「満」の検索結果
全体で9,078件見つかりました。
御庭番衆には有能なくノ一がいた。
彼女は気ままに江戸を探索。
なぜか甘味巡りをすると事件に巡り合う?
将軍を狙った陰謀を防ぎ、夫婦喧嘩を仲裁する。
忍術の無駄遣いで興味を満たすうちに事件が解決してしまう。
いつの間にやら江戸の闇を暴く捕物帳?が開幕する。
※※
将軍となった徳川吉宗と共に江戸へと出てきた御庭番衆の宮地家。
その長女 日向は女の子ながらに忍びの技術を修めていた。
日向は家事をそっちのけで江戸の街を探索する日々。
面白そうなことを見つけると本来の目的であるお団子屋さん巡りすら忘れて事件に首を突っ込んでしまう。
天真爛漫な彼女が首を突っ込むことで、事件はより複雑に?
周囲が思わず手を貸してしまいたくなる愛嬌を武器に事件を解決?
次第に吉宗の失脚を狙う陰謀に巻き込まれていく日向。
くノ一ちゃんは、恩人の吉宗を守る事が出来るのでしょうか。
そんなお話です。
一つ目のエピソード「風邪と豆腐」は12話で完結します。27,000字くらいです。
エピソードが終わるとネタバレ含む登場人物紹介を挟む予定です。
ミステリー成分は薄めにしております。
作品は、第9回歴史・時代小説大賞の参加作です。
投票やお気に入り追加をして頂けますと幸いです。
文字数 114,948
最終更新日 2023.06.21
登録日 2023.05.31
婚約破棄だ。
幸せは突如として崩れ去った。
帝国に聖女として認められ、献身的に活動していたフレインには聖騎士・アンドリューという婚約者がいた。
アンドリューはフレインの魔力にしか興味がなく、彼女との生活には冷めていた。
仮初の生活を送る一方で、多くの魔力を得たアンドリュー。時が満ち、ついにフレインに対し、婚約破棄を言い渡す。
しかし、彼女の左手薬指には『幸運の指輪』がはめられていた。
これは上級聖騎士・エゼキエルが贈ったものだった。彼はフレインの危険を察知。危うい彼女に不安を覚えていたのだ。同時に、アンドリューの動向を注意深く見守っていた。アンドリューには
不自然な点も多く、犯罪に関わっているという噂も耐えなかった。
エゼキエルのおかげで危機を脱したフレイン。二人は深い関係に結ばれ、聖女は約束された勝利を掴む。
文字数 3,383
最終更新日 2023.06.20
登録日 2023.06.20
Aランクに最も近いと言われるパーティー『断空の剣』。
結成五年目である若手パーティーの快進撃を可能にしたのは、メンバーの一人レントのユニークギフト《魔蔵庫》だった。
《魔蔵庫》のスキル【魔力貸与】は、レントの魔力をパーティーメンバーに貸し与えるもの。
レントの人並み外れた魔力量と【魔力貸与】によって、パーティーメンバーは本来数発しか打てないスキルを連発。
強敵モンスターをガンガン倒し、桁外れのスピードで成長してきた。
だが、レントは魔力を貸すばかり、貸した魔力は返ってこない上、直接戦闘ができず、経験値もたまらない。
レント本人にはメリットがまったくなかった。
メンバーたちが急成長する一方で、レントは取り残され、他のメンバーとの差は開く一方だった。
『断空の剣』の三人――幼馴染の男剣士ガイ、同じく幼馴染で元婚約者のミサ、ガイに惚れている回復士のエル。
三人は『魔力回復の腕輪』を手に入れ、用済みとなったレントを追放することに。
ただ追い出されるだけでなく、屈辱的な仕打ちを受けたレント。
心の底から怒り、「俺の魔力を返しやがれッ!」と叫んだことが切欠となり、ギフトが《無限の魔蔵庫》へと進化。
可愛いサポート妖精エムピーと一緒に――。
【強制徴収】で貸していた魔力の取立。
【リボ払い】で利息たっぷりゲット。
【魔力運用】で最大魔力量増加。
【スキル購入】で魔力を払ってスキル購入。
【魔力出納】でリキャストタイムなしでスキル連発。
さらには、仲間に囮にされ、同じくユニークギフトで苦しむ少女と出会い、順調な旅を続けるレント。
一方、元パーティーは返済に追われ、魔力は空っ穴。
スキルも満足に使えず、落ちぶれていく一方。
やがて両者は再会するが、レントは容赦なく取り立てる。
「これは復讐じゃない。正当な取り立てだッ!」
ガイたちが【リボ払い】の恐ろしさに気づく頃には、もう既に手遅れだった。
登録日 2023.08.30
湖で魚を捕って生計を立てているレガルスは、ある日の夕暮れ時に現れた少女に薬を飲まされ、竜になってしまう。少女は竜の姿になったレガルスを見て「小さい」とつぶやいて消えた。
朝になって元に戻ったものの、次の満月にまた竜に。朝になって戻るが、それが続いたレガルスは街へ行って魔法使いに何とかしてもらおうと考える。だが、頼りにならず、別の街まで行こうと考えるものの、先立つものがなくて先延ばしに。
竜になってしまうようになって半年。竜になってしまう直前、ファズリードと名乗る青年が現れる。竜になるところを見られてしまう、と焦るレガルスだが、ファズリードは本物の竜だった。
彼の口から、レガルスをこんな状態にした魔女のことが語られる。
全十八回
「小説家になろう」「カクヨム」にも投稿しています
文字数 67,771
最終更新日 2025.05.18
登録日 2025.05.01
山田次郎21歳、契約社員。
サバイバルゲームチーム「モーニング・フォッグ」のメンバーの一人。
次郎はある朝目覚めると、街中をゾンビが徘徊していることに気がついた。
それも電動ガンから発射されるBB弾で、
ゾンビたちを倒せることにも・・・・・。
その日から、山田次郎と
「モーニング・フォッグ」とゾンビの戦いが始まった―――。
スリル満点の、アクションあり、ホラーありのアクションコメディです。
ホラー小説ですが、笑いあり涙ありのストーリーとなっています。
文字数 5,208
最終更新日 2022.05.24
登録日 2022.05.23
R-20/愛なし/エログロ/暴力/強姦/輪姦/監禁/人体破損/スカ/精神崩壊/etc.
【サディスト総攻】
暴力的に、精神的に、性的に、崩れ落ちていく人間の精神は面白い。
ズタボロに痛め付けられて尚、縋るように、許しを乞うてくるのだ。
まさに苦痛を与えている悪魔に向かって懇願する様は、滑稽としか言いようがない。
「殺してくれ」「助けてくれ」と漏れる悲鳴は、心を酷く揺さぶった。
極道組長の跡取りとしての人生を送る倉本 純(クラモト ジュン)は、頭のネジが何本も外れたサディストだった。
そんな倉本に痛め付けられて精神崩壊する哀れな人間共のお話。
基本総攻、時折受けることもあるかもしれない。
(このお話で出てくる異常性癖)
【サディズム(加虐性愛)】
性的虐待や性的暴力を与える性的嗜好。
【アポテムノフィリア(身体欠損性愛)】
手や足などの四肢を欠損(破壊)しようとする行為への性的嗜好。広義には「アクロトモフィリア(四肢欠損性愛)」に含まれる。
【バイストフィリア(強姦性愛)】
強姦(レイプ)や暴力行為への性的嗜好。レプトフィリアとも言う。
*不定期更新。
異常な性的描写、暴力表現、人体破損表現等、未成年者の方が読むに相応しくない描写が多々あります故、20歳未満の方は、自己責任に於いて判断をお願い致します。
当方では、如何なる不利益を被られましても責任が取れませんので、予めご理解下さいませ。
タイトル横に*印がある頁は性的、暴力的描写を含みますので、お気を付け下さい。
此方の作品は、作者の妄想によるフィクションであり、実際のものとは一切の関係も御座いません。
また、作者は専門家ではありませんので、間違った解釈等あるかと思います。
異常な性癖をテーマにしたお話の一つとなり、この作品では他者に苦痛を与えることで性的快感を得る異常な男を軸に展開しております。
何でもありな異常性の強いお話になります。
愛なし恋愛要素も皆無、ただ只管に狂った男が欲望の赴くままに好き勝手やらかすヴァイオレンスな内容です。
苦手な方は読まれないことをオススメ致します。
以上のことご理解頂けたらと思います。
文字数 20,155
最終更新日 2019.06.07
登録日 2018.07.11
ラストの素材は『ラプンツェル』!――『ドス黒なずみ童話』5本目
ドス黒なずみ童話のラスト5本目の素材は、「ラプンツェル」です。
いろいろツッコミどころ満載であり、ショートショートのくせに前後編の2話に分かれての更新です。
後編ですが、2019年7月17日(水)までにはアップできるよう頑張ります。
★1本目★
【ややホラー風味な】ドス黒なずみ童話 ① ~どこかで聞いたような設定の娘とのお喋り~【ショートショート第40弾】
⇒https://www.alphapolis.co.jp/novel/599153088/294278058
★2本目★
【ややホラー風味な】ドス黒なずみ童話 ② ~どこかで聞いたような設定の娘の眠り~【ショートショート第41弾】
⇒https://www.alphapolis.co.jp/novel/599153088/515279614
★3本目★
【ややホラー風味な】ドス黒なずみ童話 ③ ~どこかで聞いたような設定の兄妹たちのお使い~【ショートショート第42弾】
⇒https://www.alphapolis.co.jp/novel/599153088/949280694
★4本目★
【ややホラー風味な】ドス黒なずみ童話 ④ ~どこかで聞いたような設定の少女の失踪~【ショートショート第43弾】
⇒https://www.alphapolis.co.jp/novel/599153088/459283745
本作は「カクヨム」「小説家になろう」「アルファポリス」の3サイトで公開中です。
なずみ智子の【ホラー風味なショートショート】とかのネタバレ倉庫も用意しています。
⇒ https://www.alphapolis.co.jp/novel/599153088/606224994
★リアルタイムでのネタバレ反映ではなく、ちまちま更新予定です。
文字数 38,122
最終更新日 2020.12.31
登録日 2019.07.14
吉原の遊郭・峯屋で一二を争う遊女・涼香と朝霧はある夜、表からじっと中を睨む男・伊三次に気付く。
天真爛漫、怖い物知らずの涼香は真っ向から睨み返し、見事撃退。客からやんやの喝采を浴びた。
当時、涼香は豪商・常盤屋に見初められ、身請けが決まって順風満帆の勢いだ。
伊三次が自分の馴染み客・巳代松の知人で飾り職人と知った朝霧は、微かな嫉妬をはらすべく、悪戯を企む。
常盤屋から涼香が貰った銀簪を盗み、代りの簪を作るよう涼香が伊三次へ頼むしかない状況へ追い込んだのだ。
密かに会った二人は話が全くかみ合わず、隠し部屋に潜む朝霧を大笑いさせる。
だが廓を睨む行為が伊三次の修行の一環と知った涼香は、そのひたむきな態度に惹かれ始める。
伊三次も又、廓で純真な心を保つ涼香に惹かれ、彼女の簪作りへ魂を込める。
常盤屋に身請けされる日が迫っても不器用な恋の炎は燃え盛る一方。
責任を感じ、朝霧と巳代松は二人の為に奔走するのだが……
〇エブリスタ、ノベルアップ+、小説家になろう、にも投稿しております。
文字数 17,957
最終更新日 2022.06.19
登録日 2022.06.12
急激な海面上昇と共に現れた巨大な深海魚、世界中のどの図鑑で調べても乗っていないその怪獣とも呼ぶべき存在には地上の兵器では殆ど傷をつけるすら出来ず、人類は成す術も無く大きくその数を減らし海という大きなインフラを失う事になる。
このまま滅ぶのをただただ待つだけかと絶望の闇を心に落とした人類だったが、新たな海の支配者はある時突然深海へと沈んでいきその後数十年に渡って姿を現す事は無かった、その間に人類は再び巨大な深海魚による侵攻を事前に阻止する為に深海研究に力を注ぎ世界中の深海に観測所を設置した。
しかし既に数年間深海魚が現れなかった事で人類の心にはもうあんな怪獣は現れないのではないかという根拠の無い余裕が生まれ、命の危険のある観測所へ観測員として着任する事を希望する者は減っていき……このままでは次に深海魚が現れた際に人類は滅んでしまうと危惧した日本が新たに法律として制定したのは『ある条件』を満たしている人物を全国民の中から無作為に選び、一年という任期を定めて観測員とする事だった。
不幸にも白羽の矢が立った日々の中で小さな変化を見つける事を楽しみとしていた男は今日もコンビニで新商品と書かれたシールの貼られた変わり映えのしない商品を手に、いつも通りの日常を歩んでいた。
登録日 2022.07.27
理不尽な烙印を押され、愛したはずの婚約者から突きつけられる、突然の婚約破棄。
華やかな夜会で、卒業パーティで、衆人環視のなかで断罪される令嬢たち。
しかし、それは決して物語の終わりではありません。
偽りの愛に別れを告げたとき、本当の運命が幕を開けるのです。
涙の数だけ愛される、美しく気高き令嬢たちの幸せな逆転劇。
スカッとする運命の逆転と、心満たされる極上の愛が詰まった、短編集。
文字数 209,985
最終更新日 2025.06.24
登録日 2025.06.08
『Mimosa』は、沙織という女性の内面の葛藤と成長を描いた物語です。物語は彼女が過去を振り返り、今の自分を受け入れる過程を描いており、人生における傷や苦しみ、そしてその中で見つける希望と生きる力をテーマにしています。
主なテーマ
1. 過去と向き合う
沙織は「もし過去の自分に一言かけられるとしたら?」という問いに対し、過去の苦しみを忘れずに生きる大切さを実感しています。彼女が抱えてきた痛みや涙は、単に時間が解決するわけではなく、笑顔を積み重ねることでしか乗り越えられないことに気づいていきます。
2. 大人になることの現実
沙織は、大人になったからといってすべてがうまくいくわけではないことを理解しています。努力が報われるとは限らず、現実の厳しさや理想と現実のギャップに向き合いながら、前に進んでいこうとしています。
3. 傷と癒し
「傷は時間で癒えるわけではなく、笑顔をどれだけ上書きできるかだ」という言葉に象徴されるように、沙織は傷を抱えながらも、それを癒す方法として笑顔を選びます。時間が過ぎるだけでは傷が癒えないというリアルな認識が、彼女の成長を描いています。
4. 信じることの難しさ
現代社会で、心の底から人を信じることや人生を賭けることが難しいと感じる沙織。しかし、それでも信じることを捨てられず、信じることで自分の人生に意味を見出そうとしています。
5. 生きる力と希望
最終的に、沙織は自分の居場所を見つけ、過去の傷と向き合いながらも前に進む決意を固めます。彼女の歩みは、春の光のように希望に満ちており、小さな一歩でも確かに未来へと向かっていることを示唆しています。
文字数 1,943
最終更新日 2025.07.19
登録日 2025.07.19
72歳、童貞、友達ゼロ。
加賀見春男の人生は、何も始まらないまま終わった。
最後の言葉は「ハーレム……したかったなあ……」。
誰にも看取られず、誰にも惜しまれず、孤独死。
——目を覚ますと、異世界の赤ん坊になっていた。
前世の記憶は全部残っている。おまけに「成長速度が異常に速い」チート能力まで授かった。
「今度こそ、全力で生きる。全力でモテる。全力でハーレムを作る!」
コミュ障? 関係ない。努力でカバーする。
ビビり? 知ってる。でも要所では逃げない。
スケベ? 当然だ。それが原動力だ。
幼なじみの金髪美少女・ティナ。
喧嘩ばかりの戦友系黒髪・サヤ。
癒し系で芯の強い治癒師・ミリア。
政略結婚から始まる銀髪王女・セレスティア。
正妻1人、側妻3人。
4人のヒロインと、笑って、泣いて、怒って、抱き合って——「家族」を作る物語。
だが世界は甘くない。
国同士の戦争。暗躍する魔王軍。神々の思惑。
「ハーレムを守る」ためには、世界規模の敵と戦う力が必要だった。
妻たちの嫉妬、すれ違い、和解。
子どもたちの成長、反抗、巣立ち。
そして——老いていく自分と、次世代への継承。
これは、幼少期から老年期、そして死後まで。
一人の男の「二度目の人生」を丸ごと描く、壮大な転生ハーレム叙事詩。
前世で何も手に入らなかった男が、今度こそ——
これは、二度目の人生で“満足して死ねる男”になろうとする、誠実で不器用なハーレム英雄譚。
登録日 2025.12.11
家と家族は世界そのものだった子どもの頃、いじめられっ子だと気付かず育ち楽しくない毎日に十分満足させられてた女の子が成長して親になる話
文字数 2,001
最終更新日 2019.03.09
登録日 2019.03.08
世界中の戦争に横やりを入れて回り、人類を恐怖のズンドコに叩き落とした異形のドラゴン・クリムゾン。その力を恐れた人類はついには戦争自体をやめてしまった。戦う相手を失ったクリムゾンは自身の行いを悔やみ、深い海の底で眠りについたのだった。
クリムゾンの悪行が忘れ去られ、世界が再び戦禍に満ち溢れる事を夢見て―――。
そして数千年の時を経て目覚めたクリムゾンは、その思惑通り世界から忘れ去られていた。
クリムゾンは以前の失敗を繰り返さないためにも戦う相手は選ぶことにしたが、その方法が思いつかなかった。世界最強のドラゴンはバカだったのだ。
そこでクリムゾンは自分の代わりに作戦を立ててくれる眷属(子供)を産んだ。この眷属こそが本作主人公のクリムである。
クリムがクリムゾンの対戦相手を探しながら、一風変わった世界を旅する人外旅情ファンタジーここに開幕。
カクヨムとノベプラでも連載中です。
文字数 29,449
最終更新日 2022.03.25
登録日 2022.03.24
赤い月がのぼるとき、魔法師のためだけのすばらしい夜が幕をあける!
「さあ、ポインセチア。
いつものように、お前の大好きな昔話をしてあげよう。
赤い満月の夜に行われる、魔法師のための祭典。
そのはじまりの物語を」
赤い月が笑う夜。
魔法師たちのための、一夜のみの大魔法戦争がはじまる。
黄金の月は、非魔法師のための月。
赤い月こそ、魔法師のための月。
大魔法戦争が行われる一夜には、ふたつの月が空に浮かぶ。
誰が赤い月を、いつ浮かべたのかはわからない。
赤い月には魔力がある。
月は、魔法師たちを見守っているのだ、といわれている。
月が、悪い魔法師をやっつけてくれているともいわれている。
ポインセチア・プリンガレットは、月光に透ける銀色のセミロングに、夏の海を映したような瞳を持ち、まるで、セルロイド人形のような見た目だといわれる。
まあ、最後にいつも、よけいな一言をつけくわえられるのだけれど。
「プリンガレットの跡取りはしゃべらなければ、とても美しい娘なのになあ」
だが、そんなものは、ポインセチアのつややかな心に、一太刀もいれることなどできない。
ポインセチアには今、その心をしめてならないものがあるだから。
ついに、はじまったのだ。
「大魔法戦争!!!!!
きたのだな! ついに!
この、ポインセチア・プリンガレットの時代が!」
ポインセチアは、貴族風のよそおいを着こんだ上から、紺色のローブを羽織った。
プリンガレット家に由緒正しく伝わる、伝統の衣装。
これぞ、魔法師基本のよそおい。
「大魔法戦争で、蜜の紋章を勝ち取るのは、この私だ!」
この大魔法戦争に勝ち残った魔法師は、「願いごとをひとつだけ叶えられる」。
ポインセチアには、ぜったいに叶えたい願いがあった。
それは、「宇宙一の魔法師になって、歴史上にポインセチア・プリンガレットの名を刻み、魔法史学の教科書に載ること」!
「うちのおじいさまなんかよりもすごい魔法師になるんだ。
高みを目指すものに、運命はほほ笑む。
私は、歴史に名を残す大魔法師になる!」
今ここに、
ポインセチア・プリンガレット最強魔法師物語がはじまろうとしていた!
表紙イラスト ノーコピーライトガールさま
文字数 67,506
最終更新日 2025.07.11
登録日 2025.07.01
奴隷として売られた小さな森人ナユタナは、英雄と呼ばれる大男ユトロに買われ、その屋敷へ迎え入れられた。
だがその男は、彼女を奴隷として扱わなかった。
閉ざされた森域しか知らなかったナユタナにとって、外の世界は驚きと不思議に満ちていた。
人族、竜族、鍛冶族──
種も姿も異なる者たちが共に暮らすこの屋敷で、文化や習性の違いに触れながら、ナユタナは少しずつ世界の広さを知ってゆく。
臆病だが好奇心は尽きぬ森人と、どこか不器用な豪腕の大男。
彼らの周囲で紡がれる、愉快で奇妙で、どこかあたたかな日々。
異なる種族が織りなす“見聞の物語”が、月夜の森の彼方より、そっと幕を開ける。
※本作は独自の月と暦の設定を用いています。
文字数 155,337
最終更新日 2026.06.21
登録日 2025.09.25