「術式」の検索結果
全体で122件見つかりました。
〝出来損ない〟の烙印を押されたアレクシアの日々は、不遇の一言だった。挙句、彼女を虐げる者によって濡れ衣を着せられ、死刑宣告を受ける。
絶望の中で与えられた法具の転移術式によって難を逃れるも、アレクシアが飛ばされたのは敵国にして未知の只中だった。
未知の言葉、未知の文化、未知の文明、未知の価値観──それらを知っていく中で、アレクシアの閉ざされていた世界は、大きく広がっていく。
<2018年8月1日告知>
本日より、連載を開始します。
今作は、可能な限り短い間隔での更新に挑戦します。だいぶ粗が目立つと思いますので、気づいた点がございましたらご指摘をお願いします。
<2018年8月29日告知>
本日の更新で本編は完結いたします。以降は主な登場人物の紹介と補足を掲載していきます。
<2018年9月6日告知>
本日の更新をもちまして、当作品は完結といたします。短い間でしたが、お付き合いくださりありがとうございました。
なお、第11回ファンタジー小説大賞に応募しておりますので、よろしければ温かいご一票を・・・・・
文字数 74,691
最終更新日 2018.09.06
登録日 2018.08.01
──炎と無。
決勝の鐘が、静かに鳴り響いた。
灼熱の火柱が吹き上がる闘技場。
観客席は息を飲み、舞台の中央に立つ二人の存在を見守っている。
「これより──《第一学園精霊トーナメント・決勝戦》を開始します!」
華やかな司会の声が響く中、ゆっくりと歩み出る少年。
リオ=バーンレッド。
入学初日に《基本属性最強》の火の精霊《イグニア》と契約しながらも、
一切の武器も魔具も用いず、己の拳一つで戦い抜いてきた異端のファイター。
紅蓮の炎を纏いながら、彼の肉体はまるで鋼のように引き締まっている。
対するは、静かなる気品を纏う少女。
シエラ=アルフィネ。
第一学園の絶対的存在にして生徒会長。
契約する精霊は、あらゆる能力を“無”へと還す《ゼロの精霊》──《ノルデン》。
白銀の髪を風に揺らし、冷ややかな眼差しでリオを見据える。
(ようやく……ここまで来た)
入学式の日、ただ落としたハンカチを拾ってくれた──それだけのきっかけだった。
けれど、その一瞬で、彼は生徒会長シエラに一目惚れしてしまった。
ただ話したかった。笑ってみたかった。
だが、彼女は“生徒会長”という高嶺の花で、周囲すら近寄らせない壁の向こう側にいた。
ならば──
拳と炎で、正面から突破するしかない。
「俺はあんたに、伝えたいことがある」
「その言葉、私を倒せたら聞いてあげる」
風が止む。
シエラが静かに手を掲げ、無の力が空間を侵食する。
「──すべてを静止せよ。《虚無領域》〈アブソリュート・エリア〉」
全ての術式、全ての魔力、その発動を拒絶する無の結界が広がっていく。
だが、リオは豪快に笑った。
「だったらちょうどいい。拳には、無効も何も関係ねぇ!」
背後で咆哮する火の精霊《イグニア》。
リオの両拳に、炎の奔流が宿る。
紅蓮の闘志と、静謐なる無がぶつかり合う。
拳 vs 無。激情 vs 理性。
その激突の先にあるのは、想いの告白か、敗北か。
文字数 61,918
最終更新日 2025.07.15
登録日 2025.07.15
王国最強の魔法学院。
そこに通う少年・レインは、“無能”と呼ばれていた。
理由は簡単。
「魔法が使えない」から。
火も出せない。
回復もできない。
属性適性もゼロ。
学院では落ちこぼれとして笑われ、ついには——
「役立たず」として追放される。
だが誰も知らなかった。
レインの力は、“使えない”のではない。
【あらゆる魔法を無効化する能力】
最強魔導士の禁呪。
魔王軍の滅級魔法。
神聖術式すら。
彼の前では、すべて“発動できない”。
追放後、自由になるため旅に出たレインだったが、
S級冒険者
王国騎士団
魔王軍
聖女
古代兵器
など、次々と規格外の存在に目をつけられる。
しかし本人は——
「いや静かに暮らしたいんだけど……」
これは、
世界最強なのに本人だけ自覚が薄い少年が、
無自覚に伝説を壊していく物語。
文字数 27,893
最終更新日 2026.05.15
登録日 2026.05.15
──炎と無。
決勝の鐘が、静かに鳴り響いた。
灼熱の火柱が吹き上がる闘技場。
観客席は息を飲み、舞台の中央に立つ二人の存在を見守っている。
「これより──《第一学園精霊トーナメント・決勝戦》を開始します!」
華やかな司会の声が響く中、ゆっくりと歩み出る少年。
リオ=バーンレッド。
入学初日に《基本属性最強》の火の精霊《イグニア》と契約しながらも、
一切の武器も魔具も用いず、己の拳一つで戦い抜いてきた異端のファイター。
紅蓮の炎を纏いながら、彼の肉体はまるで鋼のように引き締まっている。
対するは、静かなる気品を纏う少女。
シエラ=アルフィネ。
第一学園の絶対的存在にして生徒会長。
契約する精霊は、あらゆる能力を“無”へと還す《ゼロの精霊》──《ノルデン》。
白銀の髪を風に揺らし、冷ややかな眼差しでリオを見据える。
(ようやく……ここまで来た)
入学式の日、ただ落としたハンカチを拾ってくれた──それだけのきっかけだった。
けれど、その一瞬で、彼は生徒会長シエラに一目惚れしてしまった。
ただ話したかった。笑ってみたかった。
だが、彼女は“生徒会長”という高嶺の花で、周囲すら近寄らせない壁の向こう側にいた。
ならば──
拳と炎で、正面から突破するしかない。
「俺はあんたに、伝えたいことがある」
「その言葉、私を倒せたら聞いてあげる」
風が止む。
シエラが静かに手を掲げ、無の力が空間を侵食する。
「──すべてを静止せよ。《虚無領域》〈アブソリュート・エリア〉」
全ての術式、全ての魔力、その発動を拒絶する無の結界が広がっていく。
だが、リオは豪快に笑った。
「だったらちょうどいい。拳には、無効も何も関係ねぇ!」
背後で咆哮する火の精霊《イグニア》。
リオの両拳に、炎の奔流が宿る。
紅蓮の闘志と、静謐なる無がぶつかり合う。
拳 vs 無。激情 vs 理性。
その激突の先にあるのは、想いの告白か、敗北か。
登録日 2025.07.12
妖魔――人間の天敵として生まれながら、人間によって淘汰された旧き支配者たち。
生き残った妖魔たちは最後の術式を行使し、人間の血の中へ潜むことで自分たちの存在を後世に残す道を選ぶ。
そして、幾千年の後、人の血脈の中に眠っていた妖魔の遺伝子が、各地で目覚め始めた。
妖魔として覚醒した者は、人間としての自我を保ったまま、人間から迫害される存在として生きる道を余儀なくされる。
それが、かつてこの世に生きていた妖魔たちの望んでいたことであるのか、今となっては誰一人として、知る者はいなかった。
ヨモキとシャモギ。ある日、妖魔の血が覚醒し、人として生きる道を失った姉弟。
姉弟は、妖魔として目覚めた者を助けて廻っているという妖魔アキゴに命を救われる。
かくして、二人はアキゴの組織した「妖華一座」の一員として、共に妖魔の生き延びる道を探す旅を続けることになった。
文字数 26,546
最終更新日 2025.12.12
登録日 2025.10.20
「俺が喰らうのは、お前の魂だ。――それまでは、誰にも渡さん」
帝都・華平安。きらびやかな繁栄の陰で、怪異が人々の心を喰らう時代。
名門・安倍家の血を引きながら、妖を滅ぼすことができない「落ちこぼれ」陰陽師・晴臣は、場末の長屋で伝説の妖狐・白夜と同居していた。
「妖も人間も、同じだよ。お腹が空けば悲鳴を上げるし、寂しければ泣くんだ」
そう微笑む晴臣の「甘さ」を、白夜は鼻で笑いながらも、その優しさが作る朝食には抗えずにいた。
そんなある日、帝都を揺るがす「人造神」の陰謀が動き出す。冷徹なエリート陰陽師・九条厳刻が立ち塞がる中、晴臣は己の命を削り、誰にも成し得なかった「救済」の術式へと挑む――。
孤独な青年陰陽師と、傲慢な銀狐。
「縁」で結ばれた二人が、帝都の夜に光を灯す、異能和風ファンタジー!
文字数 22,931
最終更新日 2026.01.14
登録日 2026.01.08
交通事故(あるいは過労死)で命を落としたはずの主人公・ユウキが目を覚ますと、そこは異世界でも肉体でもなく――王立魔導書庫に封印された一冊の禁書、《死の魔導書(ネクロノミカ)》の中だった。
声も出せず、体も動かせず、できるのは「ページとして存在すること」だけ。だがこの魔導書には異常な特性があった。
“読まれた内容が現実に干渉する”
魔法理論、禁術、存在改変術式……ページを開かれるたびに魔力が流れ込み、世界そのものを書き換えていく危険な構造。
魔導学院の天才少女リリアは、この禁書を「制御可能な最強兵器」として扱おうとするが、魔導書の中に“意識”が残っていることにはまだ気づいていない。
ユウキは理解する。
これは力を得る物語ではない。
読まれるたびに世界へ干渉し、書き換えていく“進行型災厄”だ。
制御されるほど強くなる魔導書と、その中に閉じ込められた一人の意識。
やがてそれは、魔法世界の常識と秩序そのものを侵食していく。
――そして誰も知らない。
この本にはまだ、“最も危険な一章”が残されていることを。
文字数 25,219
最終更新日 2026.05.15
登録日 2026.05.15
本作は、伝統的な「除霊」を現代社会の「システムエラー(バグ)」として再定義した人間ホラー。
親譲りの霊能力をテクノロジーと融合させ、人々の人生をデバッグする実兼葬と、人々が依存する末期症状の「バグ」だけを判断し、甘い言葉で葬に流す有名占い師・栄花千怨。
この二人が、SNS、AI、仮想現実、そして「承認欲求」という名の現代病に蝕まれた人間たちの心の闇を暴き、強制的にOSをアップデート(再構築)していく。
■ 主要キャラクター
実兼 葬(じつかね そう)
【人生のデバッガー】
黒い着物に銀の回路を刺繍した装いに身を包む、偏屈な青年。霊能力をシステムのバグとして処理する独自の術式を持つ。十円玉を媒体に、対象の「キャッシュ(過去の執着)」をクリアし、未来を予約可能な状態へ書き換える。
栄花 千怨(えいか ちおん)
【毒舌と慈愛の有名占い師】
圧倒的な支持を誇るオネエマンの占い師。占いを「人生のOSを整えるためのインターフェース」と捉えている。甘い言葉でファンを魅了するが、自分を慰めるためだけに占いを利用し、自力で歩くことをやめた人間には極めて厳しい。葬とは腐れ縁で、信頼関係は厚い。
文字数 18,324
最終更新日 2026.02.01
登録日 2026.02.01
風穴島を舞台にした奇譚が幕を開ける。神主の柿本清貴は、神社で落ち葉を掃きながらカラスから来訪者の情報を得る。島に向かう船には、陰陽師の藤原葵と人形の草助が乗っていた。葵は島に封印された強力な悪霊を退治するため、霊感に導かれてやって来たのだ。風穴神社で出会った二人は、軽妙な柿本と自信満々の葵という対照的な性格を見せる。島の異変を探る中、柿本は葵を祠へ案内するが、晴天の中突然の雷鳴が響く。不穏な空気が漂う島で、葵は謎を解く決意を固め、物語は不思議な展開へと進む。
文字数 17,902
最終更新日 2025.04.05
登録日 2025.04.03
目覚めた時、俺は“空白”だった。
名前以外の記憶がなく、しかもこの世界の記録に俺の存在が載っていない。
村人は俺を「異端」だと怯えた。
だが、村の祠に残っていた黒い灰と、無意識に動く手際だけが告げていた。
これは災厄じゃない。誰かが真実を隠すために、世界そのものを書き換えた痕跡だ。
失われた中心都市は地図から消え、歴史は都合よく塗り替えられている。
真相を追うほどに、見えない“視線”が俺を試す。
やがてリュークは『メモリーバンク』に触れ、封じられていた記憶が目を覚ます。
忘れられた術式、量子魔法。思い出すたび、世界の綻びが露わになる。
虚構を剥がすか、自己を失うか。
消された都市と、自分の存在の証しを取り戻すため、俺は世界の常識の外側へ踏み出す。
記録が裏返る、異世界量子ファンタジー。
※この作品は小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
文字数 410,617
最終更新日 2026.03.07
登録日 2025.12.20
王都の危機が予言され、『賢者』に王都への召集令状が出された。けれど『賢者』は代理として弟子を差し出し、自身は辺境から出てこなかった。
『賢者の弟子』、そして『賢者代理』として現れたのは、認識阻害の術式をまとった怪しい少女――アマネ=アステール。
予言にピリピリする王都で『賢者代理』を務めることになったアマネは、ただひとつの目的のついでに王都を救う。
『賢者』から彼女を頼まれ、そしてうっかり彼女の秘密を知った『聖騎士』とのんびり暮らしながら。
文字数 20,317
最終更新日 2023.08.09
登録日 2023.08.09
精霊に頼まれ、固有スキルを持って転生した、敷島刀祢(シキジマ トネ)。
本来ならば戦闘系のスキルが与えられるはずだったが手違いにより、
戦闘系とは全く関係ない〈速読スキル〉を得てしまう。
しかし、このスキル、とてつもなく優秀だった!
本の速読から相手の心を読む読心術、果ては敵の魔法術式さえ速読してしまう。
…このスキルはチートですか?
文字数 1,067
最終更新日 2020.01.19
登録日 2020.01.18
魔術学園に在籍する少年、ユーリ・レイザークは、魔術師の名家出身ながら魔術の才能がないという落ちこぼれだ。
頼みの綱だった16歳の誕生日に発現する固有術式(スキル)も『劣化コピー』というゴミスキルで、ユーリは退学一歩手前まで追い込まれてしまう。
味方となってくれる友人も、同じく退学の危機に瀕している少女一人だけ。
とある事情で魔術をまともに使えなくなった、頭の中にある術式を形にさえ出来れば世界最強にだってなれる天才少女ただ一人だけ。
そんな彼女の術式を、ユーリはその身に刻み込む。
劣化コピー×天才の術式=最強な異世界学園ファンタジーです。
文字数 77,599
最終更新日 2022.05.21
登録日 2022.04.27
薄明の空の下、一歩踏み出したあなたは、契約を拒み、自分自身の意思で未知へ進むことを選んだ。
地下遺跡で見つけた《瞳》は静かに閉じられ、暴走しかけていた術式崩壊も収束した。しかし、その直前に残された言葉だけが胸に残る。
「……最後の継承者を、待つ。」
──そして数日後。
王都を離れた街道で、あなたの胸元にある魔力紋章が淡く輝いた。
「これは……誰かが私を呼んでいる?」
遠く西の山脈から、巨大な魔力の波動が届く。
老人は静かに頷いた。
「とうとう始まったか。」
「始まった?」
「あれは古代の《大魔法使い》だけが感じ取れる継承の呼び声じゃ。」
「……大魔法使い?」
「世界には七つの始原魔法がある。その正統な継承者は長い年月で姿を消した。だが一人だけ空席がある。」
老人はあなたを見る。
「おぬしなら選べる。」
文字数 3,678
最終更新日 2026.07.06
登録日 2026.07.06
かつて『最強の魔法使い』に助けられたユートは、自分もそうなりたいと憧れを覚えた。
しかし彼の魔力放出量は少なく、魔法の規模に直結する魔術式の大きさは小さいままだった。
そんなユートと、師である『じいさん』の元に、国内最高峰の魔法学院からシルファと名乗る使者が訪れる。
シルファからの手紙を読んだ『じいさん』は、ユートに魔法学院に行くことを提案し……?
魔力が存在する世界で織り成す、弱くはない魔法使いの冒険譚、はじまりはじまり。
※小説家になろう様の方にも掲載しております
文字数 908,705
最終更新日 2025.02.24
登録日 2019.06.24
平安時代。
星を読み、式神を従え、都を襲う鬼を封じ続けた陰陽師 安倍晴明。
最後の大祓にて、彼は己の命と引き換えに赤眼の王を封じるも──。
目覚めた時、そこは見知らぬ異世界だった。
魔法も呪符も通じない世界。陰陽術が通用しない地にあって、晴明は魔獣調教師という職能に目をつける。
式神の代わりに魔獣と契約し、かつての術式を再構築する彼の姿は、やがて異世界の民に新たな陰陽師として映り始める。
なぜ、晴明はこの地に導かれたのか?
封じたはずの赤眼の王はどこへ消えたのか?
神霊の如き白狐とともに、再び穢れに立ち向かう陰陽師。
彼の祈りと知略、そして魔獣たちとの絆が、世界を再び照らす。
これは、伝説の陰陽師が異世界で新たな理を築く物語。
文字数 2,652
最終更新日 2025.08.03
登録日 2025.07.24