「ぞう」の検索結果
全体で158件見つかりました。
ぞうの鼻は最初から長かった訳ではありません。なぜ長くなったのでしょうか。これは子と親で綴った創作物語です。完全創作なので事実とはかけ離れています。
文字数 737
最終更新日 2021.11.29
登録日 2021.11.29
文字数 617
最終更新日 2022.10.25
登録日 2022.10.25
「俺がお前を愛することはない。」
婿となった元第三王子に言われた次期辺境伯は国王の関与を白状させ王都へ進軍することを決めた。
ひとりの王都住民視点でお送りします。
未発表短編の供養
登場する地名・人名その他、実在であろうと非実在であろうと諸々無関係です
文字数 3,986
最終更新日 2023.11.25
登録日 2023.11.25
梗概
時は幕末。乱世の様相を呈する京都の地にて、何処の組にも属する事なく、薩長の志士を斬り続けている、謎の人斬りが暗躍していた。異名を「断鉄の総助」という。その噂の元に集まった討幕維新の志士の三人、堀田甚蔵(ほったじんぞう)、篠崎悠九郎(しのざきゆうくろう)、倉沢(くらさわ)拓(たく)馬(ま)。彼らは仲間の志士を斬り続ける断鉄の総助を追う任務を担う。
早速、断鉄の総助の探索は始まるのであるが、その最中、断鉄の総助の頬に激しい裂傷がある、という情報を知る。その話に堀田は引っかかる。断鉄の総助という名に、どこか気懸かりをする。自分が江戸に居た頃に知己であった「深町(ふかまち)総助(そうすけ)」という、当時幼さすら残った、一流の剣士を夢見た少年の名前を連想する。
堀田のその気懸かり、また予感は的中し、断鉄の総助の追尾の途中、二人は再会した。断鉄の総助は即ち深町総助だった。堀田と偶然再会した深町は、江戸に居た当時道場剣法の手練で名を通し、また自らも胸を借りた堀田に対して、真剣勝負を所望する。だが、堀田は深町からのその挑戦を受ける事はなく、その場をあとにする。堀田にはその覚悟がなかった。
そんなある日、篠崎が密かに逢瀬を重ねていた倉沢の妹が、京に間もなく帰ってくる事が決まった。と同時に断鉄の総助が東福寺を根城にしている、という有力な情報も得る。いきり立つ篠崎。だが、倉沢の妹が帰ってくる前に任務を果たす、と勇んでしまった篠崎は一人東福寺の乗り込み、逆に断鉄の総助に斬り殺されてしまう。最早、深町総助との対決が必至と悟った堀田は、倉沢に向かってこの一件に対しては自分一人に任せてくれ、と頼む。そんな真剣な眼差しを放ちながら全てを語る堀田に、倉沢は自らが所持していた「とある物」が入った風呂敷包みを黙って手渡す。
そして、雨が降りしきる中、堀田はただ一人、深町総助との決戦の場へと臨んだ。
文字数 23,820
最終更新日 2019.04.16
登録日 2019.04.16
◆あらすじ◆
10人乗りのデイサービスの送迎車に乗っていた7人の老若男女が、道路に飛び出して来たツチノコを避ける為に、ガードレールを突き抜けて崖下の海に転落した事で異世界転移します。目が覚めると、そこは地面も草も、布と綿で出来たヌイグルミ達の世界でした。老人達の平均年齢は80歳‼︎さあ、異世界でのサバイバル生活が始まります。
でも、それだけで終わる訳がありません。異世界転移したのは日本人なのです。日本人が大人しく異世界でほのぼのと生活するはずがありません。何故なら日本人は最低最悪の民族なのですから………。
◆主な登場人物紹介◆
①東大和亜紀斗(ひがしやまと・あきと)・23歳・男性介護職員。異世界では雑用係。
②山本ハチ(やまもと・はち)83歳・男性・遊び人。異世界では鍛治職人。
③柳源造(やなぎ・げんぞう)86歳・男性・大工職人。異世界でも大工職人。
④小野寺弦音(おのでら・いとね)・21歳・女性介護職員。異世界では雑用係。
⑤小早川小夜(こばやかわ・さよ)・80歳・女性・裁縫が得意。異世界では裁縫職人。
⑥平野ハナ(ひらの・はな)・73歳・女性・料理が得意。異世界では料理人。
⑦橘鉄男(たちばな・てつお)・78歳・男性・花火職人。異世界では調合職人。
文字数 170,116
最終更新日 2020.04.05
登録日 2020.03.09
如月 蓮(きさらぎ れん)、彼は男女問わずモテる。
頭脳明晰、容姿端麗、そしてスタイル抜群。
三拍子揃った彼は、美しければ男女問わず抱く。
そんな彼に、1人のモブ後輩男子が告白してきた。
……茂武山 修造(もぶやま しゅうぞう)。
ヒョロガリのもっさり髪型。
温厚で柔和な顔立ちがこう言ったのだ。
『先輩を抱きたいです』と。
―――手酷く断って、2ヶ月後。
茂武山は、恐るべき変身を遂げて蓮の元に現れた。
文字数 17,174
最終更新日 2020.03.06
登録日 2020.02.29
オムニバス形式で綴られる彼、彼女たちの物語。
ーその願い、叶えてやる。復讐、憧憬、栄誉……過去も繋いでみせる。
悩み訪れる彼、彼女たちを救いつつその強さで魔を退ける男ダリル。ゴリゴリの肉体から繰り出される一撃に耐えられる奴なんて神くらいか?
「強い武器でも売ってくれれば済む話だって?それでお前の「願い」は叶えられるのか?かつて願いに対して絶大な力を授けられて最後にはその力に滅ぼされた少年を俺は知っている。お前がその「願い」を叶えたいのなら、お前自身が「強く」「気高く」そして「心優しく」ならなければ。」
街に一軒だけの武器屋にいる無愛想な中年に差し掛かったくらいの歳の男、ダリル。ダリルは自分を訪ねる客をずっと待ち続けている。それは1年か10年かそれとも。
キーワードは「願い」。ダリルの元に訪れる客にはどうしても叶えたい「願い」がある。そうして訪れる客にダリルとその相棒が全力で応えていく。時には死ぬ思いをする事もあるだろう。時には絶望して打ちひしがれる事もあるだろう。それでもどうしても乗り越えられない、そんな時はきっと力になってくれる。道を示してくれる。
そんなダリル自身にも叶えたい「願い」がある。だから彼は今日もそのカウンターで待ち続けているのだ。
これはそんな街の武器屋に訪れる客がそれぞれの想いを持って奮闘し、やがて新たな一歩を踏み出す、そんな物語。
注)本作にあり得ないサイズの胸を持つ美女はでません。←ここ重要!!
一人称、三人称と視点が混在してたりしますが、登場人物自体がそれほどいないので特にだれだれ視点とかの注記はしてないです。
また、各章の主人公についてその特徴を明記していないのは、これまでの先達の方々によりたくさんの作品、キャラクターが生み出されてきた中で読み手の好みのキャラやイメージがあると思いますので、それを反映させて貰えればと思ってのことです。
剣士の青年とか、エルフとか、そう言う抽象的なもので思い浮かべる姿で構いません。
ただし、全編通しての主人公であるところのダリルについてはこちらのイメージをある程度押しつけることになりますが。
なろうにて書き上げてこちらにも転載しました。内容はどちらも変わりませんのであしからず。
あんまり一話ごとが長いのは敬遠されてしまうとかあるみたいですね(汗)
話数が多すぎると読み切れるかなって自分が思うことがあったから3桁入ったところでってまとめましたけど、確かに一話を読み切れないと困るかも…。
でもでも、この物語は全編通して、複雑な政治とかいろんな国がーとか登場人物多すぎてーなんてことはないので(汗)
登録日 2023.01.24
主人公の近藤 要(かなめ)は同級生と共に修学旅行先である日光に向かう。テレビ番組などで賑わう心霊スポット紹介番組や霊能者を取り上げた番組の話で盛り上がる昭和の終盤、日光華厳の滝へ訪問する予定の中で多くの自殺者がいたという話題で盛り上がりながらクラスメイトと東京都西部のS区から出発する。
ちょうどその2年前、小学四年生の夏から不思議な体験をするようになった要。両親が営む日本料理屋が忙しく、要が受ける説明のつかない現象を両親に話そうとするがなかなかちゃんと話せる時間が無いまま時が過ぎていた。
両親共働きで食生活がままならず、2歳年下の妹春香(はるか)と栄養失調になったのを機会に母芳江(よしえ)の実の母親であり実家の日本料理屋の元女将であった伊勢(いせ)と共に暮らす事になった要と春香は徐々に体力も戻り伊勢との生活に慣れてきていた。
伊勢の夫であり、要の祖父である日本料理屋の三代目典三(つねぞう)は、要がまだ小さい頃から脳溢血により半身不随となり近くの病院で入院していた。
普段は多くを語らない祖父の典三だが、要が不思議な体験をするようになった頃からお見舞いに行くと
「何か怖い事があったらおじいちゃんの所に来るんだよ。」
と要は静かに耳元で言われる事が多くなった事をとても気にしていた。
要が何も語らないのに、典三はまるで何かを知っているような目と語り口で言うのだ。
祖母との生活にも慣れ始め、祖父の入院する病院にも祖母と行くようになった頃の小学生時代からこの物語は始まる。
文字数 6,518
最終更新日 2016.09.27
登録日 2016.09.27
【原田左之助 異聞録】
時は幕末。ところは、江戸。掛川藩の中屋敷で中間(ちゅうげん)として働く十蔵(じゅうぞう)は、務めの傍ら、剣の稽古に励む日々を送っている。
「大切な者を護りたい。護れる者に、なりたい。今まで誰ひとりとして護れたことがない自分だからこそ、その為の“力”が欲しい!」
たったひとり残った家族、異母弟の宗次郎のため、鍛錬を続ける十蔵。その十蔵の前に、同じ後悔を持つ、ひとりの剣士が現れた。
息づく一挙一動に、鮮血の緋色を纏わせた男――。
◆本文、画像の無断転載禁止◆
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文字数 14,895
最終更新日 2021.11.04
登録日 2021.10.28
関東最大規模の指定暴力団――鬼道会会長大鰐源蔵(おおわにげんぞう)が、何者かに襲撃され殺害された。大鰐を唯一の恩人と慕う無悪斬人(さかなしきりと)は、上層部からあらぬ嫌疑をかけられ自らの身の潔白を証明するためにも、真犯人を見つけ出すと約束を交わすのだが、無悪自身も命も奪われてしまい復讐の物語はそこで幕を閉じる――はずだった。
謎の男の計らいにより、再び目覚めた無悪の眼の前には日本とは全く別の見知らぬ世界が広がる。たまたま盗賊に追われている少年を手助けしたことで、事態は思わぬ方向へと転がっていくことに。
見知らぬ世界でもやはり極道――第二の生を送ることとなった男の覇道が、今再び始まる。
文字数 80,021
最終更新日 2024.04.24
登録日 2024.03.18
中学三年の小月祐斗は初恋の少女を未だに想っている純粋な少年。
生家は老舗の温泉旅館で、毎年年に二回新しい旅一座を迎えて公演している。
この春また新たな一座を迎えたのであるが、その中にいたのは……。
※中国地方の最西山口県の方言を使ってます。語尾とか言い回しくらいにしか出ないので「わからない」という方はあまりいらっしゃらないかと思いますが、もし「?」と思われましたがいつでも質問して下さい。標準語変換します。
<登場人物紹介>
・小月祐斗 おづきゆうと
第一印象は「かわいい」。三月生まれで学年でも一番年下なので、みんなからかわいがられている。小柄で、優等生らしい雰囲気を持っているが、人懐こいので友人が多い。
・相楽和巳 さがらかずみ
箕楽座の座員。子供の頃から舞台に立っている。大人に混じっていたせいでかなり大人びている。背格好は小月と似ている。
・中浦徹也 なかうらてつや
祐斗の友達。柔道部部長。何故か学校中のあらゆる噂などの情報を熟知している。柔道部員の信頼は厚い。体格がよく、体重は祐斗の1.5倍。面倒見のいい性格である。
・小形光章 おがたみつあき
一年まで中浦と一緒に柔道部に所属していたが、二年になってサッカー 部へ。彼女が欲しいお年頃。中浦と共に祐斗とつるんでいる。中肉中背という感じで、そこそこ筋肉はある。
・宗像努 むなかたつとむ
祐斗の周りでは唯一彼女持ち。別の中学にいる彼女とは付き合って半年。誰にでも話かける人懐こさで、祐斗たちとも時々行動を共にする。サッカー部の部長。むなっちと呼ばれている。
・斎藤恭一 さいとうきょういち
弓道部所属。常に単独行動を好む。ただし、ご近所の宗像がおせっかいやきなので、こいつにつかまると一緒に行動せざるを得なくなる。いつも冷静で無口。
・高柳修三 たかやなぎしゅうぞう
体格が良く、目つきが悪く、喧嘩好き。どこにでもいるイジメっ子の典型的なタイプ。取り巻きとして遠山、渡辺などがいる。
・月屋旅館
山口県のとある田舎町にある温泉旅館。半年ごとに旅一座を迎え、その公演も売りの一つ。祐斗の母が六代目の女将。
・箕楽座 みらくざ
相楽辰巳-さがらたつみ-率いる旅一座。女優箕面七重-みのおななえ-が看板娘だったが、座長と結婚。女優であり女将となって座を支えている。
文字数 69,153
最終更新日 2021.10.31
登録日 2021.09.09
時は幕末。不逞浪士が攘夷という大義を振りかざし、異人打ち払い、商家へのゆすりなど好き放題に暴れていたころ。東海道筋の品川近くにある剣の道場の隠居、黒松映(くろまつうつり)は弟子である旗本、栗島の護衛をすることになる。映は齢七十五の老女でありながら凄腕の剣士であった。
栗島を襲ってきた浪士を退治し、暴れ馬に乗っていた英国の少女マーガレットを助けて、彼女に剣の手ほどきをすることになってから、攘夷を実行する者たちと対決することになっていく。
剣の出稽古のために、マーガレットが住む外国人居留地に通うようになり、映は近隣の商人たちが商売相手として異人に熱い視線を送っていることに気がつく。この品川や横浜あたりでは、攘夷などと言っているのは、腹に一物を持っている田舎侍たちだけで、異人は社会の中に、経済の循環の中に取り込まれていた。
マーガレットが浪士に差し向けられた刺客に命を狙われたことから、映は浪士たちと戦う決意をする。一人息子である現道場主の綱道、道場の弟子でもあり便利屋でもある百姓の蔵蔵(くらぞう)、門人のひとりで今は山猟師の福次、闇夜に居留地へ魚を売りにきていた心太、そして映の片腕であり同じ年のくノ一(くのいち 女性忍者のこと)末。彼らの協力を得ながら異人を守り、悪の浪士を退治しようとする。
つまり、異人を排除しようとする攘夷思想の武士を、庶民が懲らしめるのである。
しかし、浪士たちはただの無頼ではなく背後に大藩がついていた。最新式の銃を持っており、それで異人を狙撃するつもりなのだ。末とその仲間の探索で、敵が銃を使ってくると予測した映は入念な準備をする。と言っても剣士である映は銃を手にしたりはしない。庶民階級の仲間とともに自分たちの武器を手にとって相手と戦う。
外国人居留地を拡張するための地鎮祭で、異人各国の代表者や幕府の要人などが列席する中、敵が最新式銃で狙撃してきた。蔵蔵手製の目隠しでそれを防ぎ、奴らを海岸の砂浜に追い込む。敵の首謀者を説得しようとする栗島や英国の警備兵を連れて助太刀に入ろうとするマーガレットも交えつつ、攘夷派との決戦が始まろうとしていた。
文字数 79,790
最終更新日 2023.05.29
登録日 2023.05.29
文字数 103,409
最終更新日 2020.10.22
登録日 2019.10.28