「歯」の検索結果
全体で1,325件見つかりました。
ベルケル伯爵の愛娘であるグレーテルは『たんぽぽ』という愛称で人々に愛され、親しまれていた。
しかし、幸せはそう長くは続かない。グレーテルを愛してくれた母は、闘病の末に、亡くなってしまう。
やがて、新しい母親が必要だと考えたベルケル伯爵は、再婚相手として美女ザビーネを城に招く。
彼女にはヘンゼルという連れ子がおり、その日からヘンゼルはグレーテルの三歳年上の義兄となった。
意地悪な継母とは対照的に、義兄のヘンゼルは幼い頃からグレーテルを溺愛していた。やがて二人は、許されない禁断の関係に落ちるのだが……。
————グレーテル。決して、貴女は昏き森に入ってはいけませんよ。貴女は、特別なのだから。
グレーテルが昏き森に足を踏み入れた瞬間、運命の歯車は狂い出した。
グリム童話、ヘンゼルとグレーテルのパロディ。大人の官能童話です。
※NTR企画2024年夏参加作品
※モブの死等有り
※3P有り
※無理矢理の表現有り
※全六話の完結投稿です
※Rシーンには※がつきます
文字数 33,922
最終更新日 2024.08.20
登録日 2024.08.18
幼い頃から婚約していたアリストアとエドウィン。アリストアは最愛の婚約者と深い絆で結ばれ同じ道を歩くと信じていた。アリストアの描く未来が崩れ……。
小さな歯車の狂いが徐々に大きくなっていく。
たった一言が多くのものの運命を変えた。
歯車の乱れが止まらなくなり新たな運命が生まれる物語。
短編「初恋の結末」の中編。
文字数 181,851
最終更新日 2021.11.12
登録日 2021.08.10
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
カチュアは返事しなかった。
いや、返事することができなかった。
下手に返事すれば、歯や鼻の骨が折れるほどなぐられるのだ。
その表現も正しくはない。
返事をしなくて殴られる。
何をどうしようと、何もしなくても、殴る蹴るの暴行を受けるのだ。
マクリンナット公爵家の長女カチュアは、両親から激しい虐待を受けて育った。
とは言っても、母親は血のつながった実の母親ではない。
今の母親は後妻で、公爵ルイスを誑かし、カチュアの実母ミレーナを毒殺して、公爵夫人の座を手に入れていた。
そんな極悪非道なネーラが後妻に入って、カチュアが殺されずにすんでいるのは、ネーラの加虐心を満たすためだけだった。
食事を与えずに餓えで苛み、使用人以下の乞食のような服しか与えずに使用人と共に嘲笑い、躾という言い訳の元に死ぬ直前まで暴行を繰り返していた。
王宮などに連れて行かなければいけない場合だけ、治癒魔法で体裁を整え、屋敷に戻ればまた死の直前まで暴行を加えていた。
無限地獄のような生活が、ネーラが後妻に入ってから続いていた。
何度か自殺を図ったが、死ぬことも許されなかった。
そんな虐待を、実の父親であるマクリンナット公爵ルイスは、酒を飲みながらニタニタと笑いながら見ていた。
だがそんあ生き地獄も終わるときがやってきた。
マクリンナット公爵家どころか、リングストン王国全体を圧迫する獣人の強国ウィントン大公国が、リングストン王国一の美女マクリンナット公爵令嬢アメリアを嫁によこせと言ってきたのだ。
だが極悪非道なネーラが、そのような条件を受け入れるはずがなかった。
カチュアとは真逆に、舐めるように可愛がり、好き勝手我儘放題に育てた、ネーラそっくりの極悪非道に育った実の娘、アメリアを手放すはずがなかったのだ。
ネーラはカチュアを身代わりに送り込むことにした。
絶対にカチュアであることを明かせないように、いや、何のしゃべれないように、舌を切り取ってしまったのだ。
文字数 102,276
最終更新日 2020.08.15
登録日 2020.05.14
「ずっとこうしたかった」
「こんなの初めてね」
「どうしよう、歯止めがきかない」
「待って、もう少しだけこのままで」
売れっ子官能小説家・蝶子と、高級ハプニングバーの美形ソムリエD。
騙し騙され、抜きつ挿されつ、二人の禁じられた遊びはどこへ向かうのか?
「ダメになってください。今日くらい」
ここは満月の夜にだけオープンする会員制シークレットサロン Ilinx(イリンクス)。
大人のエロス渦巻く禁断の社交場に、今夜もエクスタシーの火が灯る。
※「眩惑の蝶と花──また墓穴を掘りました?!」のスピンオフ読み切りです。
本編四話から枝分かれする別の世界線。
文字数 13,849
最終更新日 2023.02.14
登録日 2023.02.04
高校生の頃に彼氏を不慮の事故で亡した過去を持つ百合。
あれから10年。
百合は、未だに彼を忘れられず、それをごまかすために、
”来る者拒まず、去る者追わず”状態で、付き合いと別れを繰り返す日々を送っていた。
そんなある日、創業者一族のイケメン御曹司・亮祐が海外から帰国して、
百合の勤める会社に新しい役員として就任することに。
百合にとって亮祐との出会いは衝撃だった。
そして2人の運命の歯車が動き出すーーー。
※スピンオフ作品『初恋〜推しの弟を好きになったみたいです〜』を連載中です。
※この作品はエブリスタ様、ムーンライトノベルズ様にも掲載しています。
文字数 145,735
最終更新日 2023.11.05
登録日 2023.09.22
【書籍情報】書籍3巻発売中ですのでよろしくお願いします。
女神様の手違いにより現世の輪廻転生から外され異世界に転生させられた田中拓海。
お詫びに貰った生産型スキル『緑の手』と『野菜の種』で異世界スローライフを目指したが、お腹が空いて、なにげなく食べた『種』の力によって女神様も予想しなかった力を知らずに手に入れてしまう。
のんびりスローライフを目指していた拓海だったが、『その地には居るはずがない魔物』に襲われた少女を助けた事でその計画の歯車は狂っていく。
ドワーフ、エルフ、獣人、人間族……そして竜族。
拓海は立ちはだかるその壁を拳一つでぶち壊し、理想のスローライフを目指すのだった。
中二心溢れる剣と魔法の世界で、徒手空拳のみで戦う男の成り上がりファンタジー開幕。
旧題:チートの種~知らない間に異世界最強になってスローライフ~
文字数 520,943
最終更新日 2025.05.31
登録日 2019.03.23
香川沙知子が異世界に転移して三年。結婚・妊娠と順風満帆であるかのように思われた。けれどある日、夫の不貞を目の当たりにしてしまう。
追い詰められた沙知子の決断は?
それによって運命の歯車がどう動き出すのか……。
*Rは予告なく入ります
よろしくお願いします!!
文字数 44,658
最終更新日 2024.05.15
登録日 2024.04.23
「今日は初めてだし、見つめ合いながらしましょうか」
笹岡百合(23)は彼氏いない歴=年齢の地味で控えめな性格で大の病院嫌いだ。痛み出した口の中のトラブルで泣く泣く歯科医院への扉を開けるとそこで待っていたのは三嶌朔夜(35)というイケメンドクター。不安を抱える百合に誠実に優しく、気持ちに寄り添った治療を進めてくれる三嶌に歯医者嫌い、イケメン苦手の百合だったが次第に好意を寄せていることに気づいてしまう。
三嶌とはただの患者と医者の関係、虫歯の治療が終われば痛みと一緒にこの胸の高鳴りも終わるはず?!ドキドキが止まらない、地味女子×ハイスぺDrのコメディラブストーリー☆
本編→番外編(主に三嶌視点)→後日談~ふたりのはじめての×××~と続きます。
※他サイトでも投稿しております
※専門用語や院内用語が少し出てきます。院内用語はあくまで創作世界として温かい目で見ていただけたら嬉しいです
※歯科医院への見解は作品内の主人公の主観です、治療行為や歯科医院を否定したいわけではありません。
文字数 56,136
最終更新日 2024.11.30
登録日 2024.11.15
すべて中高生主人公(男女)で、いろんなタイプのお話が入ってます。どれかお好みに合えば幸いです。(-人-)
★甘いハナシは甘くない【恋愛】【逆ざまぁ?】【果物ナイフ】【女子高生主人公】
(付き合いだして半年位の高校生カップルのお話です。いまにして思うと、ざまぁ系正ヒロインみたいな立ち位置の主人公でした。でも悪いのは彼氏の方なので、とにかく顔だけは良いからこのあとの人生チートモードで頑張って!(^^)/)
★オヤジの背中【じんわり】【家族】【少し不思議】【小人】【女子中学生主人公】
(いろいろと不器用な中学生の娘と父親のお話です。小さな頃はお父さんが大好きだった主人公だと思います。それはさておき、煙草を買うお金はあるのに靴履いて無いとかお金の使い方が(ry(競馬場とかに居る歯の無いおっさん達みたいだなと(ry(^_^;))
★サンタクロースの弟子~ミニスカサンタがお手伝いのご褒美に貰ったものは~【ほっこり】【初恋】【クリスマス】【女子高生主人公】
(急なバイトで寒さに凍えるクリスマスケーキ売りの女子高生のお話です。スカートの下に体操ジャージを履かせてやりたい。単体でお読み頂いた方、ありがとうございました。SS・短編集として、こちらで纏めさせて頂きました。ご了承ください。(-人-) 拙作【完結】中学生の時に火葬場で見初めてきた人外イケメンが、三年後に現れて私を地獄に連れて行くそうなのですが、家事育児が忙しいのでお断りします。の番外編(時期と場所が同じだけで、登場人物は一切無関係)になります。
★冬の日のたんぽぽ【お人好し】【少し不思議】【切ない】【拙い】【男子高校生主人公】
(お人好しな男子高校生が通学中に遭遇した不思議な出来事です。データも残っていないくらい古い処女作で、とにかく拙いです。冗長過ぎて書き直したいのですが、そうすると跡形も無くなるので、このままアップします。(-人-))
表紙絵は荒川図像さんよりお借りしました。(-人-)
https://x.com/Arkw_image No.32『青春』
※2024/1/10規約変更に伴い、青春カテゴリーと思われる作品をショートショート・短編集に纏めました。
※作風が古いです。長タイトルから連想される昨今の流行りとは異なる展開であることを先にお詫び申し上げます。m(_ _)m
※その昔、電撃掌編王やコバルトSSに出してかすりもしなかったショートショート達です。お読み頂き、ありがとうございます。良い供養になりました。(-人-)(違うかー(たんぽぽは除く
※毎年ライト文芸大賞にエントリーする予定です。
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本作品は生成AI不使用です。
本作品は小説家になろうにも掲載しています。
文字数 11,524
最終更新日 2024.03.16
登録日 2024.03.11
あいつはずっとβだった。
幼なじみで、弟みたいな存在で、一番信頼していたのに――。
「ねぇ、どうして…どうしてこんな美味しそうな匂いがするの…」
「けどさぁ…なんで変な匂いも混ざってるの」
一緒に暮らしていた幼なじみの突然のαへの分化。
理性と本能、抗いきれない欲望が二人の歯車を狂わせていく。
独占欲強めな年下α × 強がり甘え下手な年上Ω
幼なじみの恋が、身体ごと心を奪っていく。
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【番外編】
妊娠確率0.1%――そう告げられた柚希と蓮。
命がけで陽汰を産んだ奇跡の物語。
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えっちで、切なく、そして温かい。
オメガバースBL。
【登場人物紹介】
◆高瀬 晴斗(たかせ はると)/α(元β)/攻め
◆東条 陽汰(とうじょう ひなた)/Ω/受け
【番外編・登場人物】
◆東条 蓮(とうじょう れん)陽汰の父/α
◆白川→東条 柚希(しらかわ→とうじょう ゆずき)陽汰のパパ/Ω
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【ご注意】
※性描写を多く含みます。
※無理やり/羞恥プレイ/連続絶頂/中出しなど激しめの描写あり。苦手な方はご注意ください。
※第一部→全10章(完結)/第二部→全9章(完結)/番外編→全11章(完結)
文字数 244,247
最終更新日 2026.03.06
登録日 2025.04.11
【雨の日に出会った金髪アイドルとの、ノンストレスラブコメディ――――】
主人公――――慎也は無事高校にも入学することができ可もなく不可もなくな日常を送っていた。
取り立てて悪いこともなく良いこともないそんな当たり障りのない人生を―――――
しかしとある台風の日、豪雨から逃れるために雨宿りした地で歯車は動き出す。
そこに居たのは存在を悟られないようにコートやサングラスで身を隠した不審者……もとい小さな少女だった。
不審者は浮浪者に進化する所を慎也の手によって、出会って早々自宅デートすることに!?
そんな不審者ムーブしていた彼女もそれは仮の姿……彼女の本当の姿は現在大ブレイク中の3人組アイドル、『ストロベリーリキッド』のメンバーだった!!
そんな彼女から何故か弟認定されたり、他のメンバーに言い寄られたり――――慎也とアイドルを中心とした甘々・イチャイチャ・ノンストレス・ラブコメディ!!
文字数 627,685
最終更新日 2024.10.15
登録日 2024.07.30
俺(晶《あきら》)には、その人のことを考えると、心が震え、泣きたくなるほど好きな人がいる。
でも、その人が…。
先輩が想いを寄せるのは俺じゃない。
その人が想いを寄せているのは、俺の幼なじみの薫。
だけど、それでもいいんだ。
先輩と薫が幸せで、俺が2人のそばにいられるのなら。
だが7月5日。
晶の誕生日に事件がおこり…
そこから狂い始めた歯車。
『俺たちってさ…、付き合ってたのか?』
記憶を無くした先輩の問いかけに、俺は
『はい、俺、先輩の恋人です』
嘘をついた。
晶がついた嘘の行方は……
表紙の素敵なイラストは大好き絵師様、『七瀬』様に描いていただきました!!
少し長めの短編(?)を書くのは初めてで、ドキドキしていますが、読んでいただけると嬉しいです。
よろしくお願いします(*´˘`*)♡
文字数 45,328
最終更新日 2022.01.15
登録日 2021.12.14
小学校から大学までずーっと女子校、純粋培養お嬢様育ちの茉白には「ふしだらな秘密」がある。
そのせいで高校の時にできた初彼氏と「ちょっとした"破廉恥な"すれ違い」がおき別れることになり──茉白は、それ以来恋心を封じてきた。
しかし10年後。彼との再会で再び付き合うことに。
「大人の恋愛って、……こんなにフシダラなの……?」
一途に想われ、執着されて溺愛されて、「ふしだらな秘密」も共有して、蕩かされて──。
※※※
恋人に無理矢理キスをしたせいでフラれた、と思い込んできた理人は、その後もずっとその恋人、茉白のことを忘れられずにいた。
しかし再会の後、誤解が解けたふたりは再び交際することに。
ところが純粋培養お嬢様育ち、茉白はなんだか無意識に身の回りの男性から好意を向けられていて──。
「ちょっと待て! 油断も隙もなくないか、これは!」
その上、茉白も何かズレていて。
「理人くん、私、……理人くん好みのえっちな女性になれてますか?」
「それ以上俺の理性をどうにかしようとするのはやめてくれ……!」
※※※
純粋培養のまま大人になった茉白と、彼女にブンブンふりまわされる理人の、いちゃらぶコメディです。シリアスほぼないです。
読まなくても大丈夫な構成になってはいるのですが、「セカンド彼女になりがちアラサー、悪役令嬢に転生する」と「カタブツ検事のセフレになったと思ったら、溺愛されてしまっておりまして」のスピンオフとなります。
文字数 68,632
最終更新日 2020.09.10
登録日 2020.08.16
この小説を読みに来て頂きまして、どうも有り難う御座います、感謝御礼申し上げます。
本作の主人公『鮫妻智加(さめつまともか)』は、幼少期から同い年の妹、智枝と色々比べられて来た。名前の由来も父親の国太が「勉強もスポーツも人並み以上に出来ますように」との事。
しかし本人は勉強、スポーツ共にクラスでワースト1な程素質が低い。それも相まって国太から度々虐待される為、このフルネームを嫌っている。後苗字も語感が差別魔(さめつま≠さべつま)とも聞こえるのも嫌いな理由の1つとの事。また智枝からいつも、何かに付けていじめられている。こんな日々に終止符を打ちたいと想うものの、どうすれば良いか解らず悩んでいた。
妹の智枝が学芸会でオリジナル曲をバンドで歌いたくて作曲者を探してた時に桂の募集を知り、自分が合格する為に引き立て役として地味な格好をさせられ、無理矢理連れて来られた。
当日オーディションで主催者の桂と、アレンジの依頼をしに来た蒼絵と、その付き添いのあびると出会う事により、運命の歯車が動き出す!。
文字数 161,810
最終更新日 2026.01.01
登録日 2025.12.31
「いいね」が、私を変えてしまった――。
ごく普通の主婦たちが、何気なく始めたInstagram。
最初は、料理や旅行、ファッション、何気ない日常を投稿するだけだった。
けれど、写真に寄せられる「綺麗ですね」「素敵ですね」という言葉。
増えていくフォロワー。
鳴り続ける通知。
家庭では「妻」や「母」としてしか見られなくなっていた女性たちは、画面の向こうで初めて「一人の女」として認められたような高揚感を覚えていく。
そして、少しずつ境界線を越えていく。
「この人だけは大丈夫」
「私が主導権を握っている」
「ただ会うだけ」
「ただの友達」
「これくらいなら問題ない」
その小さな言い訳の積み重ねが、やがて不倫、搾取、脅迫、詐欺、借金、ストーカー被害、そして家族との決定的な別れへと繋がっていく。
自信と勘違い。
現実とSNS。
愛情と欲望。
自由と依存。
その境界線は、いつ、どこで消えてしまったのか。
本作は、Instagramをきっかけに、それぞれ異なる形で人生の歯車を狂わせていく10人の主婦たちを描いた、連作読み切り集。
あなたなら、「あと一歩」のところで踏みとどまれますか?
文字数 16,456
最終更新日 2026.09.18
登録日 2026.09.07
ジュリオ伯爵家の令嬢アリアンナは、いとこであり、第二王子殿下の恋人であるオスティ伯爵家の令嬢、ビアンカを執拗に虐め、剰えビアンカ殺害を企てたとして断罪され国外追放の沙汰を受けた。
アリアンナは思った。
ビアンカに負けたと。
これは幼少期から続くアリアンナとビアンカの張合い合戦の延長だった。
ビアンカはスタイルの良い美女だった。アリアンナは彼女に負けるのが死ぬほど嫌だった。
けれどいくら頑張ってお化粧を厚く塗り大人びたビアンカの様な美女になろうと試みてもアリアンナは小柄な体型で、やればやるほど違和感が出てしまい、浮いて見える。不自然な迫力のある顔になってしまう。
そしてそれを見て馬鹿にするビアンカが憎くて仕方無かった。だから、ついつい過激になっていたがビアンカだってかなり手酷くやり返す、強かな令嬢なのである。
でも、負けてしまった。
彼女の最後のざまぁみなさいと言う顔を最後に見て、そうして悔し涙くらいは見せてやっても良い。
少しばかりやり過ぎだったし、謝罪の意味で。
そう思った。
なのにビアンカは歯を食いしばった顔をして、苦々しい顔をして泣いていた。
あぁ、私は失敗したのだ。なにもかも。
文字数 87,569
最終更新日 2019.07.17
登録日 2019.06.19
リリア・アシュベリーは婚約者である第二王子ジェラルドと彼の隣にいるイザベラ・ローズによって、断罪されようとしていた。
しかし、その場に現れた辺境伯アルヴィス・グレンデルのおかげで、窮地を脱することができた。
さらに……。
「冤罪は晴らした。だが、ここの空気は知性が欠乏していて息苦しい。行くぞ、リリア。君のような希少な検体を、こんな場所に放置しておくわけにはいかない」
その手は、ジェラルドが一度も握ってくれなかったほど力強く、リリアの手首を引いた。
こうして、成り行きで彼に連れ去られたリリア。
その結果、新たな運命の歯車が動き始めたのだった。
文字数 107,481
最終更新日 2025.12.22
登録日 2025.12.19