ホラー小説一覧
久々に会う旧友は随分痩せていた。
言動にも何処か違和感がある。
旧友の語る昔話にその答えは見つかるのだろうか。
文字数 34,289
最終更新日 2023.07.19
登録日 2023.07.15
周りにたくさん人はいるのに。
誰も僕に気づいてはくれない。
僕は寂しかった。
挨拶しても、触れても、誰も僕に気づいてくれない。
誰も、誰も、誰からも。
僕は気づかれない。
※カクヨムにも掲載中
文字数 1,328
最終更新日 2020.05.09
登録日 2020.05.09
ある夏の日、少年は幽霊と出会った。
舞台となる地方都市では何ヶ月か前から自分を轢き逃げした赤い色の自動車を探す少女の幽霊が出没していた。
とある出来事がきっかけで3人の中学生の男女がこの奇妙な幽霊騒ぎに巻き込まれるのだがー。
果たして彼等はこの不可思議な事件に秘められた謎を解き明かすことができるのか?
恐怖と伝説に彩られた妖魔の夏が今始まる!!
真夏の夜の幽霊物語(ゴーストストーリー)。
是非、御一読下さい!
文字数 57,039
最終更新日 2020.12.11
登録日 2020.10.24
文字数 10,040
最終更新日 2024.02.25
登録日 2021.08.14
よくある怪談話。
あなたはこれ、聞いたこと、ある?
小説家になろうでも掲載。
前後と蛇足っぽいタイトル回収の全3話。
ホラー大賞に参加します。
よろしければぽちっと1票お願いします!
前中後+αになりました。
一話完結で書き始めたはずなのに……。
あるある!
文字数 10,075
最終更新日 2023.03.31
登録日 2023.02.28
放課後にみんなとする遊びは、いつも、とっても楽しい。学校が終わると、みんな一目散にグランドに駆け出して、ただみんなではしゃぐ。賑やかなあの時間。僕はそれが好きだった。5時のチャイムが鳴るまで、必死に遊んだ。家の門限があったから、5時半にはみんなと別れ、家の隣に住む同級生と共に下校する。ただっぴろく広がる田んぼを見ながら、舗装されていない帰り道を、二人で歩く。帰り道の途中の、小さな商店。所々黄ばんだ看板、少し濁った光で満ちた店内。背の少し曲がった店主の丸眼鏡は、その大きな目をすっぽり覆っていた。下校中、そのお婆さんは大抵、店外で何かの食品を整理していた。僕達が挨拶をすると、目尻を優しくすぼめながら、暖かな声で挨拶を返してくれた。家まで後少しの所では、帽子を被ったおじさんが、ビニルハウスでネギを作っていた。泥の飛び散った作業服と、夕陽を反射する長靴が印象的だった。挨拶をすると、元気に挨拶を返してくれる人だった。帰路を共にした同級生とは、あだ名で呼び合う仲。朝も一緒にそいつと登校した。背の小さく、小太りな奴。同級生とは思えないほど、僕とは身長差があった。ある日、そいつとキャッチボールをした。2人とも野球をやったことはなかったが、彼の親父は高校球児だったので、彼の家にはグローブが幾つかあった。彼とそれを持ち出して、同じく彼の家にあったボールも持ち出した。車が道を通ることなんてめったにないから、2人の家の前の道を使った。初めてするキャッチボール。彼の手からボールが放たれようとしていたまさにその時だった。じとりした視線を感じた。帰り道の途中の、暖かな視線。それとは全く異なった、変態的な視線。そしてそれは、僕の家の前に道路を挟んで立っている古びた家から来ていた。僕は反射的にその家の2階を見た。目が合った。こちらを見ているその眼は、冷徹で、ギロリと光っている。僕の身体にまとわりつくその視線に、僕の身体は、一瞬で硬直した。
ゴスッ!突然頭に響いた衝撃で、僕は我にかえった。「おい、大丈夫か!?急によそ見すんなよな。」彼の声が聞こえたその瞬間、僕は反射的にグローブを彼に投げつけていた。彼は何か叫んでいたけど、それどころじゃない僕は自分の家に逃げ込み、鍵をかけた。それから自分がどうしたのかはあまり覚えていない。後で聞いた話だが、あの古びた家には3人住んでいたらしい。2人は亡くなって、今は1人だけ。私の両親がこの地に家を建ててから、彼らはその1人の姿だけは見たことがない。一人息子で、私の両親より歳上。情報はそれだけ。両親がこの地に住み始めたのは、僕が2歳の頃。それ以来、私は彼にずっと監視されているのかもしれない。まだ彼は生きている。私は大人になった今、両親の世話をしながら、この地にまだ住んでいる。いまだに私は忘れられないのだ。あの視線が。僕にまとわりつく、あの視線が。
文字数 1,191
最終更新日 2017.01.05
登録日 2017.01.05
※この作品はフィクションです。一部グロや残虐性、暴行描写などを含んでおります。登場人物が死にます。苦手な方はご遠慮を……。
―ミオンを求めて―本編ついに登場!!
突如起きた世界の危機に一つのメールが送られてきた。選ばれし者たちがゲームを遂行してく。
天照皇大神の子孫、ニニギが花嫁候補、二人を選んだ、人間が長寿で栄える世界。時空が交差し再び出会う者と抗えない死の連鎖が再び。スピンオフ世界から一年後の世界です。初めて見た方でも楽しめる作品だと思います。
主人公……久保 心也(若干、変わります)
ヒロイン…原田 菜穂
で進んでいきたいと思います。
文字数 98,992
最終更新日 2019.12.30
登録日 2017.08.14
食事をして、後片付けをしていると家の電話が鳴った。
出ようとして、受話器に手を伸ばすと切れてしまった。
また食器を洗い出すと電話が鳴ったので、
文字数 1,300
最終更新日 2021.07.12
登録日 2021.07.12
文字数 5,334
最終更新日 2023.02.25
登録日 2023.02.25
隣に住む男性の出す音に悩まされた私は、管理会社に抗議した。すると管理会社の担当者が言った。「あの階には男性は、あなた一人しかすんでいません」と。
文字数 5,867
最終更新日 2016.08.28
登録日 2016.08.28
意味が分かると怖い話。
徹底的にリアリティーを追求しました。
一話一話が短いので、電車などでもお気軽にお楽しみいただけます。
文字数 1,988
最終更新日 2018.04.06
登録日 2018.04.02
文字数 5,816
最終更新日 2021.09.30
登録日 2021.09.30
波風たたせぬように、何も起こらないように。彼女の心に溜まるものも気にせずに世界は回る。
Twitterでまなみ様にいただいたアイデアを使った作品です!アイデア提供ありがとうございます!!!
文字数 576
最終更新日 2017.07.01
登録日 2017.07.01
四国の山の中にある廃旅館。
高校卒業してから初めて集合した仲良しグループ。盆休みにファミレスでなんとなく怪談話になり、近くの廃旅館に行ってみる事にした。
文字数 1,234
最終更新日 2022.12.11
登録日 2022.12.11
上司の圧から休職を選んだ灰根改-はいねあらた-は、貯金も尽き手当だけのギリギリアウトな生活を送っていた。
そんな改はある日、一件の高額収入の仕事を見つける。
『月給百万以上! 好待遇! やる気があれば誰でも大歓迎!』
「……いや、明らかにおかしいだろ……?」
そう思った改だったが、自分の今の状態は一寸先は闇状態であることを考え、騙されるつもりで面接の申し込みをした。
つつがなく進む面接に、問題なく渡される合格という結果。色々と聞かれたこともあったが、厚待遇と会社のある場所の魅力にハマり、改は入社書類にサインをした。
「――それで、あの、仕事の内容なんですが」
「そうだな。改君には、まず簡単なゲームから見てもらおうかな? 護人のいる部屋に行こうか」
「あ、はい。デバッグかなにでしょうか?」
「……いや? ――え。まさか、聞いてないの?」
「え、っと。ゲームを見守る、みたいな話は聞きましたが」
「あっはっは、人が悪いなぁ。くくくっ、あぁ、ゴメンね? ゲームはゲームでも、デスゲームだよ? もちろん、リアルな、ね」
「デス、ゲーム……?」
「そう、デスゲーム。聞いたことあるでしょ? リアルタイムで、今まさに生きた人間同士で行われているデスゲームを、企画運営しながら最後まで見守ることが俺たちの仕事だよ」
デスゲームを見守る護人-もりびと-となった改の、想定外の毎日が始まった――。
※一部鬱表現、残酷な表現が含まれます。
苦手な方はご注意ください。
※上記に合わせ、よく人が死にます。
苦手な方はご注意ください。
※主人公が入社したてなので、多分続編書きます。
文字数 125,951
最終更新日 2023.06.12
登録日 2023.05.10
ぼっち気味の女子高生 スバルと、怪奇現象に遭いやすい女子高生 ミナによる、日常系のホラーコメディ。
ホラー要素は薄めとなっております。
また、百合風味な内容となっております。
不定期に更新する予定です。
文字数 63,180
最終更新日 2020.07.01
登録日 2020.04.13
──これは今から十年ほど前、僕が大学生だった頃の話だ。
予め断っておくと、この話は僕が何かを成し遂げたとか、恋が成就したとか、そういったドラマティックで、オチのある話じゃない。
僕としては面白い経験をしたと思っているけれど、その経験が何かに生きている……ということもない。
それでもよければ聞いてほしい。
文字数 2,714
最終更新日 2020.05.10
登録日 2020.05.10
高校生の頃、HRが始まる前に友達としていた劇の脚本を小説として挙げます。
裕美(ゆみ)…夫の浮気により心に狂気が芽生える主婦
智也(ともや)…サラリーマン。どうやら浮気をしているらしい
奈々子(ななこ)…智也の浮気相手
文字数 9,717
最終更新日 2021.06.11
登録日 2021.06.11
ど〜せ、やらせだろ……でも……あれ……?
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「pixiv」「Novel Days」「ノベリズム」「GALLERIA」「ノベルアップ+」に同じモノを投稿しています。
文字数 1,564
最終更新日 2021.08.23
登録日 2021.08.23
文字数 7,530
最終更新日 2015.09.24
登録日 2015.09.24
【数字のナイフと柘榴の血霊が弾ける呪術師の戦い。]
松田圭介が横浜の大学に通い始めた頃、山梨県の実家に二年前失踪した母の首が柘榴の花を添えられて届けられた。
その数日前に、大学のゼミ仲間が腕に赤い痣ができ、セルの四角い傷線に見えると騒ぎ出す。圭介はそれが首のプレゼントと関係していると、恐怖の予兆を感じながら田舎町に帰省した。
そして知り合いの安堂刑事に協力し、母の遺体探しと呪いの連続殺人に関わって行く。圭介の左の上腕には柘榴の痣があり、予知的な妄想シーンを見る能力を母・由樹から引き継いでいた。
柘榴町には本条家という豪族があり、古来より敵族を惨殺して柘榴の木の下に埋め、呪術師の力を得て支配を免れていたと云う迷信がある。
圭介はその過去の因縁からか、幼い頃に生き埋めにされ、シングルマザーの母に救出されたが、それがトラウマになって能力も母も嫌悪していた。
しかし挑発的な事件が起き、奇妙なキーボードまで渡されて、遂に圭介は能力を解放し、宿敵とも言える恐ろしい呪術師と壮絶な戦いを繰り広げる。
文字数 37,016
最終更新日 2022.02.11
登録日 2021.06.10
伝えられなくなってから生まれる伝えたい言葉もあるでしょう?
私は、そんな告白を相手に届けるのが仕事なんです
え? どうやって伝えるのかだって?
それでは、いまからアナタをお連れしましょう
これが、私の仕事です
※他所で投稿していたのを加筆修正したものです(以前の投稿場所からは削除済み)
※ホラーという割には全く怖くありません。
文字数 4,728
最終更新日 2023.03.01
登録日 2023.03.01