ミステリー 小説一覧
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文字数 386
最終更新日 2026.01.17
登録日 2026.01.17
482
文字数 11,476
最終更新日 2026.01.17
登録日 2026.01.17
483
文字数 16,778
最終更新日 2026.01.17
登録日 2026.01.10
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聖レーヌ女学園高校、2年2組20人。全員が金髪になった。
校則上は、問題はない。
ただ、満場一致には必ずパラドックスがある。
教師:渡辺
音楽科教員、担任歴は4年目
基本は生徒を信じて見守るタイプ(優しいが締める時は締める)
大切にするのは 「個性」「成長」「その先にある自己の確立」
校則に髪色規定はなく、外見を責める気はない
ただし理由の核心を知りたい
生徒同士の問題や背景があるなら解決に導きたい
今回は「動機」を探りたい
男教師に警戒がある生徒もいる
→ 副担任・弓削先生と必要に応じて連携
聞き取り方は 「寄り添い、信頼を得て情報を出させる」
文字数 120,058
最終更新日 2026.01.17
登録日 2026.01.02
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十年前に自殺した画家、三崎綾人の個展が行われた。彼が描いていたのは、すべて同じ顔の天使の絵。個展で天使と同じ顔の人間を見たというSNSへの投稿がきっかけで、自殺の理由が暴かれていく。
文字数 11,393
最終更新日 2026.01.16
登録日 2026.01.16
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異世界「アヴィル」を舞台に繰り広げられる死神探偵物語。異世界では死神たちが死者の魂を導くだけでなく、「死に違い」や「凶死」の真相を調査する探偵として活動しており、主人公・レイナは漆黒のドレスに身を包み、「魂の痕跡」を読み取る特殊能力を持つ美しい死神探偵。彼女は蒼白な肌に赤いリップが際立つ容姿だが、死神と悪魔末裔の血をひく特殊な出生を持ち、過去の因縁と絡み合う難事件に次々と挑んでいく。
秋の深まる街「クロスヴィル」で、ゴシック様式の廃屋「棺の館」で執り行われた結婚式の最中、花嫁・リリーが棺の中に閉じ込められたまま失踪する事件が発生。手紙には血文字で「満月の夜、花嫁は棺に眠る——目覚める時、世界は闇に包まれる」と記されており、不気味な予言が事件を覆い隠す。
文字数 6,934
最終更新日 2026.01.16
登録日 2026.01.09
489
文字数 4,222
最終更新日 2026.01.15
登録日 2026.01.15
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間を震撼させている連続変死事件。被害者は皆、生前「完璧に幸福な人生」をSNSに投稿していた若者たちだった。しかし、彼らの遺体は決まって、口の中に「本物の泥と雑草(名もなき花)」を詰め込まれた状態で発見される。
主人公は、かつてラッパーとして活動していたが、ある事件で声を失った元音楽プロデューサーの「カイ(32)」。彼は現在、音響解析を専門とする私立探偵として働いている。
ある日、カイのもとに「死んだはずの親友」から一通の音声データが届く。それは、重厚なピアノと心音のようなドラムが刻まれた、この世に存在しないはずの楽曲だった。
「この曲の『サビ』が聞こえるか? カイ。……これは、俺たちの魂のバイブスだ」
カイは、歌詞に隠された「コード(暗号)」を解読しながら、美しすぎる都市の裏側にある「悪の華」の正体に迫っていく。
文字数 4,560
最終更新日 2026.01.15
登録日 2026.01.08
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「完璧」を追求した男と、「魂」を奏でた女。その調和(ハーモニー)は、血と嘘にまみれていた。
日本の音楽界に君臨するピアニスト・黒崎匠。父の教えを忠実に守り、一ミリの狂いもない「精密な自動演奏機」として頂点に立った彼には、どうしても超えられない壁があった。それは、奔放で感情的な演奏で聴衆を狂乱させる天才少女・橘玲奈。
しかし、玲奈はある嵐の夜、凄惨な事故に遭い、音楽の記憶と才能を失ってしまう。
それから数年後。隠遁生活を送るミステリー作家・久我奏太のもとに、冷徹なプロデューサー・ユウキが「ある依頼」を持ち込む。それは、心神喪失状態にある玲奈を、久我の持つ特殊能力「サイコメトリー」によって強制的に再構築(リブート)し、再びステージへ立たせるという狂気的な計画だった。
雪に閉ざされた豪邸という名の監獄で始まる、異常なレッスン。 久我が彼女の胸元に触れるたび、暴かれるのは凄惨な事故の記憶と、何者かに盗まれた「楽譜」の断片。
「君の音を奪ったのは、誰だ?」
失われた旋律を取り戻すため、三人はサントリーホールでの復活リサイタルへと突き進む。だが、その華やかな舞台(戴冠式)の裏側には、音楽史上最も美しく、最も醜い「真実の深淵」が口を開けて待っていた――。
「この曲の完成を、世界は後悔することになる。」
文字数 18,113
最終更新日 2026.01.14
登録日 2026.01.14
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2024年8月5日。大学3年生の5人は岐阜県のとある村、「亜寒村」を訪れた。
朝月 千春 乙瀬 涼 周防 雪 古谷 勇耶 物川 隼輔
文字数 13,913
最終更新日 2026.01.12
登録日 2026.01.12
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2027年8月5日、東京。度重なる不正と汚職により、ついに財務省が解体された。国民は歓喜し、新時代の到来を信じた。しかし、その期待は、やがて絶望へと変わっていく。
青年記者・佐藤健一は、上司の命令で財務省解体の真相を追うことになる。元職員からの内部告発、裏帳簿、そして組織的な腐敗の証拠。調査を進めるほどに、財務省の闇の深さが明らかになっていく。だが、それは序章に過ぎなかった。
財務省に代わって設立された「国家財政最高審議会」。各省庁の大臣による合議制で、透明性と公正性を謳った新組織は、国民の希望の象徴だった。しかし健一が掴んだ証拠は、新組織がさらなる腐敗の温床となっていることを示していた。専門知識を持つ官僚組織を失った結果、予算編成は大幅に遅れ、社会保障費の支払いが滞る。年金を受け取れない高齢者、医療費が払えない病人——国民生活は崩壊の危機に瀕していた。
そして、新組織のトップたちは、大企業からの巨額の賄賂を受け取り、国民の利益を犠牲にして私腹を肥やしていた。財務省時代を遥かに超える規模の汚職。責任の所在が曖昧な合議制は、むしろ不正を助長していたのだ。
健一は真実を報道し、国家財政最高審議会も解体に追い込まれる。そして誕生したのは、「国家財政管理庁」——財務省と酷似した、第二の財務省とも言える組織だった。
結局、何も変わらなかったのか?
いや、変わったものがある。それは、「無知の代償」を知った国民の意識だ。
財務省を批判するのは簡単だ。だが、その機能を本当に理解していたのか? 専門的な予算管理の重要性を知っていたのか? 知らないまま批判し、知らないまま解体を叫んだ結果が、この混乱ではなかったのか?
本作は、組織の腐敗と改革の狭間で揺れる現代日本を描いた社会派ミステリーである。緻密な取材と、リアルな描写で展開される物語は、読者に重い問いを投げかける。
財務省は、本当に悪だったのか? それとも、私たちが知らなかっただけで、必要悪だったのか?
無知であることの危険性。知らないまま批判することの罪。そして、真実を求め続けることの重要性——。
この物語は、すべての国民への警告である。
文字数 7,835
最終更新日 2026.01.12
登録日 2026.01.12
499
地方新聞『東陽日報』の社会部記者・水原麻衣は、市の新庁舎建設入札に不審な点を発見する。落札したのは市長の親族が経営する桐生建設。予定価格との一致率は異常なまでに高く、入札情報の漏洩を疑わせるものだった。
調査を進める麻衣の前に立ちはだかるのは、権力による組織的な隠蔽工作。予定価格の算定を担当していた真面目な市職員・古川は、入札直前に突然異動させられ、精神を病んで休職。麻衣が接触を試みた時、彼の腕には新しい痣があった。
過去にも同様の不正を調査しようとした職員が、家族ごと街を去っていた。真実に近づく者は容赦なく排除される。そんな中、桐生建設の営業部長・西田から匿名の接触があり、麻衣は決定的な内部資料を手にする。しかし、その代償は大きかった。追跡者、脅迫、そして愛する母への危険——。
正義を貫くべきか、家族の安全を優先すべきか。記者としての使命と、人間としての葛藤の狭間で、麻衣は究極の選択を迫られる。
権力の腐敗、入札不正、脅迫による口封じ。この街を蝕む闇は、想像以上に深かった。内部告発者・西田もまた、長年の共犯関係から逃れられず良心の呵責に苦しんでいた。彼が命がけで託した証拠は、市長と建設会社の五年にわたる癒着の全貌を示すものだった。
一人の記者が巨大な権力に立ち向かう時、失うものと守るべきものの間で天秤は揺れ動く。しかし、その天秤が「汚れた天秤」であってはならない。真実は必ず明らかにされなければならない。
社会の歪みと人間の弱さ、そして正義を求める強さを描いた骨太の社会派ミステリー。権力犯罪の実態と、それに立ち向かう者たちの勇気を通じて、現代社会が抱える闇と希望を浮き彫りにする。果たして麻衣は真実を世に問うことができるのか。そして、告発の先に待つものとは——。
文字数 7,296
最終更新日 2026.01.12
登録日 2026.01.12
500
救急外来の当直医・鷹宮恒一は、何でもそつなくこなす有能な医師だ。
だが「できてしまう」人生に、彼は静かに飽きていた。
深夜、警察から一本の電話が入る。
拘置所から移送中に負傷した――死刑囚の診察依頼。
搬入されてきた男・三枝幸一は、凶悪犯とは思えないほど地味で、落ち着いていた。
しかも、医学知識に妙に詳しい。
診察を進めるほど、違和感は確信へと変わっていく。
この男は、本当に人を殺したのか。
そして、自分はなぜ、彼を「患者」として以上に見てしまうのか。
命を救う医師と、死を待つ死刑囚。
交わるはずのなかった二人の夜が、やがて真実を暴き出す。
それは診断か、それとも裁きか。
知的ミステリー『死刑囚診断書』。
文字数 12,463
最終更新日 2026.01.11
登録日 2026.01.06
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取調室にて。
以前、TVで現職の刑事さんが言っていた。取調室で犯人と対峙した時、犯人には殺した相手が見えるらしい。
そして取り調べ中も、そこにいるらしいと。その話から思い立って書いた話です。
文字数 12,462
最終更新日 2026.01.11
登録日 2026.01.11
504
《漆黒の瞳は真実を見る》
「アヴィル」では、死神たちが死者の魂を導くだけでなく、「死に違い」や「凶死」の真相を調査する探偵としての役割も担っている。主人公・レイナは、漆黒のドレスに身を包み、蒼白な肌に赤いリップが際立つ美しい死神探偵。彼女は「魂の痕跡」だけを追って事件を解く特殊な能力を持つ。
ある夜、魔術師の一族が住むゴシック様式の館で、当主が密室の中で奇怪な死に方をして発見される。現場には血で描かれた不可解な紋章と、女性の水着の破片が残されていた。捜査を進めるうちに、当主が密かに愛していた異端の女魔術師との禁断の関係が浮かび上がる。闇の儀式と欲望が絡み合う事件の核心に迫るレイナだったが、彼女自身の過去と事件が深く結びついていることが判明し……
文字数 18,382
最終更新日 2026.01.09
登録日 2026.01.09
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デジタル上に現れる“黒い球”は、殺された人間の最後の記憶。
主人公は“黒い球”に触れることで、その記憶を垣間見ることができ、その一方で、殺人者には被害者の顔が張り付いても見える。
これは主人公曰く『脳のバグ』だが、彼はその脳のバグを使い、動画制作で日々の生活費を稼いでいる。もちろん、これは最重要秘密事項で、誰にも知られてはいけない。
生活能力皆無のサイコパス主人公が、動画制作をきっかけに周囲を巻き込み、さまざまな事件に関わっていくが、事件を解決するのは主人公ではない。
“見える”が事件には無関心な主人公“姫”、正義感に満ちた親友の“先生”、そして先生の連れである訳ありのミカ。
彼らが関わることで、未解決事件は少しずつ真相へと近づいていくミステリー。
※本作には殺人事件・死体に関する描写、精神的に不快感を伴う表現が含まれます。苦手な方はご注意ください。
文字数 43,954
最終更新日 2026.01.07
登録日 2025.11.07
508
文字数 75,597
最終更新日 2026.01.07
登録日 2024.11.19
509
真実(こたえ)は胸元にある。彼の「手」は救済か、変態か。
久我奏太は、触れたモノの過去を読み取る「サイコメトリー」という特殊能力を持つミステリー作家だ。
しかし、その能力の起動条件は、彼自身の人生を破壊した最大の「呪い」である。―――女性の「胸を揉み込む」こと。
過去に真実を暴こうとして「変態」の烙印を押され、社会の軽蔑の眼差しに耐えきれず隠遁生活を送っていた奏太。だが、一人の狂信的なミステリー愛好家が仕掛けた命懸けのゲームにより、彼は再び、その禁断の「手」を使うことを余儀なくされる。
「気持ち悪い」「触らないで」――。
蔑まれ、嫌悪されながらも、彼は胸を揉む。それは、愛する者を救いたいという純粋な願いと、人として最も唾棄される行為の間に引き裂かれる、孤独な探偵の物語。
これは、変態の汚名と引き換えに、究極の真実を読み解く、呪われた名探偵の物語である。
文字数 24,934
最終更新日 2026.01.06
登録日 2025.12.27
510
私は、「間」に住んでいる。
人間が言葉を飲み込む直前。
感情を選ばなかった、その一拍。
ーー私はそこの「間」から生まれた。
この物語に、殺しはない。
血も、叫びも、呪いもない。
あるのはただ、
人間が、自分から″差し出すもの″だけだ。
欲求。
境界。
怒り。
拒否。
名前。
彼らは奪われたとは思っていない。
優しさだと信じ、
配慮だと呼び、
大人になっただけだと納得する。
少しずつ、
少しずつ、
色が抜けていく。
大好きな叫び声も、
素晴らしい悲鳴も上がらない。
ああ、ほらまた、「間」に捨てていくのか?
私が回収しよう。
この愛おしい人間達が、捨てていくものを--
これは、
殺されないまま消えていく人間の記録。
読み終えたあと、
あなたが沈黙を選ぶその瞬間にも、
私はそこにいる。
文字数 4,870
最終更新日 2026.01.06
登録日 2026.01.06
512
高校生の少女・神原紅(かんばら くれない)は、
ある夜、角を持つ少年の夢を見る。
その日を境に、日常は静かに崩れ始めた。
町に広がる昏睡事件。
影の怪異に襲われる人々。
転校生・蓮見澪(はすみ みお)、教師・御影玲瓏(みかげ れいろう)とともに、紅は事件に巻き込まれていく。
著者X(@yurayuraraj2a)
文字数 74,267
最終更新日 2026.01.05
登録日 2026.01.05
513
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長い間、あちこちに『傭兵』で参加していた俺は、あるコミックを読んで『殺し屋』になることにした。
ところが、俺の運命は変わった。「大文字伝子」と出逢ったことから。
文字数 45,210
最終更新日 2026.01.05
登録日 2025.09.29
515
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この物語に登場する『芸者ネットワーク』とは、架空の組織であり、外国人観光客急増に伴って犯罪が増加、自衛の為に立ち上げた、情報組織である。
文字数 74,608
最終更新日 2026.01.05
登録日 2025.04.29
517
文字数 126,435
最終更新日 2026.01.05
登録日 2025.02.10
518
警視庁捜査一課の刑事、浜田誠。刑事歴十五年のベテランである彼に、ある日特別な任務が下された。三ヶ月前から続く連続強盗殺人事件の特別捜査班リーダーに任命されたのだ。
被害者は三名。全て都内の富裕層。犯行手口は同一で、指紋も足跡も残さないプロの仕業。だが、この事件には奇妙な共通点があった——被害者全員が、警察の内部告発を検討していたのだ。
捜査班には、ベテランの木下刑事、科捜研の佐藤主任、若手の田所刑事、そして公安部から派遣された北川警部補が加わった。なぜ一般刑事の事件に公安が介入するのか。浜田の疑問は、すぐに答えを得ることになる。
「この捜査班に、十年前の証拠捏造事件に関与した刑事がいます」
北川が暴露したのは、衝撃の事実だった。十年前、警視庁で大規模な証拠捏造が行われ、無実の人間が刑務所送りにされていた。そして今回の被害者たちは、その真実を告発しようとしていた——つまり、これは口封じのための殺人。
疑惑の目は、尊敬するベテラン刑事・木下に向けられた。「確かに関わっていた。だが、正義のためだった」苦悩する木下。だが、状況証拠は彼を犯人として指し示す。自宅からは被害者の指紋が検出され、アリバイもない。木下は逮捕された。
しかし浜田は違和感を覚えていた。「完璧すぎる。まるで誰かが木下を犯人に仕立て上げたように見える」
深夜、浜田は証拠保管室で北川と遭遇する。北川が密かに持ち出そうとしていたUSBメモリ——それには十年前の真実が記録されていた。
「犯人は警察内部の人間です。木下はスケープゴートに過ぎません」
真実を暴こうとする二人の前に現れたのは、警視・栗原。そして彼は拳銃を向けた。
「お前たちは、知りすぎた」
栗原こそが、十年前の証拠捏造を指示した張本人。そして今回の連続殺人も、彼の命令によるものだった。隠蔽のために三人を殺害させた真犯人。
さらに衝撃の事実——実行犯は、浜田の部下である田所だった。「出世のためです。この組織で上に行くには、上層部に忠誠を示すしかない」冷たく言い放つ若手刑事。
「選択しろ、浜田。この事件を木下の単独犯行として処理するか、それとも死ぬか」
組織への忠誠か、真実への忠誠か。究極の選択を迫られる浜田。だが実は、全ては公安の罠だった。証拠保管室での会話は全て録音されており、武装警察官が突入。栗原と田所は逮捕される。
事件は解決したが、警視庁は崩壊寸前に追い込まれた。国民の信頼は失墜し、組織は大混乱。木下は釈放されたが、懲戒処分を受けて警察を去った。
新しく着任した桐山警視は、浜田に告げる。「自分の信念を貫け。だが組織も大切にしろ。その両方を背負うのが、警察官だ」
青いバッジ——警察官の証。その重さは、権力であり、責任であり、誇りでもある。
浜田は決意する。これからも真実を追い求め、正義を貫くと。
文字数 7,352
最終更新日 2026.01.05
登録日 2026.01.05
519
神代詩紋の平凡な日常が崩壊したのは、遊蘭高校で男子生徒の死体が発見された瞬間だった。
密かに想いを寄せる『垣花小春』と共に事件の真相を追うことになった詩紋。だが、犯人の牙は容赦なく二人を襲い、小春は命を落とし、詩紋も絶命する──はずだった。
目を覚ました詩紋が再び立っていたのは──なんと事件発生直後の現場だった。
詩紋を中心にして巻き起こる様々な殺人事件。刺殺、毒殺、撲殺、溺死。あらゆる死を経験しながら詩紋は何度も事件を繰り返し謎を解く。
知恵は足りない。閃きも足りない。カリスマも足りない。あるのは死をもって全てをやり直す力のみ。
これは何もかもが足りない詩紋が運命に翻弄されながら、名探偵へと這い上がろうとする物語である──。
文字数 117,349
最終更新日 2026.01.04
登録日 2025.12.01