ミステリー 不思議小説一覧
トイレに入っていると尻を撫でられた。
明らかに人の手で。
その手の撫で方はとても慣れていて、俺は思わずうっとりしちまった。
撫でられるのが嬉しくなっちまった俺は、
文字数 664
最終更新日 2021.04.21
登録日 2021.04.21
電車に乗ろうとホームに行くと、赤いミニのフレアースカートをはいた女性が横の斜め前の列に並んでいた。
もう超ミニ丈のスカートだから、風が吹くたびに捲れやしないかとドキドキしてしまう。
文字数 664
最終更新日 2021.04.14
登録日 2021.04.14
「明菜ちゃーん、明菜ちゃーん」
遠くの方から、私の名前を呼ぶ声がしてくる。
「誰だろう・・・」
その呼ぶ声にはまったく聞き覚えがない私は、近寄ってくる呼び声に不気味さを感じてしまう。
「どうしよう。
文字数 927
最終更新日 2021.04.11
登録日 2021.04.11
俺は1人旅をするのが趣味で、よくバイクで旅に出かける。
今日もふらりとバイクを走らせながら立ち寄った町で食事をして、観光スポットの滝を見に行こうと考えた。
爽やかな風を感じながら、俺はバイクを颯爽と走らせる。
すると、
文字数 838
最終更新日 2021.04.10
登録日 2021.04.10
友達の家に行くと壁の中からキーキーという奇妙な音がしてきた。
「な、後ろの壁からなんか音がするんだけどさ、なんの音だろう」と聞くと、「なんの音もしないけど?」とまったく聞こえないという顔をする。
「そうかな・・・」
でも、
文字数 1,022
最終更新日 2021.04.08
登録日 2021.04.08
その日。俺は親戚の子供と座敷で一緒に寝ていた。
年に数回しか会えない従兄弟の男の子とは大の仲良し。
俺を本当の兄として慕ってくれていた。
だから、
文字数 1,040
最終更新日 2021.04.07
登録日 2021.04.07
東京の大学に通うようになり、私は杏奈という友達ができた。
「どこから通ってるの?」
「どこだと思う?」
質問形式にするあたりは、
文字数 574
最終更新日 2021.04.06
登録日 2021.04.06
車で帰宅途中に、息を切らせて走ってくる30前後の男に出会った。
「な、乗せてくれよ!」と、ひどく息を切らせて、焦っているような男は、いきなり車に乗せろと窓を叩く。
初めて会う男を
文字数 591
最終更新日 2021.04.03
登録日 2021.04.03
「これ、おじい様から貰ったんだけどね、うちには少し合わないのよ。だから、真紀ちゃんにあげるわ」と、親戚の叔母さんが中世のヨーロッパで流行ったという絵画を私にくれた。
でも、描かれている女性の顔は
文字数 685
最終更新日 2021.03.27
登録日 2021.03.27
買い物から帰って来ると、玄関前で女性がうろついていた。
「誰かしら?ここら辺では見たことがない人ね」
なかなか帰らないので、「あの、どなた様ですか?」と声をかけてみた。
すると、
文字数 651
最終更新日 2021.03.25
登録日 2021.03.25
家族と仕事、全てを失った主人公。
雨の匂いに子供の頃を思い出し、記憶の場所へ向かった。
子供の頃、不思議な女の子に出会った場所。
その場所で主人公が見たものは……。
文字数 3,994
最終更新日 2021.03.18
登録日 2021.03.18
職場恋愛をする私と孝之は、同棲を始めようと考えていた。
一緒に住む部屋も借りて、電化製品や家具も揃えた。
2人の愛の巣には大きな
文字数 447
最終更新日 2021.03.15
登録日 2021.03.15
「どうも、ルンルンデリバリーでーす」
「はい、遅かったね」
玄関を開けると、ものすごい巨漢の配達員が立っていた。
「あ、
文字数 802
最終更新日 2021.03.14
登録日 2021.03.14
夜な夜な開かれる不思議な集い。
今宵のテーマは『直観』。
貴方の閃きが今試される。
*カクヨムのKAC2021用に書いた短編です。
文字数 1,434
最終更新日 2021.03.13
登録日 2021.03.13
また彼氏が浮気をした。
これで5度目って、多くない?!
浮気をするたびに「ごめん!もうやらないから!」と私の前で土下座をする彼氏の姿にうんざり。
文字数 546
最終更新日 2021.03.12
登録日 2021.03.12
ここは…….どこだろう。
私。藤咲美結が見つけたのは【布崎】という表札がかかっている大きなお屋敷だった。
そこに住んでいるのは一見穏やかで優しい少女。
彼女はよくこう言った。
「約束したよね。…ずっと一緒だって。だから、美結ちゃんは私から離れられないんだよ」
二人の距離が近づくにつれて狂い始めていく季乃璃と、そんな彼女に怯える美結。
“約束は……絶対ではないんだよ。”
勿忘草(ワスレナグサ)シリーズ第3弾
<挿絵 : パラソルさんに描いて頂きました>
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文字数 3,409
最終更新日 2018.04.24
登録日 2018.03.11
ある冬の日、疲れたサラリーマンのシゲルは凍てついた夜に自宅への道を辿っていた。
そこで出会った花の香りにシゲルはどうしようもなく捉われていく。
文字数 2,317
最終更新日 2018.03.05
登録日 2018.03.05