「水戸」の検索結果
全体で82件見つかりました。
人工知能が発達すれば、単純な仕事はすべて機械に取られてしまう。人間の仕事は減って、仕事にあぶれる人間がいる。だから、いろんなことを知って発想力の基礎を身に着け、想像力を働かせなければ生きていけない。
なんてことを偉い人たちが言い出したのは、百年と少し前のことらしい。
技術はすごい勢いで進歩を続けて、目まぐるしく周囲の環境は変わっていく。古い言葉で『十年一昔』というものがあるらしいけれど、十年どころか五年前でも常識や技術なんかは、めっちゃくちゃ昔のものって感じだ。
ひいおじいちゃんやひいおばあちゃんが子どもの頃に観た、未来を描いた映画なんかで出てくる、自動で走る車とか、ロボットがそこここで働いている姿なんて、今では日常の風景になっている。もちろん、全てが実現しているわけじゃない。
人間は働かなくってよくなる、なんてことにはなっていないし、たしかに昔の仕事でなくなってしまったものはあるけれど、新しくできた仕事もあって、古くから残っている仕事だってあって。
文字数 11,466
最終更新日 2019.03.03
登録日 2019.03.03
女神の聖女として選ばれ、務めているアリナの婚約者が、彼女の任期が終わる前に別の女性と結婚をしてしまった。
これもきっと、女神のお導き……心おきなく仕えるようにという啓示なのだと考えて、アリナは生涯を女神にささげると胸に誓う。
アリナの婚約が破棄されたと知った皇子ラコットは、想い続けていた彼女に気持ちを伝えるべく、行動を起こす。
ラコットに求愛され、心をときめかせながらも、アリナは「聖女」の矜持にすがりつき、自分の気持ちと向き合えない。生涯聖女になるのでは、という人々の期待を裏切れないと、ラコットの申し出を断るアリナだが、心は彼に惹かれていて――。
文字数 99,210
最終更新日 2019.03.20
登録日 2019.03.04
夏休み、孤島、ペンション、過去の水難事故、台風、ダム、自転車、地図、部屋割り、崩れた遊歩道…
王道のパズルピースを散りばめた、新本格「嵐の孤島ミステリー」ここに開幕。
長崎県大風島で海難事故があり、西国海洋大学水棲生物研究会の大島宗太が死亡、小橋胡桃が行方不明となった。
それから二年、東都文化大学二年の向井向葵はワンゲル部の先輩三輪旅人に誘われて大風島を訪れる。三輪は事故で行方不明となった小橋の親友だった。
時を同じくして水生研の友人たちも慰霊のため島を訪れる。島に集まったのは藤田、飯畑、伊藤、水戸、村上、高遠の六人。彼らは二年前の事故の時と全く同じメンバーだ。
向井と三輪は、同じ宿に泊まる水生研のメンバーたちと親交を深める。しかしその翌日から、不可解な事故死と自殺が連続発生することになる。
文字数 141,006
最終更新日 2023.12.12
登録日 2023.12.07
・マトリーオメガ・青味がかった白銀の毛の人狼
・アユイーアルファ・黄色がかった茶毛の人狼
・カブフリーアルファ・黒毛の人狼
マトリとカブフリがツガイになるものと、だれもが考えている。
しかしマトリは、アユイに想いを寄せていた。
そうとは知らないカブフリは、オスとして生きてきたマトリは、素直に幼馴染のカブフリとツガイになると認められないから、求愛を拒んでいるのだと思っていた。
アユイも、マトリに想いを寄せている。
しかし彼もまた、マトリの想い人はカブフリだと思い込み、自分の想いを押し隠してマトリに接していた。
そんなアユイの気持ちがだれに向いているのか、だれとツガイになるつもりなのか、マトリは知りたかった。
オメガとアルファに別れた、幼馴染の人狼、三人の想いの行方は――。
文字数 81,016
最終更新日 2018.10.21
登録日 2018.10.06
なかなかなダメ男三田とイケメンだけど残念な中年水戸のちょっとおかしな毎日。覗いてみません?
語り部の片倉はたまに出てきてナレーションしてくれます。
文字数 11,452
最終更新日 2020.04.30
登録日 2017.02.04
【本文のあらすじ】
母を亡くしたJKの前に三人の父親候補が現れて……というお話です。
【登場人物】
福島はるな《フクシマハルナ》(18)
主人公、語り部。突然の事故で母を亡くした女子高生→女子大生。
福島なつひ《フクシマナツヒ》(46)
はるなの叔母、実家で喫茶店を営んでいる。
千葉旭《チバアキラ》(54)
父親候補その一。国家公務員、既婚。
長野朔《ナガノサク》(49)
父親候補その二。企業経営者、独身。
神戸鷹《カンベタカ》(51)
父親候補その三。音楽プロデューサー、母の元ヒモ。
水戸リョウ《ミトリョウ》(29)
喫茶店の従業員。
福島ふゆみ《フクシマフユミ》(享年51)
はるなの母、仕事中事故に巻き込まれ帰らぬ人に。
文字数 34,700
最終更新日 2020.08.31
登録日 2020.07.15
文字数 8,303
最終更新日 2018.07.21
登録日 2018.07.21
水戸部一希は幼少期に桜の木の下で1人の女の子と出会う。そんな出会いから十数年経った大学の入学式の朝、彼女にそっくりな女性と出会う。二度目の出会いから始まる長くも短い大学4年間。
文字数 2,331
最終更新日 2022.09.20
登録日 2022.09.18
納豆屋の娘として生まれた水戸糸豆来(ミトシズク)は親の事業拡大に伴う引っ越しによって、転校することになったが、そこで納豆臭いと言われ「ばい菌」とか「ヤバイキンガール」とか呼ばわりされていじめにあう。そんなシズクも無事大人になって、禁断の恋(?)をした末、とある女性に殺されてしまう。
シズクを哀れに思った納豆の神様が「発酵」(細菌操作)の能力を授けて、シズクを異世界の令嬢に転生させるのだが、またまた殺人未遂の容疑で田舎へ追放されてしまう・・・。
なので、とりあえず、手始めに辺境地で酵母造りに専念したいと思います。
目指すは、納豆の布教?それとも・・・?
文字数 8,165
最終更新日 2021.08.10
登録日 2021.08.02