あなたに本当の事が言えなくて

貧乏男爵家の令嬢サーシャは友人のメアリと共に夜会に参加をした。
到着が遅れてしまったが、壁の華になるのはいつものこと。

今回もお相手には恵まれなかったと帰ろうとした時、コナー伯爵家のリヒトから声がかかった。
赤いチューリップを差し出し、「名前を呼ぶ権利が欲しい」とサーシャに告げる。
美丈夫の近衛騎士でもあるリヒトはサーシャの憧れの人。サーシャは舞い上がってしまう。

サーシャの仕事は休みが少なくなかなか会えないが、リヒトはそれまでの恋人とは違うタイプのサーシャに段々と魅かれ、自分の気持ちにも気が付いてしまう。
しかしこの交際は「偽物」であり、実は‥‥。

本当の事が言えなくて苦悶するリヒト。

そんな中、サーシャは仕事先である市場長から王都ではなく副王都に新しく造られる市場に赴任して欲しいと頼まれる。副王都は王都から距離があり早馬でも1週間はかかる。

仕事をせねば食べていけないサーシャは引き受けるべきか悩み、メアリに相談をする事にした。
その相談をするのに待ち合わせ場所となったカフェでリヒトの友人であるビアンカとエルサの会話を耳にしてしまった。


★例の如く↑思いっきり省略しております。
★作者が一番苦手としている禁断の元鞘臭がしますが、気のせいです。

注意事項~この話を読む前に~
※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションの上、ご都合主義です。舞台は異世界の創作話です。時代設定なし、史実に基づいた話ではありません。現実世界の話ではありません。登場人物、場所全て架空です。リアルな世界の常識と混同されないようお願いします。

※心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
※話の基幹、伏線に関わる文言についてのご指摘は申し訳ないですが受けられません。
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