現代文学 生と死 小説一覧
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13件
1
乱暴な人形
『記憶力』
キラキラが目に痛いから、
逃れるように眠ろうとしたのですが、
まぶたがないのを忘れていました。
水面を見上げると、
醜い犬がのぞいていました。
ついでにさざ波がおさまり、
醜くなくなりました。
肺呼吸がうらやましいなと思い、
やわらかな毛もいいなと羨みました。
肌がうろこで硬い。
歯も舌もなくて味がしない。
セックスができない。
たくさん愚痴が思い浮かんだけど、
気づいたら皿にのり、
身体が刺身にされていました。
ぼくはまだ生きています。
楽しそうな誰かと誰かの声のなかで、
ぼくはしずかに目を閉じようとして、
まぶたがなかったのを思い出しました。
感想数 1
文字数 48,846
最終更新日 2026.06.18
登録日 2021.04.13
2
君と生きた伯父 ――四日間の出会い、三十年の約束
入院中に出会った余命わずかな少年と過ごしたのは、たった四日間。
それは、一人の人生を三十年変え続ける約束だった。
荒れた生活を送っていた十八歳の充は、事故で入院した大学病院で病弱な少年・陽向と出会う。
目を合わせ、手を繋ぎ、ただ話をしただけの四日間。
けれどその短い時間は、充の人生を大きく変えていった。
三十年後。
甥は、伯父からその静かな愛の物語を聞くことになる。
四日間の出会いと、三十年の約束。
静かな愛の形を描いた短編小説。
※全五話完結
感想数 0
文字数 21,600
最終更新日 2026.03.23
登録日 2026.03.19
3
せめて生きてるものにくらい
以前撮った虫たちの写真を見ていて思います。多分みんなもうこの世にはいないんだなと。でも写真の中では生き生きとしていて、まるで時が止まっているようです。
※短い詩のようなものです。虫画像付きで投稿しています。
感想数 0
文字数 500
最終更新日 2020.09.17
登録日 2020.09.17
4
『愛することの意味』
スイスの安楽死制度を題材に、一人の女性の最期の選択を通じて「生きること」「死ぬこと」「愛すること」の意味を深く問いかけるエッセイ風の作品。物語は、映像の中で静かに死を迎える女性の姿から始まる。彼女は法的手続きを経て死を選ぶが、最期にかつての恋人の立ち会いを望んでいたという。叶わなかったその願いは、人は孤独では死ねない存在であり、愛されながら旅立ちたいという根源的な欲求の表れでもある。
本作は哲学者ハイデガーやレヴィナスの思想を引用しながら、「死を意識することでこそ生の意味が浮かび上がる」ことを丁寧に描いていく。絶望の中にあっても人間としての尊厳を保ちたいと願う気持ちと、他者との関係性の中にこそ人間の本質があるというメッセージが交錯する。愛する人に見送られずに逝く切なさと、それでもなお愛を求める心。作品の後半では、宇宙的視点から「50億年後に地球が消滅する」という事実に触れ、だからこそ「今この瞬間の愛に意味がある」と訴える。
「All You Need Is Love」の歌詞になぞらえながら、愛が生きる希望になるという思いを込めた本作は、読む者の心に深い余韻を残す。
感想数 0
文字数 3,065
最終更新日 2025.07.02
登録日 2025.07.02
5
嗜虐的なこの世界で
すい臓ガンを患った主人公。肝臓ガンを患った飼い猫。
助かるには手術するしかない。けれど成功率は低い。
現実は情け容赦なく襲ってきて何も考えずに気まぐれに誰かを殺す。
それでも手術を受けようとする彼らは生き残るだろうか、あるいは死か。
エンタメ要素は殆どありません。ご容赦ください。
感想数 0
文字数 6,178
最終更新日 2019.10.21
登録日 2019.10.21
6
新しい旅へ
毎朝の通勤、変わり映えのない風景、どこまでも続く憂鬱な日常。
そんな“いつもの朝”に、会社員・東山和宏は気づく。
——自分がもう死んでいるということに。
突如現れた“白い駅員”に導かれ、天国行きの切符を手にした彼は、自らの死を受け入れる中で、これまでの人生を静かに振り返っていく。
駅のホーム、切符、透明な階段。その先にあるのは、終わりではなく「旅」の始まり。
死と再生、価値からの解放を描く、静かでやさしい人生の物語。
感想数 0
文字数 6,652
最終更新日 2025.09.10
登録日 2025.09.10
7
美しき、患者
感想数 0
文字数 3,216
最終更新日 2024.04.20
登録日 2024.04.20
8
タクチカン
現実世界の空手少年、園崎信二と第二次世界大戦時の記憶しかないタクチカン。二人の織り成す人生。
文字数 5,548
最終更新日 2020.08.28
登録日 2020.08.28
9
デリリウム
末期の癌を患う僕は、緩和病棟に入院する。緩和病棟スタッフの精神科医がやってくる。僕の病状は日に日に悪化し、譫妄が生じて――。
作者註:内容が重いので、気楽に物語を楽しみたい方はスキップされることをお勧めします。
小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しています。
感想数 0
文字数 4,584
最終更新日 2022.05.16
登録日 2022.05.16
10
俺の親友の大事なもの。
生きる事・死んでしまう事。
遺されたもののお話。
死の表現が出てきます。苦手な方は自衛をお願いいたします。
俺(主人公)
アイツ(主人公の親友)
どちらも男性です。
こつこつ、ぽつぽつ書いていきます。
感想数 0
文字数 3,434
最終更新日 2024.11.29
登録日 2024.11.01
11
【短編012】 遺言の旅
山田ハナの死後、介護支援AI・HM-7は一通の遺言を託される。
「会いに行ってほしい人たちがいます。ハルを連れて」
愛猫ハルと共に旅を始めたHM-7は、疎遠になった妹、幼馴染、義兄、そして親友を訪ねていく。
そこで語られるのは、自分の知らなかったハナの人生だった。
頑固だった少女。 誰よりも強く愛した妻。 そして、多くの人に想われ続けた一人の女性。
感情を理解できないはずのAIは、伝言を届ける旅の中で、人が誰かを想い続けるということの意味に少しずつ触れていく。
これは、一人の女性が遺した「ありがとう」を届けるための、猫とAIの小さな巡礼の物語。
感想数 0
文字数 7,499
最終更新日 2026.05.31
登録日 2026.05.31
12
680ミリメートル
皆さんは自分の歩幅をご存知だろうか。
一歩進むか進まないか、その選択が人生を左右することがあるかもしれない。
これはその一歩についての話し。
感想数 0
文字数 2,083
最終更新日 2020.03.02
登録日 2020.03.02
13
タクチカン
感想数 0
文字数 11,016
最終更新日 2020.08.27
登録日 2020.08.25
13件
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