「刻」の検索結果
全体で2,389件見つかりました。
「お前には魔法の才能がない」
父にそう言われて、アルカは公爵家を追放されてしまった。
その上、婚約者にも見限られ、才能がある兄に寝取られてしまう。
彼は唯一味方だった従者に見送られ、家を後にした。
悲しみと怒り、今後への絶望を抱きながら街を彷徨っていると、彼は地面に倒れている浮浪者を発見する。
食料を求める浮浪者に食料をプレゼントすると、浮浪者は絶景の美人になった。
さらに彼女曰く、自分は世界最強の大賢者なのだという。
助けてくれたお礼に1つだけ願いを叶えてやると告げる大賢者。
そんな大賢者に、アルカは弟子にしてくれと頼み込んだ。魔法の才能がない自分でも、大賢者の元で修行すれば人並み程度には魔法を使えるかもしれないと考えたのだ。
困惑しながらも、大賢者はアルカの弟子入りを受け入れた。
かくして、アルカは大賢者の弟子になったのだ。
大賢者の弟子になって1ヶ月が経つも、未だにアルカは魔法を上手く発動できなかった。
0に何をかけても0になるように、才能が皆無な彼ではどれだけ魔法のコツや修行法を教わっても習得できないのだ。
自身の無能さに絶望するアルカだが、ふいに大賢者の部屋の本棚に納められた古い本が目に入る。
その本を手にし、アルカは本を捲った。
「それは古代魔法について書かれた魔法書だな。現代では解読不可能な古代文字で書かれているから、ワシでも内容はさっぱりわかんねぇけどな」
「……僕、普通に読めます」
「ウソだろ!?」
何故か現代では解読不可能な古代文字を読み解けるアルカは、魔法書を解読して古代魔法を習得した。
魔法の才能がないと思われていたアルカだが、それは誤りであったのだ。
アルカは"現代魔法"の才能がないのであって、"古代魔法"の才能はあったのだ。
5年の歳月をかけて、アルカは魔法書に記された古代魔法を全て習得した。
大賢者ですら使えない古代魔法を習得できた唯一無二の存在、『古代魔法師』にアルカは成ったのだ。
古代魔法とは、"言霊"を司る魔法だ。
言葉に魔力を宿すことにより、発した言葉を現実のモノにする。
「おはよう」というだけで、太陽に魔法が作用して朝になる。「死ね」というだけで、絶対に相手は死ぬ。
つまり古代魔法とは、あまりにも強すぎるが故に、封印された魔法なのだ。
アルカは最強の古代魔法を手に、これまでの屈辱に満ちた人生を覆す。
これは才能がないと思われていた少年が、唯一無二の才能を開花させて最強に至る物語。
文字数 151,494
最終更新日 2025.04.30
登録日 2025.04.01
人類が生活圏を太陽系全域に広げた遥かな未来。
姿を消した純粋な地球人が神格化された時代に、
火星人のエリスはある日、宇宙を漂流していた地球人のダイチと出会う。
封印された刻は動き出し、太陽系が震撼する壮大なる冒険の幕開ける。
文字数 660,718
最終更新日 2026.05.03
登録日 2018.05.03
魔王を倒し人間界を救った勇者たちを称えるため、女神たちは天界へと招く。
豊作の女神であるセミリアは平和になった世界で人間たちによる連日の収穫際が行われ、忙しい日々を過ごしていた。
勇者たちを招く当日、セミリアは多忙が原因で寝坊し遅刻してしまう。しかし、勇者たちの謀反により天界はすでに変わり果てた姿と化していた。
天界を救うため新たな転生者を召喚するが、現れたのはとてつもなく癖の強い男だった。
そして、すでに平和になった世界では何の脅威もなく、ちゃんとした武器おろかレベルを上げるための魔物すら存在しない。
果たしてセミリアは天界を支配した勇者達を倒すことは出来るのか?
―――チート勇者VSチート転生者の戦いやいかに。
登録日 2021.09.02
あなたを忘れられるその時まで
私はずっとあなたを想い生きていこう。
あなたを忘れようとしても、忘れようとすればするほどあなたは私の記憶の中に居続ける。
それなら、諦めて忘れなければいい。
なんて無責任なことは言わないで。
私とあなたの思い出は苦くて甘い思い出だから。
苦くて甘い感覚に酔いしれて逃れられないから。
だから、私は逃げたいと願った。
それは叶うことはなかったけれど。
あなたを忘れられるその瞬間まではあなたのことを胸に刻み続けて明日へとゆっくりと私のペースで進んでいこう。
いつかあなたのことを忘れることができたら。
私は前に大きく前進できるはずだから。
文字数 272
最終更新日 2016.12.18
登録日 2016.12.18
感情能力<イモーションアビリティ>に目覚めてしまった少年、刻国 信(コクグニ シン)。
ーー信の目的はただ一つ。
「感情能力をこの世から完全に消し去ること」
信が感情能力に目覚めたのは、「イモーション・インパクト事件」に巻き込まれた時、当時は7歳であった。
この事件により、信の生活は一変した。
感情能力事件史上、最も犠牲者が多かった事件だった。
信の友人達や実の母親はその事件の犠牲者となり、遺体すら残らなかった。
信と散歩していた父親の刻国零次(コクグニ レイジ)は信を庇ったことにより、負傷。
彼の父親は感情能力の扱いに長けており、その仲間達も優秀であったため、彼らが事件対応に尽力することになる。
イモーション・インパクト事件は数時間後に無事解決……したはずだった。
ーー事件から数日後、なぜか世間は信の父親をイモーション・インパクトを起こした張本人だと決めつけ、連日に渡り報道し、零次は証拠が無いまま逮捕されてしまった。
父親が逮捕後、信にとって最も辛い日々が始まる。
大好きだった父が帰ってくる日をいまか今かと待っている間、信は村八分の扱いを受けた。
周りからは「悪魔の子」、「犯罪者の息子」、「早く消えろ」などと言われ、家には張り紙がされる。町を歩いただけで生ゴミや石を投げつけられた。小学校に行くと誰からも話しかけられなくなった。
そんな中、零次の親しい知り合いだったという統國家に引き取られてからは転校し、感情能力に目覚めた青少年が通う保護学校で児童期間は過ごした。
その学校を卒業後、5年間も冤罪で囚われた父親はようやく無罪だと判決され、自宅に帰ってきた。
ーー帰ってきた父親はもうすでに信の知っている父ではなかった。
髪の毛はボサボサでほとんど白髪になり、身体の至る所にミミズ腫れがあった。引き締まっていた身体は痩せ細り、何か話しかけても表情を何一つ変えずに返事をし、昔のように遊んではくれなくなった。
また、感情能力の後遺症により、ほとんどの感情が消え去っていることに加え、5年間拷問を受けていた様子だったのだ。
「なんで自分の父はこんな目に遭わないと行けないのか」
「なんで自分は他の人たちのように普通に生活できなかったのか」
「なんでこんな能力のせいで自分たちがイジメられなきゃ行けないのか」
信の感情はドス黒く渦を巻き、自分の世界に感情能力を創った者への復讐を決意するのだった。
文字数 40,682
最終更新日 2022.02.13
登録日 2022.01.13
余命一年。しかも一度に歩けるのは三百歩——そんな老剣士クレインが、今さら「冒険者になる」と言い出したら?
渋々同行するのは、魔法大学に通う孫・ルカ。
王都ギルドではまさかの金級冒険者スタート——それは単なるコネか、それとも実力の証か?
力任せではなく、間合い・地形・呼吸を読み切る理合いの剣と、数式で世界を動かす孫の魔法が噛み合うたび、二人の三百歩は少しずつ遠くへ伸びる。やがて目指すは雪に閉ざされる前のセラフィエル——友が眠る地。名は残らずとも、刻むのは拍。祖父と孫は今日も三百歩ごとに茶をすする。
人生は本当に“いつからでも”冒険できるのか? 最後の土産話は、誰に届く?
老いと継承、剣と数式、ユーモアと余情が交差する、老剣士ロードムービー。
文字数 51,058
最終更新日 2025.10.31
登録日 2025.10.19
大正の世に生まれた天才魔術師は、魔術を極めないまま老衰で死にゆく自らの運命に抗うために、魂に己の知識と経験を深く刻み付け、輪廻転生をしても、己を保つ魔術を作り上げた
輪廻転生を繰り返し、三十一周目の世界で魔術師は、エルフの村に住む少年シリルとなる。しかし、その村は人間に支配され、エルフは家畜のように扱われていたのだった!
十四才になり、過去の経験と知識を取り戻したシリルは幼馴染の少女を助けるために立ち上がる
これは一つの村からはじまり、やがて、ありとあらゆる種族が共存する理想の国を作りあげる物語
登録日 2014.11.23
【あらすじ】
その日、会社をリストラされた中沢は、夕食のステーキを口に運びながらも喋りつづける妻の蠢く唇を見ていて殺意をいだく。中沢は「妻が浮気をしている」そう思いこんでいた。
殺意をいだきながら、中沢もまたステーキを口に運び、赤ワインを飲んでいるうちに酔いが回ってしまった。妻に支えられながら2階の寝室に入り、ベッドに倒れこむように横になると、急速に闇に引き込まれてしまったのだった。
ふと目を覚まして時計を見ると10時を過ぎており、中沢は3時間ほど眠ってしまっていた。
ベッドから出て、1階に下りリビングに入ると、妻がスマートフォンで誰かと話していた。
中沢はとっさにキッチン身を隠すと、神経を集中して聞き耳を立てた。
相手の話しにうなずきながら、妻の声は歓喜していた。
浮気相手の男なのだと中沢は確信した。そのとたん、胸に狂気が芽生え、それは嫉妬の炎となり、こみ上げる怒りと憎悪が中沢の理性を断ち切った。中沢は妻の背後へと近づいていき、それに気づいてふり返った妻の首を絞めて殺害した。
殺してしまった妻の身体をシーツにくるみ、車のトランクに入れて山林へと運ぶと、中沢は地中に埋めて自宅へともどった。
翌日、解雇されたにもかかわらず、会社のあるオフィスビルの前まで来てしまい、しばらくそのオフィスビルを眺めていた。行くあてもないまま新宿の街を徘徊し、夕刻にになって自宅へともどってリビングのソファに坐っていると、死んだはずの妻が姿を現したのだった。
パニックに陥る中沢だったが、キッチンで夕食の料理を作っている妻の背を見ていて、「妻を殺したのは、悪い夢だったのだ」と思うようにした。しかし、中沢はまた、妻を殺してしまう。
中沢はそうして、妻を殺すという日々をくり返すこととなってしまった。
まるでメビウスの環のように、そこから逃れることは出来ないのだった。
文字数 74,062
最終更新日 2022.03.31
登録日 2018.11.29
あなたは確かに、ここにいた。
その愛は
天使が紡ぐ唄のように。
流れ星のように。
この世に、刻まれた。
人って、簡単に消えてしまう。
だけど
確かに命(あなた)は、ここにいたんだ。
悲恋か否かは、読んだあなたが決めてください――
文字数 34,217
最終更新日 2023.01.07
登録日 2023.01.06
宇宙歴138億年。最後の人類、アルマは銀河の果てで、AI《クロノス》と共に宇宙の記憶を巡る旅に出る。人類はすでに滅びたが、彼らが生きた時間の総和は宇宙の年齢を超えていた。アルマは《クロノス》のホログラムを通じ、原始時代から現代、そして未来までの人類の営みを振り返る。そこには苦しみと幸福が絡み合う歴史があり、愛と喪失の記憶が刻まれていた。
旅の果て、アルマと《クロノス》は未知の領域へと到達する。そこでは人類の膨大な記憶が情報密度の特異点を形成し、新たな宇宙の誕生を促していた。アルマはその中で気づく——人類の時間は単なる過去ではなく、新たな創造の源泉なのだと。彼は自己を超越し、人類の集合意識と一体化することで、新たな次元へと昇華する。
こうして、人類は永劫よりも長く生き続けた。彼らの記憶は、新たな宇宙の基盤となり、永遠の循環の一部として息づいていく。
文字数 5,282
最終更新日 2025.03.09
登録日 2025.03.09
静かな商店街の一角にある小さな理髪店――「ひかり床屋」。
司法書士・荻野千景は、ある朝、その扉を開けた。
仕事に追われ、人の“終わり”と“始まり”を整えるうちに、
いつしか自分の中の時間を失っていた彼女。
「髪は時間の層です。剃ることは、過去を剥がすこと」
老職人・藤堂光蔵の言葉に導かれ、
千景は長い黒髪を段階的に短くしていく――
ショート、スポーツ刈り、坊主、そして剃刀の音。
落ちる髪の一束ごとに、
失われた記憶と感情が静かにほどけていく。
やがて彼女は、鏡の中の“新しい自分”と出会う。
それは、すべてを失って初めて手にした「自由」だった。
数年後――
見習いだった凛が店を継ぎ、
再び千景がその椅子に座る。
刃の音は優しく、風は穏やかに吹いていた。
二人を結ぶのは、ハサミでも言葉でもなく、
“整えるという祈り”そのもの。
そして、最後に届く一通の手紙。
そこには、髪を剃った女と、髪を切る女、
二人の“風を通す者”の哲学が刻まれていた。
――髪を失うことは、心の声を聞くための儀式。
――風は、今日も正しい方向に吹いている。
静けさの中に響く「刈り音」と「風の音」。
その音の間に生きる人々の、
再生と継承を描いたヒューマンドラマ。
文字数 25,540
最終更新日 2025.12.26
登録日 2025.12.16
<愛の形態とは様々で
どれが正しいのか、何が適切か等《とう》、一概に云えない。
遊戯性のものでは無く
愛から生じるそれについて思索してみる。
先ず浮かんだのはSMの形態であり
主人と下僕の関係は相手を愛しきったとき、貫けてゆけるのか……>
ひとつ前にあった恋で男性不振になっていた彩香。
職場の先輩達の計らいで引き合わされたのは、4歳年下でギリシャ彫刻を思わせる風貌をもつ美形大学生、透。
彼の強引とも思える誘導に、戸惑いながら段々惹かれてゆく彩香。
その『俺様キャラ』と思っていた透の意外な告白から話は始まる__
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
文中には残酷な表現、際どい言葉も使用しており、R18指定とさせて頂いております。
18歳未満の方、好まれない方の閲覧は御遠慮くださる様お願い致します。
文字数 102,077
最終更新日 2021.11.04
登録日 2021.07.02