「石碑」の検索結果

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【あらすじ】 中国・北宋の末期、旧法党と新法党の党争という、国を割らんばかりの争いは極致に達し、時の皇帝・徽宗(きそう)の宰相、蔡京(さいけい)は新法党を称し、旧法党の弾圧を強行した。 その極致が「元祐党石碑(げんゆうとうせきひ)」であり、これは蔡京が旧法党と「みなした」人々の名が刻印されており、この「石碑」に名が載った者は放逐され、また過去の人物であるならばその子孫は冷遇され、科挙(役人になる試験)を受けることが許されなかった。 だがこの「石碑」に載っているのは、単に旧法党にとどまらず、蔡京に反対する者、気に入らない者も含まれていた……旧法党に属しながらも、旧法の欠点を指摘していた蘇軾(そしょく)のような人物も。 ところがある日、その「石碑」を倒した者がいた――その男、名を高俅(こうきゅう)という。 彼の見せた「意地」とは―― 【登場人物】 蔡京(さいけい):北宋の太師(宰相)。新法党を称し、旧法党弾圧の名を借りて、反対派を弾圧し、己が権勢を高めるのに腐心している。 徽宗(きそう):北宋末期の皇帝。文化人・芸術家としては秀でていたが、政治面では能力はなく、宰相の蔡京に依存している。蹴鞠が好き。 童貫(どうかん):宦官。兵法、武を極め、国軍の太尉(司令官)を務める。蔡京と共に、徽宗の政治への無関心に乗じて、国政を壟断する。 高俅(こうきゅう):禁軍(皇帝近衛軍)の太尉(司令官)。棒術、相撲等多彩な才能を持ち、中でも蹴鞠が得意。若い頃は不遇であったが、左遷先の黄州での「出会い」が彼を変える。 蘇軾(そしょく):かつて旧法党として知られたが、新法といえども良法であれば活かすべきと主張する柔軟さを具える。能書家にして詩人、そして数々の料理を考案したことで知られる。 ウルツ・サハリ:モンゴル帝国の中書省の役人。髭が長い。詩が好き。妻は詩人の家系の生まれ。 【表紙画像】 「ぐったりにゃんこのホームページ」様より
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小説 25,617 位 / 185,515件 歴史・時代 368 位 / 2,365件
文字数 10,985 最終更新日 2023.06.28 登録日 2023.06.24
恋愛 完結 長編 R15
I.Y
「ドルトディチェ大公一族に神獣の愛が降り注ぎし時、呪いは解け、一族はさらなる進化を遂げる」  大陸の東側に位置するルティレータ帝国の皇都。巨大な森の中に佇む城の石碑にて、千年に渡る言い伝えが刻まれていた。  ルティレータ帝国唯一の大公家であるドルトディチェ大公家。彼らは、神獣と呼ばれる神の遣いであるアウリウスに愛された、言わば呪われた一族である。  ドルトディチェ大公家の当主、その寵妃の連れ子として大公家の直系一族に名を連ねたロゼ・ヴィレメイン・リーネ・ドルトディチェは、一族の力を持たぬ出来損ないの嫌われ者であった。しかし、彼女にはとある秘密が存在していた――。 「二回目の人生があるのなら、あなたの思うようにはいかない。今度こそ、最期、この方が、立ちはだかるでしょう」  一回目の人生、前世の記憶を僅かに所持しているということだ。一回目の人生を終える際に手に入れた異次元の治癒能力と共に、ロゼはドルトディチェ大公家の滅びの道を防ぐという宿命を与えられた。 「全ては、俺が当主の座に就くためです」  ロゼの義弟にして、ドルトディチェ大公家後継者候補序列第1位ユークリッド・オラヴィル・リーネ・ドルトディチェ。 「あなたを、死なせはしません」  最強の騎士にして、ドルトディチェ大公家を救う鍵を握るフリードリヒ・ゲルト・エルレ・メルドレール。  ジンクスを叶え、ドルトディチェ大公家を存続させるという悲願を達成するために、ロゼはふたりのキーパーソンと協力して様々な困難に立ち向かう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 〜必読(ネタバレ含む)〜 ・当作品はフィクションです。現実の人物、団体などとは関係ありません。 ・当作品は恋愛小説です。 ・人が亡くなる表現、刺される、斬られる等の身体的ダメージを示唆する表現があります。 ・姉弟(義理)の恋愛があります。 ・R15指定とします。 不快に思われる方もいらっしゃると思いますので、何卒自衛をよろしくお願いいたします。 作者並びに作品(登場人物等)に対する“度の過ぎた”ご指摘、“明らかな誹謗中傷”は受け付けません。 ※現在、感想欄を閉鎖中です。 ※Twitter▶︎@I_Y____02までお願いいたします。 ※作品の転載、明らかな盗作等に関しては、一切禁止しております。 ※表紙画像は編集可能のフリー画像を使用させていただいています。 ※ムーンライトノベルズ様・カクヨム様にも掲載中です。
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小説 30,420 位 / 185,515件 恋愛 13,246 位 / 56,294件
文字数 368,256 最終更新日 2023.08.31 登録日 2023.04.22
ファンタジー 連載中 ショートショート
平民上がりの聖女様は、いつも周りから羨まれる。 しかし彼女はいつも思っているのだ。 ふざけんな、と。 そんな彼女の前に現れた、一つのボタン。 そして、ボタンの用途を示す石碑。 それらとの出会いによって、聖女様の未来が変わる。 これは不自由を強いされた神に選ばれし少女が、世界に反旗を翻す物語。(全2話完結) 【注意!】 ハッピーエンド作品です。 ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ 世界観の設定はそのままに、ぽやっと系純白主人公がうっかりボタンを押しちゃう様を描いた、1話完結スピンオフもあります! ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ※この物語は「テンプレから生まれる非テンプレ」第2弾『聖女』を題材にした作品です!  第一弾はこちら。   ↓ <素っ頓狂な友人令嬢のせいで、せっかくの『婚約破棄』イベントが台無しです!>  ※リンクが目次の下にあります。
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小説 36,953 位 / 185,515件 ファンタジー 5,580 位 / 42,580件
文字数 3,953 最終更新日 2021.05.03 登録日 2021.01.16
BL 連載中 長編 R18
里見神社の跡取り息子、里見 優里(さとみ ゆうり)18歳には幼馴染で許婚の來住 聖吏(きし しょうり)18歳がいる。そんなある日、宝条家執事という人物が優里の元へやって来て、もう一人許婚がいることを告げた。ご先祖が勝手に決めた許婚に反抗する優里は、好きな人と結婚すると宣言する。 それから数日後、優里が里見神社を知ってもらおうと自らプロデュースした里見神社ツアーに申し込みがあった。申し込みをした参拝客は、和服イケメンなうえ博識で、優里は相手に憧れにような感情を抱く。ツアーも終盤になり、優里は少し寂しさを覚えた。なぜならもう二度とこの彼に会うことはないだろうと思ったからだ。しかし彼から意外な質問をされた。それは身内しか知らない里見神社の秘密に関することだった。彼こそが、優里のもう一人の許婚、宝条 皇琥(ほうじょう こうが)だったのだ。神社には古文書が残されており、その古文書によると古墳があるというが、その古墳は見つかっていない。皇琥がそれをきっぱりと否定し、古墳はあるはずだと言い、日を改めて、優里と皇琥の二人だけで探ることに決めた。 山頂にあるといわれる古墳らしき場所には、今まで見つからなかった石碑が地面に埋め込まれていた。その石碑に二人が立つと同時に、古墳内部へと入れる仕組みになっていた。そこで優里は人が変わったようになった皇琥にさらに古墳の内部へと連れて行かれる。皇琥は古墳の影響で前世の記憶が蘇り、優里を前世で婚儀前日に死別した婚約者と思い、体を重ねる。
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小説 36,953 位 / 185,515件 BL 9,520 位 / 24,064件
文字数 176,993 最終更新日 2023.07.08 登録日 2022.12.17
 魔王。それは、『魔物を生み出す』という人智を超えた権能を持つ存在。  不死とも呼ばれたそんな魔王を倒した三人の英雄がいる。  内の一人、『封魔のヴェルテ』。  彼は魔王討伐後、故郷近辺の森林にある親友の墓参りへ赴いていた。  そこで、英雄である彼の運命を狂わす出会いを果たす。  墓標として建てていた石碑に纏わり付く魔物の影。  肉塊にただ目玉と不揃いな口をつけただけのような見た目をした、数々の魔物を倒した彼ですら初めて見るその悍ましい魔物は明らかに何もできない低級のものだった。  彼は親友の墓を汚すその魔物を一閃しようとした。──が、魔物は魔法を極めたはずの彼が絶句するような、想像を超えた魔法を行使する。  『入れ替わり』  それは、肉体を奪い魂を交換するという馬鹿げた魔法。  彼はその魔法と魔物の存在について、一つの可能性を思い出した。  自分以外の他の二人の英雄が研究していた禁忌の古代魔法にそれに近しいものがあった。  こんな異常事態を招いたのは、異常者としか思えないあの二人による謀りと見て間違いない。    肉体を奪われ低級魔物に身を堕とされた彼は、踵を返す自分自身だった背中を見上げて誓う。  この姿で生き残り必ずあの肉体を取り戻す。そして、なんとしてでも自分をこの状況へと陥れた二人の英雄を見つけ出し、殺す。  冒涜の錬金術師──ディラ=フェルディア。  傀儡の異端官──シシリア=デンフォード。  もはや英雄でなくなったヴェルテの殺意の渦はこの二人に向けられた。  ──が、彼は知らなかった。  英雄たちの思惑と、ヴェルテに与えられた試練の真実を。 ◆◇◆  短編を書いてみたくて執筆しました。  4日連続更新、5話で完結する予定です。
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小説 36,953 位 / 185,515件 ファンタジー 5,580 位 / 42,580件
文字数 33,151 最終更新日 2023.12.18 登録日 2023.12.08
恋愛 連載中 長編 R15
白石悠人と東条つばさ。 十六歳の高校生、幼なじみである二人はお互いに意識をしながらも進展のない日々を送っていた。 そんなある日、二人は輝く石碑に遭遇する。そして何者かに襲われたふたりは、愛する者の死を見つめながら死んでいった。 【序章】 気がつけば、そこは魔族の街だった。 つばさが目覚めると、目の前にいるのは人外の姿をした魔族達。そして、つばさの体もサキュバスの幼体に変化していた。 「私がサキュバスって……でも、お母さんもお父さんも優しいし、生意気だけど可愛い弟もできたし、ま、いいか」 平和な世界で第二の人生を得たつばさは、スローライフを堪能する―― ―― 一方、…… 大陸東半分を支配する強国『ルスラン王国』。 その第五王子として生まれ変わった悠人は苦悩していた。 「周りを見渡せば、謀略、策略。親族は皆、敵か味方か分からない。本当に、この世界は過酷だ」 誅殺を避けるため辺境国の守護任務を受け入れた悠人に、新たな魔の手が忍び寄る―― 【一章】 大陸東半分を支配する強国『ルスラン王国』。 その第五王子として生まれ変わった悠人は、辺境の国で二度目の十六歳を迎えていた。 ある日、領主に呼ばれた悠人は姫との政略結婚を持ちかけられる。 国と国、策略と謀略に挟まれ、更なる苦悩に悩まされる悠人に、敵国『ターンブル帝国』が忍び寄る。 そこには、魔族の影が―― 【二章】 魔族の街に転生したつばさは、二度目の十六歳を迎えていた。 魔族の生活に溶け込んでいたつばさだったが、ある日、母から魔族独自の価値観、愛情を聞かされる。 心は人間、体は魔族のつばさに苦悩と葛藤が訪れる。 ――それぞれの世界、それぞれの事情。転生したふたりの男女が織りなす、群像物語。
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小説 185,515 位 / 185,515件 恋愛 56,294 位 / 56,294件
文字数 493,359 最終更新日 2020.01.04 登録日 2020.01.04
<あらすじ>  前回の、敵陣の一角にある富沢商会完封とポスの討伐、そして先代魔王が封印されたクリスタルチャームを取り戻したあとの、異世界惑星の一角。アガーレール王国。  オリエンタルな雰囲気が漂うその開拓地で、束の間の平穏を噛みしめるように、国の文明は少しずつ発展していく。  そんな中、大陸南部では暗黒城付近での「怪しい目撃情報」を最後に、人々が次々と行方不明になっているとの黒い噂が流れはじめていた。  暗黒城の王座に君臨するは、冷たくも美しい、孤高の「魔女」として名高いチアノーゼ。  行方不明者の続出には、城の主である彼女の存在が、深く関わっている。  だがその力の正体は、彼女の胸元に飾られたクリスタルチャームによるものではないかと推測されており、それは強力な氷魔法ゆえ、誰も寄せ付けない邪悪さを放っていた――。 ――――――――――  異世界に散らばったクリスタルチャームを集め、封印された仲間を全員解放するため、この異世界へと飛ばされてきた主人公・芹名アキラは、今日まで魔王直伝の炎魔法をはじめとする、幾つかの能力を“取り戻す”ことに成功している。  だが、それでもまだ全体の半分には及ばない。  異世界そのものも、古代の石碑や母神様の伝承等、依然として多くの謎が残っていた。  残る18個ものクリスタルチャームを探しにいくまでの休息も、そう長くはない。  アガーレール王国も、国の完全なる「平穏」と「調和」を得るため、現在は休戦中の敵陣との関係に白黒ハッキリつけなくてはならないと危惧していた。  いつまた、実行されてもおかしくない「敵陣の襲撃」を前に、主人公たちの戦力増強を兼ねた冒険は、まだまだ続くのであった――! ※暴力、および残酷な表現が含まれています。ご注意ください。 (前作 第1幕「カナリアイエローの下剋上」はこちら : https://www.alphapolis.co.jp/novel/816279271/653743001)
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小説 185,515 位 / 185,515件 ファンタジー 42,580 位 / 42,580件
文字数 107,005 最終更新日 2024.03.07 登録日 2024.02.24
ある日、会社の先輩に誘われキャンプに向かった俺は、目が覚めると未知の世界にいた。 その世界は〈統一杯〉と呼ばれる戦を繰り広げる、物騒極まりない世界だった。 そんな世界で目覚めた俺には特別な力があることを知った。 〈戦柱(モノリス)〉と呼ばれる石碑から、俺が量産されているのだ。しかも、俺が死ぬと、量産された俺に、俺の意識が引き継がれるのだった。 俺俺ばかり言っていて分かり辛いかも知れないが、とにかくマジだ。   しかも、俺を殺すと経験値が多く貰えるおまけ付き。 俺は異世界で暮らしていくために、その力を利用して、経験値タンクとして生きていく契約を交わした。 レベルもないし力もない。 俺は戦国時代の異世界から無事に帰還することができるのだろうか。
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小説 185,515 位 / 185,515件 ファンタジー 42,580 位 / 42,580件
文字数 187,898 最終更新日 2018.08.29 登録日 2017.11.04
 ――2039年8月、千家春文は学校で奇妙な石碑を見かける。 「夢子、あの石碑って……」 「えぇ、ずいぶん古い物ですね。確か100年前の戦没者の慰霊碑だとか。この辺りも空襲で燃えたらしいですわ……」 「へぇ……夢子、詳しんだな」 「まぁ、でも……いえ。何でもないです」  何だか歯切れの悪い言い方をするな……とも思ったが追求する必要もなく、僕達はそのまま千草に校内の案内をして周り、無事に学校説明会が終わった。 ……… …… …  テーブルには新聞が置いてある。何気に手に取り、目を疑った。 『1939年8月9日月曜日』 「は?え?1939年?え?」  何度か見直したが西暦は1939年だった。指折り数える。 「えぇと……令和、平成があって……その前が昭和……あっ、書いてある。昭和14年……!?」  新聞は漢字と平仮名表記ではあるが、所々意味がわからずペラペラと捲る。 ……… …… …  100年前の世界へタイムリープした春文。そこで起こる数々の出会い、別れ、試練……春文の運命は?  無事に元の世界へ帰る事はできるのか!? 「10年後の君へ」と交わる世界観のファンタジー 「100年の恋」――最後までお楽しみ下さい。 ■□■□■□■□■ 執筆 2024年1月8日〜4月4日 公開 2024年4月7日 著・ざこぴぃ。
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小説 185,515 位 / 185,515件 ファンタジー 42,580 位 / 42,580件
文字数 102,110 最終更新日 2024.04.27 登録日 2024.04.06
世に生まれた者全てが、魔力を心に秘めている。  しかしほとんどの者が、その魔力を引き出す術すら知らずに、朽ち果てるー。  これは、里中島の神社の石碑に刻まれた文字で、その里中島には、鬼が封印されたと伝えられる石が、ひっそりと置かれているが、ある夏休み、島の子供達が、神社の前の広場で、遊んでいると、昨日まで有った筈の場合には、石は無く、そこには、ブラックホームの様な穴を発見し、興味本意で、遊んでいると、子供達は、恐ろしい体験する事となる。  そう、この体験こそが本当の物語の始まりで、この恐ろい体験は、戦国時代の忍びの者が用意周到な準備した、罠だったのである。  この時代は、徳川家康軍が、天下統一を目前と迫る戦国時代で、忍びの者を中心に、術や魔力を、自在に操る事が出来る者達が、わずかだが存在していた。  しかしながら、彼ら術や魔力を持つ者の事は、どの文献や歴史的資料にも存在して居ない、つまり彼らは、表に出る事無く、裏の世界で、歴史を設計していた者達の物語である。  ある者は、何に取り憑かれたかの様に、自分の才能で、何処までやれるか試し、又ある者は、種族を超えて、愛の為に生き、又ある者は、数奇な運命に翻弄され、歴史の塵に埋もれながらも、踠き苦しみ一点の光に活路はある、そう信じ前に踏み出す。      
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小説 185,515 位 / 185,515件 キャラ文芸 4,360 位 / 4,360件
文字数 74,064 最終更新日 2020.03.19 登録日 2019.12.26
―― 三章 完走しました! 四章もよろしくお願いします! ―― 白石悠人と東条つばさ。 十六歳の高校生、幼なじみである二人はお互いに意識をしながらも進展のない日々を送っていた。 そんなある日、二人は輝く石碑に遭遇する。そして何者かに襲われたふたりは、愛する者の死を見つめながら死んでいった。 【序章】 気がつけば、そこは魔族の街だった。 つばさが目覚めると、目の前にいるのは人外の姿をした魔族達。そして、つばさの体もサキュバスの幼体に変化していた。 「私がサキュバスって……でも、お母さんもお父さんも優しいし、生意気だけど可愛い弟もできたし、ま、いいか」 平和な世界で第二の人生を得たつばさは、スローライフを堪能する―― ―― 一方、…… 大陸東半分を支配する強国『ルスラン王国』。 その第五王子として生まれ変わった悠人は苦悩していた。 「周りを見渡せば、謀略、策略。親族は皆、敵か味方か分からない。本当に、この世界は過酷だ」 誅殺を避けるため辺境国の守護任務を受け入れた悠人に、新たな魔の手が忍び寄る―― 【一章】 魔族の街に転生したつばさは、二度目の十六歳を迎えていた。 魔族の生活に溶け込んでいたつばさだったが、ある日、母から魔族独自の価値観、愛情を聞かされる。 心は人間、体は魔族のつばさに苦悩と葛藤が訪れる。 【二章】 魔族たちが暮らす街ブルシャン。そこでつばさは家族や仲間とともにスローライフを送っていた。 すっかりと魔族の生活にも慣れたつばさだったが、ある日、一羽のユニコーンと出会う。 隣町シャラクから旅をしてきたユニコーンの苦悩を聞き、つばさは仲間の魔族とともに立ち上がる。 【三章】 平和な魔族の街に不吉な影が―― サキュバスの力を安定させる為、つばさは魔族の街を離れドラゴンと暮らしていた。 新たな生活にも慣れてきたある朝、つばさはドラゴンから人間が進軍してきたことを知らされる。 遊びに出かけていた子ドラゴンを助ける為、つばさは人間達に立ち向かう。 一方、その頃―― ――それぞれの世界、それぞれの事情。転生したふたりの男女が織りなす、群像物語。 ※ダブル主人公の群像劇です。 ※登場人物が命を失う可能性がある世界です。 ※タイトルにサキュバスが入っていますが(過度の)エロ要素はありません。期待された読者様、ごめんなさい。 ※残り書き溜め 24万文字程度
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小説 21,299 位 / 21,299件 ファンタジー 8,270 位 / 8,270件
登録日 2019.08.08
ホラー 完結 ショートショート
   いつもの通学路  いつもの帰り道  なのに──  ふとしたことで変わってしまった通学路  変わってしまった景色──    見えない落とし穴は  触れてはいけない何かは  あなたのすぐ傍にある
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小説 21,299 位 / 21,299件 ホラー 733 位 / 733件
登録日 2023.07.08
犬を追いかけて、ついた湖。そこでは、幻想的な風景が… 湖の上を舞い上がるように踊っている妖精達。そして、湖の近くにある石碑の上を、綺麗な人ではないものが座っていた。 それがある場所を微笑みながら指差した。 示した方を見ると、そこには白い丸いものが見えた。 指差した場所は、石碑のから少し離れた青く輝いて見えた花畑のような空間。 その真ん中ぐらいに見えた白い丸いもの。 もう一度、石碑の方を見ると、さっきいた精霊も、湖の上で舞っていた妖精もいなかった。 極力花を踏み荒らさないように注意して近づき、そっと触れる。 カサカサと音がすると、それは瞬く間に割れて砂のように崩れていった。 中から白い子馬が出てきた。 小さな翼を拡げて首を左右に振りながら、ゆっくりと立ち上がる白い子馬 馬には翼ないよね。額に小さな角? あり得ない…… ※あくまでも作者の妄想です。フィクションです。 実際の童話や神話などから異なります。
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小説 185,515 位 / 185,515件 ファンタジー 42,580 位 / 42,580件
文字数 8,320 最終更新日 2021.09.25 登録日 2020.08.12
◎第1期全12話(各話ごとに10節構成)の台本(約20万文字超)は完成して、只今、1年がかりでボイスドラマ化中です。ボイスドラマをアップするごとに更新いたします。 [おとぎ前線の世界~プロローグ~] 佐賀県鹿島市にある祐徳稲荷神社。その参道にある祐徳稲荷門前商店街に不思議なお店があります。 お店の名前は「前線 Cafe」。 実はこのお店には凄い秘密があるんです。 お店の中には「おとぎ前線」という、遥か昔から天界や魔界、はたまた異世界と呼ばれている不思議な世界と私たちが住む現実の世界のはざまが存在しているのです。 現実世界での、おとぎの世界の住人達は、普段は色んな姿をしています。代表的なものの中にはご神体とよばれるもの、ご神木、石碑、石像、はたまたお人形から地面に転がっている石ころなど千差万別、様々な形で私たちの身近なところに存在しています。 “八百万の神”、”物には魂が宿る”という言葉の起源にもなっているほどです。 その不思議な世界と現実世界、2つの世界が交じり合う境界線は世界中の各地に存在しています。私たちが神話や伝承などのという場所。条件は様々ですが、不思議な世界の住人達は、その重なり合う時間だけ、現実世界で本来の姿で活動することができるのです。 この物語は、偶然、その世界中にある「おとぎ前線」の1つがある小さなお店「前線カフェ」での日々を描いた物語です。そんな もし、運よく、「前線カフェ」前を通る機会があれば、そっとお店の中を覗いてみてください。 おとぎの世界の住人がおしゃべりしているかも知れません♪
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小説 21,299 位 / 21,299件 ファンタジー 8,270 位 / 8,270件
登録日 2021.11.20
「ひ弱な中学生に、侍が憑依した!」 中学生と侍の絆と因縁の物語。 かつて剣道少年だった中学2年生の男の子・勇は、女手一つで育てられていた。 スーパー・ブラッド・ウルフムーンのある日、彼は山中で事件に巻き込まれ、命の危機に陥る。 死を覚悟した時、勇は偶然、石碑の札を破り捨てた。封印されていた一条兼定の家来が勇に憑依したのだ。 憑依した侍は、瞬く間に敵を屠り、窮地を脱する。 その後、勇と侍の奇妙な共同生活が始まる。 幼馴染の美人・雪の父は市長だった。 条例廃止を求めて、市長に圧力をかける暴力団・長元組。勇と侍は、彼らと対峙していくことになる。 正義とは何か。過去とは何か。 発見と成長の物語。
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小説 185,515 位 / 185,515件 ファンタジー 42,580 位 / 42,580件
文字数 138,134 最終更新日 2019.09.25 登録日 2019.08.20
恋愛 完結 ショートショート
何百年も昔に建てられた石碑と、石碑に纏わるお話。 2 頁のSSです。気楽にお楽しみ下さい。 ※なろうにも掲載済み
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小説 185,515 位 / 185,515件 恋愛 56,294 位 / 56,294件
文字数 3,261 最終更新日 2023.09.24 登録日 2023.09.24
カクヨムコン5にて特別賞を受賞しました。 書籍化作業進行中です。 外れスキルを持って生まれた王族のアンリはその外れっぷりから外れ領地を与えられる。国境にある魔物だらけの草原が領地であり領民も資源も希望も無い。 失意の内に草原をさまようアンリは落盤事故により地中に落ちる。だがそこにあった石碑に触れた瞬間、アンリの脳内に言葉が響く 《始まりの試練へようこそ》 そこは古代人のアイテム・罠・悪意が詰まった不思議なダンジョンである。死ねばステータスを失ってやり直しの鬼畜仕様だが、アンリの外れスキル「ステータス保持」にはそんな事は関係ない。何度死んでも成長してやり直せるのだ。 アンリは今日も死ぬ。全てはダンジョンのクリア報酬で領地を発展させる為に。 ─────────────────────── やがて(主人公領地)最強の物語。 自分たちにしか使えない古代ダンジョン、そこで見つけたアーティファクトや仲間と共に……暗雲立ち込める王国でどう生き延びていくかというお話でダンジョン要素は薄いです。
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小説 21,299 位 / 21,299件 ファンタジー 8,270 位 / 8,270件
登録日 2020.12.19
時は大正。震災で全てを失ったチヨは、幸運にもある村の名家に招待される。その外れの丘には、奇妙な石碑が立っていた……。
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小説 21,299 位 / 21,299件 ホラー 733 位 / 733件
登録日 2011.03.09
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