「わ」の検索結果
全体で97,004件見つかりました。
蓬莱宇宙とテラ宇宙とをつなぐ古い宇宙、デーヴァ宇宙。
デーヴィー惑星創世計画でヴィーナスさんがブリタニカ同様、幽子変換で創世した千億を超える文明世界です。
デーヴァに虐げられていたデーヴィーの世界なのです。
ネットワーク内で知られているのは惑星ブリタニカと惑星グレートスピリットだけ、デーヴィー惑星創世計画での残りの世界は、すべて未加盟惑星に指定されています。
このデーヴァ宇宙、無人の居住可能惑星などは、簡単な調査によるとさらに千億を超えるとの結果が出ています。
実情を知るのは、ネットワークの上層部だけ、ほとんど軍機に近い状態です。
ラグナロク戦争も終結し、ティアマト宇宙の開発もめどが付き、そろそろデーヴァ宇宙も何とかしようということに……
そんなデーヴァ宇宙開発にかかわった、女たちの数々の物語を集めた、コスモスの女たちシリーズの第三短編集。
登録日 2025.12.25
銀座の喧騒は、元旦の鋭い冷気に包まれていた。
高級百貨店、三丸屋の特別室で、石川ルカは完璧な所作でお辞儀をした。彼女の着ている濃紺のスーツにはシワひとつなく、その表情からは一切の感情が削ぎ落とされている。彼女が扱うのは、ただの品物ではない。選ばれた者だけが手にできる特権そのものだ。
手違いは、初売りの熱気がピークに達した午前11時に起きた。
ルカが裏ルートで手配した、一億円相当の未鑑定ダイヤモンド入りの極秘福袋。政界への献金代わりとなるはずだったその紙袋が、配送スタッフのミスによって、一般販売の山に紛れ込んでしまった。それを手にしたのが、戸崎武史だった。
武史は、正月の商店街を歩くベージュのダッフルコートのように、どこにでもいて、どこにも居場所のない男だ。不運を絵に描いたような人生で、この日も貯金を下ろして買ったばかりの一万円の福袋を抱え、安アパートへ帰る途中だった。
「待ってください」
地下鉄の入り口で、ルカは武史の腕を掴んだ。息を切らしながらも、その瞳には凍てつくような光が宿っている。
「この袋、中身を間違えました。交換してください」
武史は目を丸くした。 「え、でもこれ、僕がちゃんと並んで買ったやつですよ。開運って書いてあるし」
開運どころか、それは破滅への招待状だった。袋を狙うのはルカだけではない。三丸屋の闇を知り、ダイヤを奪取しようとする謎の集団が、すでに二人の背後に迫っていた。
ルカは迷わなかった。武史の腕を強く引き、発車直前の地下鉄に飛び乗る。
「いいですか、戸崎さん。今、あなたの持っている袋は一億円の価値があります。そして、それを奪おうとしている人たちは、人を傷つけることを躊躇いません。私と一緒に来てください」
武史は呆然としたまま、揺れる車内で自分の膝の上の袋を見つめた。 「一億円……。僕、一万円しか払ってないのに。そんなの、おみくじで大凶を引くより怖いです」
逃走劇は、正月の静まり返った東京を舞台に始まった。華やかなイルミネーションが、追ってくる黒塗りの車のライトと交差する。
文字数 1,440
最終更新日 2026.01.01
登録日 2026.01.01
2047年3月15日、午後11時58分。量子物理学者・佐藤ハルトは、人類史上初の時間跳躍装置を完成させた。目標はわずか二十四時間前。何も変えずに戻ってくる、小規模な実験のはずだった。
だが、過去に到着したハルトを待っていたのは、予想外の現実だった。研究パートナーのレイは彼を見て叫ぶ。「あなたは三年前に死んだはずよ!」この時間線では、ハルトは量子実験の事故で死亡していた。
混乱する彼の前に現れたのは、年老いた自分自身だった。二十年後の未来から来た「ハルトα」は警告する。「時間線が崩壊している。装置を破壊しろ」時間跳躍の成功により、現実が無数に分岐。ある世界ではハルトは死に、ある世界では生き、ある世界では時間戦争が勃発して文明が崩壊していた。
だが、資金提供者の黒川シンジは反対する。「この技術で多くの人が救われる。君の両親の交通事故も防げるんだぞ」十年前に亡くした両親を救いたい——個人的な欲求がハルトを揺さぶる。
次々と現れる、異なるタイムラインの研究チームたち。それぞれが自分の世界の正しさを主張する。「技術を使うべきだ」「破壊すべきだ」「管理すべきだ」——誰が正しいのか。何が真実なのか。
ハルトは問う。「技術自体に善悪はない。問題は使い方だ」彼は決断する。装置は破壊しない。代わりに、国際監視機構を設立し、時間跳躍技術の使用を厳格に管理する。個人的理由での過去改変は禁止。許可されるのは科学的観測と災害予防のみ。
その瞬間、空間が激しく揺れた。「タイムラインの収束だ!」複数に分岐していた現実が、ハルトの決断により一つに統合され始める。異なる時間線の記憶が脳内に流れ込み、膨大な痛みがハルトを襲う。だが、その苦痛の中で彼は理解した——全てのタイムラインは最初から一つだった。分岐は幻想。自分の選択が、現実を決定していた。
三ヶ月後、国際時間監視機構が設立される。最初の承認ミッションは2030年の大地震観測。データは多くの命を救った。技術は正しく使われ始めた。
二十年後、五十二歳になったハルトの元に、未来から一人の青年が訪れる。「あなたの息子、ケンタです。あなたが作った世界で育ちました。感謝を伝えに来ました」
時間は止まらない。過去から未来へ絶えず流れ続ける。時間を操る力を手にしても、私たちは今を生きる。それが、時間の真実だ。
文字数 6,478
最終更新日 2026.01.09
登録日 2026.01.09
近代化の波に呑まれた帝都・東亰。
陰陽師の家に生まれた見習い、五神範洲は、父に認められるため最後の試験に挑む。
山中で捕らえたのは、悪戯好きの猫又――のはずだった。
契約、書類、役所仕事。
欧化した社会と呪の古層が噛み合わない世界で、範洲は一匹の式神と主従関係を結ぶ。
だがその猫又「クンネ」には、どう考えても猫又で済まない“何か”が隠されていた。
蒸気と呪が並び立つ帝国日本を舞台に、
未熟な陰陽師と食い意地の張った式神が踏み込むのは、
国家と霊の均衡が崩れ始めた、取り返しのつかない領域――。
これは、仕事として妖を使う時代の、
とんでもない相棒と出会ってしまった少年の物語。※カクヨムにも投稿
登録日 2026.02.04
地方都市の古いビル,その地下1階にある小さなベーカリー。22歳の見習いパン職人,木村詩帆は,深夜2時から朝6時まで,一人で仕込みをしている。変わりたいと思いながら変われない。前に進まなければと思いながら,足が動かない。それでも毎晩,粉を量り,水温を測り,生地を捏ねる。繰り返しの中に,自分を,かろうじて,置いている。
ある深夜,シャッターを叩く音がした。光が見えたから,と言って現れたのは,同じビルの4階に住む,名前も職業も知らない男だった。眠れない夜に外を歩いていると,この地下の光が見えて,立ち止まれるのだという。詩帆はパンを売った。それだけのことだった。
それから,彼は週に3度,深夜に来るようになる。パンを買う。少しだけ言葉を交わす。また来る。ただ,それだけのことが繰り返された。でも詩帆の手は,彼が来る夜と来ない夜で,仕込みのリズムを変えていた。身体が,頭より先に,何かを知っていた。
包帯を巻いた夜があった。カウンターを越えて,その手を包んだ夜があった。厨房にコーヒーカップが2つ並んだ夜があった。深夜の厨房で,2人は話した。何について話したか,後から思い出せない。声の低さと,蛍光灯の白さと,コーヒーの冷め方だけを,覚えている。
やがて,彼の名前を知った。詩帆は,その名前を,のどの奥で,静かに,発音した。
2人の関係には,最後まで,名前がつかない。恋なのか,習慣なのか,それとも別の何かなのか。問いは宙吊りのまま,夜の中に,置かれる。でも詩帆は今夜も,ブリオッシュに丸印をつける。1つ,取っておくための,印を。来ても来なくても,焼く。待つことは,何もしないことではない。温度を保つことが,待つことだ。
停滞は,敗北ではない。前進も,義務ではない。変われない身体が,それでも夜の中を歩く。その事実を,この物語は,裁かずに,ただ,描く。
文字数 36,379
最終更新日 2026.04.25
登録日 2026.04.17
広告代理店で働く氷室紡は、誰からも「優しい人」と言われていた。
恋人には家事と生活費を頼られ、親友には愚痴と都合を押し付けられ、両親からは「お姉ちゃんなんだから」と弟のための金を要求される。会社では上司の失敗を押し付けられても、「君なら理解してくれるだろう?」の一言で飲み込んできた。
恋人の口癖は、
「紡の忍耐はインフィニティー(無限)だね」
無限に優しく、無限に我慢してくれる人間などいるはずがないのに、誰もそれに気づかない。紡自身もまた、自分が限界へ近づいていることを見ないふりをしていた。
しかしある日、会社の不正の責任を押し付けられ、親友に裏切られ、実家から最後の仕送りを要求され、さらに恋人の浮気現場を目撃した瞬間、紡の中で何かが静かに壊れる。
泣き叫ぶことも、怒鳴ることもない。
彼女はただ、微笑んで言った。
**「君は理解してくれるだろう?」**
**「はい、理解しました。もう終わりです」**
これは、無限の忍耐を期待された一人の女性が、自分の人生を取り戻す物語。
彼女が去ったあと、残された人々はようやく知ることになる。
優しい人が突然いなくなるのではない。
ずっと前から、助けを求めていたのだということを。
文字数 38,710
最終更新日 2026.06.25
登録日 2026.06.21
ユグナは、大変憤っていた。かつて家族と信じていた者達に裏切られたからだ。
世界一凶悪と言われた『アーサー一家』。そのギルドメンバー、ユグナ・ユクレーン。
「……俺はっ!俺はユクレーン!――裏ギルド『アーサー一家』の、新ギルドマスターだっ!」
. .
彼女は、多くの秘密を背負い、過去の忘れ物を探しに学園にやって来る。
さあさあ、一体誰が彼女の正体に気づくのでしょうか。それとも……?
*:†:*:†::†:*:†:*作者より*:†:*:†::†:*:†:*
R18は一応戦闘シーン上の保険です。ああこれちょっとヤバイな……っていうのには題名に『R18(グロ)』とか、何か入れておくので参考にしてください。始めの方はない……はず。エロもない……はず。です。
そして全体的に長いです。一週間に一話投稿できるか怪しいです。すみません。5000字超えてるもの多め。の予定。
どうでもいいことですけど。『アーサー一家』って横書きだと『一家』って読めませんよね。あぁぁさぁぁぁぁって感じしますよね。いや、本編は縦読みなので大丈夫なはずなんですけど。ちょっと、自分、しくったな、と。
(2016年8月8日)
投稿時間もペースもバラバラなので期待しないでください。あとあんまりギルドとか精霊魔法とか最初は出てきません。人物紹介、学園紹介が多く、実際舞台は学園なので。重ね重ねすみません。
(2016年8月11日)
すみません。『担任と知り合いとチラリズム』を修正前に誤って投稿してしまったので細かいところ直しました。中身はなんら変わっていません。
(2016年8月12日)
夏休み中なので投稿のペースが早めです。
(2016年8月12日追記)
文字数 21,475
最終更新日 2016.08.21
登録日 2016.08.08
タイトル通り。
「ダークな乙女ゲーム世界で命を狙われてます(WEB版タイトル:ダークファンタジーで乙女ゲームな世界で主人公のルームメイトが生き残りをかけてあがいております)」の拍手で公開していたSSの置き場。
※全てIF話です。
※本編の進行にはまったく関係ありません。
※書きたかったから書いたそれだけです!
※冒頭文の注意事項をきっちりとお読みいただき、お読みください。
基本一話完結です。
更新する可能性はありますが、各話完結しておりますので、
完結済みにさせていただきます。
小説家になろう、と重複投稿です
文字数 217,691
最終更新日 2016.08.31
登録日 2016.08.31
イラク戦争で活躍した腕利きの狙撃手、カーティス・サカキバラ。高い戦闘能力を買われた彼は、イギリス内務省管轄の組織である重大犯罪対策チームの一員として、国内に潜む凶悪犯罪者を人知れず始末し続けていた。
ある日、行きつけのパン屋から帰る途中であったカーティスは、路地で腹部に銃創を負った女性を見つける。すぐさま救急車を手配したカーティスだが、疑問の多い現場を見て、銃撃された理由を考えあぐねていた。
登録日 2017.06.08
「毎度おおきに、オールモイズです。
オールモイズとは“almost(ほとんど)”と”choice(選ぶ)”の造語です。
ほとんど選ぶことができる!という意味を込めました。
私どもの会社は言わば”何でも屋”
あらゆる業種の仕事をお客様が選び頼むことができる何でも屋さんです。
ただし、私共もなんでもかんでも頼まれて犯罪行為を及ぶわけにはいきません。
ですのでほとんどのお仕事は受け付けますが
中には引き受けない仕事もあります。
この広告に目が止まったのも何かの縁
一度、私どもの会社にいらしては如何でしょうか?」
なんともめちゃくちゃで
怪しいこの求人広告に何故か私は
目を止めてしまい
止せばいいのに
軽い気持ちで説明会参加のボタンを
押してしまったのだった。
文字数 4,797
最終更新日 2018.01.31
登録日 2017.12.12
釣りに出かけた糸居は、いつもと違う道を通ったところ、江戸時代にタイムスリップしたかのような集落に着いた。
文字数 3,552
最終更新日 2018.01.25
登録日 2018.01.18
私、月宮 零は盲目である。けれど、別に盲目でも大変ではなかった。
前が見えなくてもはっきりと周りに何かあるか分かるし、文字も読み書き出来る。普通の人と同じことができるのだ。
盲目なのに何故出来るって?やりたいと思ったら出来ちゃった。理由はわからん。
まあそういうことで私は普通の学校に通えている。因みに私が盲目って事は誰も知らない。いじめられっ子にはなりたくないからね。
そんな私だけど…異世界に来ちゃいました。クラスごと。
勇者として召喚された私達には魔王を倒す使命があるらしいが、面倒臭いからやらないよ?ほっとけば誰かが倒すでしょ。 だが楽に生きる為に魔王討伐に協力している振りはしておくからね。
そんな感じの私が主人公の、盲目でも異世界で頑張るお話。
※この作品は作者の気まぐれで更新しています。
文字数 14,364
最終更新日 2018.11.10
登録日 2018.02.11
【表紙画・グラウザーキャラ絵《作画/デザイン IZnoidさん(https://twitter.com/konnyaku_dx)》】
【ただいま特攻装警グラウザー外伝『ショート・ストーリーズ』をスタートいたしました】
【一部レイアウトが乱れますので文字サイズは[小]をおすすめします】
【最新話は小説家になろうにて掲載していますが『1話につき1万字~2万字』ですので、アルファでの閲覧をおすすめします。URL⇒ https://ncode.syosetu.com/n4530bf/】
【著作者:美風慶伍】【無断転載禁止】【以下のサイトでのみ掲載を認めます。これ以外は無断転載です〔小説家になろう/マグネット/カクヨム/アルファポリス/LINEノベル〕】
【イメージPV作成 https://youtu.be/9-QkrTVK6mg 】
【近未来警察バトルアクション】
【特攻装警・設定資料集 ⇒ http://goo.gl/dWyVkw】
■ロボットとアンドロイドが大量に普及し、20世紀末の現代社会から、ハイテク未来世界へと移り変わりつつある、変革の時代、2040年代。日本は大規模な国際経済交流計画『アトランティスプロジェクト』により新たな発展の時を迎えつつあった
■しかしそれと同時に国際規模の犯罪の流入を招き、日本警察は平和と治安を守るための苦闘を強いられていた
■日本政府はついにアンドロイドによる警官・刑事【特攻装警】の導入を決定する
■そんなおり国際テロリストの日本進出を察知した1号アトラスと3号センチュリーは横浜へと向かうが――
■そしてそれは、国際社会の闇に潜む巨大な敵との果てしない戦いの始まりであった。
≪個性的な6人のアンドロイド刑事を軸に、多彩な人間模様が織りなす未来都市バトルアクションストーリー≫
文字数 1,600,685
最終更新日 2019.09.03
登録日 2018.04.23
気がつけば、異世界の悪役令嬢エスメロード予備役一等空尉に転生していた。
が、突然戦争が始まって、意地悪なんかやってる場合ではない。
貴族のお嬢様でありながら操縦幹を握り、敵を迎え撃つ。
また、テクノロジーはともかく、軍の組織や戦略が前時代的なところも改革していくべし。
え?あの、結婚してくれと言われても・・・。
大活躍のエスメロードに男が群がる群がる。
軍人である悪役令嬢が前世の記憶を取り戻し、パイロットとして活躍して、否応なしにモテフラグを立てまくるお話しです。
完結いたしました。
読んで頂いた皆様には、心からお礼申し上げます。
文字数 222,368
最終更新日 2018.10.04
登録日 2018.09.03