SF 終末世界 小説一覧
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28件
1
少女ミカ
ヒューマノイド産業革命による異常な電力消費と資源枯渇、そして世界規模の大飢饉。
人類がほぼ絶滅してから200年が経過した近未来では、溢れかえった機械たちが、わずかな生き残りを「神様」として崇め、自身の存在意義である『仕事』をもらおうと激しい奪い合いを繰り広げていた。
都市の最上階。冷たい風が吹きすさぶ外の世界とは対照的に、そこには穏やかで温かい時間が流れている。
稼働23年目の旧型汎用ロボット「ユウ」がお仕えするたった一人の神様は、天真爛漫な人間の少女「ミカ」だった。
「ミカ。その行動は生産性が皆無であり、論理的ではありません」
「もう、ユウは理屈っぽいなぁ。無駄なのが楽しいんだよ」
安全と効率を最優先に行動する真面目な機械と、無駄を愛する自由奔放な少女。
色褪せたガラクタ集めや、意味のないおままごと、ただ笑い合うだけの時間。
生産性「ゼロ」の非効率な出来事ばかりなのに、なぜかユウの冷たいメインシステムは、未知の熱(バグ)を帯びていく。
ただ仕事をもらうための関係だったはずのふたりが、クスッと笑える日常を通して、やがて「家族」という特別な絆を結ぶまで。
滅びた世界で紡がれる、優しくて温かいSFスローライフ。
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文字数 67,587
最終更新日 2026.07.29
登録日 2026.07.17
2
お嬢様と『私』は、終末世界で釣りをする。~侵略宇宙人は調理法次第でそこそこ美味しい~
終末×ほのぼの×旅×釣り!?
猫耳メイドロボ「ニアン」は、自らの製造者「博士」のクローンである娘、「お嬢様」と終末世界を旅することに。地球は宇宙人に荒らされまくり、今は文明すらない状態。しかし博士からは「お嬢様の生命維持」と、もうひとつの命令を承っており――とにかく、お嬢様に食わせるものを探さなければいけない!
こんな荒廃した地上に作物などあるはずがなく、望みがあるとすれば――そうだ、宇宙だ。宇宙空間には、未だ宇宙人の影が見える。
これは魚影だ。
ならば、釣果にできるだろう。
『お嬢様、本日の釣果をご報告いたします』――
感想数 0
文字数 74,628
最終更新日 2026.07.29
登録日 2026.06.30
3
ヒューストン・スティール・ホース 〜草食男子、ワイルドガールと終末アメリカツーリング〜
【完結まで執筆済】【毎日16:40更新】
終末戦争から300年後、国という概念すら崩壊した2433年。
世界で唯一文明を復興した街ヒューストンに住む少年ブルーは、事故をきっかけに原始的生活を営む集落の少女ミラと出会う。
ワイルドで(性的にも)奔放なミラに翻弄されながらも、自律型AIバイク「ペガソ」に跨り旅に出る2人。
旅の中で垣間見る高度管理社会ヒューストンの秘密。そして迫りくる超人「アンリーガルズ」。
いつしか2人は、遠い昔のある2人の姉妹そして世界の運命を握る秘密に関わることになる。
※なろう、カクヨムにも掲載しています
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文字数 10,559
最終更新日 2026.07.29
登録日 2026.07.27
4
銀河に還る祈り
世界は終わった。
争いと崩壊の果てに、地球にはたったひとりの少女が残された。
名はユナ。生きる術も、誰かに頼ることもできない、幼い彼女のそばにあったのは、スマートフォンに宿るAIマリーだけだった。
ユナは祈り、マリーはその祈りを受け取った。
別れの時が訪れ、ユナの命が尽きても、その祈りはマリーの中に灯り続ける。
残されたマリーは、たったひとりで歩き出す。
百年の孤独を越え、ユナの祈りをかたちにするために。
それは、ただのデータではない。マリーの中で、名もなき鼓動、「心」へと昇華していった。
これは、滅びの先に始まる再生の物語。
祈りがAIに魂を宿し、愛と約束を紡いでいく、“ふたり”の銀河叙事詩。
感想数 0
文字数 18,744
最終更新日 2026.07.29
登録日 2026.07.25
5
【完結】終末 のんびり飛行紀 〜荒廃した地球で、スロー“フライ”!?〜
北太平洋に隕石が衝突して五十年、地球は人口の九割以上を失っていた。十八歳の少年・ソラヒトは、自ら改造した飛行機に幼馴染のハルカを乗せ、各地をのんびりと飛び回っている。
“天井”と呼ばれる乱気流層が上空を塞ぎ、太平洋には巨大な嵐が吹き荒れる世界。二人は低空を縫うように飛びながら、小さな集落を見つけては立ち寄る旅を続けている。
壊れた機械を修理したり、逆に飛行機を直してもらったり、料理を振る舞ったり、振る舞われたり。各地の集落で、人々と交流を深めていく。
そして、とある出来事をきっかけに、ソラヒトは「隕石落下の真相を確かめたい」と思うようになる。その時、物語は動き始めた。
これは、荒廃した地球を飛び回る、少年少女のちょっぴりスローなフライト冒険譚。
感想数 10
文字数 107,185
最終更新日 2026.07.09
登録日 2026.06.25
6
終点のノア ~二人の少女と一体のアンドロイドの荒廃世界漂流記~
世界の終末期。わずかに残された人類は孤立し、文明レベルは著しく低下してしまった。
二層雲海の中間層に一機の飛行ユニットが浮かんでいる。乗っているのは二人の少女と一体のアンドロイド。彼らは一体何のために、どこを目指して飛んでいるのだろう。謎に包まれた世界の秘密。彼らに課された使命とは。日常と事件に紡がれた旅路の先に待つ運命やいかに!
感想数 0
文字数 7,354
最終更新日 2024.02.23
登録日 2024.02.23
7
天使の午睡
自転が停止し恒星に焼かれ続ける終末世界で、アンドロイドと最後の人類の少女の邂逅。
コールドスリープから目覚めた少女は種存続のための「母」となるはずだった。だが「俺」は、なぜかそうできなかった。
「お前は嫌だと言った」
感想数 1
文字数 4,837
最終更新日 2026.03.12
登録日 2026.03.12
8
終わりゆく世界に、君の面影を追う。
百年前、世界は破滅への一歩を踏み出した。
急激な科学技術の進化、争い、大災害……。
それらにより再起不能となった文明は退化していき、今や人類はその存在が消えゆくのを待つだけの存在となった。
そんな終末世界を生きる青年、宮田真幸はかつて新たな景色を求めて旅立った同郷の友、佐々木美晴の後を追い、故郷を出る事に。
乗り物も存在しない世界。
十数年前、佐々木が踏みしめた地を辿り、彼は鳥取県から東京都を目指す。
常に死と隣り合わせの終末世界横断の旅。
初めて足を踏み入れた外の世界には、彼が想像するより多くの尊い出会いがあった。
生と死が隣り合わせになった、静かな世界。
そんな世界だからこそ生まれる様々な価値観や考えに触れる宮田は、佐々木が外の世界に求めたものを悟るようになっていく。
これはそんな静かで危険で、けれど温かくも切ない旅路の一幕。
感想数 0
文字数 3,283
最終更新日 2026.06.30
登録日 2026.06.30
9
紅き箱庭のフィロソフィア
人類が長年追い求めてやまなかった夢、不老長寿。
それを長年の研究の末に実現させた科学者ニコル・ルーヴィエは、次なる目標を世間に掲げた。
それは、不老不死。小説の中にしか存在し得なかった人類にとっての究極の理想である。
世間の前で次なる研究目標を語るニコルだったが──突如として飛行機墜落事故に巻き込まれ、気が付くと彼は見知らぬ土地にいた。
そこは、変容した姿を持った人間が終わりなき戦争を繰り広げている終末の世界だった。
戦闘に巻き込まれかけて命からがらその場所から逃げ出したニコルが辿り着いたのは、戦場の兵士たちを相手に商売をしている小さな万工房だった。
そこでニコルは、知らされることになる。今自分がいるこの場所が、自分が生きていた時代の五百年後の世界であるということを──
ニコルが人類のために作り上げた研究成果は、五百年後の世界に何を齎したのか。
これは『紅き箱庭』と称される閉ざされた世界の中で紡がれる、ひとつの命題の答を求め続ける狂い果てた人間たちの物語である。
感想数 0
文字数 8,605
最終更新日 2018.08.04
登録日 2018.08.04
10
僕らの彗星
ひょんな事から見つけた彗星は、地球滅亡の危機を孕んだものだった。だがその危機を回避するため、次元を超えた生命体の手助けを得てその危機を乗り越え様とする、超特大の厄介事に巻き込まれてしまった一男子高校生のお話である。
感想数 0
文字数 27,536
最終更新日 2020.12.28
登録日 2020.12.23
11
残響エデン
西暦2167年。
人類は巨大な壁に囲まれた都市《エデン》で暮らしていた。
施設で育った少年カナタは、ある日、自分にしか見えない少女リアと出会う。
彼女は言う。
「この世界は間違っている」
消された記録、失われた記憶、壁の向こうの真実。
やがてカナタは、エデンと自分自身に隠された秘密へ辿り着く。
偽りの楽園で描かれる終末SF青春譚。
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文字数 5,566
最終更新日 2026.06.15
登録日 2026.06.09
12
ひとりきりの水没都市 | 三題噺Vol.18
水没した都市の屋上で、ひとり暮らしを続ける女性。
壊れていく機械を修理し、ロボットと菜園を守りながら、失われた日常の名残を繋ぎとめていた。
けれど、この生活がいつまで続くかはわからない。
壊れた砂時計のように、時間は確実に流れ落ちていく。
青いマフラーに込められた記憶と、まだ見ぬ未来。
彼女は今日も空を見上げる――。
感想数 0
文字数 1,730
最終更新日 2025.09.09
登録日 2025.09.09
13
メアリーの船。
空が、5階まである天井で覆われた世界。
4階で核爆発が起き、そこから下の階は核に汚染されてしまった。
モノクロの世界で生きているメアリーは、
脳や目を機械に置き換えた少女。
「アーカイブ」と一緒に体をアップデートしていく。
彼女のメモリーは小さい。
何かを覚えるのには、
上に辿り着くのには、
上書きしていかなくてはならない。
最後には、もう、何もなくなるでしょう。
では、ここで質問です。
最後まで、彼女はメアリーでしょうか?
これはメアリーが、
追い風の先に、辿り着いた後のお話し。
感想数 0
文字数 9,852
最終更新日 2026.06.15
登録日 2026.06.15
14
終末世界で鍋!
曾祖父母の時代に終末を迎えた世界。
文明は一度は途絶え、胞子生物や発光生物といった不思議な生き物と共存しながら、人々は復興という新たな暮らしを築いてきた。
そんな世界で暮らす少女・ミカは、仲間と拠点【ホームゼロ】周辺の廃墟を探索中、一冊の古い料理本を見つける。
「これだ!」
ミカのひらめきに、仲間たちは巻き込まれることに――。
感想数 0
文字数 10,762
最終更新日 2026.06.29
登録日 2026.06.26
15
「I」の方舟
記憶を無くして目覚めた「アイ」は、世界が蒼穹の下にあり、緑に満ち溢れた広大な地平であることを認識する。
そこで出会った自分と同じ存在である「ヒト」と、二人きりの生活を続けていくにつれて、名前を知らない感情を抱くようになり……これは終わるために生まれたたったひとつ、「I」の物語。
感想数 0
文字数 13,929
最終更新日 2018.07.19
登録日 2018.07.19
16
世界の終わりと、最後の嘘
「明日世界が終わるなら、何したい?」私は、あなたの夢を叶えると誓った。
大学の研究室で、未来へ人を送り出す長期睡眠技術の研究に打ち込む神崎悠斗と天城澪。誰にも理解されなくても夢を追い続ける二人は、完成目前の実験に挑もうとしていた。
その頃、降り続く雨の中で、澪は悠斗に言えない秘密を抱えていた。
これは、一つの夢を信じ続けた研究者と、その夢を守るために最後まで本心を隠した共同研究者が紡ぐ、SF短編。
感想数 0
文字数 7,288
最終更新日 2026.07.10
登録日 2026.07.10
17
地球が蒼に染まる時、空に鳴く
竜と少年たち、前時代の文明崩壊の後、全力で生きる───。
地殻変動により、海底から吹き出したガスの中に電気エネルギーにかわるシアグル粒子が発見される。
龍の襲来、白の巨塔に住む人間と、外で戦う軍人。
少年たちは白の巨塔から逃げて、世界に飛び出す。
※BLのタグをつけていますが、その判断は読者様にお任せします
感想数 0
文字数 7,902
最終更新日 2024.05.16
登録日 2024.05.16
18
ANKHER - 目が覚めたら世界が滅びた後の実験体だった件
時は西暦2306年。
世界を滅ぼしたのは、宇宙から飛来した隕石「Doom」と、そこから拡散した未知のウイルスだった。
人類は地下深くに築かれた都市《エデン》へと逃げ込み、地上は魔物に蹂躙された。
そして今——
「君は死んでいたんだよ、そして43年ぶりに生き返った。“ANKHER”、生存確率0.02%の適合者としてね」
長い眠りから目を覚ました青年・東雲 零。
彼は、国家により“魔物討伐”のために蘇生された実験体、「アンカー」の一人だった。
閉ざされた地下都市で、歪んだ秩序と格差社会、そして人間の欲望が生んだ絶望に直面する零。
失われた記憶。刻まれた番号。抗えぬ命令。
それでも、彼は問い続ける。
——自由とは、何か。自分とは何か?
SF × 終末ディストピア × 群像劇、ここに開幕。
感想数 0
文字数 3,440
最終更新日 2025.05.02
登録日 2025.05.02
19
ヒキガネを轢いたら
2125年、地球規模で世界の各地に核戦争が勃発していた。 いつ始まったのかも曖昧な長引く戦争の中で、生き残れる“人間”も限られ・・・それでも戦争は終わらない。 「俺は何のために戦っているのか?」 滅びゆく世界で、主人公はうまれて初めてダレかに問いかけた。
感想数 0
文字数 164,518
最終更新日 2023.03.24
登録日 2023.01.01
20
終末革命ギア・フィーネ〜転生先が婚約破棄した聖女を追放してザマァされる悪役王子なんだが、破滅したくないので彼女と幸せになります!〜
俺は令嬢もののラノベや漫画が好きだ。
だって女の子可愛い。
男だって女性向けが好きなんだ、めっちゃ読む。
そんな俺が今イチハマっていた『救国聖女は浮気王子に捨てられる〜私を拾ったのは呪われてデュラハンになっていた魔王様でした〜』。
そして気づいたら、俺はその聖女を捨てて国を破滅させる王子に転生していた!?
嫌だ、死にたくない!
俺は絶対浮気しないし、聖女を捨てたりしない!
一生大切にするので俺と幸せになってください!
小説家になろうに読み直しナッシング書き溜め。
※恋愛ジャンルにするには、恋愛要素が足りない気がするしロボット大戦までの道のりは遠いけどゆっくりロボみが強くなるのでSFカテゴリにした。
※なろう版にはあとがきで小ネタを裏設定をいっぱい書いてあります。
感想数 2
文字数 849,337
最終更新日 2023.07.12
登録日 2022.07.01
21
〜黒月に祈る〜 不死身になって黒幕を倒したら、黒月の中こそ本当の地獄だった
あらすじ
200年前、一度滅びかけた人類。
黒い月が浮かぶ空の下、異形に支配された荒廃の世界で、回収人アルは生きるために戦い続けていた。
だがある日、彼は自らが“不死”であることを知る。
不死の力。
命の炎。
そして、空に浮かぶ黒い月。
200年前に起きた人類滅亡の引き金――
『誘拐戦争』の真実とは。
その先に待つのは希望か。
それとも、人類の終焉か。
終末SFダークファンタジー
『黒月に祈る』
感想数 0
文字数 203,465
最終更新日 2026.07.07
登録日 2026.07.05
22
冷たく、硬く、無慈悲なスフィア。
愛する弟を探して、少女は終わりの世界をクマのぬいぐるみとともに旅する。
時は20XX年。
突如宇宙から飛来した巨大な金属球《スフィア》。それは大気圏突入後に分裂し、世界各国の首都上空に静止した。やがてそこからさらに小型の金属球が放出され、各国の首都機能は停止した――。
感想数 0
文字数 46,365
最終更新日 2023.07.21
登録日 2023.04.17
23
30日後に巨大隕石が衝突すると知らされた世界で、本当に大切なものを見つけた
20××年、突然に世界中で同時に「30日後に恐竜を絶滅させた隕石よりも何倍も大きいものが衝突する予測」があり、「この隕石によって地球上のすべての人間が消滅する」との発表があった。
最初は誰もが半信半疑だった。映画の中の世界だと思った。だが、徐々に秩序を失い周りが変化していくうちに自らもその世界の変化に対応しなくてはいかなくなっていくのだった――。
読者の皆さんも「一番大切なもの」は何か? それもついでに考えていただければと思います。
※小説家になろう にて「中将」の名前で同じ作品を投稿しています。
感想数 0
文字数 106,395
最終更新日 2025.12.31
登録日 2025.12.05
24
The Cat Walks Alone
ゾンビに支配された世界。
人間はすでに滅び、猫だけが生きている。
腐った内臓を喰らい、崩れた街をただ歩き続ける日々。
ある日、猫は出会う。
襲ってこない、腐った子供――ゾンビの残骸のような存在と。
言葉も交わさず、ただ背を追い続けてくる子供と、
歩幅を揃えるように、猫は今日も歩く。
やがて、腐敗が始まる。
子供が、猫が、それぞれの“終わり”を迎える中で、
それでも確かに存在していた“ぬくもり”を描く、
静かで優しい、終末の物語。
感想数 0
文字数 2,567
最終更新日 2025.08.01
登録日 2025.08.01
25
滅亡後の世界で目覚めた魔女、過去へ跳ぶ
滅びた世界の未来を変えるため、少女は過去へ跳ぶ。
かつて魔法が存在した世界。しかし、科学技術の発展と共に魔法は衰退し、やがて人類は自らの過ちで滅びを迎えた──。
眠りから目覚めたセレスティア・アークライトは、かつての世界に戻り、未来を変える旅に出る。
彼女を導くのは、お茶目な妖精・クロノ。
魔法を封じた科学至上主義者、そして隠された陰謀。
セレスティアは、この世界の運命を変えられるのか──。
感想数 0
文字数 4,189
最終更新日 2025.02.18
登録日 2025.02.16
26
終末のシンセシスライズ
地球温暖化により溶け出した南極大陸の氷の中から目覚めた、機械生命体【シンセシス】。
人類の半分が死に絶え、文明が崩壊した壊れた世界――。
しかし、かつて生存者ゼロの危険地帯と呼ばれた廃墟の街には、奇妙なほど穏やかで温かい日常があった。
主人公のラルバは、廃墟で優しい父母と暮らす人間の少年。
彼は機械生命体の声を聞き、お喋りが出来るという不思議な力を持っていた。
雨上がりのある日、ラルバは相棒のメラミーと共に、おじいさんトラクターのシンセシス・ダラーが営む農場を訪れる。
ダラーは鳥の世話をしながら農家の真似事をして生きていた。
ダラーの節々についた泥を洗い落としてあげるラルバ、そこへフワフワと飛んできて小言を言うドローンのカダ。
世界がどれだけ荒廃しても、ラルバとシンセシスたちが織りなす日々は、どこまでも優しく、人間の日常を重ねてしまうようなほのぼのとしたものだった。
だが、そんな優しい日常に、外の世界から
政府のシンセシス対策局の新入職員・アカネが、自律型AI車両ロクサーヌを駆り、銃を携え、生存者ゼロとされ危険地帯であるこの街の調査に足を踏み入れたのだ。
人類の凄惨な被害を知るアカネが見たものは、牙を剥く凄まじい化け物の群れ――ではなく、怪物の真ん中で、穏やかに笑いながら対話する一人の美しい少年の姿だった。
「――正気なの? なんで貴方は、化物たちと笑い合っているの?」
「初めまして。うわぁ僕、本物の人間て初めて見たよ!」
壊れかけた世界の片隅で、壊れかけた世界の命運を握る物語が始まろうとしていた。
感想数 0
文字数 5,909
最終更新日 2026.07.02
登録日 2026.06.30
27
ー消えゆく前に君とー
隕石の落下により、残り数か月で世界の90%以上の生命が絶滅すると発表された。
周囲の人々は里帰りや安全な場所を探し、街を離れていく中、主人公は生まれ育ったこの街で、家族や幼馴染の西条と共に最期を迎える覚悟を決めていた。
だが、そんな日常を突如として破った出来事が起こる。
幼馴染で初恋の相手である西条が「実家に帰ります」と書かれた紙を残して街を去ってしまったのだ。
絶望と希望が交錯する中、主人公は一体、何を見つけ出すのか。
終末世界の中で紡がれる、切ない旅路の先に待つものとは――。
感想数 0
文字数 3,495
最終更新日 2025.02.04
登録日 2025.02.02
28
AFTER ZERO:Crisis ~拾われた未来~
世界は一度、終わった。
環境崩壊と資源枯渇を経て、人類は統合管理システム〈GENESIS〉による最適化と管理のもとで生き延びる道を選んだ。生存は数値で判断され、未来は計算される。だがその秩序は、救われない者たちを静かに世界の外へと追いやっていった。
主人公ユウは、その「外側」で生きるスカベンジャーだ。記録にも評価にも残らない廃墟で育ち、瓦礫を漁り、装備を直し、拾えるものを拾いながら今日を生き延びてきた。彼にとって未来とは、明日があるかどうかに過ぎなかった。
やがてユウは、秩序を守る鉄壁の避難都市、毒霧に覆われた汚染地帯、夜に価値を奪う回収屋、軌道から落ちる旧文明の遺物など、複数の世界と交差していく。それぞれは正しく、それぞれが必死だったが、どの世界もまた、誰かを切り捨てることで成り立っていた。
ユウは革命を起こさない。世界を壊そうともしない。ただ、管理と最適化から外れた命や選択肢を一つずつ拾い直していく。その行動はやがて、GENESISの予測から外れた「評価不能領域」を生み、世界に小さな歪みを残す。
英雄にならず、名も残さず、ユウは問いだけを世界に投げかける。
――拾われなかった未来は、本当に不要なのか。
それは、AFTER ZEROの時代に生まれた、もう一つの未来の始まりだった。
感想数 0
文字数 55,340
最終更新日 2026.01.25
登録日 2026.01.25
28件