「狂」の検索結果

全体で4,864件見つかりました。
30 12
歴史・時代 完結 短編
戦国末期―― 海を制し、巨万の富を築いた海賊商人、 納屋助左衛門は、まさに絶頂の只中にあった。 だが、天下人・豊臣秀吉の、ある要請を拒んだことで、運命の歯車は静かに狂い始める。 やがて助左衛門は倒れ、意識の底へと沈んでいく―― それは、忘れようとしても決して消えない過去。 戦に巻き込まれ、雑兵に捕らえられた少年時代の助左衛門。 彼は〝人〟ではなく〝物〟として扱われ、奴隷市場へと売り飛ばされる。 キリシタンという異質な存在であった彼は、 奴隷商人の元締め――天海の目に留まり、尾張へと連れていかれることになった。 その頃の尾張では、 後に天下を揺るがす男・織田信長が、 まだ〝うつけ〟と嘲笑われていた。 だがその裏で、戦の火種は確実に、静かに広がっていた。 なぜ、人は戦うのか。 なぜ、戦は人を〝商品〟へと変えるのか。 奴隷商人が暗躍する戦場で、少年はその残酷な現実を目の当たりにする。 怒り。絶望。 そして、抗う意志。 すべては、ここから始まった。 やがて彼は、海へ出る―― 運命に抗うために。
大賞ポイント 13pt
文字数 17,936 最終更新日 2019.05.12 登録日 2019.05.04
歴史・時代 完結 短編
江戸時代、野州足利所野村。寒さの厳しいこの地で、余命いくばくもない幼馴染みのお絹のために桜を咲かせようとしている葉瑠と宗次郎。葉瑠は宗次郎のことを密かに想っていた。 そこへ炬燵布団を被った奇妙な老婆が現れて……。
大賞ポイント 13pt
文字数 29,188 最終更新日 2026.05.31 登録日 2026.05.06
歴史・時代 完結 短編
1943年、第二次世界大戦真っ只中の日本。 開戦初期の熱狂は失われ、戦局は静かに崩れ始めていた。 南方戦線へ送られた青年・西田は、戦争の現実と、自らの無力さを知っていく。 短めの短編です
大賞ポイント 13pt
文字数 7,777 最終更新日 2026.05.25 登録日 2026.05.25
歴史・時代 連載中 長編 R15
天正二年、長島。 雨が止んだ。それは、織田の鉄砲が再び「火」を噴く合図だった。 周囲を囲むのは、美しくさえある鉄と逆茂木の檻。逃げ場はない。 ​泥濘が兵の足を呪いのように掴み、死臭が混じった風が水路を撫でる。 坊官は、その絶望を冷徹な数字に置き換えていた。 残存兵力、食糧、矢じりの数。そして、これから失われる命の「割合」。 ​「私は、勝つと思っていない」 ​ふなは血に染まった水路を漕ぎ、重蔵は熱を失った炉で矢を打ち、かわは絶望に狂いゆく民を観察する。 英雄もいなければ、救済もない。あるのは、巨大な暴力に摩耗されていく肉の音だけだ。 ​歴史が「根切り」と呼んだ、凄惨な消耗戦の記録。 その最深部で、坊官はひとり筆を執る。 包囲網を、呪わしき理で解体するために。 泥濘の聖域外伝 カクヨム:長島異聞録 ―― あるいは、泥濘の流路 https://kakuyomu.jp/works/2912051600145715300
大賞ポイント 12pt
文字数 56,361 最終更新日 2026.06.18 登録日 2026.05.12
歴史・時代 完結 短編 R15
「ねえ、見て。これが私の慈悲よ」 最愛の息子を完璧な皇帝にするため、母は自ら怪物になった。 宿敵を家畜に変え、邪魔な皇子を毒殺し、一族を血で染まった頂点へと導く。 狂気か、それとも究極の献身か。 史上最も「ヤバい女」の一人、呂后の独白が、あなたの倫理観を揺さぶる。
大賞ポイント 10pt
文字数 10,855 最終更新日 2026.04.09 登録日 2026.04.02
歴史・時代 完結 短編 R15
江戸は天保の末、武士の世が黄昏へとさしかかる頃。 首切り役人の家に生まれた女がたどる数奇な運命。 人の首を刎ねることにとり憑かれた山部一族。 それは剣の道にあらず。 剣術にあらず。 しいていえば、料理人が魚の頭を落とすのと同じ。 まな板の鯉が、刑場の罪人にかわっただけのこと。 脈々と受け継がれた狂気の血と技。 その結実として生を受けた女は、人として生きることを知らずに、 ただひと振りの刃となり、斬ることだけを強いられる。 斬って、斬って、斬って。 ただ斬り続けたその先に、女はいったい何を見るのか。 幕末の動乱の時代を生きた女の一代記。 そこに綺羅星のごとく散っていった維新の英雄英傑たちはいない。 あったのは斬る者と斬られる者。 ただそれだけ。
大賞ポイント 10pt
文字数 64,843 最終更新日 2020.06.26 登録日 2020.05.31
歴史・時代 完結 短編
【戦国コメディ小説】​「あちちっ!死ぬの辞めたわ!」本能寺から脱出した信長は、逃走中の家康を捕まえ言い放つ。「おみゃあ、今日からわしの操り人形だがや」。無理難題と名古屋弁の嵐。数正の裏切りも、大坂の陣も、全ては魔王のドSな演出!家康は胃痛に耐え、死後も神様として働かされ続け……。令和まで続く、史上最狂の二人羽織が幕を開ける!
大賞ポイント 7pt
文字数 24,097 最終更新日 2026.04.22 登録日 2026.04.01
歴史・時代 完結 長編
 戯作者為永春水と関係した芸者が密かに産んだ子である梅次郎は、幼い頃から剣術の修行を積み、暴れん坊旗本・勝小吉(勝海舟の父)の弟子となった。梅次郎は小吉が幕府から密かに請け負っていた江戸市中見回りの見習いを勤めつつ、吉原の廓「志信屋」の花魁玉糸と辰巳芸者の音八からの支援を受けて江戸市中の治安を守るべく活動していた。  あるとき、夜鷹連続辻斬りが起こり、梅次郎は玉糸から家宝の正宗を受けとり見回りを強化するが……巡回中に連続辻斬りの下手人・影沢英之進と斬りあう。英之進はかつては為永春水の人情本の愛読者であり、戯作者を志したこともある剣客であった――。  ここに戯作者によって人生を狂わせられたふたりが、激突する――。  戯作者の子で町人剣客の梅次郎、吉原の花魁玉糸、辰巳芸者の音八、暴れん坊旗本勝小吉という異色の面々が活躍する、滑稽あり剣戟ありの痛快エンタメ時代小説です!   ※「第10回歴史・時代小説大賞」奨励賞受賞作です。
大賞ポイント 6pt
文字数 69,393 最終更新日 2024.06.29 登録日 2024.05.01
歴史・時代 連載中 長編 R15
深川の八幡宮で宮司見習いを務める九条と、幼き日の神輿蔵火災のトラウマから、天才的な将棋の才能を心に封印してしまった美少女・菊。孤立無援の二人のもとに、向島の豪商・覆面魔王と自称する人物から、黄金五百両を賭けた盤上勝負の招待状が届く。 ​嵐の吹き荒れる隅田川を渡り、巴屋の豪華絢爛たる下屋敷「漣翠荘」へと足を踏み入れた二人を待ち受けていたのは、金と欲の泥に塗れた、尋常ならざる訳ありの男女たちだった。 極貧に喘ぐ武士夫婦、博打で身を持ち崩した彫金師とその妹、借財に追われる浪人とその可憐な許嫁。九条を除いた彼らは全員、あの忌まわしい火災の夜の記憶を共有する、同じ寺子屋で、ほんの数日将棋学校に通う者たちであった。さらにその座には、男女の業をねっとりとした視線で見つめ、画帳に炭を走らせる謎の天才絵師・東洲斎写楽の姿もあった。 ​屋敷の特別室には覆面の主催者が「誰にも邪魔されぬ敗者のための完璧な部屋」と呼んで不敵に笑う。将棋大会の勝者には大金が与えられ、敗者には、特別室で浮世絵の題材になることが科せられる。ただの浮世絵の題材ではなくその特別室は危な絵が描かれていたのだ。 日本刀で自らの腹を召した淒惨な男の骸。そして、その男の目の前で、この世のものとは思えぬ秘薬と道具によって陵辱し尽くされ、絶頂の果てに吊るされた女の骸。 ​ 天井裏の狭い隙間に身を潜め、血生臭い地獄の嬌声と肉体の交わりを五感で知ってしまった九条と菊は、恐怖のなかで底なしの背徳的快楽へと突き動かされていく。謎深き巴屋の真の狙いとは、そして写楽が隠し持つ妖艶な秘密とは何か。盤上の駒のように狂わされていく人間たちの、血と淫靡に染まった歴史時代小説。
大賞ポイント 4pt
文字数 7,561 最終更新日 2026.05.26 登録日 2026.05.24
歴史・時代 完結 短編
 歴史の教科書は間違っていた? 二度にわたる元寇を退けたのは、神風のはずだった。鎌倉武士たちの想像を絶する戦いに、私の歴史観は百八十度変わった。日本滅亡の危機に、突然吹いたとされる、神風の真の姿とは。
大賞ポイント 1pt
文字数 10,034 最終更新日 2021.08.11 登録日 2021.08.11
30 12