「百姓」の検索結果
全体で41件見つかりました。
辺境・フィントゥアの地は、豊かな土地のはずだった。
それなのに、このごろはさっぱり振るわない。
何があったのかといえば、秋も終わりの冷たい空を駆け巡る、「荒ぶる狩人」が現れたのだった。
それを率いるのは、前の領主の娘の幽霊だという。
畑はすっかり荒らされ、冬を越せるかどうかも分からない。
夜の宿屋にやってきては、酒場で愚痴を交わす百姓たち。
それを見かねた宿屋の若い主は、天秤棒を片手に幽霊退治を買って出る。
この男も、近頃やってきた流れ者。
その正体は、知る人ぞ知る、凄腕の冒険者だった。
無傷のオスタ……。
魔王の片手を切り落としたとも噂される、若き勇者。
それがなぜ、宿屋の主などをしているのか。
辺境の幽霊騒ぎが、その謎を語る。
文字数 24,179
最終更新日 2026.07.14
登録日 2026.07.02
平安の終わり、一人の若い郎党が問う。「武士とは、何か」。
源平の争乱から鎌倉、南北朝、応仁の乱、戦国、安土桃山、そして幕末から西南戦争へ——約七百年。武士が生まれ、栄え、作法を整え、やがて自らの手でその時代を終わらせるまでを、各時代を生きた男たちの視点で描く歴史群像劇です。頼朝、尊氏、道三、信長、秀吉、西郷……時代の象徴たちが、視点を受け渡しながら物語を運びます。
土地のために戦い、土地を恩賞として頂く——それが、武士でした。だが信長は土地を一個の茶碗に変え、秀吉は検地と刀狩で武士と百姓を永遠に分け、泰平の世は、ついに刀を飾りに変えていく。「武士とは何か」という問いの答えは、時代ごとに、姿を変えていきます。
そして物語は、武士たちがそれぞれの時代に遺した「武士とは――」という言葉を束ねていきます。
文字数 34,460
最終更新日 2026.07.15
登録日 2026.07.10
多くの女神が存在する世界で豊穣の加護というマイナーな加護を持つ伯爵令嬢のアンリは理不尽な理由で婚約を破棄されてしまう。
相手は侯爵家の子息で、本人の言い分では…
「百姓貴族はお呼びじゃない!」
…とのことだった。
優れた加護を持たないアンリが唯一使役出るのはゴーレムぐらいだった。
周りからも馬鹿にされ社交界からも事実上追放の身になっただけでなく大事な領地を慰謝料変わりだと奪われてしまう。
王都から離れて辺境地にて新たな一歩をゴーレムと一から出直すことにしたのだが…その荒れ地は精霊の聖地だった。
森の精霊が住まう地で農業を始めたアンリは腹ペコの少年アレクと出会うのだった。
一方、理不尽な理由でアンリを社交界から追放したことで、豊穣の女神を怒らせたことで裁きを受けることになった元婚約者達は――。
アンリから奪った領地は不作になり、実家の領地では災害が続き災難が続いた。
しかもアンリの財産を奪ったことがばれてしまい、第三機関から訴えられることとなり窮地に立たされ、止む終えず、アンリを呼び戻そうとしたが、既にアンリは国にはいなかった。
文字数 127,852
最終更新日 2025.03.11
登録日 2024.11.11
十年以上婚約している男爵家の子息、カーサは婚約者であるグレーテルを蔑ろにしていた。
事あるごとに幼馴染との約束を優先してはこういうのだ。
「君は優しいから許してくれるだろ?」
都合のいい言葉だった。
百姓貴族であり、包丁侍女と呼ばれるグレーテル。
侍女の中では下っ端でかまど番を任されていた。
地位は高くないが侯爵家の厨房を任され真面目だけが取り柄だった。
しかし婚約者は容姿も地位もぱっとしないことで不満に思い。
対する彼の幼馴染は伯爵令嬢で美しく無邪気だったことから正反対だった。
甘え上手で絵にかいたようなお姫様。
そんな彼女を優先するあまり蔑ろにされ、社交界でも冷遇される中。
「グレーテル、君は優しいからこの恋を許してくれるだろ?」
浮気を正当した。
既に愛想をつかしていたグレーテルは
「解りました」
婚約者の願い通り消えることにした。
グレーテルには前世の記憶があった。
そのおかげで耐えることができたので包丁一本で侯爵家を去り、行きついた先は。
訳ありの辺境伯爵家だった。
使用人は一日で解雇されるほどの恐ろしい邸だった。
しかしその邸に仕える従者と出会う。
前世の夫だった。
運命の再会に喜ぶも傷物令嬢故に身を引こうとするのだが…
その同時期。
元婚約者はグレーテルを追い出したことで侯爵家から責められ追い詰められてしまう。
侯爵家に縁を切られ家族からも責められる中、グレーテルが辺境伯爵家にいることを知り、連れ戻そうとする。
「君は優しいから許してくれるだろ?」
あの時と同じような言葉で連れ戻そうとするも。
「ふざけるな!」
前世の夫がブチ切れた。
元婚約者と元夫の仁義なき戦いが始まるのだった。
文字数 158,169
最終更新日 2024.06.12
登録日 2024.01.26
社交界でツマハジキにされているうだつの上がらない伯爵令嬢のモニカは南部に位置する百姓貴族令嬢だった。
貴族とは名ばかりで同年代の貴族令嬢から見下され、冷たい扱いを受けていた。
婚約者は第二王子殿下の側近で国王からも信頼も厚く、貴族令嬢から熱い視線を向けられていた。
誰もが相応しくないと言われてしまう。
「別れなさい。愛のない婚約なんて気の毒だわ」
誰からも祝福されない婚約だと言われ悲しむモニカは悲しみのあまり学校を休んでしまうのだが、その間にとんでもない事件が起きるのだった。
学園内で婚約破棄が流行し、数多の令嬢が公の場で婚約破棄を告げられてしまうのだ。
領地に戻っていたモニカは何も知らずにいたのだが…
「どうして貴女だけ婚約破棄をされていないのよ!」
婚約破棄された令嬢がモニカに八つ当たりをしてきたのだったが…
文字数 13,455
最終更新日 2026.02.03
登録日 2026.01.31
この物語の主人公は、越後の百姓の倅である。
本当は跡を継いで百姓をするところ、父の後釜に邪険にされ家を出たのであった。
江戸に出て、深川で飛脚をして渡世を送っている。
歳は十九、取り柄はすけべ魂である。女体道から女観音道へ至る物語である。
慶応元年五月、あと何年かしたら明治という激動期である。
その頃は、奇妙な踊りが流行るは、辻斬りがあるはで庶民はてんやわんや。
これは、次に来る、新しい世を感じていたのではないのか。
日本の性文化が、最も乱れ咲きしていたと思われるころの話。
このてる吉は、飛脚であちこち街中をまわって、女を見ては喜んでいる。
生来の女好きではあるが、遊び狂っているうちに、ある思いに至ったのである。
女は観音様なのに、救われていない女衆が多すぎるのではないのか。
遊女たちの流した涙、流せなかった涙、声に出せない叫びを知った。
これは、なんとかならないものか。何か、出来ないかと。
……(オラが、遊女屋をやればええでねえか)
てる吉は、そう思ったのである。
生きるのに、本当に困窮しとる女から来てもらう。
歳、容姿、人となり、借金の過多、子連れなど、なんちゃない。
いつまでも、居てくれていい。みんなが付いているから。
女衆が、安寧に過ごせる場を作ろうと思った。
そこで置屋で知り合った土佐の女衒に弟子入りし、女体道のイロハを教わる。
あてがって来る闇の女らに、研がれまくられるという、ありがた修行を重ねる。
相模の国に女仕入れに行かされ、三人連れ帰り、褒美に小判を頂き元手を得る。
四ツ谷の岡場所の外れに、掘っ立て小屋みたいな置屋を作る。
なんとか四人集めて来て、さあ、これからだという時に……
てる吉は、闇に消えたのであった。
文字数 143,822
最終更新日 2023.02.23
登録日 2023.02.04
「影武者が、本物を超えてしまった——」
百姓の男が“信長”を演じ続けた。
やがて彼は、歴史さえ書き換える“もう一人の信長”になる。
貧しい百姓・十兵衛は、織田信長の影武者として拾われた。
戦場で命を賭け、演じ続けた先に待っていたのは――本能寺の変。
炎の中、信長は死に、十兵衛だけが生き残った。
家臣たちは彼を“信長”と信じ、十兵衛もまた“信長として生きる”ことを選ぶ。
偽物だった男が、やがて本物を凌ぐ采配で天下を動かしていく。
「俺が、信長だ」
虚構と真実が交差するとき、“天下を盗る”のは誰か。
時は戦国。
貧しい百姓の青年・十兵衛は、戦火に焼かれた村で家も家族も失い、彷徨っていた。
そんな彼を拾ったのは、天下人・織田信長の家臣団だった。
その驚くべき理由は——「あまりにも、信長様に似ている」から。
歴史そのものを塗り替える——“影武者が本物を超える”成り上がり戦国譚。
(このドラマは史実を基にしたフィクションです)
文字数 78,525
最終更新日 2026.07.01
登録日 2025.06.09
僕の左耳は欠けている。僕が小さい頃の両親のケンカが原因らしいがよく覚えてないし、痛くも無いし、なんなら普通に聞こえるし、これが僕にとっての普通なのだ。でも、まさか。コレが原因で隣国に売られるだなんて。耳が欠けてて何が悪い?俺を売った両親よ、俺は隣国で、故国よりもとても幸せに生きてます。
※アホエロ路線の予定
※ノリと勢いで書いてますので頭空っぽにして気楽にお読みください
※後半※(18禁えろ)多めの予定
文字数 114,040
最終更新日 2024.12.01
登録日 2023.10.01
農業をこよなく愛するリゼットは領地で農作物を育てることに生きがいを感じていた。
華やかな王都よりも、生まれ育った領地で作物を育てるのが大好きな奇特な令嬢だったことから一部では百姓令嬢と呼ばれていた。
その所為で宮廷貴族から馬鹿にされ婚約者にも蔑まれないがしろにされてしまうのだが、前向き過ぎる性格と行動的なリゼットは不毛な婚約関係を続けるよりも婚約解消をして老後生活を送ることを決意した。
…はずだったのだが、老後資金が足りないことに気づき王女殿下の侍女募集に食らいつく。
「ある程度稼いだら国を出よう」
頓珍漢で少しずれた考えで王宮のメイドとして働きお金を稼ぐことにした。
婚約解消をするために慰謝料と老妓資金を稼ぐべくリゼットの奮闘が始まるのだったが、物事は意外な方向に進ものだった。
王命により宮廷庭師を任されることとなったのだ。
文字数 998
最終更新日 2024.08.31
登録日 2024.08.31
王子から婚約破棄をされて城を追放された聖女・・・間々ある話。
追放先で割りと楽しく暮らしている聖女・・・間々ある話。
酒を楽しみ、夜風に身を晒しながらふらふらと歩く聖女・・・んん?
後釜となった聖女に王子の危機を知らされ、その涙に絆される男気溢れる聖女・・・あれ?
そこへ現れる怪しげな僧兵達を聖女の剣が迎え撃つ!
彼女こそは無類の大酒好きにして直心影流・免許皆伝の剣豪を前世に持つ転生者であった。
謎の僧兵、暗殺者集団、半グレとなった逃散百姓、異世界より転生して異形と化した武芸者や兵法家達。
悪党共! 酔いどれゲルダの秘剣を受けるが良い!
剣客聖女による異色の物語、ここに始まり、始まり。
文字数 941,926
最終更新日 2025.10.10
登録日 2025.05.19
父を小学六年で亡くした。百姓だった母は、父が遺した町工場を一人で引き継ぎ、三兄弟を育てた。怒鳴り声が絶えない家だった。厳しかった。それでも飯だけは絶やさなかった。やがて母は過労で倒れ、病床に伏した。臨終間際、あの人は初めて俺に囁いた。ゴメンね、と。その一言の意味を、俺はまだ考えることがある。
文字数 1,395
最終更新日 2026.05.09
登録日 2026.05.09
遊郭に売られたら跡取りにされ、一生「制外者(にんがいもの)」として生きていく羽目になった——。
幼い頃に姉とともに遊郭へ売られた勇次は制外者とされ、非人と同等の扱いを受けていた。
彼らが住む遊郭は非公許であり、遊神(ゆうじん)の張る結界によって新政府の目から隠されている「かくし閭(ざと)」。
遊女や役者などが制外者として人別帳(戸籍)から除外されていた時代。勇次はとっとと借金を返して遊郭から抜け出し、人別帳に戻ることを目指していたが、妓楼の息子が家出したことで跡取りにされてしまう。
このままでは一生俺は制外者だ。
鬱屈した日々を送っていたある日、貧しい百姓の美少女に一目惚れ。
平人の彼女と一緒になりたいと切望し、なんとか身分差を乗り越える方法はないものかとあれこれ模索する。
登録日 2025.05.13
【――願いの力が、満ちました。これで、350年まえの悲劇を止められます――
小学六年生のふたごの兄妹、天川星(あまかわ せい)と天川空(そら)は、校外学習日に訪れた歴史資料館で、350年まえにおきた悲惨な事件のことを知る。
じぶんたちが暮らす、この町で、こんな残酷なことがあったなんて。
だけどほんのすこしの手助けで、この歴史は変えられる。
そんな思いを持ったとき、ふたごの目のまえに現れたのは、この地を見まもりつづけてきた神さま……みたいなものだった!】
江戸時代に起きた実在の百姓一揆を下敷きにして、重くなりすぎず、また軽くなりすぎないよう、児童文学小説にしました。グレードは小学校高学年~中学生です。
文字数 81,407
最終更新日 2025.08.08
登録日 2025.07.19
春の名をもらいながら、寒さを知って育った。
江戸の外れ、貧しい百姓家の次女・うららは、十三の春に奉公へ出される。
向かった先は老舗呉服屋「蓬莱屋」。
そこで出会ったのは、何かとちょっかいをかけてくる、
街の悪ガキのような跡取り息子・慶次郎だった――
反発しながらも心に灯る、淡く、熱く、切ない想い。
そして十五の春、女として、嫁として、うららの人生は大きく動き出す。
身分の差、家柄の壁、嫉妬と陰謀、
愛されることと、信じること――
それでも「私は、あの人の隣に立ちたい」。
不器用な男と、ひたむきな少女が織りなす、
時代小説として風情あふれる王道“和風身分差ラブロマンス”。
春の灯の下で咲く、たったひとつの恋の物語を、どうぞ。
文字数 52,269
最終更新日 2026.02.27
登録日 2026.01.15
本能寺の変。
それは戦国時代、天下統一を目前とした織田信長が明智光秀に突如として殺された事件。
しかしその理由は何も判明しておらず、様々な説が唱えられてきた。
そんな中、岐阜県のとある高校に通う女子高生、時田光は普通の人とは違う特徴があった。
それは、前世が明智光秀であるという事。
しかしその記憶は曖昧で、はっきりと覚えているのは死の直前のみ。
そんな記憶を抱えながら送っていた学校生活。
ある時、目が覚めるとそこは見覚えの無い、しかしどこか懐かしい景色。
その場にいた百姓のような格好の男達に言われるがまま付いていき、言われるがままに竹槍を持たされ、理由も分からず、百姓の一声で竹槍を突き出した。
時田の手に、何かが突き刺さる感触が伝わる。
竹槍は、騎馬武者に突き刺さっていた。
そして、その騎馬武者の顔を見た時田は驚愕する。
その騎馬武者は、明智光秀であったのだ。
これは、明智光秀が前世の女子高生、時田光が戦国時代へタイムスリップし、明智光秀の生涯を追いつつ、本能寺の変の真相を探っていく物語である。
この作品は歴史が好きではない人も楽しめる作品を目指しております!
戦国時代に興味がない方もこちらを読めば大体の流れは掴めるかと思いますので、よろしければ読んでみて下さい!
文字数 187,302
最終更新日 2025.03.08
登録日 2024.08.02
大阪夏の陣で命を落とす運命だった真田大助は、豊臣秀頼公から授かった宝刀によって窮地を脱し、芸州広島藩の山間の村へと落ち延びた。そこは、江戸幕府の監視下に置かれた土地。武士としての誇りを胸に秘めつつ、大助は村の警護役として生きる道を選ぶ。
一方、村では庄屋や百姓たちが協力し、厳しい自然環境や度重なる災害に立ち向かいながら、地域の発展を目指していた。領民たちと共に村の運営に力を尽くす中で、大助は武士としての鍛錬だけでなく、村人との絆を深めていく。
しかし、次第に自らの宿命と向き合う必要に迫られることとなる。果たして、彼は己の命と村の平和を守り抜き、新たな道を切り拓けるのか──。
*本作は歴史的事実に基づきつつも、フィクションとして再構成した物語です。
*この物語は、過去に執筆した原稿をもとに加筆・修正を加えた再編集版です。
文字数 108,128
最終更新日 2025.05.31
登録日 2019.10.19
「ある意味クレイジーな魔法消費物語」
現実を切り離して作られた異世界、ミスト
その創設者は江戸時代の百姓の娘、旧姓マツ、異世界の名はフィレイラミケ
自分の作った異世界で自由気ままに生きている中、ある目的の為助手のサビエルと共に日本への遠征(滞在)を決意する!
「魔法があれば何でもできる」
精神溢れるお話です。
文字数 42,755
最終更新日 2017.02.19
登録日 2016.12.26
見事な桃が生るので桃寺と呼ばれた寺があった。邑の子供等には、鬼のような和尚の目
を盗んで桃を獲った者は剛の者として敬われるという噂が立っていた。その称号欲しさに
武家・百姓の別なく挑んだが、背中にも目があると言われる和尚にことごとく阻まれ、半
殺しにされた。今日もまた、性懲りも無く元服前の武家の子息が子分の百姓等を連れて桃
を盗みにやって来た。智恵があり俊敏な子息は、まんまと桃を手にした瞬間だった。
地獄耳で聞き付けた鬼神の如き荒法師が現れた。仲間の子分等を逃がすため、子息が一
人和尚と対峙した。その場を何とか逃れた子息を、翌日和尚が追い駆けて来た。子息の親
である領主に、和尚が盗人の引き渡しを要求した。領主と和尚との交渉の末、子息は寺に
修行に出される事となった。子分である六人の百姓の童達が密かに集まって、寺に預けら
れた子息の身の回りの手伝いをした。
文字数 61,889
最終更新日 2024.12.29
登録日 2024.12.29