「もむ」の検索結果
全体で81件見つかりました。
「お姉様、お姉様って本当に馬鹿ねぇ。
お姉様ってぇ、割り算も出来ないのねぇ」
妹のミシェルは割り算が出来るようです。
私は、割り算なんて出来ません。
ミシェルは割り算どころか比例だの関数だの三角形だの難しい算数や数学の事をたくさん知っています。
それは褒められるべき事なんですが、ミシェルはそれを利用して私に算数数学マウントをして私を虐待してくるのです。
「お姉様ってぇ、馬鹿で無教養だからぁ、利息もちゃんと分からないんでしょぉ〜。
簡単な利息の計算もなんでも弟分のロルトに任せてるわよねぇ。
難しい事は有能イケメン執事のバシリウスに任せてるんだものねぇ。
そんな事でぇ、男爵令嬢が務まってるなんて言えるのかしらぁ」
大嫌いな学校から算数から勉強から逃げ出して、なんで私は計算が難しいしやりたくもない金融なんてやっているのでしょう。
私は自由になれたのでしょうか。
自由、自由とはなんでしょうか。
私は自由を望んでいるのでしょうか。
「利息の計算なんて分からないわよ。
だから何だっていうのよ。
務まらなくても私は男爵令嬢なのよ。
これ以上がたがた文句言うわなら殴るわよ」
私は、ミシェルにお父様お母様にずっと虐待されてきました。
難しい事がたくさんで私はもう何がなんだか分からなくなり、ミシェルを殴っていました。
!!ミシェルは私が忠告してからまだ何も喋っていません!!
まぁ、それもこれもミシェル、貴女がお父様お母様と私を虐待してきたからですよね。
因果応報。行いは返ってくる。自業自得というやつでしょうか。
ざまぁ!
嘘です。
ただ難しい事がいっぱいで私の頭で処理しきれなくなりむかついてミシェルを殴りました。
忠告してから貴女がまだ何も喋っていないのに殴ってごめんなさいミシェル。
でもむかつくのでとりあえず殴っておくわね。
まぁミシェルがお父様お母様と私を虐待してきたのは事実なのですから、構いませんよね。
ミシェル、貴女は私を散々虐待してきましたね。
今更謝ってももう許しませんよ。ざまぁ!!
ミシェル、貴女を綺麗な顔で葬儀などさせませんよ。
私を虐げてきたから、こんな目にあうのです。
因果応報というやつではないでしょうか。
自業自得ですね。ざまあ!!
文字数 6,335
最終更新日 2022.01.10
登録日 2022.01.08
期待していたバレンタインデーの放課後もむなしく、何も起きなかった。
しかし帰り際、学校一の美少女に出会ったとたん、回りが躍りだしついには美少女まで……!
文字数 2,482
最終更新日 2022.02.19
登録日 2022.02.19
退屈な日々を過ごしていた高坂慶介。バイトをしてコンビニ弁当と酒を喰らうだけの生活をしていた高坂が家に帰ると一人の少女が汚い自宅ですやすやと寝息を立てていた。
出て行けと言うとその少女はおもむろにハンドガンを手にした。ただのメンヘラ女かと思ったのに、その少女は自分のことを天使だと言って「あなた、生き返りたくないですか?」と続けた。
天使曰く、生き返るための試練とは“生き返りたい”と強く望むこと。試練を望んだ俺は走馬灯のように思い出す。それは26の俺が18の少女と過ごした日々。女子高生の売春婦と過ごした大切な日々の想い出。
登録日 2015.06.16
あまり売れない小説家である日暮 又吉(ひぐらし またよし)は、かつての恋人でシングルマザーの佐織と彼女の娘・玲(れい)の住む家を、毎週日曜に訪れるようになった。
十年前に佐織から別れを切り出されて以来、彼女のことを想いながら職業的小説家を志してきた又吉。一応のデビューを果たしたものの、そんな彼の書く小説はどれも救いのない、報われない愛の物語ばかりだった…。一方で、結婚・出産・離婚を経験し女手ひとつで娘を育ててきた佐織は、日々の生活に疲弊し限界を感じていた。
ある日、又吉のもとに一本の電話が掛かってくる。それは自らがずっと心に想い続けてきた佐織からの、十年ぶりの連絡だった。その電話で又吉は、佐織がとっくの昔に離婚していたこと、一人娘の玲が最近「こわい夢」を見ては夜中に目覚めてしまい心配なのだということを知る。
又吉はそれから毎晩のように、佐織からの電話を受ける。彼は「こわい夢」を恐れて寝付けない玲のために、即席の物語を作り、佐織に送るのだった。
佐織から電話がある夜には、玲のために即席の物語を綴る。そして日曜がくるたびに車をとばして、彼女たちの住み処へとおもむく。又吉の生活は、孤独な母娘(おやこ)を中心に廻り始めつつあった。
(短編集『ワーキング・クラス・ラヴァーズ』収録)
文字数 28,886
最終更新日 2019.07.04
登録日 2019.07.03
帝国最強剣士である「剣聖」の称号を持つグンターとあらゆる魔法と錬金術を極めた「幻の大賢者」マリア・テレーゼに育てられたルードヴィヒは、天使のように美しいチートな魔法剣士へと生長していた。
それにとどまらず、修行オタクのルードヴィヒは、「地獄森」と恐れられるシオンの町近郊の森を越え、想像もできない未踏の地へと足を伸ばすに至っていた。
だが、度を越した強さは、ときに畏怖と忌避の情を起こさせる。そうなってしまっては、社会から爪弾きにされかねない。
そして15歳となり大都会アウクトブルグの学校へと送り出すときにグンターは念を押した。
「くれぐれも思い上がったまねすんでねぇぞ」
「わかってるてぇ! 爺さも歳なんだすけ、あんま気もむと難儀くなるがぁぜ」
容姿も能力も都会の人々になじんで普通の生活を送るのに問題はないはずだった。
でも、ただ一つ欠けていたのは……
ルードヴィヒは、「いなかっぺ」だったのです。
登録日 2022.07.01
※こちらでの更新は止めております。最新話はノベルアップ+にて上がっております。
https://novelup.plus/story/531460138
世界の構築者とは、不平渦巻くこの世界を再構築するために神々が創りし……なんてどうでもいいことです笑
世界の再構築者である主人公ことタカシが、妹への愛(家族愛?)を貫き通すために奮闘する物語です。
なにせ、妹への愛が偽りであると判定され次第、タカシには死刑が即時に執行されるため本人も必死なのです。
しかし、とある理由でタカシは3匹のぬこ系少女の好感度を上げる必要がりました。
ただし、その行為が行き過ぎてしまうと、妹への愛が偽りであったと判定されるために、たとえ言い寄られたとしても断固としてその好意を拒まなければ命はないのです。
この矛盾した状況でタカシはどう生き抜くのか、その続きは本編で。
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自分で言うのもなんですが、序盤が結構長いです笑
本格的にラブコメ要素が出てくるのは1-20ぐらいからになるかと思います。
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この作品は「小説家になろう(https://ncode.syosetu.com/n2999fq/)」にも掲載しています。
文字数 22,660
最終更新日 2019.07.23
登録日 2019.07.20
稚児であった柚果は現世(うつしよ、人間の世界)を離れ、鴉天狗の世界へ移住する事を決断した。
鴉天狗の長である迦楼羅の伴侶となるには三つの儀式を受けなければならないのだが、その三つめが恐ろしく恥ずかしい儀式。それは証人に同衾を目視で確認してもらう事。ああこんな恥ずかしい事したくない。しかも証人は柚果を毛嫌いしている(?)黒丸。だけど儀式を完了させないと伴侶として迎えて貰えない。これはやるしかないのだが――。
沈み鳥居の鬼のスピンオフ番外編ー迦楼羅と柚果のエロBL。本当にただのエロBLです
(*)はR18の性描写がおもむろに出てくるのでご注意下さい。
文字数 15,243
最終更新日 2022.12.29
登録日 2022.01.23
文字数 639
最終更新日 2017.06.06
登録日 2017.06.04
(???×頭痛持ち大学生)
頭痛を和らげようとしていた大学生。
それを見つけた男は、その様子を食い入るように見つめる。
涙が零れ落ちたのを合図に、男はおもむろに手を伸ばし―
BL風味程度ですが、穏やかな話が見たい時など、見ていただけると嬉しいです。
この作品は他サイトにも投稿しています。
登録日 2022.01.14
『透明人間になる薬』を開発した向神エール大学の栗谷教授が前頭部と鼻をなぐられ、意識不明で搬送された。現場におもむいた探偵・堂崎由羅は「真正面から2度もなぐられたのは犯人の姿が見えていなかったからだ」と推理する。被害者のおかしな服装。監視カメラに映っていた3人の容疑者たち。犯人は誰?
文字数 5,246
最終更新日 2022.11.19
登録日 2022.11.19
地球のあらゆる場所で小さな機械虫によって未知のウィルスが撒かれ、世界は豹変した。感染した者は暴徒と化し次々と人を襲い喰らう。人々の抵抗もむなしく殺戮の連鎖はひろがっていく一方だった。釜ヶ崎というところもまた凄惨劣悪な状況と化し、宇宙人を狩るゲームの中毒プレイヤーだった天芭実影も巻き込まれる。彼自身は命からがら市民ホールに避難することができたが、人口の関係で都会はより被害が大きく、実影は横浜に行った双子の妹を救出するために無謀な旅に繰り出す。自衛隊、警察組織さえ機能を失い、もぬけの空になっていた装甲車の荷台から取った銃で感染者たちとの血なまぐさい戦闘を余儀なくされる。法機能がないためにすでに生きるか死ぬかだけが唯一のルールとなっている。パンデミックを生き残るも、人類の文明は崩壊しその数はわずかとなった。実影は崩壊時代を生き延び、やがてウィルスの真相へと近づいていく。
ジャンル:【ゾンビサバイバル】【スリラー】一部暴力的(銃乱射など)な表現を含むためR15
https://bookbase.jp/books/243にて全編発売中
文字数 12,307
最終更新日 2024.01.23
登録日 2021.03.01
愛する人を守るために勇者となった男は、他の全てを犠牲にして魔王と呼ばれました。
そして、また新たな勇者が生まれる……。
文字数 9,660
最終更新日 2019.10.30
登録日 2019.10.30
ある鉄道路線の直通運転プロジェクトの準備が着々と進められる頃、神奈川県の閑静な住宅街に住む西谷百合絵はこの春に高校生となった。インドア派で内向的な百合絵は初めての高校生活にワクワクよりも鬱陶しさやボッチにならないかという心配を抱えていたが、幼馴染の寒川琴乃がクラスメイトだと知り胸をなで下ろす。
しかし、琴乃以外の親友が皆無だった百合絵は女子力を上げろという彼女のアドバイスを受けて家庭科部に入部。無事に女子力を向上させた百合絵は真妃や綾子という気の合う新たな友達を得る。
これで残りの高校生活も安泰だと胸をなでおろし日常を過ごしていた。しかし、何だか様子がおかしい。なぜだか、異様に胸がドキドキしてくるのだった。
謎の発作が彼女をたびたび襲うようになってくる。そしてなぜだか、同じクラスの男子、舟渡啓介の存在が気になって仕方がなくなってしまう。
「これってもしかして、恋⁉ なんで⁉ なんで私があんな奴のことを⁉」
私の観察記録を楽しむ琴乃に気づかれてしまったらおしまいだ。そう考え危機的状況に瀕した百合絵は、彼女に自分の想いを察せられないように隠し通そうとするもむなしく、恋心はすぐに見透かされてしまう。が、その先にはさらなる難航が待ち受けていることが判明する。それは、舟渡に溺愛している彼女、的場萌花の存在だった。
彼女はおしゃれでかわいいし、おまけに胸も大きい。それはとても百合絵には勝てっこない相手であった。あきらめよう。舟渡と的場の仲睦まじい姿を見てそう考えていた百合絵はとっさに舟渡からの視線に気づく。
「えっ、あんたには的場がいるじゃん。でもこれって、もしかして……」
とある私鉄沿線に住む女子高生の日常を描いたお話。彼女の恋の結末は? そして、恋心を抱いてしまった理由とは?
*こんな方におすすめいたします。
首都圏の鉄道に興味のある方
現実世界の出来事をもとにした二次創作寄りの作品がお好きな方
文字数 115,044
最終更新日 2022.03.27
登録日 2022.02.27