「切った」の検索結果
全体で686件見つかりました。
私立明成男子高等学校には、いつからか囁かれ始めた噂がある。
『旧校舎の時計塔には怪物がいて、夜な夜な血肉を求めて獲物を探している』と。
そんな話を友人から聞かされた深月は大の怖がりであり、恐怖心からそんなものはいないと突っぱねる。
だがその日の夜、友人たちとのジャンケンで棄権負けした深月は旧校舎に連れて行かれてしまった。怯えながらもどうにか時計塔を登り切った深月は、そこにいた綺麗な男の人と目が合ってしまい慌てて逃げ帰る。
次の日、その男との思わぬ再会を果たした深月だったが……?
穏やかで優しい訳あり美形(攻)×食いしん坊で怖がりな愛されおバカ(受)
※性的描写あり
話によっては微流血表現有
不定期更新になります
文字数 126,488
最終更新日 2024.02.17
登録日 2023.11.25
子爵令嬢オデットは、レーヌ伯爵家の当主カミーユと結婚した。
二人の初対面は最悪でオデットは容姿端麗のカミーユに酷く罵倒された。
案の定結婚生活は冷え切ったものだった。二人の会話は殆どなく、カミーユはオデットに冷たい態度を取るばかり。
そんなある日、ついに事件が起こる。
オデットと仲の良いメイドがカミーユの逆鱗に触れ、屋敷に追い出されそうになったのだ。
どうにか許してもらったオデットだが、ついに我慢の限界を迎え、カミーユとの離婚を決意。
一方、妻の計画など知らずにカミーユは……。
文字数 48,936
最終更新日 2021.10.28
登録日 2021.09.19
官能小説 4人に1人はセックス依存症
今回も、セックス依存症の
嶋一族シリーズ③
嶋一族を裏切った相田父娘と
リュウの従兄弟アキラ様に
お仕置きをしてみます
初めはエロ少なめです
早く盛りたいのですが…
背景セリフ雑となっております
ストーリー
掴みづらいと思った方は
読まない方が良いですよ
相田姉妹は幼い頃から嶋リュウが好きでいた
彼と結婚するために、彼に選ばれたくて
彼の家政婦となる
突如、姉妹の前に現れた女性
彼に監禁された…女は、誰なのか
彼と自分達の関係を姉妹は理解していく
相田姉妹はリュウ様を諦めきれず
彼や、女性を監禁までしてしまったのだ
嶋一族に阻まられ、
相田父娘は再び
性奴隷となり貞操帯を装着
監禁生活となった所から書きます
ラブセックス 3P セックスの醍醐味は二穴同時
嶋一族はどこでもセックス
性接待、乱交はいつでもできる
種付中出し子づくりと避妊は…どっちも大事だ
前戯長いと愛されてる気がする
セックス依存症シリーズ
過去の完結作品
①女は演じています
②ずっと、見ていました
③俺の一族 (今回の作品)
主な主人公
相田イオリ と 相田カレン(双子)
元支社秘書及びリュウの家政婦
容姿端麗のお嬢様達、奴隷
相田社長 元支社長、奴隷
双子の父
嶋 アキラ(リュウの従兄弟)
相田一家の性奴隷の御主人様
嶋 龍 エミーの婚約者、溺愛
(カレンとイオリの想い人)
紅羽 えみ 片想いから、婚約者へ
ライアン(エミーのパートナー アナル専用)
嶋社長
リュウの父 アメリカ本社社長
アキラの両親 親族達とアメリカで暮らす
TL.BL. アナル多め
溺愛、嫉妬、寝取りたい、悲恋、子づくり
エロ、拘束、監禁、乱交、処女喪失
近親相姦、メスイキ、ディルド、狂愛
孕ませ、媚薬、脳イキ、キメセックス
サンドイッチファック、バイブ、同性
SM、性奴隷、中出し、調教、花嫁修業期間
ところてん射精、躾け、絶倫、
ドライオーガズム、
前立腺アナルオナニー、寸止め、デカラマ
文字数 282,613
最終更新日 2023.07.08
登録日 2023.01.03
貴族の家に生まれたからには、その責務を全うしなければならない。そう子供心に誓ったセリュートは、実の父が戻らない中“当主代理”として仕事をしていた。6歳にやれることなど微々たるものだったが、会ったことのない実父より、家の者を護りたいという気持ちで仕事に臨む。せめて、当主が戻るまで。
そうして何年も誤魔化して過ごしたが、自分の成長に変化をせざるおえなくなっていく。
1〜5 赤子から幼少
6、7 成長し、貴族の義務としての結婚を意識。
8〜10 貴族の子息として認識され
11〜14 真実がバレるのは時間の問題。
あとがき
強かに成長し、セリとしての生活を望むも
セリュートであることも捨てられない。
当主不在のままでは、家は断絶。使用人たちもバラバラになる。
当主を探して欲しいと『竜の翼』に依頼を出したいが?
穏やかで、好意を向けられる冒険者たちとの生活。
セリとして生きられる道はあるのか?
<注意>幼い頃から話が始まるので、10歳ごろまで愛情を求めない感じで。
恋愛要素は11〜の登場人物からの予定です。
「もう貴族の子息としていらないみたいだ」疲れ切った子供が、ある冒険者と出会うまで。
※『番と言われましたが…』のセリュート、ロード他『竜の翼』が後半で出てきます。
平行世界として読んでいただけると良いかもと思い、不遇なセリュートの成長を書いていきます。
『[R18] オレ達と番の女は、巣篭もりで愛欲に溺れる。』短編完結済み
『番と言われましたが、冒険者として精進してます。』 完結済み
『[R18]運命の相手とベッドの上で体を重ねる』 完結
『俺たちと番の女のハネムーン[R18]』 ぼちぼち投稿中
文字数 127,265
最終更新日 2020.08.08
登録日 2020.05.22
「何もできないΩどころか、ろくな嫁ぎ先も選べる魅力もない、Ωとしてもできそこないの無能め」
これは実の父に何度も言われてきた。母は僕が生まれてすぐ亡くなったため、子爵家の当主である父に逆らえる人はいないし、第二性別として才能溢れる所謂上位層のα(アルファ)と違い、発情期で周りを困らせるばかりか、中間層とも言われる所謂一般人のβ(ベータ)にも及ばない才能なしとして差別対象になりやすいΩ。
これが女の子だったなら寧ろ妊娠のしやすい理想の嫁として、後継ぎを望む貴族に歓迎されるだろう。でも男である僕はただαやβの女性と変わらない確率で、違いと言えば男でありながら妊娠できると言うだけでメリットはない。
とはいえ、僕に関しては女の子であってもだめだったかもしれない。何故なら僕の発情期は、僕自身ただ体が多少熱っぽくなるだけなのに、第二性別関係なく周りをフェロモンで狂わせるという普通ではないΩなのだから。そのおかげで周りとの関わりを遮断させるきっかけとなり、社交界からは逃げられ、老いを早めるデメリットのある抑制剤入らずで、長生きができそうではあるけれど。
まあ僕は結局のところ抑制剤の効かない体質らしいから、迷惑にしかならない無能Ωとしてより人との関わりを断たれて、父に暴言暴力を振るわれる毎日。もはや何のために生きてるのかすらわからない。
元々僕の父はろくでなしな人だ。気に入らないことがあれば、僕じゃなくても自分が目下と判断した人に限り、誰彼関係なく辛く当たるのだから。そんな親を持ち、自分に自信もないせいか、いつしか僕はこんな父ではない理想の父を思い描くことで日々の辛さを誤魔化していた。
そんな日に終わりを告げたのは僕が結婚可能な年になった16歳のこと。
「できそこないのお前にお似合いな、できそこないαとの婚約が決まったぞ。地位や権力だけはあるからな、初めてお前が役に立ちそうだ」
この日僕はようやくこの家を出ることができた。そして出会う。幼い頃から憧れた理想の父に。
それはぽっちゃりで目元に隈を作り疲れ切った顔をしたαで公爵家の僕の婚約者になった人。その人に第一印象とかそういうのではない心からこの人だと思う安心感のようなものを感じた僕は、ずっと夢見た存在が目の前にいると感激し、勢いよく放った最初の言葉は
「僕のパパになってください!」
その一言だった。
第12回BL大賞エントリー作品です。ぜひ応援ご感想お願いします。中傷誹謗はお控えください。
文字数 22,956
最終更新日 2024.10.24
登録日 2024.10.12
ブラック企業勤めの桜田は、激務による疲労のため、満員電車で倒れそうになったところを若い男性に助けられる。
それから毎日、顔も合わさず、後ろから優しく支えてくれる男性の行動は、頭を撫でたり手を握ったりだんだんエスカレートしてくるが……彼は、「親切な人」なのか「痴漢」なのか。
不審に思いながらも彼の与えてくれる癒しに救われ、なんとか仕事を頑張れていたある日、とうとう疲労がピークを越える。
大型犬系(25歳)×疲れ切った社畜(29歳)の、痴漢行為スレスレから始まる溺愛甘やかしBLです。
※完結まで毎日更新予定です
6話まで1日3回更新。7話からは1日2回更新の予定です
※性描写は予告なく何度か入ります
文字数 68,374
最終更新日 2023.04.20
登録日 2023.04.02
稚拙ながらも、この作品もHOTランキング(7/22)に入れて頂けました🧡最高で20位(8/4)にまで行かせて頂き、本当にありがとうございます💛ランキングに入れて頂けるのは、やはり嬉しいものです🤗✨✨
〔あらすじ〕📝皇帝アレクシスが治めるルーカニア帝国。とある没落寸前の伯爵家には、二人の令嬢姉妹がいる。そうは言っても姉の方は妾腹。妹の方は正妻腹。それぞれが母親の血を色濃く受け継ぎ、金色の巻毛に翡翠の瞳の艶やかな義妹フラヴィアは「陽の姫」と呼ばれ、黒曜の髪に琥珀色の瞳を持つ義姉セレーナは、控えめな気質の為に「月姫」と呼ばれる。そして義姉セレーナは、伯爵家の存続の為に“身売りされる”と云う辛い現実が待ち受けている為、「身売りされる前にー……」と思い切った行動に出る。「一夜限りの夢」とばかりに皇帝主催の仮面舞踏会へと出掛けた義姉セレーナは、まさかの夢のような時間を過ごす。後日、義姉セレーナの身には思いもよらない出来事が起こり、更には伯爵家に「伯爵令嬢を皇后に迎える」との皇家からの皇命がもたらされる。
やがて伯爵家の義姉妹には「幸と不幸」がそれぞれに訪れ、明暗を分ける。
※設定などは独自の世界観でご都合主義。R作品。断罪あり。ハピエン🩷
◇稚拙な私の作品📝を読んで下さり、本当にありがとうございます🧡
文字数 117,180
最終更新日 2024.08.12
登録日 2024.07.22
銀髪に紫の瞳を持つ伯爵令嬢のフローレンスには社交界の華と呼ばれる絶世の美女の妹がいた。
ジェネットは幼少期の頃に病弱だったので両親から溺愛され甘やかされ育つ。
婚約者ですらジェネットを愛し、婚約破棄を突きつけられてしまう。
そして何もかも奪われ社交界でも醜聞を流され両親に罵倒され没落令嬢として捨てられたフローレンスはジェネットの身代わりとして東南を統べる公爵家の子息、アリシェの婚約者となる。
褐色の肌と黒髪を持つ風貌で口数の少ないアリシェは令嬢からも嫌われていたが、伯爵家の侮辱にも顔色を変えず婚約者の交換を受け入れるのだが…。
大富豪侯爵家に迎えられ、これまでの生活が一変する。
対する伯爵家でフローレンスがいなくなった所為で領地経営が上手くいかず借金まみれとなり、再び婚約者の交換を要求するが…
「お断りいたします」
裏切った婚約者も自分を捨てた家族も拒絶するのだった。
文字数 170,832
最終更新日 2021.01.13
登録日 2020.09.20
ファルージャ王国の男爵令嬢のレティシーナは、物心ついた時から自分の前世……200年前の記憶を持っていた。
そんなレティシーナは非公認だった婚約者の伯爵令息・アルマンドとの初めての顔合わせで、衝撃を受ける。
かつての自分は同じ大陸のこことは別の国……
レヴィアタン王国の王女シャロンとして生きていた。
そして今、初めて顔を合わせたアルマンドは、
シャロンの婚約者でもあった隣国ランドゥーニ王国の王太子エミリオを彷彿とさせたから。
しかし、思い出すのはシャロンとエミリオは結ばれる事が無かったという事実。
何故なら──シャロンはエミリオに捨てられた。
そんなかつての自分を裏切った婚約者の生まれ変わりと今世で再会したレティシーナ。
当然、アルマンドとなんてうまくやっていけるはずが無い!
そう思うも、アルマンドとの婚約は正式に結ばれてしまう。
アルマンドに対して冷たく当たるも、当のアルマンドは前世の記憶があるのか無いのか分からないが、レティシーナの事をとにかく溺愛してきて……?
前世の記憶に囚われた2人が今世で手にする幸せとはーー?
文字数 58,687
最終更新日 2021.01.18
登録日 2021.01.01
ミラトレス銀河を二分する二大軍事国家、バィアスとトリリアンによる50年以上続く銀河戦争。
この終わりなき戦争の決戦兵器として造られた『メルカーヴァ戦略機甲生体兵器』のショーエイは等身大の人間でありながらちゃんとした自我を持ち惑星破壊すら可能とした凄まじい戦闘力を持つ戦略兵器であったがその破綻した人格と強烈な闘争本能は敵はおろか味方すら殲滅するとんでもない欠陥品であった。
そんなショーエイは辺境の惑星エイダでの作戦に参加したが彼を開発したバィアス自らの処分対象として罠にかかり惑星ごと消し飛ばされてしまった。
始末されたはずの彼は目を覚ますとそこは魔法という概念が存在する異世界『テラリア』だった。
ショーエイは自分を裏切ったバィアスに対して復讐を誓い、元の世界に戻るためにテラリアを闊歩する。
これはその世界に渦巻く様々な陰謀と一人のオーバーテクノロジーで造られたイレギュラーが織り成す痛快冒険活劇である。
※小説家になろうでも投稿を始めました。
文字数 119,635
最終更新日 2024.11.01
登録日 2024.09.23
エリスが学園のカフェテラスで人を待っていたら、見知らぬ男女がやってきて。
「お前と婚約破棄して、ユリアと結婚する。もう決めた事だ。ヴェラー伯爵には話をつけてある。ユリアを妻として、俺が婿養子に入るって事をな」
と婚約破棄を宣言した。
誰かとお間違えでないですか?
いや、でも女の方、面影があるわ。
お母様が亡くなった後、喪が明ける前に元父が連れ込んだ愛人の子。
ヴェラー家とは縁を切ったはずなのに、これはなんの嫌がらせかしら。
私は、アウリーデ公爵令嬢。
あなた達、こんな公衆の面前で、公爵令嬢を侮辱して、ただで済むとは思わないことね。
遅れてやって来たエリスの婚約者ルイス。
エリスを完璧にエスコートしながら、エリスに喧嘩を売った二人に格の違いを見せつけつつ誤解を解いていく。
元実家のトラブルに巻き込まれたエリスと、彼女の婚約者ルイス。愚かなお猿さんたちの話。
全7話完結。予約投稿済です。
文字数 8,251
最終更新日 2021.09.23
登録日 2021.09.19
聖女アリアが50年に及ぶ世界樹の封印から目覚めると、自分を裏切った妹・シェミナが国の実権を握り聖女としてふるまっており、「アリアこそが聖女シェミナを襲い、自ら封印された愚かな女である」という正反対の内容が真実とされていた。聖女の力を狙うシェミナと親族によって王子の婚約者にしたてあげられ、さらに搾取されようとするアリアはかつての恋人・エディアスの息子だと名乗る神官アルフォンスの助けを得て、腐敗した国からの脱出を試みる。
姉妹格差によりすべてを奪われて時の流れに置き去りにされた主人公が、新しい人生をやり直しておさまるところにおさまる話です。
「小説家になろう」では完結しています。
文字数 151,308
最終更新日 2024.09.13
登録日 2024.09.04
グロース王国王太子妃、リリアナ。勝ち気そうなライラックの瞳、濡羽色の豪奢な巻き髪、スレンダーな姿形、知性溢れる社交術。見た目も中身も次期王妃として完璧な令嬢であるが、夫である王太子のセイラムからは忌み嫌われていた。
どうやら、セイラムの美しい乳兄妹、フリージアへのリリアナの態度が気に食わないらしい。
2ヶ月前に婚姻を結びはしたが、初夜もなく冷え切った夫婦関係。結婚も仕事の一環としか思えないリリアナは、セイラムと心が通じ合わなくても仕方ないし、必要ないと思い、王妃の仕事に邁進していた。
ある日、リリアナからのいじめを訴えるフリージアに泣きつかれたセイラムは、リリアナの自室を電撃訪問。
あまりの剣幕に仕方なく、部屋着のままで対応すると、なんだかセイラムの様子がおかしくて…
あの、私、自分の時間は大好きな部屋着姿でだらけて過ごしたいのですが、なぜそんな時に限って頻繁に私の部屋にいらっしゃるの?
文字数 194,085
最終更新日 2023.02.12
登録日 2022.07.03
「ティアフレア・ローズ・フィーン嬢に使節団への同行を命じる」
かつて、忌み子と呼ばれた公爵令嬢がいた。
誰からも嫌われ、疎まれ、生まれてきたことすら祝福されなかった1人の令嬢が、王国から追放され帝国に行った。
そこで彼女はある1人の人物と出会う。
彼のおかげで冷え切った心は温められて、彼女は生まれて初めて心の底から笑みを浮かべた。
ーー蜂蜜みたい。
これは金色の瞳に魅せられた令嬢が幸せになる、そんなお話。
文字数 11,127
最終更新日 2021.10.17
登録日 2021.10.07
「きみに、是非とも紹介したい人がいるんだ」
婚約者のデレクにそう言われ、エセルが連れてこられたのは、王都にある街外れ。
馬車の中。エセルの向かい側に座るデレクと、身なりからして平民であろう女性が、そのデレクの横に座る。
「はじめまして。あたしは、ルイザと申します」
「彼女は、小さいころに父親を亡くしていてね。母親も、つい最近亡くなられたそうなんだ。むろん、暮らしに余裕なんかなくて、カフェだけでなく、夜は酒屋でも働いていて」
「それは……大変ですね」
気の毒だとは思う。だが、エセルはまるで話に入り込めずにいた。デレクはこの女性を自分に紹介して、どうしたいのだろう。そこが解決しなければ、いつまで経っても気持ちが追い付けない。
エセルは意を決し、話を断ち切るように口火を切った。
「あの、デレク。わたしに紹介したい人とは、この方なのですよね?」
「そうだよ」
「どうしてわたしに会わせようと思ったのですか?」
うん。
デレクは、姿勢をぴんと正した。
「ぼくときみは、半年後には王立学園を卒業する。それと同時に、結婚することになっているよね?」
「はい」
「結婚すれば、ぼくときみは一緒に暮らすことになる。そこに、彼女を迎えいれたいと思っているんだ」
エセルは「……え?」と、目をまん丸にした。
「迎えいれる、とは……使用人として雇うということですか?」
違うよ。
デレクは笑った。
「いわゆる、愛人として迎えいれたいと思っているんだ」
文字数 10,502
最終更新日 2022.10.19
登録日 2022.10.07
幼馴染が俺を裏切った。そして、妹も......固い絆で結ばれていた筈の俺はほんの僅かの間に邪魔な存在になったらしい。だから、奴隷として売られた。幸い、命があったが、彼女達と俺では身分が違うらしい。
俺は二人を忘れて生きる事にした。そして細々と新しい生活を始める。だが、二人を寝とった勇者エリアスと裏切り者の幼馴染と妹は俺の前に再び現れた。
文字数 142,130
最終更新日 2022.09.13
登録日 2022.08.13
幼なじみに嵌められて処刑された主人公、気が付いたら8年前に戻っていた。
未来を変えるために行動をする
1度裏切った相手とは関わらないように過ごす
文字数 101,053
最終更新日 2022.12.14
登録日 2022.08.01
伯爵家の令嬢であるアルシエラは、高慢な妹とそんな妹ばかり溺愛する両親に嫌気が差していた。
ある時、彼女は父親から縁を切ることを言い渡される。アルシエラのとある行動が気に食わなかった妹が、父親にそう進言したのだ。
不安はあったが、アルシエラはそれを受け入れた。
ある程度の年齢に達した時から、彼女は実家に見切りをつけるべきだと思っていた。丁度いい機会だったので、それを実行することにしたのだ。
伯爵家を追い出された彼女は、商人としての生活を送っていた。
偶然にも人脈に恵まれた彼女は、着々と力を付けていき、見事成功を収めたのである。
そんな彼女の元に、実家から申し出があった。
事情があって窮地に立たされた伯爵家が、支援を求めてきたのだ。
しかしながら、そんな義理がある訳がなかった。
アルシエラは、両親や妹からの申し出をきっぱりと断ったのである。
※8話からの登場人物の名前を変更しました。1話の登場人物とは別人です。(バーキントン→ラナキンス)
文字数 48,455
最終更新日 2023.09.03
登録日 2023.08.28
伯爵令嬢であるティセリアは、父の横暴に対して怒りを覚えていた。
彼は、妻であるティセリアの母を邪険に扱っていたのだ。
しかしそれでも、自分に対しては真っ当に父親として接してくれる彼に対して、ティセリアは複雑な思いを抱いていた。
そんな彼女が悩みを唯一打ち明けられるのは、親友であるイルーネだけだった。
その友情は、大切にしなければならない。ティセリアは日頃からそのように思っていたのである。
だが、そんな彼女の思いは一瞬で打ち砕かれることになった。
その親友は、あろうことかティセリアの父親と関係を持っていたのだ。
それによって、ティセリアの中で二人に対する情は崩れ去った。彼女にとっては、最早どちらも自身を裏切った人達でしかなくなっていたのだ。
文字数 22,239
最終更新日 2024.09.19
登録日 2024.09.13