「子宝」の検索結果

全体で35件見つかりました。
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恋愛 完結 短編 R15
私リサーリア・ウォルトマンは、父の命令でグリフォンド伯爵令息であるモートンの妻になった。 政略結婚だったけれど、お互いに思い合い、幸せに暮らしていた。 しかし結婚して1年経っても子宝に恵まれなかった事で、義父母に愛妾を薦められた夫。 「承知致しました」 夫は二つ返事で承諾した。 私を裏切らないと言ったのに、こんな簡単に受け入れるなんて…! 貴方がそのつもりなら、私は喜んで消えて差し上げますわ。 私は切岸に立って、夕日を見ながら夫に別れを告げた―――… ※この作品は、他サイトにも投稿しています。
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小説 345 位 / 185,348件 恋愛 166 位 / 56,299件
文字数 22,865 最終更新日 2024.05.14 登録日 2024.05.01
恋愛 連載中 短編 R15
4歳年上の婚約者が幼馴染を好きなのは知っていた。 だから、きっとこの婚約はいつか解消される。そう思っていた。 なのに、そんな日は訪れることなく、私ミラ・スタンリーは学園卒業後にマーク・エヴァンス公爵令息と結婚した。 結婚後は旦那様に優しく大切にされ、子宝にも恵まれた。 いつしか愛されていると勘違いしていた私は、ある日、残酷な現実を突きつけられる。 ※ヒロインが不憫、不遇の状態が続きます。 ※ざまぁはありません。 ※作者の想像上のお話となります。
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小説 2,046 位 / 185,348件 恋愛 1,029 位 / 56,299件
文字数 69,862 最終更新日 2024.01.20 登録日 2023.05.27
恋愛 完結 短編 R15
花の女神の神官アンリエッタは嵐の神の神官であるセレスタンと結婚するが、三年経っても子宝に恵まれなかった。 そのせいで義母にいびられていたが、セレスタンへの愛を貫こうとしていた。だがセレスタンの不在中についに逃げ出す。 式典のために神殿に泊まり込んでいたセレスタンが全てを知ったのは、家に帰って来てから。 愛らしい笑顔で出迎えてくれるはずの妻がいないと落ち込むセレスタンに、彼の両親は雨の女神の神官を新たな嫁にと薦めるが……
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小説 4,409 位 / 185,348件 恋愛 2,168 位 / 56,299件
文字数 49,264 最終更新日 2022.06.10 登録日 2022.04.19
BL 完結 短編 R18
【特殊性癖もりもり注意】媚薬、拘束、無理矢理、睡姦、3Pなど、愛はあったりなかったり。大学生の澪は、サークルの先輩に誘われて、田舎の夏祭りの手伝いをすることに。そこでは子宝祈願の怪しすぎる儀式が受け継がれていた。境内に組まれた舞台の上で、衆目に晒されながら犯される……
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小説 6,146 位 / 185,348件 BL 1,312 位 / 24,014件
文字数 19,384 最終更新日 2021.09.24 登録日 2021.09.16
恋愛 完結 長編 R18
数年前、世界を闇から救った聖女サクラは、共に旅をした末に王となったヴィクトールと結ばれた。 心優しき夫を愛し、また彼からも深く愛されていたサクラだったが、数年経っても子宝には恵まれず。ヴィクトールが側室を迎えたことをきっかけに彼女の心を何かが蝕み始める。 心身ともに窶れていく中、目に飛び込むのは側室との間に生まれた子とヴィクトールが幸せそうに過ごす姿ばかり。 限界を迎えたサクラは、とある出来事を引き金にとうとうヴィクトールに「私を元の世界に帰して」と告げてしまう。 その言葉を聞いたヴィクトールは── ※ムーンライトノベルズ様でも公開中です。 ※第14回恋愛小説大賞にて奨励賞いただきました。応援ありがとうございました。
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小説 6,306 位 / 185,348件 恋愛 3,010 位 / 56,299件
文字数 125,543 最終更新日 2021.02.10 登録日 2020.12.15
BL 完結 短編 R18
 冒険者をしているダラスとリーンは、引退後の第二の人生の為に、一攫千金を狙ってダンジョンに潜っていた。お目当てのお宝部屋に辿り着き、小さな箱を開けてみれば、『おめでとうございます! 大当たりです! 貴方は子宝に恵まれて幸せな一生を過ごすでしょう!』と書かれた紙だけが入っていた。大事なイチモツの代わりにま○こがついちゃったダラスと処女厨のリーンのお話。 処女厨おっさん✕マッチョカントボーイおっさん。 ※猫宮戌様主催の「カントボーイアンソロジー」に寄稿させていただいたものをWeb用に修正したものです。 ※ムーンライトノベルズさんでも公開しております。
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小説 7,814 位 / 185,348件 BL 1,774 位 / 24,014件
文字数 20,792 最終更新日 2024.05.03 登録日 2024.05.03
恋愛 完結 長編 R15
伯爵令嬢のフィーナは落ちこぼれと蔑まれながらも、希望だった魔法学校で奨学生として入学することができた。 ある日、妹のノエルが雷帝と恐れられるライトニング侯爵と婚約することになった。 ライトニング侯爵と結ばれたくないノエルは父に頼み、身代わりとしてフィーナを差し出すことにする。 保身第一な父、ワガママな妹と縁を切りたかったフィーナはこれを了承し、婚約者のもとへと嫁ぐ。 周りから恐れられているライトニング侯爵をフィーナは怖がらず、普通に妻として接する。 そんなフィーナの献身に始めは心を閉ざしていたライトニング侯爵は心を開いていく。 そしていつの間にか二人はラブラブになり、子宝にも恵まれ、ますます幸せになるのだった。
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小説 8,437 位 / 185,348件 恋愛 4,049 位 / 56,299件
文字数 52,492 最終更新日 2024.02.02 登録日 2024.01.31
恋愛 完結 短編 R15
 わたくしはシャーロット・サンチェス。ベネット王国の公爵令嬢で次期女公爵でございます。  旦那様とはお互いの祖父の口約束から始まり現実となった婚約で結婚致しました。結婚生活も順調に進んでわたくしは子宝にも恵まれ旦那様との子を身籠りました。  しかし、わたくしの出産が間近となった時それは起こりました……。  突然公爵邸にやってきた男爵令嬢によって告げられた事。 「私のお腹の中にはスティーブ様との子が居るんですぅ! だからスティーブ様と別れてここから出て行ってください!」  へえぇ〜、旦那様? わたくしが妊娠している時に浮気ですか? それならご覚悟は宜しいでしょうか? ※本編は完結済みです。
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小説 13,013 位 / 185,348件 恋愛 6,140 位 / 56,299件
文字数 143,926 最終更新日 2021.10.29 登録日 2020.11.08
恋愛 完結 長編
同じ年で幼馴染のシュイルツとアンウェイは、小さい頃から将来は国王・王妃となり国を治め、国民の幸せを守り続ける誓いを立て教育を受けて来た。 即位後、穏やかな生活を送っていた2人だったが、婚姻5年が経っても子宝に恵まれなかった。 そこで、跡継ぎを作る為に側室を迎え入れることとなるが、この側室ができた人間だったのだ。 国の未来と皆の幸せを願い、王妃は身を引くことを決意する。 ⭐︎2人の恋の行く末をどうぞ一緒に見守って下さいませ⭐︎ ※初執筆&投稿で拙い点があるとは思いますが頑張ります!
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小説 15,308 位 / 185,348件 恋愛 7,215 位 / 56,299件
文字数 142,730 最終更新日 2023.03.30 登録日 2021.12.06
クソ野郎な旦那様も最終的に幸せになりますので閲覧ご注意を。 リリアーヌは、夫から姉の名前で呼ばれる。姉の代わりにされているのだ。それでも夫との子供が欲しいリリアーヌ。結果的に、子宝には恵まれるが…。 アルファポリス様でも投稿しています。
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小説 18,969 位 / 185,348件 恋愛 8,659 位 / 56,299件
文字数 3,485 最終更新日 2023.02.28 登録日 2023.02.28
婚約破棄された令嬢が断罪劇に乗り込んできた辺境伯に溺愛されていた事が判明して逆にざまぁ仕返した後幸せになった話の裏側をずっと見ていた男の視点で物語がはじまります。 王様の怖さは最後まで読んで頂けるとわかるとおもいます。関わった人が全員復讐されます。 王が生まれた時から私は王の記録係となった。 私は王の初恋を知っている。 その恋が叶わないと諦めた事も、その恋を捨てられないでいる事も…私はずっと見てきた。 そしてその恋が叶った事も、3人の子宝に恵まれた事も。 生涯彼女だけを愛する事もずっと見守っていくのだ。 ♢途中、婚約破棄されたり、悪役令嬢もどきにされたり、断罪されかけます。盛大にざまぁします。例に漏れずヒーローは愛が重いです。毎日1話更新5話で本編完結。おまけの1話含め6話1万ちょっと構成。おまけの1話は読むかどうか判断はお任せします。 電子書籍になりました。文字数を2万字に増やしてます。Kindleで無料で読んでいただけます。→https://amzn.asia/d/agCZoBO
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小説 21,276 位 / 185,348件 恋愛 9,686 位 / 56,299件
文字数 11,182 最終更新日 2022.12.29 登録日 2022.12.24
伯爵夫人セレス・クリスティアーノは 33歳、愛する夫ジャレッド・クリスティアーノ伯爵との間には、可愛い子供が2人いる。 家同士のつながりで婚約した2人だが 婚約期間にはお互いに惹かれあい 好きだ!  私も大好き〜! 僕はもっと大好きだ! 私だって〜! と人前でいちゃつく姿は有名であった そんな情熱をもち結婚した2人は子宝にもめぐまれ爵位も継承し順風満帆であった はず・・・ このお話は、作者の自分勝手な世界観でのフィクションです。 あしからず!
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小説 24,970 位 / 185,348件 恋愛 11,147 位 / 56,299件
文字数 23,494 最終更新日 2023.08.30 登録日 2023.08.01
恋愛 完結 長編 R15
33歳厄年の榊原絵里香は 結婚して 子供2人の子宝に恵まれたが、 日常に不満を抱いていた。 毎日子育てしながら、 スーパーのレジ打ちを パートで働いている。 夫は会社で課長の肩書を持ち、 上司や部下から慕われている。 その代わり、家に帰ると家事や育児は ほぼ妻の絵里香に任せっきりだ。 スーパーの店長の 独身 加藤龍次郎は、 エリアマネージャーまで経験する 敏腕のはずが、 年上だと思って絵里香には 何もできないふりをする。 それでもプライベートでは、 何でもできる男を見せびらかす 絵里香の不倫相手。 不倫していることを夫にバレて…。 登場人物 主人公 榊原 絵里香   夫 榊原 晃  長女 小学2年     榊原 瑠美  長男 年中     榊原 塁 職場の店長      加藤 龍次郎  文   もちっぱち 表紙絵 せつむし様 https://www.pixiv.net/users/37848077
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小説 36,510 位 / 185,348件 恋愛 16,343 位 / 56,299件
文字数 86,307 最終更新日 2023.07.05 登録日 2023.06.07
恋愛 完結 ショートショート R15
私は侯爵令嬢のフレイヤ。 前世の記憶を持っている。 その記憶によるとどうやら私の生きるこの世界は乙女ゲームの世界らしい。 乙女ゲームのヒロインは聖女でさまざまな困難を乗り越えながら攻略対象と絆を深め愛し合っていくらしい。 最後には大勢から祝福を受けて結婚するハッピーエンドが待っている。 子宝にも恵まれて平民出身のヒロインが王子と身分差の恋に落ち、その恋がみのるシンデレラストーリーだ。 そして私はそんな2人を邪魔する悪役令嬢。 途中でヒロインに嫉妬に狂い危害を加えようとした罪により断罪される。 今日は断罪の日。 けれど私はヒロインに危害を加えようとしたことなんてない。 それなのに断罪は始まった。 まあそれは別にいいとして‥‥。 現実を見ましょう? 聖女たる資格は純潔無垢。 つまり恋愛はもちろん結婚なんてできないのよ? むしろそんなことしたら資格は失われる。 ただの容姿のいい平民になるのよ? 誰も気づいていないみたいだけど‥‥。 うん、よく考えたらこの乙女ゲームの設定終わってません??
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小説 36,510 位 / 185,348件 恋愛 16,343 位 / 56,299件
文字数 2,544 最終更新日 2022.11.11 登録日 2022.11.11
井ノ上土筆は転生者だ。  物語に限らず主人公とは無縁の人生を歩み、子宝にも恵まれ、それこそ、日本政府がモデルケースとして用いるような極めて平凡なサラリーマンだった。  極めて平和な人生を歩み、子育ても一段落し、老後のプランを考え始めた矢先、出張先で突然意識を失い、そのまま帰らぬ人となってしまった。  多少の未練を残しながらもこの世にしがみつく程でも無く、魂が帰す場所である輪廻《りんね》へと還る予定であったのだが、その途中、ここ異世界ラズタンテの神を自称する存在《アティアノス》により掬い上げられたのだ。  それが偶然なのか必然なのか、それこそ正に神様のみぞ知る所なのだろう。  土筆はアティアノスと名乗る神からの神託を受け入れ異世界ラズタンテへ転生する事になったのである。  しかし、光が強ければ闇もまた深くなるのは世の常だ。  土筆がラズタンテの地へと転生する一瞬の隙を突かれ、敵対する魔王の妨害により呪いを受けてしまったのである。  幸運にも転生は無事終えることが出来たのだが、受けた呪いにより能力が大幅に制限されてしまう。  転生後、土筆が身を寄せていた教会に神からの啓示を受けた高位の神官が入れ替わり立ち代わり訪れては解呪を試みたのだが、誰一人として成功する者は現れず、最終的に新たな使命を担い再出発する事で落ち着いたのだった。  御《み》使いとして現れたコルレット=ラザ=フリルの計らいによって、同じような境遇にある天使メルト=リト=アルトレイと供にメゾリカの街に拠点を移し、新しい使命を果たす為に活動を始めるのであった。 *この小説は他サイトでも投稿を行っています。
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小説 36,510 位 / 185,348件 ファンタジー 5,501 位 / 42,579件
文字数 344,178 最終更新日 2021.08.02 登録日 2021.06.09
恋愛 連載中 長編 R18
エルガドル王国の国王である父は、正妃である母を深く愛していた。 しかし、子供は私一人しか産まれず、私が産まれた後は、子宝には恵まれなかった。 世継ぎの問題もあるので、臣下達は側妃を勧めるが、父は頑なに側妃を娶ろうとはしなかった。 妃は正妃だけで良いと。 そして、父はその責任のすべてを私に押し付けたのである。 「世継ぎなら一人いるじゃないか。姫が女王になり、複数の夫を見繕ってやれば良い。」と。 生まれた時から、複数の夫を持つことを強いられた王女の物語。 ※R-18ですが保険です。 ※別名で書いていた作品を移動してます。移動完了しましたら別名の作品は削除予定です。
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小説 36,510 位 / 185,348件 恋愛 16,343 位 / 56,299件
文字数 19,419 最終更新日 2021.01.26 登録日 2021.01.20
恋愛 連載中 長編 R15
王家、ラングドル家に産まれた者には、運命の番を探す為、生まれつき変わった形の痣が出来る。 運命の番には、互いに変わった紋様の痣が出来、運命の番通しで同じ痣が出来るのだ。 そして、運命の痣をもつ者通しは互いに強く惹かれ、子宝に恵まれるのだ。 侯爵令嬢ルーチェスタの婚約者であり、第一王子のテオには生まれつき羽の形をした赤黒い紋様があった。 テオが25になるまで、テオの運命の番は探されたが見つかる事はなく、運命の番の痣を持たぬルーチェスタが婚約者に選ばれるが、その後一ヶ月もせぬうちに、、羽の痣を持つ少女がテオの前に現れた。
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小説 36,510 位 / 185,348件 恋愛 16,343 位 / 56,299件
文字数 10,084 最終更新日 2023.01.05 登録日 2022.12.31
恋愛 完結 短編 R15
没落した貴族令嬢という過去を隠して、ロッタは王宮でメイドとして日々業務に勤しむ毎日。 でもある日、子宝に恵まれない王妃のマルガリータから国王との夜伽を命じられてしまう。 その理由は、ロッタとマルガリータの髪と目の色が同じという至極単純なもの。 ただし、夜伽を務めてもらうが側室として召し上げることは無い。所謂、使い捨ての世継ぎ製造機になれと言われたのだ。 馬鹿馬鹿しい話であるが、これは王命─── 断れば即、極刑。逃げても、極刑。 途方に暮れたロッタだけれど、そこに友人のアサギが現れて、この危機を切り抜けるとんでもない策を教えてくれるのだが……。
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小説 36,510 位 / 185,348件 恋愛 16,343 位 / 56,299件
文字数 44,864 最終更新日 2020.11.08 登録日 2020.10.03
恋愛 連載中 長編
 秋の扇、それは秋になって不要となった扇。転じて男の愛が薄らいだ為に捨てられた女を雅に例えてる慣用句だ。ミルティア・フェリシティ・エクオールの母親、ルアナ・ノーラの事でもある。母親は娘に元夫に対する不満や恨み言は一切言わなかった。奪っていった女に対しても同じく。「私がお父さんを繋ぎ留めて置ける魅力が無かったばかりに、寂しい思いをさせてごめんね」とただ悲しそうに微笑むだけだった。ミルティアはそんな母の事が嫌いではないが苦手だった。  ルアナは侯爵令嬢で、幼馴染の公爵子息との恋が実り新婚生活を送っていた。ある日子宝に恵まれた事を喜びと共に夫に告げようとしたその時、突如彗星の如く出現した聖女と夫が恋に落ちてしまう。周りからは、どういう訳か周りから、実の家族からも聖女と夫の恋を邪魔する悪女とののしられ冷遇されるようになっていったと言う。ルアナは妊娠を告げる事なく、記入した離縁届を自室の机に置いて逃げるようにこのテネーブル小国へと亡命したのだそうだ。  つい先日、「聖女」と名乗り認定する事は世界各国で禁止する、と帝国の皇帝から発表があった。数年前に帝国で起きた聖女絡みに関する重大事件が発端で、聖女に関する歴史を徹底検証、魔術師たちが色々と調べ尽くしてその対策がやっと完成したのだという。聖女の力について歴史の紐を解いてみると、魅了、魅惑、マインドコントロール、洗脳といった魔力に近いもので周囲を虜にし、それによって人生を狂わされる人が多かったのだとか。どうせなら母親の結婚生活の際に発表、聖女の名乗る事を禁じて欲しかった、と心の底から感じた。  人伝に聞いたところによると、男と聖女は二人の子宝に恵まれ幸せに暮らしているらしい。……理不尽だ、なんだかモヤモヤする……と常々感じていた。  時が過ぎ、ミルティアが十六の誕生日を迎える頃……胸に秘めていた思いを実行する決意を固める。それは、愛し合っていた筈の妻を平気で捨て去った男と、略奪女の元へ足を運ぶのだ。勿論、母親には内緒で。  ミルティアはただ、真実を知りたかった。別に、復讐や断罪をしたい訳ではない。略奪女との間に生まれた子供たちに罪はない。しかし、子供たちは知らされているのだろうか? 『当たり前のように享受できる幸福』な日常は、踏み台にされ犠牲になった哀れな女がいるという事実を。もし何も知らないなら、真実を知っておくべきだと感じていた。  ミルティアたちの事情を昔から知っており、協力的な周りの力を借り、少しずつ明るみに出て来る真実。やがて迎える結末。果たしてそれは因果なのか? それとも復讐なのか……? そしてミルティア自身の恋の行方は? ※R指定は念の為です。 ※拙作【エデンの果てに】と同じ世界観の物語です。勿論、お読みにならなくてもこの作品のみで成立しています。 ※他サイトにも載せております。
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小説 185,348 位 / 185,348件 恋愛 56,299 位 / 56,299件
文字数 34,132 最終更新日 2023.02.28 登録日 2022.07.05
 昔々、とある王国に子宝に恵まれない、王様とお后さまがいました。  あんまり子供が生まれないので、王様は、つい、 「悪魔でも良いから、子供が欲しい」  と、天に向かって言ってしまいました。  そして、生まれてしまったのは、人とも思えぬ毛むくじゃらなお姫さまでした。  お后さまは、産後の肥立ちが悪く、この世を去り、姫は王様の手で育てられるのでした。  そうして、姫が大きくなると、墓場の中で棺桶で寝たい、と、とんでもない事をいいだしたのです。  王様が、霊廟(れいびょう)を作り、綺麗な棺桶を作ると、今度は六人の兵隊を警備につけてくれと姫は言い出します。  王様が兵隊を六人、姫の寝る霊廟に付けると、朝には六人とも首の骨を折られて死んでいました。  時は流れ、もう、姫の霊廟に付ける兵士がいなくなったころ、貧しい兵士フェルナンドが警備に付くこととなりました。  それまでの兵士と違っていたのは、フェルナンドは武道の達人だったのです。  という、グリム童話を魔改造した、なんかアレなお話しです。
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小説 185,348 位 / 185,348件 児童書・童話 3,217 位 / 3,217件
文字数 11,491 最終更新日 2024.04.16 登録日 2024.04.13
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