「彼」の検索結果

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児童書・童話 完結 長編
「随分と珍しい虫をお持ちですね」 煙るような霧雨の中、ふらふら歩いていたらふいに声をかけられた。 外人のようなはっきりした目鼻立ち。いかにも柔らかそうな髪は燃えるようなオレンジ色に染まっていて、同じ色のロングジャケットが、細長い彼のシルエットを浮き立たせていた。人にしては、あまりに美しすぎる。 死神かな。なんちゃって。と、ほろ酔いのほたるは思った。 ふいに、死神の大きな手がほたるの頬を包みこむ。 すると、ほたるの切ない初恋の記憶があふれ出したのだった。
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文字数 59,549 最終更新日 2023.07.27 登録日 2023.06.29
児童書・童話 完結 短編
小学6年生の結城ゆうかは、町の野球クラブ「南浜ファイターズ」で、ただひとりの女子選手として日々練習に励んでいた。だが、まわりから聞こえてくる「女の子なのに」「狙われやすい」という言葉が、心にチクチクと刺さってくる。 「わたし、本気で野球が好きなんだ」 その気持ちを行動で示すため、ゆうかはある朝、町の床屋へ向かう。そして――覚悟の坊主頭に。 驚きと戸惑いの目で見られながらも、仲間たちの信頼と自信をつかんでいくゆうか。試合でも、学校生活でも、少しずつ周囲の見方が変わっていく。そして彼女は、「坊主であること」が自分の“スタイル”として、強さと誇りに変わっていくのを感じていく。 坊主になることは勇気だった。 坊主であり続けることは、意志だった。 そしてその先に見つけたのは――「本当のじぶんらしさ」。 “女の子は髪を伸ばしているもの?” そんな常識に立ち向かう、丸刈り女子の感動ストーリー。
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文字数 10,282 最終更新日 2025.07.30 登録日 2025.07.30
児童書・童話 完結 短編
この町には、ふしぎなウワサがあった。 「夜にだけ開く、子どもしか入れない理髪店があるんだって」 「そこで髪をぜんぶ剃ると、“真実”が見えるらしいよ」 半信半疑だった5人の少女たちは、ある日届いた一本の録音テープをきっかけに、“その理髪店”を本気で調べはじめる。 その名も――《バーバー・エニグマ》。 「わたしの髪を、切ってください。ぜんぶ……」 謎のメッセージとともに消えた少女、過去の失踪事件、夢に現れる坊主頭の女の子…… 町に封じられた“消された子どもたちの記憶”を追って、彼女たちはついに決断する。 「髪を捨ててでも、真実を見たい」 ひとり、またひとりと、少女たちは髪を剃っていく―― そのたびに、見えてくるのはこの町の“知られざる闇”と、助けを求める声だった。 髪を失って、手に入れたものはなに? 記録を消された子どもたちの名を、未来に残せるか? スキンヘッドの少女探偵たちが、最後の“鍵”を手に、封印された場所へと向かう! ⸻ ――5人の坊主少女×都市伝説×ミステリー これは、勇気と友情と記憶の物語。
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文字数 13,165 最終更新日 2025.07.30 登録日 2025.07.30
児童書・童話 完結 短編
田舎の町にひとりで訪れた14歳の少女・遥(はるか)。祖母の家で過ごす退屈な夏休みのはずが、謎の少年・凪(なぎ)との出会いと、不思議な風の精霊たちの導きによって、世界のひずみを直す旅へと巻き込まれていく。 彼女の髪を刈り上げるという予期せぬ選択は、「風使い」としての力を解放するための儀式だった――。
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文字数 11,011 最終更新日 2025.07.30 登録日 2025.07.30
児童書・童話 完結 ショートショート
白い翼の女の子ラビは、子供だけに見える空の国の住民。 彼女は助けてくれた少年に1つの魔法を教える。 「その冬最初に降った雪を手にすると1つだけ願いが叶う」 ひとひらの魔法、少年はどんな願いを叶える?
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文字数 2,628 最終更新日 2023.06.14 登録日 2023.06.14
児童書・童話 完結 長編
凌(りょう)が住む帝天(だいてん)町には、古くからの言い伝えがある。 『黄昏刻のつむじ風に巻かれると呪われる』──── 小学6年の凌にとって、中学2年の兄・新(あらた)はかっこいいヒーロー。 凌は霊感が強いことで、幽霊がはっきり見えてしまう。 そのたびに涙が滲んで足がすくむのに、兄は勇敢に守ってくれるからだ。 そんな兄と野球観戦した帰り道、噂のつむじ風が2人を覆う。 ただの噂と思っていたのに、風は兄の右足に黒い手となって絡みついた。 言い伝えを調べると、それは1週間後に死ぬ呪い── 凌は兄を救うべく、図書室の司書の先生から教わったおまじないで、鬼を召喚! 見た目は同い年の少年だが、年齢は自称170歳だという。 彼とのちぐはぐな学校生活を送りながら、呪いの正体を調べていると、同じクラスの蜜花(みつか)の姉・百合花(ゆりか)にも呪いにかかり…… 凌と、鬼の冴鬼、そして密花の、年齢差158歳の3人で呪いに立ち向かう──!
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文字数 115,240 最終更新日 2022.12.02 登録日 2022.11.13
児童書・童話 完結 ショートショート
私の母は勉強が嫌いな人だった。 私は母のように美人でもなく、母がダサいという勉強に縋り付くしかなかった。 そうして母と私の距離が開いていく中学受験前の夏休み。 図書館で出会った若い妊婦さんは真面目な顔で絵本を読みながら国語辞典を隣に置いていた。 彼女もまた母と同じく勉強をしてこなかった人だった。 そして高校入学を期に、母と私の距離も変わっていく。
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文字数 5,072 最終更新日 2026.07.02 登録日 2026.07.02
児童書・童話 完結 長編
 一つの湖、一つの島、一つの縦帆船しかない小さな箱庭のような世界のはなし。この世界は、宇宙に浮かぶ星の中にある。遠い昔に作られた宙に浮かぶ船。今となっては、それを知るのは、世界の管理を任された人の形をした人ならざるものたちだけ。  人々は小さな箱の中、のんびりほのぼのと暮らしていた。  湖に浮かぶ縦帆船の船長は、狭い世界の数多の場所、数多の人々と出会う。彼は、知るかもしれない、うしなわれた幻想の海への道を。美しい母なる海にある『海境』(ウナサカ)の行方を。  悲願の達成を迎えた時、旅立つものたちは、はじめてみる海と、宙に浮かぶ故郷に、これから始まる長い旅路に思いをはせた。  そんな閉ざされた小さな世界のちょっとした謎と不思議と、何の変哲もないまったり淡々とした平凡で適当な、おかしな日常、意味不明系なお話。
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登録日 2012.07.13
児童書・童話 完結 ショートショート
ミアの住む町の側には、人の寄り付かない古城がある。かつては魔王が住んでいたという、いわくがあるからだ。 その城から漏れ聞こえる歌声に魅了されたミアは、誘われるままに引き寄せられていく。妖しげな古城で出会った歌声の主である少年との交流で、彼女の生活は少しずつ歪みはじめていた。
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文字数 5,193 最終更新日 2022.12.10 登録日 2022.11.30
児童書・童話 完結 ショートショート
 あるところに、氷の魔女がいました。  彼女は、もうずっとひとりでした。  ある時、彼女は『猫』を創り出しました。
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文字数 1,036 最終更新日 2025.07.14 登録日 2025.07.14
児童書・童話 完結 長編
七月花音(ななつきかのん)は中学二年生。 本が好きだが、学校司書の三島さんから、もうすぐ今の図書室が壊されて縮小されてしまうという話を聞く。 理由は、所蔵している本の活力が失われて、本も建物も本来の輝きを失って衰退の一途をたどっているからだった。 そんなある日、花音は自分が『夜世界』という不思議な時間と空間に入り込み、『夜の図書室』の司書になれる才能があることを知る。 花音はそこで、ファンタジー、ジュブナイル、ミステリ、ホラー、ラブロマンスといったジャンルが擬人化された精霊たちと出会い、彼らを窮地に追い込んでいる「夜の使い」を撃退しながら、図書室を活性化させていく。 『夜の図書室』の司書の先輩である三島さんとともに、ついに5人の精霊全員を復調させる花音。 これでお役御免になったかと思うと寂しい思いもあるが、精霊たちは人間として花音のクラスに転校してきたのだった。
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文字数 65,921 最終更新日 2025.07.04 登録日 2025.07.04
児童書・童話 完結 短編
誰もが心を読み合う世界で、菊田春樹だけは人の心が読めない『欠陥品』として孤独に生きていた。 『欠陥品』と呼ばれてきた春樹は、代わりに人の感情を色として見ることができる能力があった。 怒りは赤、悲しみは青、嘘は黄色。けれど、色が見えることと心が分かることは違い、春樹は何度も人の気持ちを読み違えてきた。 そんな春樹の前に、ある日、転校生の武内絵美が現れる。 彼女は教室中に向かって、堂々と言い放った。 「うち、人の心は読めへんので」 初めて出会った、僕と同じ『欠けた人』。 心が読めない少年と、言葉を大切にする少女。 欠けたままの二人が、声を交わしながら、分かり合うことの本当の意味を知っていく。
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文字数 16,316 最終更新日 2026.07.09 登録日 2026.07.05
児童書・童話 連載中 短編
好きな人との約束の有効期間までのお話です
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文字数 5,184 最終更新日 2026.02.28 登録日 2025.07.28
児童書・童話 連載中 長編
☆転校生で探偵の小学生 ☆第3回きずな児童書大賞参加作。期間中に完結したい 〈あらすじ〉  名探偵クラブ部長、小林(こばやし)ヨシヲは「名」探偵を目指している。  ある日、クラスメイトからの依頼で大ピンチ! 彼を救ったのは、妙なネコを連れた転校生・白日野下真実子(しらひのもとまみこ)だった!  これは名探偵を目指す小学生と、名探偵の小学生の物語である。 ※KAC20245参加作を修正加筆。お題「はなさないで」 〈主な登場人物〉 ・白日野下 真実子(しらひのもと まみこ) 「転校生探偵」。世界中の小学校をめぐり、事件を解決してきた。 ・ポチャムズ 真実子のネコ。太っちょの三毛猫で、知能が高い。 ・小林ヨシヲ(こばやしよしを) 名探偵クラブ部長。名探偵を目指している。 ・野呂フミ(のろふみ) 小林の幼なじみ。名探偵クラブの副部長。 ・花咲琴美(はなさきことみ) 美少女天才子役。ヨシヲ達と同じ小学校にかよっている。 ・明石(あかし)先生 探偵クラブの顧問。お菓子と紅茶が好きで、こっそり部室に持ち込んでいる。 ・怪盗ムーン 全世界を騒がせている怪盗。真実子と因縁があるらしい?
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文字数 16,865 最終更新日 2024.08.06 登録日 2024.07.25
児童書・童話 完結 長編
【遺産(レガシー)】。 それは、人の願いに応える不思議なアイテム―― 春休み、宮ノ代(みやのしろ)市に引っ越してきた中学生・大宮千春。 彼女はある日、尊敬する探偵である祖父から驚きの提案をされる。 「お前、怪盗になってみる気はないか?」 祖父の提案で、【遺産(レガシー)】と呼ばれる不思議なアイテムを回収する【怪盗(ハンター)】となった千春。 彼女は、引っ越し先で様々な人々と交流を深めながらも、【遺産】のかかわる事件を解決していく。 しかし、【遺産】には、祖父からも知らされていない驚愕の真実が隠されていて……
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登録日 2026.07.07
児童書・童話 完結 長編
住友みのりは憂うつそうな顔をしている。心配した友人が事情を訊き出そうとすると、みのりはなぜか声を荒らげた。後ろの席からそれを見ていた香坂遥斗は、みのりが抱えている謎を知りたいと思い、彼女に近づこうとする。
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文字数 79,171 最終更新日 2022.12.12 登録日 2022.11.30
児童書・童話 完結 短編
 かつて、人間は目が2つだったという。だが、スマホが当たり前となった世界で、人類は進化した。  常に周囲を見渡せるよう、3つ目ができたのだ。「3つ目」こそが価値の良し悪しを決める中で、野田歩は2つしか目のない子どもとして生まれた。  常に「特別な子」だった歩に、研究所からある協力の依頼がくる。  ふたつ目の男の子が見つかったのだ、と。周りを「化け物だ」と騒ぶ彼は、ひどくおびえていた。  同じ見た目の彼と出会い、初めての友達が出来る。  そんな中、歩は彼が別の世界から来たと考える。ふたつ目が当たり前の世界、人類の進化しなかった世界に一緒に帰ろうと誘われ、彼の話に強く惹きつけられる。今の世界を捨てるのか、それとも残るのか。悩みながらも、2人はパラレルワールドの入り口を見つける。歩の出した答えは……
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文字数 27,708 最終更新日 2025.07.22 登録日 2025.07.11
児童書・童話 完結 ショートショート
幼馴染の少女を失った少年 彼が出会った魔法使いによって 時をさかのぼる
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登録日 2026.07.14
児童書・童話 完結 短編
一年生の神崎如月は、いじめられっ子で自己肯定感が低く、目立つことのない脇役のように過ごす人生に悩んでいた。占い師がいるらしいと聞きつけた如月は、藁にもすがる思いで相談に赴く。 占い研究部。そこは秘密裏に生徒の悩みを解決するという。占い師はもちろん女子生徒――ではなく、〝女装した〟男子生徒で!? それは相談者の過半数を占める女子生徒を安心させるためのものだった。 如月は、占い師・藤野サツキの女装をたやすく見抜く。君には鋭い観察眼がある――サツキによって才能を見初められる如月。「きみならできる!」と承認された如月は、占い研究部への入部を決意するのであった。  しかし、女装をしながら極秘裏に活動する占い研究部の活動に不審の目を向ける者もいた。サッカー部エース・神崎弥生は、如月の従兄弟だ。如月に過保護な彼は、怪しい占い研究部部を辞めさせようとする。しかし、生き生きと占いをする如月の姿を見せつけられ、断念する。  そんなある日、本物の占い師が転校してきた。夏木みのる――彼はサツキの過去を勝手に占い、告げる。「あの人、昔いじめをしていたよ」と――。 過去のトラウマから如月は、サツキに不信感を抱いてしまう。如月は占い研究部と距離を置くことになるのであった……。  後日、如月はサツキが関わった事件の真相を知る。サツキが直接いじめをしていたわけではない――彼はいじめのきっかけを占いによって生み出してしまった。その罪の意識に悩んでいたのだ。 それを知った上でもなお、占い研究部に戻ることに迷う如月は、一計を講じる。  自分に占いの才能はあるのか、ここにいてもいいのか――それを再度、占ってもらうことにしたのだ。サツキの答えは――君自身が試してみろ、というもの。如月は、サツキの代わりに女装して、見事に相談者の悩みを解決する――こうして如月は、誰かに必要とされる存在になった。自他共に認められる存在に。 ――僕もなれたのかな、物語の主人公に。
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文字数 50,377 最終更新日 2023.07.27 登録日 2023.07.27
児童書・童話 完結 長編
幼い頃母を亡くした杏には、庭での不思議な記憶がある。 鳥や虫、植物たちの言葉を理解し自在に操ることができた母。 あれは夢だったのだと思っていた杏だが、自分にもその能力があることに気づいてしまう。 再び生き物たちのささやく声が聞こえてきたとき、悪しきものたちと彼女の戦いが始まった。 この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件などには一切関係ありません。 ※旧作を加筆修正しながら投稿していく予定です。
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文字数 41,711 最終更新日 2024.04.27 登録日 2024.03.18
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