宰相さんちの犬はちょっと大きい─契約編─

 召喚術師としての才はあると言われていた。しかし、シファは、精霊についてよく知らないままでいた。

 兄弟子のカイルは契約精霊が居る。どうも精霊によってそれぞれではないか、とカイルは言う。自分の契約している精霊のこと以外は、分からないと。

 普段ならそんな不確かなことに手を出したりしないシファであったが、「だって暇だから」と自身に言い訳しながら精霊との契約を求めて魔山にやってきた。

 魔物との余計な戦闘を避けるため、自分の気配を閉じて進む。あっという間に九合目に到達したシファは、そろそろいいか、と自分にかけた魔封じの結界を解く。すると、山全体が、ざわりと蠢くのがか感じられた。

 現れたのは大きな竜で、シファと契約したいと言う。ある事情から丁重にお断りするシファだったが、竜王さまは食い下がってくる。

 あら? 精霊ってこんなだったかしら?

 ※

「宰相さんちの犬はちょっと大きい」に出てきたシロたちと、宰相夫人シファの出会いの話。「元皇女が出戻りしたら、僕が夫候補になるそうです」の生前のカイルもチラッと出ます。→カイル割と出てきます。
 直接的な描写はありませんが、こちらは一応R15といたします。

 超気まぐれ不定期更新です。たまーに、のぞいてやって下さい。

 ※

・短編【完結】「宰相さんちの犬はちょっと大きい」:トラン(後の侍従筆頭)が主人公。

・長編?「宰相さんちの犬はちょっと大きい─契約編─」(R15):シファが主人公。

・長編「元皇女が出戻りしたら、僕が婚約者候補になるそうです」(R15):シファの息子ザイが主人公。宰相夫人になったシファも出ます。

以上はそれぞれ独立した話として読めますが、よかったら合わせてお楽しみください。



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