。顔が整っているからこそ迫力は半端なく、眠れないせいか頭痛のために口数が少ないのも災いし、女の影がない。
心配した彼の友人にして国の第一王子を筆頭に、王家は優秀な遺伝子をなくさないため、彼の婚約者探しを目的とした婚活パーティーを開いた。
「うたた寝でもいい!どんな手を使っても彼を眠りにつかせられた者に我が友人にして公爵家ルーベルト・ラヴィンの婚約者とする!」
不眠症と婚約者、両方が得られれば彼にとっても王家にとっても、よい成果となる。しかし、彼を寝かせた令嬢は現れたものの寝かせたそれは予想外の寝かせ方だった。
とはいえ、長く悩んだ不眠症故に、長時間眠る術をくれた別の悩みを持ったネムリン・トワーニ伯爵令嬢を、ただひとりの眠りをもたらしてくれる女神として、過保護に溺愛するようになるルーベルト。
「頭痛がない、眠くない、頭がスッキリとしている。今の俺は女神ネムリン嬢のためならなんでもできる」
「君がそこまで明るく義務報告以外で二言以上喋るところを初めて見たよ。幸せそうで何よりだ。ネムリン嬢に会いたいならとりあえず仕事を進めてほしいんだが」
「終わった」
「は?」
「ネムリン嬢を愛でてくる」
「いや、ちょ………」
不眠症から解き放たれたルーベルトの変わりようは周囲を驚かせる。互いを知るための王家に指示された婚約期間さえ押し退けて早くネムリンを妻にしたい願望が宿るルーベルトだが、ネムリンはそうではないようで………。
出会う前からの個人の悩み、互いに惹かれ合えば合うほどにすれ違う悩み、そしてその悩みに対する想いの先は?
「君が他に想う人がいても、もう離してやれそうにない。君の本当の幸せを願えない俺は最低だな」
「こんな私があの優しく完璧なお方の妻に相応しいはずがない。せめて婚約の期間だけでも貴方の傍にいたい」
基本コメディになってしまったラブコメによる二人が結婚するまでの話。3章でようやくラブ突入………?
貴族知識に疎いながらに書いている作品なため、是非おかしい部分あれば申していただけるとありがたいです。。
指摘に感謝感謝!公開したまま修正して申し訳ないですがご勘弁を。
恋愛大賞51位でした。更新滞ってしまったのがよくなかったですね。ですが、皆様ありがとうございました。
文字数 96,078
最終更新日 2019.07.15
登録日 2019.01.11