「わた」の検索結果

全体で4,711件見つかりました。
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ファンタジー 連載中 長編
妹の身代わりに、わたしは死んだ。何度でも。覚えているのは、わたしだけ。 「お姉さま。どうか、安らかに」 処刑台の一番前で、妹のクラリスが祈りの形に手を組み、微笑んだ。 家に「居ないもの」として育てられたわたしには、戸籍がない。食卓に椅子もない。飼い犬は「あの子」と呼ばれ、わたしは「あれ」と呼ばれた。それでも妹だけは、たった一人の味方だと信じていた。 侯爵家との縁談にひそむ罪を、犯してもいないわたしがかぶる。妹を守れるなら、それでよかった。家族に必要とされたのは、生まれて初めてだったから。 刃が落ちる直前、その笑みの意味を、ようやく正しく読む。 感謝では、なかった。 目を覚ますと、世界は妹の縁談が決まった、あの朝に戻っていた。 何度死んでも、戻るのは同じ朝。みんな忘れて、覚えているのは、わたしだけ。 けれど、ひとつだけ変えられる。 死ぬ前にこの手でひとり仕留めれば、そのひとりは次の世界から消える。 人として数えられなかったわたしを、誰も疑わない。 まさか、自分を滅ぼすのが、あの娘だとは。 なぜ、わたしは「影の子」に選ばれたのか。 その答えにたどり着くころ、わたしはもう、自分が誰だったかも—— ひとりずつ、静かに。 覚えているのは、わたしだけ。
大賞ポイント 37,639pt
文字数 101,359 最終更新日 2026.07.11 登録日 2026.06.15
ライト文芸 連載中 長編
俺は渡辺章(わたなべあきら)32歳。 妻の朱里(あかり)に逃げられ、生後6ヶ月の息子の健人(けんと)と、育児ヘルプの母親と三人で同居中。 土曜日深夜、夜泣きする健人を外に連れ出すと、ある女の子が男二人に絡まれている現場を目撃。 俺は、健人の泣き声の助けもあり、その女の子を救出した。 女の子の名前は瀬能美鈴(せのうみすず)26歳。 そのまま俺の家に連れて帰ると、なぜか彼女に息子の健人が異様に懐いてしまって離れない。 そこから、奇妙な3人(+おふくろ)の共同生活が始まった。 妻に捨てられ弱りきった俺は、この癒し系美女に抗うことができるのか? 妻の朱里はなぜ家を出たのか? そんな中、赤ちゃん育児のリアルは、大人の事情など知る由もなかったーー。
大賞ポイント 1,606pt
文字数 16,932 最終更新日 2026.07.10 登録日 2026.06.30
キャラ文芸 連載中 長編
 ――わたくしばかり最強では「お友達」の腹の虫の居所が悪うございますわ。  後宮の河原で、女装した宦官《かんがん》の死体が見つかった。 「お友達」という名目で後宮の強者たちの弱味を握り操るダークヒロインお嬢様・茗婕妤《めいしょうよ》。 「古狐」と呼ばれる彼女は退屈しのぎに宦官殺人事件の捜査に乗り出し、側近を振り回して調査させる。  しかし密偵がもたらした情報が、彼女を本気で捜査に取り組ませるきっかけとなる。  宦官殺人事件の犯人は、後宮の妃嬪《ひひん》・芙修媛《ふしゅうえん》である。  芙修媛は観燈の夜まで逃げ切って後宮を抜け出したいが、茗婕妤の捜査が迫る。  その裏では、茗婕妤自身をも巻き込む新たな計略が動き始めていた。  やがて茗婕妤は、事件を処理できなければ従えていた「お友達」に牙を剥かれる状況に追い込まれる。  残り15日。茗婕妤は観燈の夜までに芙修媛の証拠を掴み、芙修媛の計画を破壊できるのか?  そして「古狐」茗婕妤は、どのようにこの事件の〝落とし前をつける〟のだろうか……?  鉄壁の笑顔の黒幕系ダークヒロイン探偵、ここに誕生! 表紙画像: 写真AC/Niaholisc様 https://www.photo-ac.com/main/detail/34228821
大賞ポイント 1,573pt
文字数 59,786 最終更新日 2026.07.10 登録日 2026.06.20
キャラ文芸 完結 長編
 李景玄皇帝の後宮で、貴妃付きの侍女・盧玉風が死んだ。  現場は、盧神美貴妃の浴室に隣接する香油・薬草庫。砕けた薫衣草の瓶、血の染みた木箱。誰の目にも、棚に木箱を戻そうとして落下した事故に見えた。木箱のあたりどころが悪かった事故。  だが、後宮の秩序を司る宮正司は動けない。死んだのは国を二分する名門の一つ、盧家から派遣され、盧家出身の貴妃に付いた陪嫁侍女。しかも現場は正一品の貴妃宮。もはや一侍女の事故ではなく、後宮と外戚を揺るがす政治案件だった。  陪嫁侍女はただの侍女ではない。貴妃が辱めを受けたら実家が黙っていない。そのための盧家の目。報告係。報告内容は、朝廷での妃の扱いや他の妃の動向など多岐にわたる。そんな侍女が死んだとなると貴妃にとって後宮は安全な場所ではないと実家は判断する。  皇后・崔静麗は、賢妃・竺玲玲に調査を命じる。玲玲は上級妃でありながら、皇帝と皇后だけが知る秘密の役目を持っていた。かつて後宮の毒殺事件を解決した、沈着冷静な才女である。  殺された侍女は誰も敵わないほど優秀で、侍女頭・美友は無能だが人がいい。部下の方が優秀であることで起きる問題。事件現場にあったものは、淑妃、徳妃から美友に贈られたものだった。淑妃、徳妃はそれぞれの思惑で関与していた。  また、この舞台を作るために、陰で侍女頭・美友の下に優秀な部下(今回の被害者)が送られてくるよう画策した人物がいたことも判明する。  美友は事件当日、浴室で子を流す作用のある薬草を湯に溶かしていた。本当に貴妃の子を奪おうとしたのか。玉風はその陰謀に気づいたために殺されたのか。  優秀すぎる陪嫁侍女と、劣等感に苦しむ侍女頭。過去の毒殺事件が生んだ後宮の掟のために、事件当時、美友は精神的に追い詰められていた。その掟を作ったのが、事件を調査する賢妃・玲玲本人だった。事件の発端は自分が作った制度。調査する本人も当事者として引き摺り込まれる。  そんな混乱の中、まだ調査も終わっていないのに、盧家の使者が後宮を訪れ、朝廷に圧力をかけてくる。まさか、事故で終わらせるわけはないよなと。  名門盧家は、例え事故であったとしても、それを簡単に受け入れれば、他の門閥貴族になめられる。怒りがなくても怒らなければならない立場なのだ。誰かの首を持ち帰らなければいけなかった。  これは、殺人の瞬間から始まる倒叙ミステリーである。  しかし暴かれるのは、犯人だけではない。  善意、嫉妬、謀略、恐怖――後宮に閉じ込められた女たちの心が、薫衣草の香りの奥から染み出すように立ちのぼる。  初めて弱音を吐く玲玲は、この事件を解決できるのか。 全23話 完成済み、順次公開。  唐代の後宮をモデルにしていますが、この物語は身分や権限など、すべてフィクションです。
大賞ポイント 1,039pt
文字数 93,026 最終更新日 2026.07.04 登録日 2026.06.10
ファンタジー 完結 長編 R15
【あらすじ】  現代日本で数十年にわたり、徳と修行を積み重ねた真言宗(密教)の坊主がいた。  坊主の名前は長峰空心(ながみね・くうしん)。  ある日、子供をかばって命を落とした空心は、死後に魂の状態になって密教の神々が住む須弥山に導かれる。  そこで密教の最高神である大日如来に極楽生活を勧められるも、空心は「まだ修行の途中です」と断った。  空心の強い信念に感銘を受けた大日如来は、空心に対して新たな世界で望みを叶えるように告げる。  それは魔法とスキルが存在する異世界で、神々の加護と法衣を携えて弱き者たちを救うことだった。  そうして若き肉体と本物の神を真言(マントラ)で召喚できる力を得て転生した空心は、凶悪な魔法使いたちに蹂躙された国に舞い降り、紆余曲折を経て対魔法使いレジスタンスの一員となる。  やがて空心が使うマントラが魔法を凌駕したとき、異世界人たちの弱まっていた希望の心に強い光が宿る。  これは仏の道を貫く気高き精神を持った坊主が、魔法とスキルが存在する異世界で仲間たちと一国を相手に革命を起こす物語――。  ※この作品は最終話まで書き上げてありますので、絶対にエタりません。
大賞ポイント 570pt
文字数 310,705 最終更新日 2026.04.29 登録日 2026.04.15
ファンタジー 完結 長編 R15
 ひょんなことから仲良く毒杯を賜ることになってしまった、乙女ゲームの悪役令嬢フレイヤ様と、転生者の魂が入ったヒロインのミラ!   『死にたくなけりゃお前ら王家の影にならねえか?』    そんな誘いに乗っかり、フレイヤ様とミラは死を偽装して闇の世界で生きることに……!?    名前も捨てて、イニシャルのFとMで呼び合うことになった二人は――  コンビを組まされて、今日も『百合営業のハニトラ担当』として薄汚ねえ裏社会の片隅にお花とハートを撒き散らす♡   「……わたくし、あなたが大っっっ嫌いよ!」 「えへへ♡ ツンデレ令嬢のキライなんて、実質だいすきでは……?」    てんで話が通じない限界オタクの元ヒロインと、全てを失ってもプライドだけは手放したくない元悪役令嬢様。  折り合いが悪いのか相性がいいのか分からない、そんなFとMのビジネスライクな影の日常コメディ♡   __ ※この作品は小説家になろうにもマルチ投稿しています。 アルファポリスのコンテスト応募作品として、 「同性バディ×クソデカ感情」という募集テーマに沿って執筆しました。 *追記/全11エピソードで完結済みです。 番外編などを書く可能性もありますが、本編はいったん完結とさせていただきます。
大賞ポイント 259pt
文字数 45,532 最終更新日 2026.07.05 登録日 2026.06.25
ファンタジー 連載中 長編
 乙女ゲーム世界に転生したものの、転生した先は悪役令嬢の取り巻き!?  主人公、ゾフィーが転生したのは、ゲーム内での表記は取り巻きの令嬢2…。ゲームではキャラボイスすら付いてない、何なら顔もまともに描かれてない、ヒロインにちょっとした嫌がらせ(令嬢1が足を引っ掛けて転ばせるのを見てクスクス笑いをする)をするだけの女…。  前世から長いものに巻かれる主義のゾフィーは親から言われた通り、ゲームシナリオの通りに悪役令嬢の取り巻きになった。  けれどある日、婚約者であるケビン(これもゲーム内ではモブ)が、ヒロインを襲ったと濡れ衣を着せられて、貴族社会を追放されてしまう。 「あの女…絶対に許しませんわ!!」  モブ令嬢の復讐の火蓋が切って落とされる…?! ※エンタメ小説大賞応募作品 ※AI使用は表紙、校正のみです
大賞ポイント 225pt
文字数 43,283 最終更新日 2026.07.11 登録日 2026.06.30
ミステリー 完結 長編 R15
ーーゆうちゃんはね。 ーー精霊で、天使で、神様なの。 私、朱宮みおには、大切な親友がいる。 夕枯白亜(ゆうがれ・はくあ) ゆうちゃん。 誰よりも賢くて。 誰よりも優しくて。 誰よりも綺麗で。 そして、誰よりも正しい人。 だから私は、ずっと信じていた。 ゆうちゃんは特別な存在なのだと。 私とは違う。 私なんかとは比べものにならないくらい、美しくて、尊い存在なのだと。 だから私は、ゆうちゃんの隣を歩きたかった。 同じ景色を見て。 同じ時間を過ごして。 同じ場所で笑いたかった。 ただ、それだけだった。 けれど、人は成長する。 私も成長した。 成長すればするほど、自分という存在が見えてくる。 私は綺麗じゃなかった。 優しくもなかった。 正しくもなかった。 そして何より――穢れていた。 どれだけ手を洗っても。 どれだけ祈っても。 どれだけ善良に生きようとしても。 消えないものが、この身体の中に残り続けている。 穢れは決して、浄化されない。 それでも。 それでも私は、ゆうちゃんの隣に立ちたかった。 だから、決めたの。 全部、綺麗にしてしまおうって。 全部、燃やしてしまおうって。 そうすればきっと。 私は本当の意味で、 ゆうちゃんの親友になれるから。 だから、決めたの。 私は、今日、身を清めることを。
大賞ポイント 46pt
文字数 37,450 最終更新日 2026.06.29 登録日 2026.06.21
ファンタジー 完結 長編
 渡辺頼綱(わたなべよりつな)は地域の交番に勤務している。まだまだ新米巡査の頼綱は地域の人々と親しく交流しながら日々を過ごしていたが、十二月一日、顔見知りの小学生である美代(みよ)が交番へとやってくる。  美代が慕う「お花のおばあちゃん」、三浦(みうら)トキの姿をしばらく見ないという相談だった。独居老人のトキを頼綱も時折気に掛け、たまに様子を見に行くことをしていたが、美代の言う期間はちょうど忙しくしていて頼綱も訪ねていなかった。美代が心配していることを含め、一度様子を見に行くべきだろう。そう頼綱は判断して巡回のついでに訪ねることにするが、しかし夕方、訪れたトキの家で彼女の死体を発見する。  当初トキの死は病死とされた。事件とは見なされなかったその翌日、事件性なしと処理されたはずのトキの死は不審死とされ、捜査本部まで立てられていた。  現場に先着した警察官ということもあってか捜査本部に加えられた頼綱は、先杖(さきづえ)幸樹(こうき)という明るい髪色をした男に声をかけられる。会議室の中で分かりやすく浮いた数人。先杖と酒匂(さこう)君人(きみと)、由良(ゆら)真澄(ますみ)という男女。三人は警視庁からやってきた警察官で、所属は刑事部の「呪詛(じゅそ)対応課(たいおうか)」だという。  呪詛対応課――略称を呪詛対。その名の通り、呪いがかかわる事件を扱う部署だ。  呪詛対がいることから明らかだったが、捜査本部にてトキの死が呪詛死である可能性が示される。ただし普段から呪いにかかわる呪詛対以外は懐疑的だった。周囲の胡乱な眼の中、頼綱は疑わしげにされる呪詛対に加わって捜査にあたることになった。  先杖と二人で聞き込みに回る頼綱。呪詛対は多くの人間とは異なる脳の開き方をしており、そのおかげで見えないものを見、聞こえないものを聞き取るという。頼綱には彼らのような能力はない。しかし交番勤務の伝手や高い対人能力を生かし、先杖は呪詛対の能力をそれぞれに生かして聞き込みを進めていく。  やがて捜査が実を結び、三浦トキの事件の被疑者が確保される。だが、解決の矢先、次の呪詛事件が同管内で発生。加えて同日の夕方にも呪詛事件が起きる。二つは三浦トキよりも明らかな怪死。血の花が咲き乱れるような異常な死にざま――それは呪詛死を物語る。  立て続けの呪詛事件。連続性を帯びたそれらは、呪詛の成就しやすい力場が成立しつつあるのではないかと先杖たち呪詛対に思わせる。もはやこの規模は自分たちだけの手には負えないと、先杖は応援の要請を決断する。  呪詛対はこの事件を解決できるのか――。
大賞ポイント 25pt
文字数 102,795 最終更新日 2026.06.07 登録日 2026.06.04
歴史・時代 連載中 短編
第1回新エンタメ小説大賞エントリー作品 サイコパス×ギャルが送る架空時代小説 -------------- 幕末・安政年間によく似た架空の江戸の町。 江戸ぎゃる茶屋の看板娘・"れもてぃ"こと恋紋(れもん)と、合理性のみを追求する共感性皆無なホワイトサイコパスの蘭方医・翔良(さねよし)。 今日も江戸の町で起こる奇妙な事件を、恋紋のギャル魂(ギャルマインド)と翔良の冴えわたる頭脳で次々と暴いていく。幽霊、妖怪、辻斬り、盗人、そして人の欲。 これは、怪事件のたびに少しずつ二人の距離が縮まる、お江戸コメディミステリー。 <章ごとの短編読切です> 第一章「幽霊より蘭方医が怖すぎる!? ―棺桶から帰ってきた男―」
大賞ポイント 24pt
文字数 10,807 最終更新日 2026.07.04 登録日 2026.06.29
ファンタジー 連載中 長編
『適正がないと言われた俺が、受け継いだ勇者の力で悪魔たちを薙ぎ倒す話』 フォーセルという世界がある。 摂理を超えた魔力が満ちた世界には、魔素と呼ばれる存在が世を乱す原因となっている。 幼い頃のヌアダが住む小さな町が、魔物に襲われる。 勇者が来る前に、魔物は何者かに斃された。しかし、ヌアダを逃がした父は、魔物に殺されてしまう。ヌアダは神に祈るが、奇跡は起きなかった。 この日の出来事は、少年の運命が大きく変わる予兆だった。 15歳となったヌアダは、東の都へ勇者になるための儀式を受けに行く。だが、聖母によって成された儀式で、ヌアダは勇者の適正なしと判断される。 その後、東の都を歩いている途中、ヌアダは悪魔に襲われる――。 勇者になれない少年の、勇者とともに戦う物語。 どうぞ、よろしくお願いします!
大賞ポイント 13pt
文字数 167,005 最終更新日 2026.07.08 登録日 2026.01.04
ホラー 連載中 ショートショート
私は、モデルの木々野萌果! 「私たちの甘酸っぱい青春恋愛〜恋愛リアリティーショー〜」通称:わたあま として知られる番組に出ている。だが…いきなり謎の男が現れデスゲームの開始を宣言し…?
大賞ポイント 2pt
文字数 1,390 最終更新日 2026.06.19 登録日 2026.06.15
ファンタジー 完結 短編
創造を拒み欲と肉の塊であるわたしの、次の生は神によって決定した。りんご色のワンピース。りんご色のワンピースは選ばれるためだけの受動的な日々を送る。 ーーー 他サイトでも同作品を公開しています
大賞ポイント 1pt
文字数 36,167 最終更新日 2026.02.22 登録日 2026.02.22
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