現代文学 小説一覧
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文字数 6,485
最終更新日 2025.10.22
登録日 2025.10.22
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父は高給取りだが激務、母は高校教師、というちょっと変わった家に育った樹(いつき)。
父は樹に、一流大学に入って一流企業に勤めるよう、いつも言っていた。
高校生になった樹は、ゴスロリ雑誌を見てうっとりしている中学生の妹の影響で、ゴスロリの豪華な衣装に興味を持つが小太りな自分には関係ないと興味の無いふりをしていた。
樹は母と一緒にお菓子を作る時間が大好きだった
アイシングクッキーを作った時、かわいいイラストが上手ね、と母と妹に褒められ樹も嬉しかった。
しかし、高校受験、大学受験、と勉強に時間を奪われ、いつしかおかし作りからも母からも離れて行った
父と母は見ている方が照れるほど愛し合っており、穏やかな家庭で、樹と妹はすくすく育った
樹は父の言う通り、一流大学の工学科をでて、一流企業に入社した。
ある日、会社から帰ると母がクッキーを焼いていた。久々に手伝う樹。
焼きあがったクッキーにアイシングで絵を描く樹。
アイシングクッキーを可愛いと喜んだ妹。クッキーを美味しそうに食べている。
樹はお菓子作りの楽しさを思い出す。
私の作ったお菓子で人が笑顔になるって言いな、と思う樹
いつかお菓子を出せるお店を開きたい、と思うようになりお金を貯める樹。
そして夜間の製菓学校に二年通いお菓子作りの技術を磨いた。
父が亡くなり遺産を手にした樹は、自分が安らげるような場所を作りたいと思い、カフェ『ボルタジョイエ』を開く。
文字数 5,203
最終更新日 2025.10.22
登録日 2025.06.27
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舞台は広島市の下町にある小さな料理教室「風味の記憶」。店主・佐伯遥(さえき はるか)は元フレンチシェフで、今は地域の人々に料理を教えながら、彼らの人生に寄り添っている。毎話、教室に訪れる人々の人生と料理が交差し、心を動かす物語
各話の最後にレシピを掲載しておりますのでお試しください
文字数 14,634
最終更新日 2025.10.22
登録日 2025.10.21
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父親を亡くした主人公は、遺品となった自転車が物置で錆びていくのを眺めていた。高校生になり、自分も自転車に乗るようになった主人公は、ある日、母親から自転車を処分するという話を聞く。
別れを惜しんだ主人公は、最後に自転車をきれいにしようと、錆を落とし始める。その作業を通じて、父との思い出が次々によみがえる。修理を終え、再び輝きを取り戻した自転車に乗り、父との思い出の道をたどる。
帰りを待つ母の姿に、父と自転車を愛した記憶が蘇る。やがて、その自転車は、父から受け継いだ大切な思い出の象徴となり、主人公の中で永遠に錆びることのない存在となる
文字数 1,476
最終更新日 2025.10.21
登録日 2025.10.21
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文字数 2,592
最終更新日 2025.10.20
登録日 2025.10.20
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サファリパークを定年、あるいは逃げ出して来た動物たちが働いている居酒屋『世界の終わり』。
店主は町中華『ちゃらんぽらん』の元料理長、ラオチュウだった。
さあ今夜はどんなロクデナシが店にやって来るのだろうか?
パロディだから怒らないでね。世界を終わらせないための「真剣な」ギャグ・コメディです。ウソです。
文字数 20,010
最終更新日 2025.10.20
登録日 2025.09.23
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文字数 9,459
最終更新日 2025.10.20
登録日 2025.10.20
415
文字数 36,761
最終更新日 2025.10.19
登録日 2025.01.06
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美咲は女子高校生だ。友達のソラといっしょに日がな一日変なことをして遊んでいたが、頭に生成AIができてしまってポエムを作る羽目になってしまったすったもんだ。
文字数 53,095
最終更新日 2025.10.19
登録日 2025.10.19
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もし、世界から「たった一つの事実」が消え去り、同じ一日が永遠に繰り返されるとしたら――?
俺は、退屈な大学の講義室で、終わらない火曜日を繰り返していた。
世界は毎回、午前10時52分にほんの数秒だけ静止する。教授はそれを「ひどいデジャヴュだ」と呟き、学生たちは一瞬の気持ち悪さを感じるだけ。だが、俺だけが知っている。そのたびに世界が少しずつ「劣化」していくことを。
前の火曜日の俺が残したメモだけを頼りに、このループの謎を追う俺の前に現れる、奇妙なノイズの数々。
原因不明で必ず止まる電車。
弦が一本足りないのに完璧な和音を奏でているように見えるストリートミュージシャン。
そして、すれ違う人々の顔から、あるべきはずのパーツが消えていく……。
この歪んだ世界で、俺は二人の人物と出会う。
一人は、いつも中庭で空を見上げ、「雨、降りそうですか?」と問いかけてくる黒髪の少女。ある日、彼女は乾いているはずの俺にこう告げる。「うそつき。もう濡れてるくせに」と。彼女の足元には、雨など降っていないのに、そこだけ丸くアスファルトが濡れていた。
もう一人は――
文字数 3,992
最終更新日 2025.10.19
登録日 2025.10.19
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文字数 8,520
最終更新日 2025.10.19
登録日 2024.09.11
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大学を中退し、配信者として生きることにした「私」は、
毎日走りながら、過去の自分に追われている。
フォロワーは増えた。金も少しは入る。
けれど安定も昇進もないこの世界では、走るのをやめた瞬間にすべてが止まる。
そんなある日、大学時代の友人・佐藤と再会する。
彼はスーツを着て就活に追われ、
俺はマイクに向かって喋り続ける。
似たように迷い、違う形で焦っている二人の人生が、
季節ごとにすれ違いながら交わっていく。
雪の降る公園で最後に出会った時、
俺はようやく気づく——
“レース”から逃げたわけじゃない、ただコースが違っただけなのだと。
文字数 7,459
最終更新日 2025.10.18
登録日 2025.10.14
425
悪い人たち御用達の、動物がキャバ嬢のキャバクラ、アニマル・キャバクラ『野生の王国』は今夜もロクデナシたちでいっぱいです。
文字数 2,620
最終更新日 2025.10.17
登録日 2025.10.17
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伊吹晋也30歳。バイトで食い繋ぐ大部屋俳優だった。福島の高校を卒業して12年、映画で主役を演じるのが彼の夢だった。
何度も叩きのめされ挫折を繰り返す伊吹。それでも彼は夢を捨てることはなかった。
人間の本当の幸福とは? 生きる意味とは?
伊吹は様々な苦悩の中からその答えを探し続けていた。
文字数 10,496
最終更新日 2025.10.16
登録日 2025.10.04
429
なんとなく生きている大学生。日課にしているランニングで、知らない森の中に入り込んでいくと、そこには死んだ人が暮らす街、幽霊町があった。そこには人間の悪しき部分と混じり合う善意があった。マンションの大家と対話していくにつれ、主人公の生き方に変化が訪れる。
文字数 3,385
最終更新日 2025.10.15
登録日 2025.10.15
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文字数 2,324
最終更新日 2025.10.14
登録日 2025.10.12
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優作は長年付き合っていた恋人と別れた。世の中の何もかもが絶望に感じていた優作の目の前に、(雨の日にしか現れない空想の謎の女性、雨子)が現れるようになった。
恋人と別れ、ぽっかりと心に穴が空いてしまった優作の目の前現れる謎の空想の女性、雨子。そして、土砂降りの雨の新宿御苑で出会ったスポーツ青年…。
出会いと別れの不思議な1日を綴った、雨の日の甘い物語。
文字数 6,717
最終更新日 2025.10.14
登録日 2025.10.14
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五島真里はふたりの男性からプロポーズをされていた。ひとりは国土交通省のキャリア、茨木信一郎。そしてもうひとりは大学病院の医師、寺西守だった。
甲乙つけがたいふたりに、真里は言う「喧嘩に勝った人と結婚します」と。
三人は高校時代の同級生だった。茨木と寺西は困惑した。「喧嘩って、殴り合いをして決めろということなのか?」「まさか、五島はそんなことを望んではいないはずだ」
だが、真里に尋ねても、笑っているだけだった。結婚の意味とは何かを問うラブコメディです。
文字数 25,660
最終更新日 2025.10.13
登録日 2020.08.30
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