BL 切ない小説一覧
妖精郷グラナートゥムに住む、ユニコーンのセフィロト・ブルーベルは、十年前に魔物のスタンピード事件によって、最愛の恋人ザインを失った。
現在は、昔からの友人であり熊の獣人であるオリバーと恋仲となり、共に暮らしている。
紆余曲折ありつつも、オリバーと結婚することになるセフィロトだが――そんな折、十年の時を経て、ザインが生前の姿のまま、セフィロトの元へと帰って来て――?
※人外男の娘受(成人済みのユニコーン)
※三角関係です(年下熊獣人&竜の血を引く半人×男の娘ユニコーン)
※あらすじの通りちょっとだけ導入がドロっとしてますが、ハッピーエンド&溺愛です。
※グロや痛い、辛い系の話ではありません
受け:セフィロト(美人なユニコーン。明るい性格)
攻め1:オリバー(熊の獣人。精霊女王の近衛騎士。現在のセフィロトの恋人で、セフィロトを溺愛している。寡黙で度量の深い男)
攻め2:ザイン(十年前のスタンピードで死んだはずの、セフィロトの元恋人。長くセフィロトを隣で支えていた。竜の血を引く屈強な男)
★キャラクターイタスト:ユタリ様
★表紙&ロゴデザイン:てんぱる様
★15万字程
※初回以外、21時ごろ更新(余力があれば、複数回更新)
文字数 34,969
最終更新日 2024.03.15
登録日 2023.10.20
可愛い系小悪魔の天才魔法使い × 心と体に傷を負った大剣士
『魔物退治に郵便、護衛、なんでもござれ』というギルド「ロベリア」に所属するセイランは、自分の背丈以上の大剣を振るう体躯でありながら、「嫌われること」を極端に恐れる弱さ故の優しさを持った青年だった。
そんなセイランはある日、仕事の途中で魔物に襲われている青年・ルピナスを助ける。
「攻撃魔法をうまく使えない」と話すルピナスを、セイランは持ち前の大剣裁きで難なく魔物を追い払うが、直後、セイランは急な熱に襲われ立っていられなくなる。
座り込んでしまうセイランの前に立ちはだかったルピナスは「ボク、お兄さんみたいなお人好しな男をぐちゃぐちゃにするのが大好きなんだよねぇ」と不敵に笑うのだった。
※剣と魔法のファンタジー世界、一部特殊設定あり
※受けの境遇が重め、かつとても自己肯定感が低い
※読み手によっては胸糞シーンがあるかと思われます。
(なお、オチはハッピーエンドになります)
※冒頭エロ多め→中盤からはストーリー重視
文字数 159,782
最終更新日 2024.03.15
登録日 2024.02.13
幼なじみの岳と七凪は高校二年生。
ある日二人は友人と一緒に福引で沖縄旅行を当てた。
けれど行けるのは二人だけ。
話し合いの結果、夏までに彼女を作った者にチケットが与えられることになった。
昔から星が好きな七凪は日本一美しい星空が見える沖縄の離島に行くために闘志を燃やす。
二人の住む家の近くには神社があり、最近その神社の湧き水が恋の媚薬としてS N Sで話題になっていた。最初は媚薬などと馬鹿にしていた七凪だったが、他のメンバーが手当たり次第女子に告白していると聞き、こっそり神社の湧き水を汲みに行くことになった。
が、なんと岳がそれを知らずに飲んでしまう。
岳は幼馴染で親友の、そして同じ男同士。
ピンチに立たされた七凪の取った行動とは!?
文字数 52,317
最終更新日 2024.03.14
登録日 2024.02.14
派遣Ωは社長の抱き枕 エリートαを寝かしつけるお仕事
レンタル有りΩの藤川志信は貧乏派遣社員。ある日不注意でぶつかった男性のスーツを汚してしまい、弁償する代わりに志信の匂いが気に入ったから自分の下で働けと言われる。
断れずに雇用契約を結んだが、その業務内容は不眠症に悩む代表取締役専属の「抱き枕」だった。
抑制剤の副作用が酷い体質で薬が飲めないためヒート期間は休むしかない志信はしかしヒート休暇を貰えるようなホワイト企業では雇ってもらえず、短期間の仕事をしてなんとか食い繋いでいた。
そんな貧乏Ωがα社長と一緒に住むことになって…?
《鈍感なエリートα✕おっとり年上Ω》
毎晩抱き枕にされ志信は社長に恋してしまうが、鈍感な社長は気付かないでベタベタしてくる。
しかもΩ嫌いの社長に志信から好きとは言えない……というじれじれなお話です。
前半ほのぼのですが女秘書が意地悪してきて可哀想な展開になります。
攻め社長は結構ヘタレですのでご注意ください。
※第9回BL小説大賞で奨励賞をいただきました。ありがとうございます!
文字数 201,338
最終更新日 2024.03.13
登録日 2021.09.17
文字数 17,922
最終更新日 2024.03.13
登録日 2023.07.26
溺愛α×β(→Ω)
独自設定あり
◇◇◇◇◇◇
Ωの名門・加賀美に産まれたβの優斗。
Ωに産まれなかったため、出来損ない、役立たずと言われて育ってきた。
そんな優斗に告白してきたのは、Kコーポレーションの御曹司・αの如月樹。
Ωに産まれなかった優斗は、幼い頃から母にΩになるようにホルモン剤を投与されてきた。
しかし、優斗はΩになることはなかったし、出来損ないでもβで良いと思っていた。
だが、樹と付き合うようになり、愛情を注がれるようになってからΩになりたいと思うようになった。
そしてダメ元で試した結果、βから後天性Ωに。
これで、樹と幸せに暮らせると思っていたが……
◇◇◇◇◇◇
文字数 62,724
最終更新日 2024.03.11
登録日 2024.01.16
来栖 一志(くるす かずし)は、第二性がアルファの実業家だ。
事業に失敗し、自死を考えるまで追い詰められていた一志は、カフェ『ムーンリバー』で、ウェイターの月川 希(つきかわ のぞみ)と出会う。
一志の纏う空気から、不穏な気配を感じ取った希は、彼に温かい飲み物と一枚の宝くじを渡す。
くじの当選発表は、一週間後だ。
当落を見届けるまでは、生きているべきだと希は一志に諭した。
希に生きる希望を与えられ、一志は立ち直って彼に惹かれていく。
だが希は、カフェのマスターでもある兄・月川 尊(つきかわ たける)に虐待を受けているオメガだった。
希を救うため、一志は奮闘を始める……。
文字数 22,748
最終更新日 2024.03.10
登録日 2024.03.02
本編完結致しました。弱小国から大帝国に嫁いで来た第十六妃のシルバ。男ながら子供の産める半性身の私は、王に抱かれたのは初夜のただ一度だけ┉。それから二年、冷遇され存在さえも忘れかけられた私を戦勝の褒美として王から下げ渡す事を所望する人物が現れる。その人の名はベルード辺境伯。美しい容姿とは裏腹に戦場の銀狼と二つ名で呼ばれるほどの勇猛果敢な人物だ。しかし王は国同士の衝突を避ける為か決断を渋る。結局下げ渡される事が決定し、辺境の地へと旅立つシルバ。果たしてそこはシルバにとって安寧の地になり得るのか┉?
※自死、無理やり(いずれも未遂)表現有お気を付け下さい。
貴族的な表現を取り入れていますが、それに添っていない場合有り。独自の世界と捉えて下さい。
文字数 83,426
最終更新日 2024.03.03
登録日 2024.01.28
男子校教師副島一成は、入学して一ヶ月しか経っていない教え子の桐枝伝馬から告白される。
それに対する返答はストレートパンチだった……
男子校を舞台に、個性的な教師や生徒たちがわちゃわちゃと入り乱れ、毎日が賑やかに展開する。
その中で、告白し告白された伝馬と一成はどうなっていくのか。
体育系の猪突猛進な生徒×男前な三白眼の教師。
文字数 31,289
最終更新日 2024.03.02
登録日 2023.10.30
篠原 蓮(しのはら れん)は、薄幸なオメガ少年だ。
誰も頼る人間が無く、アルバイトをしていたが、そこも店長のセクハラを受け、辞めざるを得なかった。
絶望して街中を歩いていたところ、蓮はバイト先の常連客だった五木に、モデルにならないかと誘われる。
仕事が欲しかった蓮はすぐに引き受けてしまうが、それはアダルトサイト向けのモデルだった。
だまされた、と気乗りのしない蓮。
だが、そんな彼の撮影場所に、スポンサーの加賀 巴(かが ともえ)が現れる。
第二性がアルファの巴は、長身で体格が良く、顔立ちも無骨な印象だ。
だが、その眼差しは優しい。
君は私の推しだ、と言う優しい巴に惹かれ、蓮は撮影に臨む。
巴のおかげで緊張の解けた蓮は、魅力的な姿を収めることに成功した。
ミステリアスな巴に蓮は惹かれるが、彼の前身は極道の四代目だった。
組はすでに看板を下ろし、巴も一般企業の社長だが、背中の彫り物が残っている。
ストレスの多い毎日を乗り切るため、推し活に熱心な巴。
新しい推しの蓮に、すっかり夢中になってしまう。
蓮には、さらに良い話がもたらされた。
巴が、資産運用のために買ったマンションに、住まわせてくれるというのだ。
引っ越し祝いの寿司を携え訪問してきた巴に、蓮は涙を浮かべる。
他者に、優しく親切にしてもらうことに、慣れていないのだ。
僕なんかに、こんなに良くしていただいて、と言う蓮を、巴はたしなめる。
「僕なんか」という口癖は、もうよしなさい、と。
推しには、いつも堂々と輝いていて欲しい、と励ます巴。
前向きな励ましを受けた蓮の心に、光が差した。
蓮は、巴と触れ合ううちに美しく変貌する。
身寄りがなく、いつも苛められていた、蓮。
引っ込み思案な性格だったが、巴の期待に応えるために、ついには俳優の道へ進むことを決意する。
そして巴も、そんな蓮をいつしか深く愛するようになっていた。
文字数 28,421
最終更新日 2024.03.01
登録日 2024.02.22
親友に彼女を奪われた大学生の祥吾。居酒屋でヤケ酒していたが、隣に座る会社員の孝介と出逢い...。
文字数 4,942
最終更新日 2024.02.21
登録日 2023.11.13
神森 哲哉(かみもり てつや)は、整った顔立ちと筋肉質の体格に恵まれたアルファ青年だ。
富豪の家に生まれたが、事故で両親をいっぺんに亡くしてしまう。
遺産目当てに群がってきた親類たちに嫌気がさした哲哉は、人間不信に陥った。
ある日、哲哉は人身売買の闇サイトから、18歳のオメガ少年・白石 玲衣(しらいし れい)を買う。
玲衣は、小柄な体に細い手足。幼さの残る可憐な面立ちに、白い肌を持つ美しい少年だ。
だが彼は、ギャンブルで作った借金返済のため、実の父に売りに出された不幸な子でもあった。
描画のモデルにし、気が向けばベッドを共にする。
そんな新しい玩具のつもりで玲衣を買った、哲哉。
しかし彼は美的センスに優れており、これまでの少年たちとは違う魅力を発揮する。
この小さな少年に対して、哲哉は好意を抱き始めた。
玲衣もまた、自分を大切に扱ってくれる哲哉に、心を開いていく。
文字数 33,878
最終更新日 2024.02.20
登録日 2024.02.09
「俺は負けたくないだけなんだよ!色々とね」
の番外編第2段です。
ずるずると関係を先延ばししていた2人に、文治の父親からのプレゼントがきっかけで結ばれるに至るまでのお話。
久しぶりのエッチにスイッチ入りまくりのてつやが、筆者も愛おしいです♪
よろしくお願いいたします。
文字数 14,860
最終更新日 2024.02.19
登録日 2023.08.23
文字数 113,098
最終更新日 2024.02.16
登録日 2022.04.10
王子様×半身不随の元近衛兵のファンタジーBL
創作世界観のファンタジーBL。
※挿入を伴う第三者との無理矢理描写あり
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とある王国の王子であるフィン。
ミューはそんなフィンの近衛兵を務めていた。
しかし、ある日を境にミューは近衛兵として働けなくなってしまう。
半身不随となり下半身がほとんど動かなくなったミューは立ち上がることすらままならなくなる。
フィンはそんなミューを自室に置き守るようになるが、それはほとんど軟禁と変わらなかった。
歪な愛情で繋がっていたフィンとミューが、再び真っ直ぐに目を合わせられるようになるまでのお話。
メインキャラクター
・フィン(攻め)
とある王国の王子で、第一後継者。
育ちが良い故に多少わがままなところはあるが、自分が王子であるということは重々承知している。
ミューのことは近衛兵になる前からずっと好きだった。
・ミュー(受け)
民間出身で十代前半に王国兵になるために騎士団に入団した。その先で王子に気に入られ、いつの間にか近衛兵隊長を任されていた。現在は大怪我の後遺症から下半身が動かず、ベッドの上での生活を余儀なくされている。
ポジティブの皮を被ったネガティブ体質で、あらゆることをマイナスに考えがち。周りには笑顔の多い楽天家と思われているが、実際は根暗。
サブキャラクター
・アイハ
ミューの世話役。クソ真面目と言われるほどの騎士っぽい騎士。心優しい落ち着いた性格。礼儀を重んじるため、ほとんどの人に敬語で話す。
・ノイン
ミューの世話役。ミューをとても信頼しており、憧れている。世話役ではあるが、多くはミューに代わりフィンの護衛を勤めている。素直で明るい弟のような性格。
──────────────────
・話によって視点主が変わります。
Side:F フィン視点 / Side:M ミュー視点
*……性描写
**……第三者との性描写
人によっては性描写を過激と感じる可能性があります。
少しでも受けが可哀想な性描写が苦手な方は自衛ください。
文字数 62,514
最終更新日 2024.02.12
登録日 2024.02.06
明山弥生と樫井光汰は幼馴染で社会人になった今は仮のパートナーとして同居している。それは光汰がDomで、弥生がSubだからだ。光汰は苦手な家事を弥生に任せ、弥生は光汰に性的にも生活も管理されることで上手くやっていた。しかし、実は弥生はSubではなくSwitch。弥生は性別が分かった当時、Subでないと光汰にバレたら一緒にいられないと思い込み光汰に隠し通していたのだった。初めのころはそれでよかったが、仕事の関係で外に出た際、弥生は光汰にSwitchであることがバレてしまう。今まで自分は選ばれた存在だからと見下していたのかと詰め寄る光汰に、何を言えば自分が嘘をついていた事の最適解になるか分からず何も言えない弥生。光汰は家に帰ってこなくなり、弥生は待ち続けても光汰に会えないすれ違う日々が続く。そんな日々のストレスで弥生は倒れ病院に運ばれてしまって…。
pixivに過去別名義で投稿したものです。
賞に落ちたので供養です。
迷いましたが投稿します。
文字数 45,924
最終更新日 2024.02.09
登録日 2024.02.09
大学生の拓磨は、駆け出しのアーティスト、夜に恋している。友達としての地位は得たが、それ以上は踏め込めない。夜の雰囲気が似ている先輩の梨田と仲良くなり、なぜか同じ学科のオネエの真澄ちゃんに小説のモデルになれと言われて。
日常をテーマのBL。ほのぼののつもり。たまに痛い。不定期更新。やたら、長い話。エッチはぬるい。
文字数 227,627
最終更新日 2024.02.08
登録日 2021.06.01
男女の他にアルファ、ベータ、オメガの性別が存在する日本で生きる平沢優鶴(ひらさわゆづる)は、二十五歳のベータで平凡な会社員。両親と妹を事故で亡くしてから、血の繋がらない四つ下の弟でアルファの平沢煌(ひらさわこう)と二人きりで暮らしている。
家族が亡くなってから引きこもり状態だった煌が、通信大学のスクーリングで久しぶりに外へと出たある雨の日。理性を失くした煌が発情したオメガ男性を襲いかけているところに、優鶴は遭遇する。必死に煌を止めるものの、オメガのフェロモンにあてられた煌によって優鶴は無理やり抱かれそうになる――。
※この作品はエブリスタとムーンライトノベルズにも掲載しています。
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。普段から作中に登場する事柄に関しまして、現実に起きた事件や事故を連想されやすい方はご注意ください。
文字数 46,770
最終更新日 2024.02.07
登録日 2024.02.03
風野 竜也(かぜの たつや)は、一流企業クルス・不動産に勤めるアルファ男性だ。
ある日、行きつけのカフェで、以前から気になっていたオメガの少年・真宮 朋(まみや とも)と相席になる。
これをきっかけに、朋との距離を縮めようとする竜也だが、彼は塩対応だ。
しつこい竜也をドン引きさせようと、朋は自分がある男と愛人契約を結んでいると明かす。
それでも、朋が好きなことには変わりがない、竜也だ。
明るい彼に、朋は次第に心惹かれていく。
そんな折、朋のパトロンである来栖 正吾(くるす しょうご)が、彼に自分は末期がんであると明かす。
正吾は、竜也の勤めるクルス・不動産の、社長だった。
そしてさらに、秘匿されていた、竜也の父親だったのだ……!
文字数 39,028
最終更新日 2024.02.05
登録日 2024.02.02
辺境の片田舎にある育った村を離れ、王都へやって来たリトは、これまで知らなかった獣人という存在に魅せられる。
自分の住む国が獣人の国であることも知らなかったほど世情に疎いリト。
獣人には本能で惹き合う番(つがい)という伴侶がいると知る。
番を深く愛する獣人は人族よりもずっと愛情深く優しい存在だ。
国王陛下の生誕祭か近づいた頃、リトは王族獣人は生まれながらにして番が決まっているのだと初めて知った。
しかし二十年前に当時、王太子であった陛下に番が存在する証し〝番紋(つがいもん)〟が現れたと国中にお触れが出されるものの、いまもまだ名乗り出る者がいない。
陛下の番は獣人否定派の血縁ではないかと想像する国民は多い。
そんな中、友好国の王女との婚姻話が持ち上がっており、獣人の番への愛情深さを知る民は誰しも心を曇らせている。
国や国王の存在を身近に感じ始めていたリトはある日、王宮の騎士に追われているとおぼしき人物と出会う。
黄金色の瞳が美しい青年で、ローブで身を隠し姿形ははっきりとわからないものの、優しい黄金色にすっかり魅了されてしまった。
またいつか会えたらと約束してからそわそわとするほどに。
二度の邂逅をしてリトはますます彼に心惹かれるが、自身が国王陛下の番である事実を知ってしまう。
青年への未練、まったく知らない場所に身を置く不安を抱え、リトは王宮を訊ねることとなった。
自分という存在、国が抱える負の部分、国王陛下の孤独を知り、リトは自分の未来を選び取っていく。
スパダリ獅子獣人×雑草根性な純真青年
僕はもう貴方を独りぼっちにはしない。貴方を世界で一番幸せな王様にしてみせる
本編全30話
番外編4話
個人サイトそのほかにも掲載されています。
文字数 130,427
最終更新日 2024.02.03
登録日 2024.01.01
バイトを次々と首になり、落ち込んでいる時に住んでいたアパートも追い出されてしまったハムスター獣人のイチロ。親友のタイセーの紹介で住み込みの家事代行のアルバイトをすることになった。同じ小動物の獣性を持つ雇い主と思いきや、なんとタイセーの紹介してくれた雇い主ラッセルは先祖返りで巨体のヘビ獣人であった!しかもラッセルはアルファであり、イチロはオメガ。ラッセルに惹かれていくイチロであったが、イチロはオメガとして欠陥があった…。巨体のヘビ獣人アルファ×愛されたいハムスター獣人オメガ。
現代風獣人世界。
※男性妊娠、不妊表現があります。※獣人同士の性描写があります。
ムーンライトノベルズでも掲載。
文字数 88,282
最終更新日 2024.01.28
登録日 2024.01.18
幼い頃に唯一の家族である母を亡くし、叔父の家に引き取られた佳人は、養子としての負い目と、実子である義弟、誠への引け目から孤独な子供時代を過ごした。
高校卒業と同時に家を出た佳人は、板前の修業をしながら孤独な日々を送っていたが、ある日、精神的ストレスから過換気の発作を起こしたところを芳崎と名乗る男に助けられる。
芳崎にお礼の料理を振舞ったことで二人は親しくなり、次第に恋仲のようになる。芳崎の優しさに包まれ、初めての安らぎと幸せを感じていた佳人だったが、ある日、芳崎と誠が密かに会っているという噂を聞いてしまう。
「兄さん、俺、男の人を好きになった」
誰からも愛される義弟からそう告げられたとき、佳人は言葉を失うほどの衝撃を受け――。
※ムーンライトノベルズに掲載していた作品に微修正を加えたものです。
【本編8話(シリアス)+番外編4話(ほのぼの)】お楽しみ頂けますように🌙
※こちらには登録したばかりでまだ勝手が分かっていないのですが、お気に入り登録や「エール」などの応援をいただきありがとうございます。励みになります!((_ _))*
文字数 97,105
最終更新日 2024.01.25
登録日 2024.01.21
芦原奏は二十九歳の若手社長として活躍しているオメガだ。奏の隣には、元同級生であり現在は有能な秘書である高辻理仁がいる。
高校生の時から高辻に恋をしている奏はヒートのたびに高辻に抱いてもらおうとするが、受け入れてもらえたことはない。
ある時、奏は高辻への不毛な恋を諦めようと母から勧められた相手と見合いをする。知り合った女性とデートを重ねる奏だったが――。
※この作品はエブリスタとムーンライトノベルスにも掲載しています。
文字数 53,090
最終更新日 2024.01.24
登録日 2024.01.24
3つ違いの幼馴染みが、互いに恋焦がれているのに、相手の気持ちに気付けず、自分の想いを吐き出す事も出来ずに、そんな気持ちに終止符を打とうとするが……。
ユーザー企画の参加作品です。
R18はタイトルの後ろに ※ をつけます。
前半は、年下の視点で切なく。
後半は、年上の視点で、ちょっとご都合展開です( ̄▽ ̄;)
【その後】も考えてますが、ちょっと準備中…。
文字数 13,034
最終更新日 2024.01.21
登録日 2024.01.20
教授のおつかいで、重厚な洋館の古書肆・虎穴堂を訪れた大学生の上嶋景は、店番の少年・御園文也と出会う。
高校生とは思えないほど大人びた、そしてどこかあやういほど純粋な文也との交流は、兄の失踪で露呈した、歪な家族との関係に傷ついていた景の心を癒し、先を照らす灯となった。
気づいた時には恋に落ちていた景だったが、相手は年下の高校生で、しかも男同士──恋が生まれた瞬間に成就を諦め、兄の立場で文也を見守ろうと自分の心に蓋をする。
しかし、文也が時折垣間見せる、人間らしさがごっそりと抜け落ちた感情の不在、失踪した兄との類似点に、景は掴みどころのない不安を募らせていく。
古書肆の壁に架けられた、二枚の絵。
その中に描かれた、成長していく子供。
謎めいた洋館に棲む少年の秘密とは──。
家族の崩壊で居場所を失った青年と、過去の喪失に魂を傷つけられた少年──二人の再生の物語。
文字数 38,597
最終更新日 2024.01.20
登録日 2024.01.20
竜造寺 貴士(りゅうぞうじ たかし)は、名家の嫡男であるアルファ男性だ。
優秀な彼は、竜造寺グループのブライダルジュエリーを扱う企業を任されている。
申し分のないルックスと、品の良い立ち居振る舞いは彼を紳士に見せている。
しかし、冷静を過ぎた観察眼と、感情を表に出さない冷めた心に、社交界では『氷の貴公子』と呼ばれていた。
そんな貴士は、ある日父に見合いの席に座らされる。
相手は、九曜貴金属の子息・九曜 悠希(くよう ゆうき)だ。
しかしこの悠希、聞けば兄の代わりにここに来たと言う。
元々の見合い相手である兄は、貴士を恐れて恋人と駆け落ちしたのだ。
プライドを傷つけられた貴士だったが、その弟・悠希はこの縁談に乗り気だ。
傾きかけた御家を救うために、貴士との見合いを決意したためだった。
無邪気で無鉄砲な悠希を試す気もあり、貴士は彼を屋敷へ連れ帰る……。
文字数 35,962
最終更新日 2024.01.18
登録日 2024.01.13
小中高一貫の男子校、私立御咲学園に高校から入学した朝霧 雫(アサギリ シズク)は、訳あって入学して早々に生徒会副会長に任命された。
俺様生徒会長にチャラ男会計、わんこ書記、ショタの双子庶務、その他etc…。
個性豊かな者達が集う学園の日常(?)を描いた物語。
※本作品はBL要素を含みます。苦手な方はお気をつけください。
※シリアス要素ありです。
※所々なんちゃってな設定が出るかもしれませんが、どうかご容赦ください。
※非王道です。
文字数 7,611
最終更新日 2024.01.15
登録日 2023.01.30
まだ侍と呼ばれる者たちがいた頃。君主を失った跡取りの京介(きょうすけ)は、その君主の生前の暴君ぶりから城を追われた。
一人で統治などできるはずもない。だが荒れ果てた領土にはびこる野党達に襲われつつも、鍛えた腕で来る日も来る日もその者達を斬っていった。
ある日、以前城に仕えていた青年、右京(うきょう)と新月の下で再会する。右京はその見た目から周りに疎まれ、窮屈ながらも城の世話人として、そして京介の良き話し相手として側にいた人間だった。
京介は見た目などで判断することはなく、むしろ右京の世話をよく焼いた。そんな京介に、日に日に右京は惹かれていく。気味悪がられている自分を綺麗だと言ってくれる京介に、心身を賭けて側で尽くしたいとの思いを抱くのだった。
君主、宗一郎(そういちろう)が亡くなるずっと前に城から追い出されてしまった右京。その間の右京の様子を知る由もなく、京介は右京の強引な要求にたじろぎながらも彼を受け入れるのであった。
文字数 24,661
最終更新日 2024.01.15
登録日 2023.12.29