黒竜使いの少女ナタリア

森林と町がとけ込む国、ラパーニュ。
町外れにその少女は住んでいた。名前はナタリア。少女は黒竜のフォリンと共に成長してきた。薬草に精通した祖母に連れられ、幼い頃に王子と出会う。幼馴染のように遊んでいたが、とあることをきっかけに離れてしまった。

3年の時を経てナタリアは再び王子を訪ねる。誤解が解けたとき彼女は……。

夢の光景。不思議な出会い。奥森の伝説――

点と点が線で結ばれた時。運命は容赦なく動き出す。
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