「固い」の検索結果
全体で93件見つかりました。
アーリア王国の有名な王太子、レイモンド・アーリアは容姿端麗、頭脳明晰、クールで飄々としていてどこまでも完璧な王太子である。『クールで完璧な王太子』という評判を持つレイモンドは実のところかなりの泣き虫であった。そんな彼の婚約者である子爵家の令嬢、エマ・シャロルは王太子妃に自分は相応しくないと感じていた。「今日こそはハッキリ言うのよ」と、固い決意と共にレイモンドへ『婚約解消』を迫るために歴史深い王城でコツコツと歩みを進めるのだった。
文字数 15,735
最終更新日 2024.02.28
登録日 2024.02.26
カーネーション帝国の公爵令嬢ジェラルディンは吟遊詩人や画家から【月は恥じらい、花は閉じる】【月の女神のように凛としていながら楚々とした美姫】と称えられる程の美貌と教養を兼ね備えている完璧な美女である。
そう。見た目だけは。
だが、人並外れた身体能力(某超A級スナイパーを思い浮かべてくれたらイメージしやすいかと)とゴリラ並みの怪力を持つだけではなく中身は親父という実に残念な女性でもある。
美貌・教養・立ち居振る舞い・采配・商才・財産・家柄
全てを持っているジェラルディンを妻にするべく貴族子息に貴族当主が求婚をするのだが、彼女の好みはバックに無意味なキラキラを背負っている白馬の王子様的なイケメンではない。
鋼のように鍛え抜かれた肉体と雄っぱいを持っている、幾つもの戦場を潜り抜けてきたゴリマッチョなのだ。
「私の好みは『僕の食事は薔薇の花弁を浮かべた紅茶だけだよ』という台詞が似合いそうな、意味のないキラキラオーラを纏っているイケメンではなく、漢と書いておとこと読むという言葉が似合う男の中の男・・・即ちゴリマッチョなの!!」
厳ついゴリマッチョの裸エプロン姿・・・何て素敵なの♡あ~っ・・・想像しただけでも鼻血が!!!
(ダメだ、この姉・・・)
己の妄想に鼻血を出してしまうジェラルディンの姿にアーノルドは泣いた。心の底から。
「男達の求婚を拒むという事はそれだけ身持ちが固い事の証。アーノルド、ジェラルディン姫を私の側室として迎え入れたい」
ジェラルディンが早く嫁に行って欲しいと願っていた両親とアーノルドは皇帝の申し出を受け入れてしまう。
自分の好みから大きくかけ離れている皇帝の側室になりたくないジェラルディンは必死になって拒むのだが、そんな姉にアーノルドが囁く。
「宮殿には騎士が居ます。もしかすると「ゴリマッチョが居るのね!?待っててね!ゴリマッチョーーー!!!」
ゴリマッチョを捕まえる為に後宮に入ったジェラルディン。
彼女はゴリマッチョの嫁になれるだろうか?
舞台は中世から近代ヨーロッパなのに料理や設備は現代的、貴族なのに結婚に関しては現代のようにある程度自由という、ある意味乙女ゲームのようにファンタジーでご都合主義な上にゆるふわ設定です。
例によって例の如く、バックグラウンドなど深く考えた話ではありません。
文字数 4,234
最終更新日 2022.06.22
登録日 2022.06.19
高科雅姫(たかしなまさき)36歳、結婚十三年、子供あり。
こじんまりとした家で暮らす普通の主婦、だった。ささやかでも順調だった生活は、夫の失職で変わりつつある。
毎月の出費、家事、子育て…。わたしは日々、ため息が増えていく。
真面目で優しかった夫の変化も悩ましい。モヤモヤもたまる。口論も増えた。夫の仕事はもう一年決まらない…。
パートしつつ思う。
「お金がほしい」
切実に思う。
そんなとき思い出す。昔の同人活動のことだ。
「描いてみようか、またマンガを」
「それで少しでもお金になるかもしれない」
せっぱつまった状況のためだった。でも、あの頃の楽しさを思い出してしまう。もう好きだけで描けない。わかってる。
込み上げるような感情を糧に、薄い同人誌を一冊作った。それが売れ、次も描こうと決意する。
「これでお金を作ろう」
夫の非難の目はあるが、気持ちは固い。同人を再会したことで過去の仲間ともつながれた。合同誌も作り、売り上げは好評だ。
その中には親友でかつての相棒の有名漫画家の千晶もいる。
売れっ子同人時代の知人で、大手出版社の沖田さんとも再会した。出世して男前になったが相変わらず口うるさい。
前向きに活動するが資金も必要だ。売れても、次本を刷るお金が足りない。
そこで、わたしは軽い風俗の仕事を始めることになって…。
マイペースなヒロインがあれこれぶつかりながら頑張る、じれじれ恋愛物語です。
※恋愛要素までが長めです。
※暴力(出血)シーンがあります。
※不倫描写もあります。
苦手な方はご自衛下さいませ。
文字数 330,606
最終更新日 2024.02.04
登録日 2024.01.12
身分が低いことと身持ちが固いことを理由にエリスは婚約破棄されてしまった。
婚約破棄をした相手は伯爵のノーブルだ。
彼女はノーブルの屋敷から追放され自分の家にも帰りづらくなった。
そんな時現れたのが初恋の相手であり……。
文字数 6,382
最終更新日 2023.11.22
登録日 2023.11.21
架空の国の若き皇と、彼に囚われた娘の話です。
有力政治家の娘、雪樹は性別を間違われたまま、自国の皇・蓮と、幼なじみとして固い絆で結ばれていた。しかしある日、雪樹は蓮に少女であることを気づかれてしまい、乱暴された挙句、後宮に幽閉されてしまう。二人の絆はどう変化していくのか……?
※本作は「レイプから始まる恋」的な、ご都合展開ですので閲覧にはご注意ください。
※pixiv、ムーンライトノベルズにも同作品を掲載しています。
※本作は2014年に投稿した同タイトル作品の改稿版になります。
(2014年投稿分は削除させていただきました。そちらをブクマしていただいていた皆様、申し訳ございませんでした)
文字数 95,215
最終更新日 2017.12.16
登録日 2017.12.06
自国の守護と謳われる男が当主を務める、名門アルヴァー家。かの一門に派遣されたマクシミリアンは、仕事にのめり込む男の意識改革まで任されてしまう。才腕執事と頭の固い当主が織りなす、ほんのり切ない主従関係。
登録日 2014.01.05
異世界転生を果たした少年少女が繰り広げる、
ほのぼの・戦闘・クスッと・頭脳戦・商売、何でもありの物語です!
二人の成り上がり(?)ライフを、どうぞお楽しみくださいな。
文字数 24,630
最終更新日 2020.12.05
登録日 2020.12.01
遊び人の婚約者フォルトが婚約破棄してきた。
文字数 592
最終更新日 2021.10.16
登録日 2021.10.16
「運命の絆――愛の奇跡を紡ぐ物語」は、主人公が美しい女性と運命的な出会いを果たし、彼女が結婚していることを知るものの、彼女への想いを断ち切れずにいる様子を描いています。彼らは深い絆を築きながらも、彼女の夫との問題や困難に直面します。しかし、二人は決して屈せずに愛を貫き、彼女が離婚し新たな未来を歩むことを決意します。物語は結婚を迎え、幸せな日々を過ごす二人を描きつつ、彼女の病に立ち向かい、愛と固い絆で乗り越える姿勢も描かれています。
文字数 1,221
最終更新日 2023.05.20
登録日 2023.05.20
寿司エアプ解説
サーモン
青魚ほど魚々しておらず、かといって淡白でもなく、ほどほどのタイミングで米と一緒に流れていってくれる、一番人気なのも頷ける美味さ。
人気過ぎて注文するとバカにされてしまうのではないか…という被害妄想が唯一最大の敵。
イカ
実は控え目な味で、ものによっては単なる醤油ご飯としか思えない事も。
米を置き去りにして早々消えてしまうかガムばりに残り続けるかの2択になりがちなのも難。
というか、噛めば噛むほど系の食材は寿司向きでない気が…。
タコ
イカをも超えるしつこさで喉を困らせる問題児。
しかも薄味。
醤油もワサビも米も消えたあと更にぐにぐにし続けていると、自分が惰性で生きる人間なのだと再確認できる。
赤身
マグロ。
寿司のアイコンに使われるのはこれと甘海老あたりか。
まさに代表格だが、よくよく味わってみると健康食品みたいな素朴な味で、美味いとか美味くないとかそういうカテゴリーに入れていいものなのか悩む。
着色料で赤を保ったりする辺りも傀儡政権感を漂わせており、なんだか悲しい。
玉子
「卵焼き上手く作れるなら寿司も上手く作れるよね!」というアバウトな理論で職人の腕を推し量ってくる謎の存在。
それは卵焼き職人なのでは…?
白身
言われるほど薄味ではなく、通ぶらずとも普通に美味い。
通というより、マグロのイマイチ感を知った層が流れていくのではなかろうか。
サバ
「オレ魚っスから!」とでも言わんばかりに濃い青魚の味。
おまけに肉厚で脂ギッシュ。
おそらくイヤな人はとことんイヤがるであろう。
だがそれがいい。
赤貝
妙に固い。
ホタテと喧嘩したらたぶん一方的に切り裂いていける。
サンマ
足が早いせいか、パック寿司ではまずお目にかかれない。
なのでと期待して口に入れると焼き魚と大差ない味が広がり夢が壊れる。
パフェ
パーフェクトらしい。
言うは易しである。
この作品は小説家になろう、カクヨムにも掲載されています。
文字数 5,569
最終更新日 2024.04.02
登録日 2024.04.02
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――自分が自分である事を知ったのは、どうしようもない小娘が居たからでした。
かつての仲間の死をきっかけに、メンタルどん底なおっさんミュージシャンと崖っぷちな小娘は不思議な関係になってゆく、とある秋の出来事。
頭の固い文章で構成された、三人称視点のヒューマンドラマっぽい短編です。時期的には2010年代半ばくらいの雰囲気。平成の内に作りたくてこうなった作品でした。温い紅茶の様な雰囲気を、珈琲の冷めるままに味わっていただければと嬉しいです。なお、サブタイトルに力を入れすぎた結果、ちょっとページ数が多いですが、そのタイトルも含めて楽しんでいただければと思います。
(平成三十一年春執筆)
文字数 35,461
最終更新日 2020.10.18
登録日 2020.10.17
しがないおっさん大賢者ジルベールが平穏に暮らしていたら、住んでいた塔に聖騎士たちが攻め込んできた。
悪の魔法使いジルベールはおとなしく逮捕されるか、さもなくば討伐されろという。
とんだ言いがかりだが、指揮官の聖騎士少女アニエスは頭の固い正義ちゃんなので、ジルベールの言い分は聞いてもらえない。
仕方がない──ならばこちらも、悪の魔法使いらしく出迎えてあげよう。
ジルベールは「対話」の場を整えるため、自らの塔に聖騎士アニエスたちを誘い込み、塔の各階に用意してある仕掛け──スライムや触手、各種トラップなど──で彼女らを「歓迎」する。
だがジルベールはその過程で、その少女騎士の背後で蠢く聖王国上層部の闇を知ってしまう。
そんな闇も、自身の平穏に何ら関わりがなければ無視をしていたジルベールだったが、自分に噛みついてくるならば容赦をするいわれもない──
これは、悪でも正義でもないおっさん大賢者ジルベールの、気ままな自己防衛の物語。
文字数 57,724
最終更新日 2019.12.02
登録日 2019.11.16
川口 建輔 は、「なんでも屋」を営んでいる。
なんでも屋とは読んで字のごとく何でもやる商売だが、健輔は頭が固いため融通が利かず、ありきたりな商売しかしていなかった。そんなある日、同業者の谷塚 洋範 (たにづかひろのり)に動画を見せられ、そこに映っていた綺麗な少年、麻里 一弥(あさりかずや)に心を奪われるのだが――。
可愛かったり冷めていたり。この野郎と思わされることもしばしば。
なのに一弥自身は健輔に懐いているようで、抱いて欲しいと甘えてきて……。
一弥を拾ったことで、健輔の心は乱されていく。
※このお話はフィクションです。「なんでも屋」のお仕事の世界観は、この作中だけのモノです。
また、刑法や法に関する事柄も現実とは違う部分があります。あくまでも作中だけの世界観ですので、それを踏まえてお楽しみいただけると幸いです。
※第四章の各々のタイトルを変更しました
文字数 119,320
最終更新日 2021.03.05
登録日 2019.02.02
高校2年生の篠宮麗(男)は…頭の固い
理数がすべての真面目男。
恋愛経験0、友達0の孤独な男。
そんな麗は、とあることをきっかけに
学年1の美少女と言われる齋藤美月に
告白をされてしまう。
恋愛も友情も似合わない自分になぜ
美月が告白をしてきたのか…
麗はわからずに断ってしまう。
美月の目的はなんなのか。
美月の隠された事実とは…
文字数 4,752
最終更新日 2018.03.31
登録日 2018.02.19
体を包み込む暖かな陽光。長らく嗅いだことのなかった土の匂い。耳元をくすぐる草の感触――。
勉強のしすぎでとうとう脳がやられたのでなければ、眠りについたのは確かにあの固い安物のベッドだったはず。それがどうして、妖精のような生き物が舞う、まったく見覚えのない見知らぬ森で目覚めてしまったのか。
将来は研究者を目指す学生として多忙な日々を送っていた播田環は、森で行き倒れたところを銀髪の騎士に助けられる。ただの夢、もしくは死後の世界かと思いきや、この世のものとは思えない美貌の(残念)大賢者によれば、まさかの現実だった。しかも、魔法あり、魔法生物あり、言葉も通じない!?
新しい世界でも研究者(賢者)を目指す努力人が、恋も友情も勉強もほのぼの楽しむまったりライフを送るつもりがだんだんと壮大な厄介ごとに巻き込まれていく──。そんなお話です。
毎日夜7時前後に更新しています。
誤字脱字報告、感想など大歓迎です!
※カクヨムでも連載しています。
登録日 2020.05.31