「貴」の検索結果
全体で13,748件見つかりました。
スカーレット・ジンデルは伯爵令嬢だが、伯爵令嬢とは名ばかりの貧乏令嬢。
他の令嬢達がお茶会や夜会に勤しんでいる中、スカーレットは領地で家庭菜園や針仕事などに精を出し、日々逞しく慎ましく暮らしている。
そんなある日、何故か公爵閣下から求婚されて――。
※こちらの作品は『小説家になろう』にも投稿しています
文字数 7,016
最終更新日 2021.05.13
登録日 2021.04.25
結局のところ、貴族令嬢の運命など後ろ盾次第だ。
幼くしてお母様を亡くし、公爵だったお父様を12歳で亡くして5年。
わたし、公爵令嬢フェリシア・ストゥーレは、よく持ちこたえた方だと思う。
婚約者の第3王子に婚約破棄を突きつけられ、お飾り同然の結婚をしたわたし。
嫁ぎ先から向かったのは、亡き両親の眠る辺境の地。
3年ぶりに眼鏡をかけ、大好きな本に囲まれて過ごすうちに、どうやら、わたしは夫に溺愛されているらしい。
けれど、生憎とわたしはまったく気付かない。
なぜって?
本が面白くて、それどころじゃないから!
これは、亡き両親の墓守をしながら、第2の人生を謳歌しようとした公爵令嬢の物語。
......え? 陰謀? 何か企んでるんじゃないかって?
まさか、まさか。
わたしはただ、静かに暮らしたいだけですのよ?
文字数 32,382
最終更新日 2025.03.28
登録日 2025.03.24
フィルドール子爵家に生まれた私事ミラ・フィルドールには、憧れの存在で、ずっとお慕い申していた、片思いのお相手がいるのです。
そのお方の名前は、公爵・ル・フォード・レリオ様、通称『レリオ公爵様』と人気の名高い彼はその若さで20と言う若さで、お父上の後を継ぎ公爵と成ったのですが、中々に冷たいお方で、営業スマイルを絶やさぬ表の顔と、常日頃から、社交辞令では分からない、裏の顔が存在されていて、そんな中、私は初めて出たお披露目の舞踏会で、なんと、レリオ公爵様とダンスをするという大役に抜擢されて、ダンスがうまくできればご褒美を下さると言うのだけれど?
私、一体どうなってしまうの?!
文字数 51,539
最終更新日 2023.05.30
登録日 2023.05.22
1話で完結します。
文字数 1,741
最終更新日 2022.04.05
登録日 2022.04.05
「お父様、今、なんと仰いました?」
コルベット伯爵令嬢、アデル・コルベットは午後の優雅なティータイムの席で声を上げた。
聞けば今際の際にあると噂の第三王子との結婚が決まった、と。
アデルは仕事が続けられなくなるのではと焦る。
彼女‥いや彼らコルベット伯爵家は暗殺・間諜のスペシャリスト集団≪梟≫の筆頭なのだ。
アデルはこの仕事を辞める気なんてさらさら無い。
その夜任務からの帰りで謎の手練れ男から襲撃を受けるアデル。
応戦すると、あっさりと手を引いて帰って行った。
謎の男を気にしながら次の日の朝父の書斎へ向かうと、一人の青年が。え?第三王子ジルベルト・ヴィン・クリーフ殿下ですか?とても病弱には見えない程健康そうですね。えっ、昨日の手練れ男は貴方ですか?
「アデル嬢、≪梟≫として俺と共に、王家を裏から支えて欲しい」
「しかと承りましたわ、殿下」
こうして、アデルと第三王子は政略結婚をする事になった。
最強夫婦バディが織りなす刺激的な物語。
腕は一流、恋は奥手な主人公夫婦がゆっくりと愛を育みます。
※一部残酷な描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうさんでも同名にて連載しております。
文字数 48,153
最終更新日 2023.04.13
登録日 2023.03.31
「ヴィラ、貴様との婚約を破棄する!」
きらびやかな夜会の中心で、第一王子ジュリアンから身に覚えのない罪を突きつけられた公爵令嬢ヴィラ。周囲が嘲笑し、悲劇のヒロインになるかと思いきや――彼女の視線は、目の前の「限定ピスタチリームース」に釘付けだった。
「……あと一口だったのに!」
嘆くポイントを完全に間違えたまま、ヴィラは手際よくケーキをシルクのハンカチで包み、堂々と宣言する。
「断罪は結構ですが、お土産はいただきますわ!」
文字数 62,581
最終更新日 2026.01.21
登録日 2026.01.21
2人の女性にお話しを伺ってまいりました。
え?偽造ではないかって?
そうおっしゃると思いまして、隣国で開発された記録水晶を使用しております。
ええ、貴方様もそれが一度きりの使用しかできず、しかし信頼性の高いものであることはもちろんご存知のことかと思います。
国王両陛下にもご確認いただいておりまして、ご承認もいただいておりますので公式記録となります。
公式記録ですので、公文書課の文官にも立ち会いをいただきております。
ここまではご納得いただけましたか?
はい、ではご覧いただきましょうか。
※作者個人の見解をもとに作成された内容です。
批判等はご容赦ください。
文字数 2,452
最終更新日 2023.09.01
登録日 2023.08.31
女神ラビスを信仰しているラビス教本部のある『神国 サンクレア』は、女神の加護を受けた『四聖女』と呼ばれる四人の聖女がおり、四聖女が大地に実りを、国の平和を祈りそれを実現することで国が繁栄してきた。
聖女らには一人につき一人ずつ『聖騎士』と呼ばれる武と人格に優れた者が護衛につく。
その聖騎士の一人であるカイは、護衛対象である聖女イリスと恋に落ち、恋人同士となり将来を誓い合っていた。
だがイリスはサンクレアを襲った未曾有の危機『最後の抵抗』と呼ばれる魔族の大群の襲撃時に、体が衰弱し続け、長く生きられなくなる呪いを受けることになる。
呪いを解くためにはラビス教では禁忌とされている呪術による解呪が必要となるが、聖騎士としての矜持を捨ててまで呪術に頼りイリスを救おうとしたカイを聖騎士仲間であるハルトが立ち塞がり、戦いの中でイリスは命を散らしてしまう。
絶望に打ちひしがれたカイだったが、そんな彼の元に怪しい男にやってきた。
「貴方の恋人を生き返らせる方法があると言ったら、どうしますか?何でもしますか?」
見るからに怪しい男だったが、カイは即座に何でもすると答えた。
男の言うイリスを生き返らせる方法は、聖騎士としての矜持を捨てるどころか、かつての仲間含めサンクレアそのものに刃を向ける非情たるものだった。
闇堕ちした元聖騎士カイは最愛の恋人を生き返らせるため、躊躇うことなく悪の道を歩むことにしたのだった。
※残酷描写有り
文字数 210,981
最終更新日 2024.05.17
登録日 2022.11.14
ロサンゼルスの片隅で暮らす大学生サマンサ。彼女は大学の映画製作企画で美青年ネルに出会う。
彼の貴族出身ゆえの気品とその人間離れした美しさ、完璧さに惹かれるサマンサ。しかし、ネルにはルシアンという異様なほど妖艶な恋人がいた。
過去や家から逃げるように生きる二人の静かな光は、彼女の世界をひそやかに揺さぶっていった。
物語は、サマンサの視点から始まり、やがて時は遡ってネルとルシアンの出会いから初夜までを描く章へ。
幼い頃から「完璧」を演じてきたネルと、ジェンダーの枠を軽やかに飛び越えるルシアンが互いの孤独を映し合い、やがて家庭を築いていく軌跡が語られる。
続く章では、第一子エヴァの誕生、
そして第二子フェリックスが生まれ、彼がフィッツロイ公爵家の跡継ぎとなるまでを静かに綴る。
時は流れ、エヴァとフェリックスの思春期から結婚、
新しい家族を築く未来へ──。
血のつながりや世間からの視線に翻弄されながらも、それぞれが自分の「生きたいかたち」を選び取っていく。
痛みと再生、そして愛の多様性を描く現代ファミリーロマンス。
※本作は
『愛してる、と言って死んで』
『忘れられた面影』
『紅き再誕-朝焼けに君を見た-』
の登場人物たちが、もし「同じ時代」に生まれ、現代社会を「人間として」生きていたら……という、セルフ二次創作的なパラレル作品です。※単独で読めます。
『忘れられた面影』と『紅き再誕-朝焼けに君を見た-』の登場人物が、『愛してる、と言って死んで』のヒロイン・サマンサと同世代として登場しますが、本作単体でお楽しみいただけます。
シリーズを知らない方も、現代を生きる若者たちの痛みや愛を描いた独立した物語として読んでいただけるよう構成しています。
フルハウスなどの海外ドラマを彷彿とさせるような雰囲気で、明確な起承転結や救済のあるストーリーではありませんが、それぞれの「ゆがみ」と「祈り」に、どこか心の片隅をかすめるようなものがあれば幸いです。
BLでも百合でもないですが、BLや百合が好きな方向けの内容です。
海外ドラマ風
女装男子
男装女子
男の娘
三角関係
毒親
いじめ
摂食障害
過食嘔吐
メンヘラ
ヤンデレ
文字数 111,693
最終更新日 2026.05.02
登録日 2025.09.17
全ては勘違いから始まった。
私はこの国の王子の一人であるラートウィンクルム殿下の婚約者だった。だけどこれは政略的な婚約。私を大人たちが良いように使おうとして『白銀の聖女』なんて通り名まで与えられた。
けれど、所詮偽物。本物が現れた時に私は気付かされた。あれ?もしかしてこの世界は乙女ゲームの世界なのでは?
関わり合う事を避け、婚約者の王子様から「貴様との婚約は破棄だ!」というお言葉をいただきました。
竜の谷に追放された私が血だらけの鎧を拾い。未だに乙女ゲームの世界から抜け出せていないのではと内心モヤモヤと思いながら過ごして行くことから始まる物語。
『私の居場所を奪った聖女様、貴女は何がしたいの?国を滅ぼしたい?』
❋王都スタンピード編完結。次回投稿までかなりの時間が開くため、一旦閉じます。完結表記ですが、王都編が完結したと捉えてもらえればありがたいです。
*乙女ゲーム要素は少ないです。どちらかと言うとファンタジー要素の方が強いです。
*表現が不適切なところがあるかもしれませんが、その事に対して推奨しているわけではありません。物語としての表現です。不快であればそのまま閉じてください。
*いつもどおり程々に誤字脱字はあると思います。確認はしておりますが、どうしても漏れてしまっています。
*他のサイトでは別のタイトル名で投稿しております。小説家になろう様では異世界恋愛部門で日間8位となる評価をいただきました。
文字数 157,065
最終更新日 2021.09.29
登録日 2021.08.27
広大な領地を持つ名門貴族のネリム家には、二人の姉妹がいる。
知的で凛とした姉のアンジェラ。ふんわりとした印象を与える愛らしい容姿の妹リリーナ。
二人は社交界の間では美人姉妹と有名で、一見仲睦まじく見える。
でものリリーナは、姉の物をなんでも欲しがる毒妹で、とうとうアンジェラの婚約者セルードまで欲しいと言い出す始末。
そんな妹を内心忌々しく思っていたアンジェラであるが、実はセルードとの婚約は望まぬもの。これは絶好の機会とあっさりリリーナに差し出した。
……という一連の出来事を侍女に面白おかしくアンジェラが語っているのを、リリーナとセルードが運悪く立ち聞きしてーー
とどのつまり、タイトル通りのお話です。
文字数 18,567
最終更新日 2021.08.25
登録日 2021.08.19
美しい貴族の令嬢である婚約者を捨てた愚かな王子の末路は……とんでもないものでした。
文字数 1,241
最終更新日 2023.08.10
登録日 2023.08.10
ルフィル・シーラルはかつて天才魔導師と呼ばれていたアシェルト・フェルナンデスに弟子入りした。
ルフィルがアシェルトを初めて見たのは六歳のとき。
建国記念日で行われた魔法演舞で彼の魔法を見たときに、あまりの美しさに感動したのだ。
魔法演舞を行っていたのは魔導師団だということを知り、必死に勉強し、十六歳の年にルフィルも魔導師団に入団することが出来た。
しかし、そこに彼の姿はすでになかった。
彼が魔導師団を辞めた理由……
それは『恋人が死んだ』からだった……
ルフィルはなんとかアシェルトを探し出し、弟子入りするも、アシェルトはいまだに過去を引き摺っていた。
ルフィルは恋人の死に囚われたままのアシェルトを解き放つことが出来るのか……
弟子の切ない片想い。過去の恋人を忘れられない天才魔導師。
不器用な二人の恋の行方は……
※R15指定は念のためです。
※登場人物は貴族ですが、貴族設定はゆるゆるです。
※こちらの作品は小説家になろう、カクヨムにも掲載中。
※完結保証。
文字数 92,733
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.01.31
異世界の貴族の屋敷に閉じ込められた少女アリエルは、外の世界から切り離され、8年間物置小屋で孤独に過ごしてきた。彼女の髪は灰色で、両親からは「異端」として扱われ、虐待を受けていた。ある日、彼女は前世の記憶を思い出し、自分が日本から転生したことを理解する。彼女は魔法を使う能力を持っており、「生活魔法」を駆使して身体を清め、健康を促進することに成功する。
アリエルは周囲の植物を育てる魔法を使い、食料を得ることにも成功。苛酷な環境から脱出し、両親に復讐しようと決意を固める。彼女は魔法の力を利用して、徐々に自分自身を成長させて行くのだった。
文字数 83,800
最終更新日 2025.04.20
登録日 2024.10.20
ヴァイオレットは前世を思い出し、自分はある漫画に出てくる悪役で最後は男主人公に殺されてしまうことを思い出す。
その漫画では、ロードとリテーナの2つに分かれており、ロードは主人(あるじ)であり、契約したリテーナを従える者。そしてリテーナにとっての絶対君主となる。ロードは大抵が高位貴族に多く、ヴァイオレットもロードであった。
漫画の内容は、ある侯爵家の娘でロードであるローズ・サイレントと子爵でリテーナであるダリル・ソートが恋に落ち幸せになる物語で、ヴァイオレットはローズを殺そうとして失敗し、ダリルに殺されるというものだった。
もともとダリルのロードであったヴァイオレットは、そんな結末を迎えたくないとすぐに契約を解消しようと話すも、ダリルが急に怒りだして・・・?
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暇つぶしに読んでいただけると嬉しいです😊
文字数 7,205
最終更新日 2022.04.04
登録日 2022.03.19
魔法がある世界で生まれ育ったサラは、とあるきっかけで冒険者に憧れる。
冒険者になるために名門校といわれる王都のオーレ学園に入学し、周りが貴族だらけという環境の中、平民でありながらも優秀な成績をおさめ、そして卒業。さぁ冒険者として活動しようじゃないかという中、聖女じゃなければ倒せないと言われる魔物が現れた。
え?ソロで活動しちゃダメ?地元の同年代の人達はもうパーティー組んでいるし、そもそも実力とランクが合わない為にパーティーを組めない。一体どうやって活動していけばいいのよ!と悩んだサラの前に、学生時代のライバル…いや師匠ともいえる人が現れた。
一緒にパーティーメンバーとしてクエストやってくれるの?嬉しい!…ってアンタ騎士団所属じゃん!冒険者じゃないじゃん!…うえええ、いいの!?どうなってんだ騎士団……まぁこれからよろしくね!
といった感じで冒険者になったサラと騎士団に入った男の子とのラブコメを目指しつつ、世界を平和に導く?物語です。
続きを読みたいと思っていただけたら、是非ともお気に入り登録していただけると嬉しいです!
長編への挑戦なので、応援していただけると作者のモチベーションも上がりやすくなりますので、どうぞよろしくお願いします!
また投稿するまでの間に30万文字分は書いている為、ストックが尽きるまでに完結迄目指して毎日投稿していきますので、どうぞよろしくお願いします。
一話につき4000文字を超えないように調節してみましたが、文字数が多く感じられましたらすみません。
投稿時間は朝と夜の6時に更新するよう設定しています。
完結までの大体の流れは決めていますので、完結は保証させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
文字数 676,475
最終更新日 2025.06.28
登録日 2024.11.30
パトリシアは地味ながらも、通称バラ騎士と呼ばれる華やかな近衛に入隊することができていた。そこで日々気になるのは自分を冷たく見つめる男の瞳。貧乏貴族である事からいい思いなどしてこなかったパトリシアは、悪い方にか事態を捕えられない癖がついているのだが……貧乏かつ地味が特技な女性と、騎士兼王子の物語。
異世界が舞台なので魔力的な要素が出てきます。
文字数 144,996
最終更新日 2017.10.10
登録日 2017.03.13
「たとえこの名を失おうとも、貴方との出会いが無くなろうとも、貴方が生きれば、それでいい」
人と獣人の共存を夢見た王子クラウスは、ある夜、何者かによって命を奪われた。
彼を守るはずだった近衛騎士・ルイーゼは、我が身を差し出し『魔女』と契約する。
代償は名、記憶、そして人間であること。
幾度も死に戻りを繰り返し、彼の命を救うたった一つの可能性を、執念のように追い続ける。
世界が狂おうと、理想を歪めようと、彼が生きてさえいればそれで良かった。
魔女は老いない。
魔女は泣かない。
魔女は、唯一人の為に、全てを滅ぼす。
これは、騎士が魔女になるまでの物語。
そして、魔女が騎士だったことを忘れていく物語。
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◼︎ 一途な近衛騎士ヒロインが、護るべき主の死を回避するために、何度も死に戻りを繰り返す話です。
◼︎ 獣人差別が蔓延る国で、武器を開発し、政敵を排除し、主が死なない理想の国家を目指します。
◼︎ 大切な主への激重執着心から我が身を顧みないヒロインと、愛する女に傷付いて欲しくない男との、国を巻き込んだすれ違い両片思いです。
※ 流血や死に関する表現が登場します。
※ ヒロインが人を殺める表現があります。
※ 人身売買や虐待に関する表現があります。
※ 一部残酷な描写を含みます。
※ 最終話まで執筆済。全23話。
※ 他サイト(小説家になろう、カクヨム)でも編集版を掲載予定です。
文字数 134,954
最終更新日 2025.05.05
登録日 2025.04.17
ブラウンティ公爵令嬢マリアンは、幼い頃から王太子エドワードの婚約者として育てられてきた。
王妃教育を受け、王宮で穏やかな日々を送っていた彼女だったが、王子は突然、王立学院の舞踏会で婚約を破棄する。さらに父である公爵は叛逆の罪を着せられ、彼女の人生はすべて崩れ去った。
裏切り、陰謀、そして王宮を襲う異形の災厄――
絶望の果てに命を落としたはずのマリアンは、気づくと数年前へと戻っていた。家族を救い、破滅の未来を変えるため、彼女が選んだ道はひとつ。
それは、未来の王になるかもしれない青年――
「盲眼の賢者」と呼ばれる新興貴族、インスタ伯爵ティムとの契約結婚だった。
だがマリアンはまだ知らない。この王国の崩壊も、赤い薔薇の秘密も、そして世界を覆う神々の陰謀も。
これは、王国が滅びる最後の一週間へと至る物語。
*本作品には複数のパートナー関係や、GL・BLの描写が含まれています。苦手な方はご注意ください。
文字数 102,790
最終更新日 2026.04.14
登録日 2026.03.01
大国ブローディア。
魔力を持つ者だけが産まれるとされる国。
その魔力を武器に世界随一の強国としてのし上がったブローディアは、魔力の多い者こそが強者であり、また地位の高い者であるとされてきた。
その中でも最も魔力の多い一族である王家。魔力の多い者同士が婚姻を繰り返し、純粋培養された高貴な血から、「忌み子」が産まれる。
彼女の名は、マーガレット。
産まれながらにして魔力を持たない「忌み子」であった彼女は、両親や周囲の人間から酷く嫌われ、孤立する。
そんなマーガレットが17歳になったある日、久しぶりに王宮に呼ばれたかと思えば、政略結婚の話であった。
相手は南にある弱小国、マハナの王子。
「出来損ない同士、お似合いだ」
そう笑う両親に、生まれて始めて彼女は刃向かった。
「見てなさいよ、このデブ共! 私はあの国で絶対に幸せになってやるわ!」
一人ぼっちの彼女は船に乗り、見知らぬ土地へ向かう。
ーー幸せになるために。
文字数 94,897
最終更新日 2023.03.19
登録日 2021.04.04
