現代文学 小説一覧
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ただ甘えたいだけの夜に、そっと癒し癒される――。
社会の片隅で生きる男と、静かに包み込むように寄り添う女。
恋人でも、セフレでもない。
ただ、偶然にもそれぞれの“欲”が重なり、
愛し方を模索するように、お互いの心と体を癒していく。
セックスはしない。けれど、本能には抗えない。
指先で、肌と肌で、言葉で――
触れ合うことでしか埋められない、ささやかで切実な関係。
これはそんな二人の、
型にはまらないけれど、どこか美しい時間の記録。
もしあなたが「大人」であることに疲れ果て、
ただ無条件に受け入れられたいと願ったことがあるならば、
この物語はあなたにとっての「処方箋」に
なってくれるかもしれません。
※性的描写を含みます。
文字数 20,598
最終更新日 2025.07.18
登録日 2025.06.19
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2028年、前代未聞の実験が始まった。
ロボット工学者、日高雪雄(ひだか ゆきお)博士は、孤児院で育った過去を持つ。
日高博士が立ち上げたのは、育児を補助するロボットの開発。
赤ちゃん・ハルが成人するまで、ロボット「HANA(ハナ)」が育児をサポートするというプロジェクトだった。
目的は――“育児の負担を、少しでも軽くする”こと。
初めてのことで、すべてが順風満帆とはいかない。
泣いては抱っこ、ミルクを飲ませ、熱を出せばつきっきりで看病し、絵本も読み聞かせる。
HANAは日々学び、ハルにとって最善の行動を探し続ける。
その姿は、まるで“親”のようだった。
調整や試行錯誤を繰り返しながら、博士や研究室の仲間たちも、HANAと共に少しずつ”親”になっていく。
そんな折、ローカルテレビ局が密着取材を申し込んできて――?
AIも成長し、絆を育む。
「家族ってなんだろう?」
「子育てに、“人間であること”は本当に必要なのか?」
これは、人工知能と人が紡ぐ、家族の物語。
アイとは何か、そこにアイはあるのか。
読んでくださる方の心に何か残ることを願って。
文字数 70,395
最終更新日 2025.07.18
登録日 2025.06.17
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<短編集>
"泣きたい"
そう思うときはないでしょうか。
疲れているから、なんとなく、忘れたいことがある…
涙を糧に、前を向けるときもあるはずです。
そんな力を持つ人達に届けたいお話。
ぜひご覧ください。
文字数 4,440
最終更新日 2025.07.18
登録日 2025.07.18
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世界的音楽家の両親に生まれ、“神童”と呼ばれた青年ピアニスト・結城奏翔。
19歳で国際コンクールを制し、若くして世界の舞台に立った彼は、ある日、突如として音楽の世界から姿を消した。
半年間の沈黙――失われた情熱。
誰もが彼を忘れかけた頃、彼は静かに“星降る夜のコンサート”に現れる。
そして、ひとつの音が鳴った。
それは技術でも、名声でもない。
誰かの心を震わせる“祈り”のような旋律だった。
音を見失った天才が、自分自身と、世界と、もう一度向き合う。
音楽は、ひとりでは完結しない。
だからこそ、彼は奏でる──この空の涯まで。
文字数 5,372
最終更新日 2025.07.17
登録日 2025.07.17
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文字数 8,876
最終更新日 2025.07.16
登録日 2025.06.25
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空のはるか上──
孤独の王子ルクスは、誰もいない雲の王国で紙飛行機を飛ばし続けていた。
ある日、その紙飛行機が見知らぬ返事をのせて戻る。
「誰かがいる」
王子は雲を割り、恐れを抱えたまま地上へ下りることを決意する。
一方、現実の病室では──
母の死をきっかけに、障害を抱える高校生・光也が昏い沈黙に閉ざされていた。
胸に抱くのは、亡き母が彼のために描いた絵本『ぐんじょうりょこう』。
七虹という看護師の娘がその絵本を読み聞かせるたび、絵本の王子ルクスと、光也の空想が静かに呼応し始める。
雲上と地上、幻想と現実、紙飛行機と鐘の音。
これは光也が母の死を乗り越え、一歩を踏み出すまでの物語。
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「ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしています。
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文字数 13,520
最終更新日 2025.07.16
登録日 2025.06.27
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記録が、世界を変える。
――倫理と復讐の果てに、“静かなる凱旋”が訪れる。
50年分の記憶を持ち、絶望の淵から転生した男・真壁慎一。
彼が選んだ武器は、怒りでも暴力でもなく「記録」だった。
AIと量子技術を駆使し、いじめ、薬物、癒着、偽札、痴漢――
あらゆる不正と依存の連鎖を、圧倒的な証拠と構造で可視化する。
金も権力も、涙も懇願も通じない。
“記録”だけが、社会を動かし、人の倫理を問う。
やがて、記録は個人の復讐を超え、
親と子、企業と社会、そして国家の構造そのものに“問い”を突きつける。
「あなたは、記録される覚悟がありますか?」
文字数 74,391
最終更新日 2025.07.15
登録日 2025.06.26
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38歳、独身、ひとり暮らし。
仕事はそれなり、生活はちょいギリ、誰かと深く関わることもないまま、ただ今日を終わらせていく。
「大丈夫」と言いながら、冷蔵庫の豆腐と見つめ合う夜もある。
そんなある日、ふと思い出した昔の節約レシピ。
玉子と冷ご飯だけのシンプルな一皿を、無意識に写真に撮って、誰にも見られていないはずのSNSアカウントに投稿した。
それが、誰かの「わかります」に変わっていく。
ちいさな通知が、無音の日々に音を灯していく。
――これは、孤独の中でこぼれ落ちた「おいしい」を拾いあげながら、生きていく物語。
文字数 146,211
最終更新日 2025.07.15
登録日 2025.06.04
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閉塞した故郷の一軒家を舞台に、33歳の主人公・桐原実花(きりはら みか)が“生きる意味”と“自分の居場所”を掴もうともがく15章構成の現代長編。過干渉の母、音信不通になりかけの父、そして一切の友を失った主人公の視点から、人間の醜さや親子の呪縛をえぐり出す。
文字数 17,826
最終更新日 2025.07.14
登録日 2025.07.14
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「君がいなくてもこんなにも世界は廻っている。
誰かが欠けても数日も経てば人間は適応していく。」
「記憶の中の君は透けるように溶けだして、数年で跡形もなく僕の記憶から逃げ出すだろう」
交通事故の被害者、幼馴染と主人公、信彦の話。
文字数 1,926
最終更新日 2025.07.14
登録日 2025.07.14
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あなたは何のために、大学に行きますか。
受験、家族の中での孤独感、静かで激しい心の叫び。
悩んで、苦しんで、それでも。
女子高校、エスカレーター式で受験生がほとんどいない中での受験生、桜子。
成績優秀でそつがなく、志望校は国立大学文系。
担任の国語教師はまだ若く、担当する中でも「初めてのタイプ」の女の子。
二人が織りなす、冬から春、そして。
7月14日に完結します。
それまで2日ごとに7:10更新です。
他サイト様では「葉桜の君に」というタイトルでの企画創作で掲載しておりました。
各章のタイトルにとった和歌は実際の日本の和歌からとっています。
主要参考資料
「北野天満宮のみどころ」北野天満宮ホームページ
http://kitanotenmangu.or.jp/highlight.php(2020年4月20日アクセス)
水垣 久「紀貫之 きのつらゆき 貞観十四?~天慶八?(872-945)」『やまとうた 千人万首』、https://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/sennin/turayuki.html 最終更新日:平成22年08月04日(2020年4月20日アクセス)
「吉野といえば雪? 桜? 和歌で吉野山の歴史を知る」令和和歌所 https://wakadokoro.com/big3/吉野といえば雪?-桜?-和歌で吉野山の歴史を知る/ 2019年10月23日投稿。(2020年4月21アクセス)
「土肥桜」土肥金山ホームページ https://www.toikinzan.com/sakura/(2020年4月20日アクセス)
後拾遺和歌集 /藤原通俊撰] ; 久保田淳, 平田喜信校注. 東京: 岩波書店, 1994.4.
1994.4, 56ページ
「和歌で知る、桜と日本の心」『令和和歌所』
https://wakadokoro.com/learn/和歌で知る、桜と日本の心/(2020年5月10日アクセス)
「桜の和歌といえば… を100首集めました」『ジャパノート』https://idea1616.com/sakura-waka/(2020年5月10日アクセス)
「『桜と恋』の和歌15選|日本の美しい言葉」『ORIGAMI - 日本の伝統・伝承・和の心』https://origamijapan.net/origami/2018/05/23/sakura-koi-waka/(2020年5月10日アクセス)
文字数 18,501
最終更新日 2025.07.14
登録日 2025.06.29
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過労と心の傷により、生と死のはざまに迷い込んだ沙織。
彼女の魂が流れ着いたのは、現世と彼岸を隔てる夢の浜辺だった。
そこで出会ったのは、誰にも気づかれずに祈り舞い続ける存在——空蝉の姫。
姫の舞は、語られなかった悲しみを聴きとり、魂に寄り添う癒しそのもの。
やがて沙織は、自分の奥深くに閉じ込めていた「生きたい」という願いを、
静かに、確かに、思い出していく。
これは、すべてを背負いすぎた心が、
もう一度世界にやさしく触れるまでの、祈りの物語。
魂を抱きしめ、そっと送り出す空蝉の姫。
月夜のように静かで、美しい再生の旅路。
文字数 10,005
最終更新日 2025.07.13
登録日 2025.07.12
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世界に居場所を見つけられない僕と、唯一少しだけ僕の心に触れられる幼馴染の澪。
絶望と虚無に挟まれた心の中で、わずかな希望を抱えながら生きる日々。
静かな放課後の時間が、少しだけ僕の心を揺らす。
そして言葉にならなかった想いが、やがて静かに溢れ出す――。
文字数 2,181
最終更新日 2025.07.12
登録日 2025.07.12
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『最後の手紙』は、認知症を患った祖母・花子が、孫娘・美咲に毎日手紙を送り続ける中で、世代を超えた愛の絆が描かれる感動の物語です。
最初は混乱した内容に戸惑う美咲でしたが、手紙に込められた過去の思い出や深い愛情に気づき、やがて花子との文通を通じて理解と受容を深めていきます。花子の症状が進行し、文字も乱れていく中でも手紙は続けられ、ついには「愛は記憶よりも深く残る」と綴られた最後の未完の手紙が見つかります。
美咲はその言葉を胸に、今度は自らが手紙を書き続け、祖母から受け継いだ「文字に込める愛」を次の世代へと伝えていく決意を固めます。
文字数 8,524
最終更新日 2025.07.12
登録日 2025.07.07
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二人称視点で語られる、蝶よ花よと檻に入れられ育てられた女の話。
どこからが嘘でどこからが本当なのか。確かな記憶なんてどこにもない。
語っている『私』は『あなた』かもしれない。
文字数 6,586
最終更新日 2025.07.12
登録日 2025.06.25
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幼なじみの君は、どこか寂しげだった。
放課後、公園で重ねる言葉の奥で、
僕の感情は“愛”という名を借りた何かに変わっていく。
君が優しくするから、僕はもう普通でいられない。
――優しさは、壊したくなるほど眩しかった。
文字数 2,586
最終更新日 2025.07.12
登録日 2025.07.12
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文字数 795
最終更新日 2025.07.10
登録日 2025.07.10
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日々、生活を送る中、夫との関係も良く、何も不満もないはずが、心に空虚感があった。しかし、ふとしたことで自分の記憶を呼び起こしてしまう。
自分には子どもがいたこと、その子どもを殺してしまったこと。
その空虚感の意味に気付いたとき、宙ぶらりんだった心は、絶望に突き落とされ、漂う。絶望の淵とはなんなのだろうか。
文字数 27,229
最終更新日 2025.07.10
登録日 2025.07.10
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恋人とのデートに出かけた主人公、帰り道の事故でその恋人はなくなってしまう。
失意の中、部屋で苦しんでいる主人公の前に恋人が姿を現す。
主人公は恋人との時間を過ごし、いつか終わりを迎える。
文字数 10,136
最終更新日 2025.07.10
登録日 2025.07.10
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「年齢=彼氏いない歴」の私なんかが「結婚パートナー紹介アドバイザー」やれるの!?」
世界的パンデミックで就職先の居酒屋幹部候補社員だった薄井幸《うすいみゆき》は職を失った。
パンデミック下での飲食店勤務希望は通らず、生活の為に「派遣会社」をはしごするも、預貯金はどんどんと減っていく。
いよいよ家賃が払えなくなり「ホームレス」になるしかないと覚悟を決めて訪れたハローワークで偶然に知り合った女社長は「準幸結婚パートナー紹介システムズ」に幸を連れて行くと、即採用を決めた。
幸は「求婚者情報」を提供するだけでなく、マッチングまで行う会社と聞き一瞬「彼氏もいた事が無い私にそんな仕事できるの?」と躊躇したが、背に腹は代えられず就職することとなる。
普通の「結婚相談所」や「結婚情報提供サービス」と違う手法で次々とカップリングを成功させる中年男性アドバイザー副島の元、新人アドバイザーとして「無理難題」にチャレンジしていく。
突然の社長の長期海外旅行に伴い、いきなり取締役を任された幸は幾多の難敵《求婚者》を前に今日も「真心」と「工夫」と「裏釣書」を武器に闘うのであった。
文字数 32,920
最終更新日 2025.07.10
登録日 2025.06.29
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