「字」の検索結果
全体で9,496件見つかりました。
どこにでもある平凡な高校生、田中カケル。彼はクラスの端で息を潜める生粋の「モブ」キャラだった。ある日、世界は突如として異変に見舞われ、人々は固有のスキルに目覚める時代へと突入する。勇者や剣聖といった華々しい能力者が現れる中、カケルが得たスキルは『効果音』。視界に漫画のような擬音が浮かぶだけという、誰もが嘲笑するハズレスキルだった。
だが、カケルだけはそのスキルの恐るべき真価に気づく。彼には見えている効果音を「書き加える」ことで、事象を具現化する力があったのだ。
指先で空中に『ゴゴゴ』と書き込めば、ただ立っているだけで魔王級の覇気が周囲を圧巻し、最強の魔物すら恐怖で動けなくなる。『ドーン』と書き殴れば、理不尽な衝撃波が発生して敵の群れを一瞬で消し飛ばす。『シュッ』と書けば神速の回避が可能になり、『シーン』と書けば気配を完全に消すこともできる。
剣も魔法も、厳しい修業さえも必要ない。必要なのは、状況に合わせて的確な「擬音」を選び取るセンスだけ。かつて背景の一部に過ぎなかった少年は、書き文字一つで物理法則をねじ曲げ、世界最強の座へと駆け上がっていく。
「俺の前に立つなら気をつけるんだな。今の俺は、『ズズズ』と書くだけで絶望を与えられる」
常識破りのオノマトペ無双ファンタジー、ここに開幕!
文字数 1,899
最終更新日 2025.11.21
登録日 2025.11.21
フロリダ州のうだるような熱気と湿度を、分厚いコンクリートと鋼鉄の扉が完全に遮断する空間。
フラグメント郡に位置するその施設は、保安官から皮肉を込めて「グリーン・ルーフ・イン(緑の屋根の宿)」と呼ばれている。
そこは、北の歴史的な街並みと南の喧騒なビーチリゾートの中間に位置する奇妙な空白地帯だ。
一歩足を踏み入れた瞬間、外の世界の肩書きや人生の証明はすべて無意味となり、誰もが等しく厳格な手続きの波に飲み込まれていく。
「黄色い線の内側に立て」「壁を向いて、足を広げろ」
24時間、絶え間なく響き渡る無機質な命令の声。
靴紐を抜かれ、ベルトを外され、所持品を透明なプラスチックバッグに没収される。その過程で、かつての個性は削ぎ落とされ、やがて鮮やかなオレンジ色の統一規格の服へと着替えさせられる。
そこでは人間は「名」ではなく、ただの「番号」へと成り下がるのだ。
泥水の中を進むように重く遅い、外の世界とは切り離された時間の流れ。容赦なく効いたエアコンの冷気と、深夜3時を回っても消えることのない蛍光灯の光。
語り手である「私」は、静かに書類を整え、次々と運び込まれる「宿泊客」たちを迎え入れ続ける。
終わることのない、無機質なルーチン。窓のない息の詰まるような空間で、今夜もまた、この「宿」の静かな業務が続いていく。
文字数 176,302
最終更新日 2026.04.16
登録日 2026.03.07
タイトル通りお仕事の合間に「三題噺ーライトレー」アプリを利用して、作品を書いていきます。
基本的に100~200字程度の短い作品ばかりになると思います。
タイトルにはお題となる3つのキーワードを記します。
また、その3つのキーワードを必ず含む作品に仕上げていきます。
お仕事は週5日(公休:土日祝)なので、その頻度で更新していきます。
お題に合わせて作品のジャンルは変更します。
執筆能力維持及び向上のため行う作品として見ていただければ幸いです。
新作執筆のため連載を本日で一時休載させていただきます。
ご了承ください。
文字数 3,243
最終更新日 2018.02.28
登録日 2018.02.05
戦争で家庭の経済状況が悪くなり、帝国王城へ奉公に出ることになった子爵家の娘・ソミア。彼女はウニバーシタス帝国第三皇子・シレの身の回りの世話を担う事になった。
祖母の教えで感情を表に出さないようにしていたソミアに対し、笑顔か困り顔が通常運行のシレ。
ある日シレの仕事の書類を指摘したことで、ソミアが侍女にも関わらず文字も読め計算もできると知られてしまう。祖父母から教わった為だったが、ソミア本人は自身が優秀だと思っていない。ソミアに興味を持ったシレは下働きの環境の聞き取りから始まり、お茶を共にしたり書類仕事を手伝ってもらったりし、最終的には彼女を自分付きに指名する。真面目に仕事をする様、趣味の庭いじりをする時に変わる柔らかい表情や慌てて赤面する姿にシレは彼女を放っておけない。特別な感情を抱くのに時間はかからなかった。一方、気に入られた事も、それ以上の感情を向けられている事も気づいていなかったソミアにシレが告白する事で二人の関係が動き出す。
中の良い侍従と話していれば嫉妬され、自分だけの庭も贈られ、特別に扱われる関わりの中でソミアの押し殺した表情も変化していく。側付きで子爵家の人間という立場に遠慮して離れようとするソミアに対し、どうしてもソミアがよくて特別扱いしたいシレのもだもだ身分差なラブコメ。
【元ツンデレ現変態ストーカーと亡き公国の魔女】の登場キャラ、シレと側付きメイドさんのアナザーストーリー。
前回外伝のヴォックスとユツィの話よりは軽めな感じで、たまにコメディもあり。メインは日常ほのぼのと自負しています。
変態ストーカー本編とヴォックス&ユツィの外伝を読んでいると大変おいしいはず。本編44話完結、おまけ2本あり。
※小説家になろう、ノベルアップ+にも投稿しています。※R15は保険です。
文字数 100,112
最終更新日 2023.04.16
登録日 2023.03.11
日乃本帝国。日本によく似たこの国には爵位制度があり、同性婚が認められている。
ある日、片田舎の男爵華族・柊(ひいらぎ)家は、一通の手紙が原因で揉めに揉めていた。
それは、間もなく成人を迎える第二皇子・日乃本 義(ひのもと ただし)の、婚約者選定に係る招待状だった。
参加資格は十五歳から十九歳までの健康な子女、一名。
日乃本家で最も才貌両全と名高い第二皇子からのプラチナチケットを前に、十七歳の長女・木綿子(ゆうこ)は哀しみに暮れていた。木綿子には、幼い頃から恋い慕う、平民の想い人が居た。
「子女の『子』は、息子って意味だろ。ならば、俺が行っても問題ないよな?」
常識的に考えて、木綿子に宛てられたその招待状を片手に声を挙げたのは、彼女の心情を慮った十九歳の次男・柾彦(まさひこ)だった。
現代日本風ローファンタジーです。
※9/17 本篇完結致しました。三万字程度です。
※10/2〜番外篇を不定期更新中です。
※ 小説初心者です。設定ふわふわですが、細かい事は気にせずお読み頂けるとうれしいです。
※ハート、お気に入り登録ありがとうございます。誤字脱字、感想等ございましたらぜひコメント頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。
文字数 51,133
最終更新日 2024.11.15
登録日 2024.09.03
「私のために、毎日味噌汁を作ってくれない?」
一人暮らしを始めた男子高校生、白鳥 甲斐の部屋の隣には、憧れの美人OLであり初恋の人、花野咲 詩乃が住んでいた。
ある夜、酔っ払った詩乃が間違えて甲斐の部屋を訪れ、以降彼女が訪問してくるようになる。
今まで見せることのなかった、かわいらしく時折無防備な姿、ほろ酔いの甘い声……
憧れで遠い存在だった女性が、急に身近な女性として触れ合うことになる。
年下男子と酔っ払い年上お姉さんの、ゆるくてちょっぴり甘い、ドキドキの日常ラブコメ。
【毎日20字過ぎ更新予定】
小説家になろう、カクヨムでも連載しています。
また、カクヨムでは【現行版】も連載中。今作は、それをぎゅぎゅっと凝縮したものです。
文字数 141,706
最終更新日 2026.06.21
登録日 2026.04.26
VRMMO RPG『Eternal Saga』。俺、雲輝 悟(クモキ サトル)は弓兵としてこの仮想世界へと降り立った。
え、なぜ弓兵かって? カッコいいからに決まっている!!
まずは、戦闘の練習をすべきだろう。誰もいない空に向かって矢を放った。
ぴゅぅぅぅぅうう。
(あ、なんか黒い物体が来た。……鳥型をしたモンスターだ)
幼馴染「えぇぇぇぇええええええっ!!」
(あ、なんかモンスターの翼に俺が放った矢が的中した)
幼馴染「えぇぇぇぇええええええっ!!」
(あ、なんか矢で貫いたモンスターが中型の飛行型のモンスターに激突した)
幼馴染「えぇぇぇぇええええええっ!!」
(あ、なんか中型のモンスターが骸骨の大軍に突っ込んでいく)
幼馴染「えぇぇぇぇええええええっ!!」
ドゴォォォォン。
骸骨の大軍は骨が砕け散りバラバラに。
ストラァァァイク!!
……これは運の良さのステータスがカンストとなった俺の苦難の物語だ。
※書き溜め五万字あり。残弾が無くなるまで月曜日を除いた平日に毎日投稿予定。
登録日 2019.05.24
とある大学の、人気が無いラウンジの一番端の机。そこが彼の特等席だ。
成績優秀だけど少し変わった彼、一郎くんはそこでよく小説を書いている。
私、司はそれを眺めているのがたまらなく好きなんだ。
◆◇◆
田舎の大学を舞台にした、司と一郎のほんのりとした恋愛劇です。
【小説家になろう】にも掲載しています。
文字数 3,032
最終更新日 2020.07.14
登録日 2020.07.14
この世界には二人の女神が偶然にも創り出した種族達がいた。
鬼の女神は鬼人族を、樹の女神は獣人族とそして新たにヒト族を。
異なる女神に創られた彼らは、決して交わることが許されない。
けれど獣人族の熊人族しろくまであるディランと、鬼人族のリョウの出会いが女神の思考を変えた。。
二人の異なる女神の創り出した種族間では子は成せない。その現実を突き付けられるも、二人は諦めなかった。諦めない道を、選択するのだった。
※一章ごとが大変長く、ご不便をおかけしますこと、お詫び申し上げます。
※番外編は第四章で登場するヒト族バーチャルライバー黒すきん氏(アーニャ・クロエ)とのホラーゲーム実況の模様、元王レディアン氏×黒ずきん氏をお送りしております。
文字数 137,215
最終更新日 2021.11.30
登録日 2021.10.25
私達は双子だからお互いの事を知り過ぎているの。 辛い事があっても、二人だから乗り越えてきた。けれど中学一年の冬に、双子の姉、響は突然この世から去った……。
何でも知っていると思っていた、響には私の知らない初恋の相手がいた。 響が何故私に好きな人がいる事を隠していたのか?
それは私を守るためだった──
詩歌は、優等生の双子の姉、響がこの世を去ってから、精神的に病んでしまった母を一人で支えていた。 母の為に、優等生だった響のように振る舞い、自分を押し殺す日々だが、偶然知り合った伊織という男子に救われながら、本来の自分を取り戻していく。
そっと手のひらに書いた文字はあなたしか知らない──
文字数 78,905
最終更新日 2026.04.30
登録日 2026.04.30
タイトルにものすごく悩みました。
「一輪」「紫陽花」などなど候補はいろいろありましたが結局は「秘文字」にしました。
人にはみんな秘密があります。
それを秘文字に託してみました。
読んでいただいたら嬉しく思います。
文字数 4,564
最終更新日 2019.06.24
登録日 2019.06.24
女盗賊スカーレットは、冒険者仲間たちと依頼達成祝いをしていた。
酔っぱらってはしゃぐ彼女が決まって喧嘩する相手は、無表情で無口な狂戦士カメリア。
戦利品を分配しているとき、スカーレットはちょっとした悪戯心から、カメリアの指に未鑑定の魔法の指輪をはめてしまうが、指輪には呪いがかかっていた……。
「スカーレット、好きだ。結婚を前提に、付き合ってくれ」
指輪の呪いによって、仲が悪いと思っていたカメリアから惚れられてしまう。
呪いを解く方法が見つかるまで、スカーレットが彼の相手をすることになるのだが……。
<全13話・約21,000文字>
※2020.5.22 完結しました。お読み頂いた皆様、ありがとうございました(*´▽`*)
文字数 25,046
最終更新日 2020.05.22
登録日 2020.05.16
高柳はるは異世界召喚で聖女として呼び出されてしまった!しかもそこは悪役令嬢に聖女がざまぁされる小説ほぼ一緒だった!
内容を知っているハルはなんとか上手く立ち回ろうとするけるども……令嬢達の様子がおかしいんです。
短編と言うよりショートショートですね!5000字切ってます。
書きたいものがとっ散らかってしまい、纏まらないー💦
文字数 4,957
最終更新日 2021.06.17
登録日 2021.06.17
それは、学校からのいつもの帰り道。いつもの待ち合わせの場所。しかし、その後起こるはずの『いつも』は覆される。
突如として現れた歪みに取り込まれた琉璃が目覚めたのは、全く知らない場所だった。
♢♦︎♢
異世界転移のお話。
※以前、別サイトであげていたものになります。
※練習がてらのんびりアップ。
※R-15タグは念のため。
※ベストが出てくるまではベターで放置。
※誤字脱字多い方です。気がつけば修正します。また、内容を予告なく変更する場合があります。ご了承下さい。
※題名や表紙も変更することがあります。
楽しんで読んでいただければ幸いです。
文字数 15,301
最終更新日 2025.01.29
登録日 2023.06.28
IT企業に勤める若手エンジニア、東條そうた。論理と仕様を絶対視し、日々黙々とコードを書き続ける彼は、時にその「正しさ」だけでは割り切れない壁にぶつかっていた。原因不明のバグ、数字だけを求める上司、見えないユーザーの感情……。
深夜残業の帰り、彼がふと立ち寄ったことから、いつしか行きつけとなった一軒のバー。そこで待っているのは、軽やかなギャル店員、黒崎ひかり。技術的な悩みや仕事の愚痴をこぼすそうたに対し、彼女はカシスオレンジのように甘くて少し刺激的な、そして全く「仕様外」の言葉を投げかける。
「それって、結局誰が困ってるの?」
「完璧じゃなくても、よくない?」
「コード書く前に、その人と話してみたら?」
ひかりの言葉は、時に核心を突き、時にそうたの凝り固まった思考をかき乱す。非論理的だと反発しながらも、彼はその言葉の奥にある本質に触れ、モニターの向こう側にいる「人」の存在を意識し始める。
レスポンス遅延、新人指導の悩み、レガシーコードとの格闘、ユーザーデータの倫理問題……。次々とそうたの前に現れる「バグレポート(問題)」に、深夜のバーでの対話が思わぬ解決の糸口を与える。
これは、論理だけを信じていた不器用なエンジニアが、一杯のカクテルとギャル店員の言葉を通じて、仕事の本当の意味や、コードの向こうにある温かさを見つけていく、ほろ苦くも少しだけ前向きな、午前0時のデバッグ(成長)ストーリー。
文字数 4,929
最終更新日 2025.04.05
登録日 2025.04.05
主人公は| 葉月《はづき》 大助。十一歳。
泳げないことが悩みの小学五年生だった。
泳ぐ練習を諦めかけていた夏休み。
そんな彼の魂は、寝ている間に江戸時代に行ってしまう。
気がつけば、小さなタヌキになっていた。
どうやら、まんじゅうを喉に詰まらせたタヌキが死んで、その遺体に大助の魂が宿ったらしい。
彼が江戸時代に来た原因は、彼の先祖が『神降ろし』の儀式を行ったからだった。
先祖たちの目的は、悪い妖怪【天狗】の退治。
本当は妖奉行《あやかしぶぎょう》に頼むはずだったのだが、祖先の大助に願いが通じてしまったらしい。
タヌキになった大助は、諸々の説明を事典型の蝶々の妖怪【事典蝶】に聞く。
混乱していたのは事典蝶も同じだった。
二人は妖奉行に会いに行くことにした。
ところが、妖奉行は忙しい。悪い妖怪退治で手が回らないという。
『私の代わりに天狗を退治して欲しい。天狗を倒してくれたら元の世界に戻してやろう』
大助は一枚の葉っぱ型のカード【葉魔札】をもらう。
そのカードをつかえば強力な妖術が使えるのだ。
そこには【石】と書かれていた。
大助は元の世界に帰るため、事典蝶と一緒に天狗退治の旅に出ることになった。
全十九話。五万字程度のお話です。
文字数 47,115
最終更新日 2025.07.13
登録日 2025.07.12
コンスタンティノス・プルヘロス。彼はビザンティウムの略奪者たちの首魁、イエスの騎士、ヤハウェに寵愛されし者、そして永き長夜において、最初に磔にされた男である。
第一次十字軍による野蛮な殺戮の中で呼び覚まされた悪しき神々が欧州へと攻勢を仕掛けて以来、ブリテン島の西からコンスタンティノープルの東に至るまで、神を信仰する国々は数億もの犠牲を払ってきた。
古き都市は蹂躙され、神聖なる神殿は破壊され、聖徒の遺骨は汚され、人間の尊厳は踏みにじられた。
アレクサンドロスとカエサルの地において、ローマとギリシャの市民は、蛮族やペルシャ人よりも恐ろしいものどもに虐殺されている。そして人々に許されたのは、ひたすらに抗い、退き、再び抗うことだけだった。
この時代に希望も革命もない。あるのは終わりなき戦争と、悲痛な叫び、そして神々の嘲笑のみである。
文字数 4,496
最終更新日 2026.04.20
登録日 2026.04.17
堅物すぎる婚約者さまとそろそろ先に進みたいヒロインの婚約破棄騒動
ちょっと後ろ向きヒロイン×堅物
すれ違いののち堅物すぎる婚約者さまの理性をぶったぎる感じのRです!そーいや私は堅物の理性が切れるのが好きなんだったと再確認して堅物ヒーロー愛を詰め込んでみました!年の差もあるよ!
全8話、18,098文字の短いお話ですがどうぞよろしくお願いします。
ヒーローsideを投稿しています、こちらも合わせてお願いします。https://www.alphapolis.co.jp/novel/69151793/872008028
以前投稿した作品を少し手直し、同名で再投稿ですムーンライトノベルズ、pixiv、エブリスタにも同じ作品を掲載しています
文字数 18,098
最終更新日 2025.09.12
登録日 2025.09.07
五十音順に名前を持つ子どもたちが、不幸に出会い、次々にしあわせになっていくシリーズ第二弾!
次は、名前の頭文字に濁点のつく子どもたちの番だ!
・
「苺色の部屋」
あら、また帰ってきたの?
さては、しあわせが何なのか忘れたのか、あるいは、あくびをしてしまったのね。
いいでしょう。
そこのソファーに腰掛けて。
あっ!!
その丸まった布の上には座らないで。
デリケートだから。
いい?
今から聞かせるお話は、汚れた心では聞いてはいけません。
しあわせな子どもになったつもりで聞いてね。
じゃあ、始めるわよ。
・
桃色のお部屋から、アルト以外の子どもたちが、出て行き、しあわせになった日。
しあわせになれなかった子どもたちがいます。
「25人の子どもたち」です。
今も、まだあくびをしていて、のんきです。
「ここから出て行っても、しあわせになれないのかなー」
大丈夫、心配はいりません。
しあわせとは、近くにあるのに、不幸がくっついていないと、気付かないものです。
あの48人がそうだったように。
不幸で、しあわせな子どもたちにならないと気づかないのです。
さぁもう一度、一緒に追いかけましょう。
しあわせな子どもたちを‥。
まずは、この子から。
文字数 34,134
最終更新日 2026.05.22
登録日 2026.05.06
目が覚めたら何故か目の前に知らない男性がいた!話しかけてみたら急に土下座してきて意味がわからない!話を聞いてみると知らない男性はまさかの死神や神のような存在?!しかも私はもう死んでるって?!お詫びにハマっていた乙女ゲームに転生させて頂きますって?!情報が多すぎる!しかもお詫びなのになんで破滅しかない悪役令嬢に転生なのよ!えっ?私もついて来ますって?ハァァ?!
平凡な女の子が悪役令嬢に転生してついて来た死神の神のような存在と国外逃亡しようとする話。
野いちごで公開しているやつのリメイク版です。誤字脱字があるかも知れませんが優しい目で見てくださると嬉しいです。
文字数 1,307
最終更新日 2020.08.17
登録日 2020.08.17