「奇」の検索結果
全体で8,195件見つかりました。
文字数 214,012
最終更新日 2026.07.06
登録日 2023.04.10
ベッキーは認めて欲しかった。
自分の努力を、頑張りを、出したその結果を――ただ、認めて欲しかった。
聖紋章術というものがある。
それはどのようなものであっても、聖なる加護を附与できる附与術の一種であり、使う人間は紋章師と呼ばれた。
紋章師は国王に仕える優秀な魔導師だ。
紋章師になれば『伯』という一代限りの爵位が与えられ、貴族になることもできる。
だからこの国の魔力を持つ人間はみんな、紋章師を目指した。
ベッキーも若くしてこの紋章師になった才媛の一人だった。
しかし、自分がいくら頑張って成果を上げても、それはコンビを組んでいる相方の聖女マリーの手柄にされてしまう。
女神様に選ばれたマリーの魔力は強くて偉大だ。大抵の傷跡を奇跡で癒してしまう。
だが、マリーの癒しが施されるのは貴族や偉い人ばかりで、平民はみんなベッキーが頑張って癒してきた。
マリーが一人癒せば、ベッキーは十人を癒した。
「……報われない」
自分の仕事量が聖女より多いのに、世間は彼女を評価してくれない。
そして、婚約者は自分よりも魅力のある聖女へと、心を移してしまった。
ベッキーはいつしか、自分だけを見てくれる、認めてくれる誰かを探していた。
不定期更新です。
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文字数 4,030
最終更新日 2022.06.16
登録日 2022.06.16
辺境の小国で育ち、王女でありながら冷遇され続けてきたセレスティア。
ある日、彼女は父王の命令で、圧倒的な軍事力と権威を誇る隣国・シュヴァルツ公国の公子ラウルとの政略結婚を余儀なくされる。周囲は「愛など得られない」と揶揄するばかり。それでも彼女は国のために渋々嫁ぐ道を選んだ。
ところが、ラウルは初対面で「愛を誓う気はない」と冷たく言い放ち、その傍らには“奇跡の力”を持つと噂される美貌の聖女・フィオナが仕えていた。彼女は誰はばかることなく高慢な態度を取り、「ラウルを支えるのは聖女である私」と言い放つ。まるでセレスティアが入り込む隙などないかのように──。
だが、この“奇跡”を振りかざす聖女には大きな秘密があった。実はフィオナこそが聖女を偽る“偽りの存在”だったのだ。政略結婚という不遇の境遇にありながらも、セレスティアは自分の誇りと優しさを武器に、宮廷での地位を切り拓こうと奮闘する。いつしかラウルの心も、彼女のひたむきさに揺れ動き始めるが、フィオナの陰謀や、公国の権力争いがふたりを大きな危機へと導いてしまう。
「あなたが偽物だって、私が証明してみせる。私の運命は、私自身が切り開く──!」
高慢なる“偽りの聖女”に対峙するとき、セレスティアの内なる力が目覚める。愛と陰謀が渦巻く華麗なる宮廷で、彼女が掴む未来とは? 運命を変える壮大な恋物語が、いま幕を開ける。
文字数 64,830
最終更新日 2024.12.31
登録日 2024.12.31
人に対して持つ負の感情。これに侵されたものは『人ならぬもの』と化す。不思議な力を持つ黒川皐月は、その力をもって、『人ならぬもの』つまりは妖怪と化したものを、地獄へと送り届ける執行人であった。*本作は以前連載していた『姦~霊能三姉妹の怪奇事件簿~』のリマスター版です。
登録日 2014.05.18
死は終わりじゃない。ただの「お着替え」星屑たちが紡ぐ命の壮大なリレー
「死は、決して怖いものではない。終わりではなく、大いなる循環の一部だから」
エウロパ大陸の片隅でパンを焼いていた老人は、穏やかな死を迎えた後、トウキョウ湾を舞う一羽のウミネコになった。
嵐の中で命を落とした後は、川底を転がるただの小石になり、長い時間を経て、やがて新しい命の「心臓の一部」として生まれ変わる——。
これは、特定の主人公が世界を救う物語ではありません。
「一つの命(あるいは原子の集合体)」が、人間、動物、そしてただの物質へと形を変えながら、地球という壮大な舞台をぐるぐると巡り続ける転生ファンタジーです。
時にシリアスに、時にコミカルに。泥臭くも愛おしい命のバトンタッチ。
私たちが生きて、死んで、また何かに混ざり合う。その途方もない奇跡と安心感を、優しい筆致で描きます。
隙間時間にサクッと、そして深く味わえる「命の連作短編」をお楽しみください。
登録日 2026.03.03
『私、剣道で日本一になる』
全国優勝を目指して、日本屈指の強豪高校、紅(くれない)高校に進学したセナ。中学時代は自信を失うことのなかったセナだったが、全国から集まったの天才剣士達には歯が立たず、勝負の厳しさの中で自分の夢を失いかけてしまう。そんな時に拾ったのは『あなたの望み叶えます』と書かれた奇妙な手帳だった。。。
文字数 763
最終更新日 2019.03.06
登録日 2019.03.06
桜の満開と共に新たな世界へ旅立つ咲花桜(さきばなさくら)。そこは平穏か、怪奇か───。
親友の鳥居アカネ(とりいアカネ)と共に入学式に向かう矢先、恐ろしく美しい光景に出会う。それは幸運か、絶望か。
日常と非日常が織り成す現代ファンタジー小説。
文字数 28,576
最終更新日 2020.05.24
登録日 2020.04.08
人生おじさんは、幼い頃から、いくつもの悲しい別れを経験をしました。どんな時もめげずにお母さんの言葉の『一生懸命に生きること』を大切に生きてきました。
そして、母が大好きだった『赤い花』が、咲く時、人生おじさんにどんな奇跡が起こるのでしょう…。
文字数 13,892
最終更新日 2021.07.31
登録日 2021.07.07
有休消化中の会社員、神林杏は、ある晩奇妙な夢を見た。正体不明の声から「人類に滅びの救済をもたらす使命を与える」と言われる物だった。夢中で異常を感じた杏はその声を拒絶する。
数日後、「使命を与えられた」と主張する男性を、文部科学省の国成哲夫、浪越テータが問い質す場面に遭遇してしまう。
哲夫とテータに事情を話した杏は、宇宙からの洗脳による侵略、その排除の動きに巻き込まれることになる。
前日譚→https://www.alphapolis.co.jp/novel/519967146/178892910
※10/10サブタイトル追加しました。
※フィクションです。実在する人物、国、団体、事件などには関係ありません。
※関係ありませんので作劇重視で考証などはあまりしておりません。
※心身の不調は医療に相談してください。作中の対応は真似しないでください。
※一部流血、暴力の描写があります。
文字数 181,170
最終更新日 2025.05.13
登録日 2024.07.24
どこにでもいる普通の会社員男性、「源和人《みなもとかずと》」。
彼は朝目覚めたら、異世界へと飛ばされていた。
そして、彼はすぐに死ぬ。
死して運命の歯車は動き出す。
この物語は、彼の数奇な異世界での冒険譚。
甦った和人は神のごとき力を手に入れる。そして、その力には代償が伴う。
異世界での必死な生活、陰謀、異能力での戦い・・・
そして、可愛くてムカつく女の子(?)との出会い・・・
果たして、彼の苦難と成長は何を意味するのか
登録日 2019.05.01
ティオ「ティオでーす」
ジョナ「ジョナでーす」
ティオ&ジョナ「奇妙な漫才でーす」
ジョナ「君ぃ!アカンがな!」
ティオ「なにがいな?」
ジョナ「ウチのパパから仮面、盗んで吸血鬼になってもた…これからどうすんねん?
ティオ「?ん?なんすか?別にいいじゃんすか?」
ジョナ「吸血鬼になりおったら人から生き血取って生き長らえる。そんな生き方ありか?」
ティオ「全然言ってる意味がわかりません、具体例をお願いします」
ジョナ「例えば、生きていると喜怒哀楽があります。喜び、怒り、哀しみ、楽しみ、これは命あっての物種、永遠の命など手に入れたら感情がなくなります。それでよろしーか?」
ティオ「君の言ってる事、サッパリ分からん。言い分はそんだけかホナ」
ジョナ「ちょっと待ちなさい!言って分からんなら、太陽の恵みで攻撃します。よろしいでんな?」
ティオ「太陽の恵み?なるほど吸血鬼は確かに太陽は嫌いじゃ!では言わしてもらうが君は原発は賛成か?」
ジョナ「もちろん反対です。福島の事故!あんな事は繰り返しては絶対ならない!ところでそれが何か?」
ティオ「だから、原発というのは核融合を利用します。太陽では核融合が繰り返し繰り返し行われている。その力を使って私を攻撃すると言うのは矛盾してませんか?」
ジョナ「…それは屁理屈です」
ティオ「ハイ?声が小さい。ちゃんと反論してください。」
ジョナ「そもそも吸血鬼なんていません。フィクションです。」
ティオ「ハイぶっちゃけた!それじゃ漫才にならんだろ!オマエ芸歴何年だ?」
ジョナ「三ヶ月です」
ティオ「よくそれで舞台に立てたな!ある意味凄えな。しかし不勉強過ぎないか?もっとベシャリ磨け!」
どうもありがとうございました
文字数 1,459
最終更新日 2021.04.10
登録日 2021.04.10
戦国の世に、一つの噂があった。
「戦が起きる土地で、世にも珍しい露草色の髪を持つ見知らぬ男が、疑問を口にする」というものだ。
武士妖怪として生きる、一青吟は妖刀と名高い刀、村正を手にして、欲に塗れた心を斬り捨てていく。彼は戦によって紅に染め上がる土地を、彼らが住む国を守るために動いていた。
何百年という長い月日が経過した後、彼は謎の人物に命を奪われる。
転生して別の世界でまた戦が起こっていることを知った彼は、共に転生した村正と共に異世界を動き回る。
彼の命を奪った謎の人物とは一体何者なのか。
彼は転生して何を思うのか。
彼は異世界を、後にどうして行きたいのか――。
転生した武士妖怪は、今日も今日とて欲にまみれた心を斬り捨てるのである――。
文字数 86,473
最終更新日 2024.08.19
登録日 2023.03.13