歴史・時代 小説一覧
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織姫道場騒動記
城下の外れに、織姫道場と呼ばれる町道場があった。
道場主の娘、織絵が師範代を務めていたことから、そう呼ばれていたのだが、その織姫、鬼姫とあだ名されるほどに強かった。道場破りに負けなしだったのだが、ある日、旅の浪人、結城才介に敗れ、師範代の座を降りてしまう。
そして、あろうことか、結城と夫婦になり、道場を譲ってしまったのだ。
織絵の妹、里絵は納得できず、結城を嫌っていた。
気晴らしにと出かけた花見で、家中の若侍たちと遭遇し、喧嘩になる。
多勢に無勢。そこへ現れたのは、結城だった。
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黄金街道
鎌倉時代の末期、後醍醐天皇による討幕の意思に恭順した南部一族。
甲斐国下部に住む金掘衆の一家の次男である桜庭月彦の元に、ある日、奥州糠部から戻ったという南部師行が現れる。
師行に仕えることになった月彦は、いつしか南北朝の動乱に巻き込まれていく。
東北における黄金の覇権争い、政治への影響力、そして、北朝との戦い。
黄金を制するものは国家を制する。
黄金の先に見える、隠された日本の歴史を描く。
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クマソタケルの館にて|絶世の美女と思わせといて、実は最強のヒーローでした
フリー朗読台本として利用可能な小説です。
比較的長めなので、第2章までで完結させるのもおすすめです。
(第2章までで完結させても違和感のない内容となっています)
利用の際の注意は目次をご覧ください。
【あらすじ】
乱暴者のコウス王子は、大王(おおきみ)である父上の命令で、クマソ征伐に向かう。
「クマソタケルなんか三日で倒してやる」と父上には言ったものの、結果は惨敗。
五体満足で残っている兵なんて、従者の私とコウス王子以外、ほとんどいないほどである。
私が「ここはお父様の助けを借りましょう」と助言したものの、聞き入れず、自分でなんとかすると言い張る。
そんなコウス王子がとった作戦は……
ちょっとすっとぼけたヤマトタケルのクマソ征伐です。
くすっと笑えるコメディ要素満載!
気軽に読んで笑ってください。
他サイトで読んで下さった方には、非常に面白いと好評です。
【注意】
神話がネタですが、かなり創作が入っています。
本来のヤマトタケルのクマソ征伐については、検索サイト等でお調べください。
逆に元ネタを知っている方には面白いと思います。
またヤマトタケルの名前「小碓」は通常オウスと呼びます。
作者が長い間勘違いしていたのですが、コウスの方が語感が可愛らしいのと、また「コウス」と呼ぶのが完全に間違いというわけではないらしいので、このままにしました。
【表紙イラスト】佳穂一二三様
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【完結】花魁流れ星
満開の桜が舞い散る中、江戸の下町にある銭湯「星の湯」の日常を描く。女将の麗子は様々な客の悩みに耳を傾け、適切なアドバイスで信頼を集めている。質素な暮らしの中にも時折見せる気品に、周囲は「並の女将ではない」と感じていた。
麗子は12歳の娘・千星と二人暮らし。千星は聡明で美しく育っていたが、学問所では「母親の素性」をからかわれ、静かに耐えていた。麗子は気づきながらも、自分の過去を話せずにいた。
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三つ目の小石
ライフワークの達成に悩むヒロインが、かつての恋人と実の父親のどちらかを殺さなければならない状況に追い込まれて、究極の選択を迫られるというお話です。
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天下静謐~光秀奔る~
永禄元年(1558年)の冬、京の都にて、細川藤孝は、一人の浪人と出会う。その男こそ、後に惟任日向守光秀と言われる事となる、若かりし頃の明智光秀であった。
光秀は、室町十三代将軍足利義輝に拝謁し、その人柄に感銘を受け、幕府に仕える事を決意する。幕臣となった光秀は、自らの砲術の腕を頼りに、鉄砲隊を組織するなど幕府内で力を発揮していく。
織田信長に仕えた智将としての日向守光秀ではなく、若かりし頃の躍動感溢れる十兵衛光秀の前半生を描いた、作者の長編処女作品です。
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故郷にて
十字軍から戻った若者 想いを募らせた故郷は廃墟に・・
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月夜に団子
ウチは孤児だ。
しかも、皆が気味悪がる、怪物の手を持っている。
そんなウチを、源蔵の旦那は家において養ってくれた。
暮らしに余裕なんてないくせに。
なんで、こんなウチを助けてくれたんだろう。
なんて、そんなのはどうでもいいのにね。
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大江戸シンデレラ
★第8回歴史・時代小説大賞 奨励賞受賞★
時は、大江戸が一番(いっち)活気に沸いた頃。 吉原の廓で生まれ育った舞ひつるは、久喜萬字屋の振袖新造。
いつか、母親のような呼出(花魁)になるため、歌舞音曲はもちろん、和漢書に狂歌に川柳と厳しいお師匠の下、精進する毎日。 そんな折に出逢った相手は……
※「大江戸ロミオ&ジュリエット」および「今宵は遣らずの雨」のネタバレを含みます。
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信長、秀吉に勝った陰陽師――五色が描く世界の果て(時代小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品)
(時代小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品)戦国乱世に生きる安倍晴明の子孫、土御門久脩(つちみかどひさなが)。彼は、経験則の積み重ねとしての尋問術、心理戦の得手――陰陽師として、朝廷の権勢を少しでもとり戻そうと前関白(さきのかんぱく)近衛前久(このえさきひさ)が密かに組織した平安雲居へと誘われた。しかも承諾した訳でもないというのに、前久の確信犯的行動によって九州の島津家と相良(さがら)家と大友家の暗闘に巻き込まれる――
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【未収録】余話︰刀行く道(つるぎゆくみち)
1867年、弘前で行き倒れた男を助けた女医雫。その男の珍妙な姿に、切支丹弾圧から逃げ延たのだと思い匿うことを決意した。しかし、男の正体は思いもよらぬものだった-……。幕末~明治を舞台に、時代の激動へと巻き込まれて行く。
☆本編は、電子書籍、PODにて発売中。未収録のおまけのみの公開となります。
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新訳・近江屋事件
慶応三年(1867年)11月15日、京都河原町通向かいの近江屋。この日この場所で、坂本龍馬は暗殺された。その時、その騒乱から逃れていた少年は何をしたか。その後の世界に何を感じたのか。
史料がほとんど残っていない、渦中にいながら注目されることもあまりない少年「峯吉」の目線から送る「新説・坂本龍馬」です。
「カクヨム」様、並びに「小説家になろう」様で投稿していた作品の再構成、加筆修正版となります。
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【青雲の門】秘剣朧舟(おぼろぶね)が冴える! いきなり降って湧いた御落胤話?……公儀隠密にも付け狙われ、それでも明日はやってくる?!
🟥表紙は、「うろこ道」さん作成。感謝です☺︎😊
https://estar.jp/users/89325607
■剣の腕前は可もなく不可もなく。十歳から仕官を求めて廻国の旅へ。十年経ってもまだ浪人のまま。その日暮しの男神(おがみ)真之介は、なんでもやる。どぶさらいから留守番、荷車の護衛、豪農豪商の用心棒……
■しかも妙齢の女人に触られたり近寄られたりするだけで、首や背中が赤く腫れあがり痒くなる……という奇病持ちの真之介に、次から次へと美しい女人の影が……
🟨そして、突如として真之介にまつわる騒動が勃発。現れたのは、真之介の許嫁を主張する女。父は旗本、幕領の代官。その真偽は……?
同じくして真之介はある藩の殿様の御落胤だという噂も流れて……!?
さらに真之介のいのちを狙う幕閣の老中の手先、同時に真之介を護ろうしているのは別の老中? 一体、幕閣の中でなにが起ころうとしているのか!?
◇連作集です。各章読み切り的構成になっておりますが、テーマは連続します。また前章の事件や登場人物が次章の事件へつながるなどの工夫もあります。
男神真之介が活躍する物語をお楽しみくださいませ。
『神様のはかりごと』
『譲りの善右衛門』
『感謝の対価』
『悲願花』
『噂の深層』
『いざ参ろう京の都へ』
※登場人物等は、物語の進行にともない加筆修正します。
※あらすじも追加する予定です。
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東洋大快人伝
薩長同盟に尽力し、自由民権運動で活躍した都道府県といえば、有名どころでは高知県、マイナーどころでは福岡県だった。
特に頭山満という人物は自由民権運動で板垣退助・植木枝盛の率いる土佐勢と主導権を奪い合い、伊藤博文・桂太郎といった明治の元勲たちを脅えさせ、大政翼賛会に真っ向から嫌がらせをして東条英機に手も足も出させなかった。
ここにあるのはそんな彼の生涯とその周辺を描くことで、幕末から昭和までの日本近代史を裏面から語る話である。
なろう・アルファポリス・カクヨム・マグネットに同一内容のものを投稿します。
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【完結】ニセ天保銭工房!
幕末、とある藩で罪人たちが送られたのはご禁制のはずの「天保銭」偽造工房だった! 大人しくしておればいずれ解放される約束だったが、それは果たされなかった? いま、真実が明らかになる!
(構想では長編でしたが、あんまり人気がないので打ち切り作品とします。最終章はダイジェストになります。アターするよりもいいですから)
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廃后 郭聖通
約二千年前の中国。
前漢王朝が滅ぼされ、簒奪した新王朝も短い治世を終えようとしている頃、地方名家の娘である郭聖通は、一人の武将と結婚することになった。
武将の名は劉秀。
後漢王朝初代皇帝・光武帝となる男であり、彼の妻である聖通は皇后となる。
だが彼女は将来、ある理由から皇后を廃されることになり……
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歴史小説家では宮城谷昌光さんや司馬遼太郎さんが好きです。
歴史上の人物のことを知るにはやっぱり物語がある方が覚えやすい。
上記のお二人の他にもいろんな作家さんや、大和和紀さんの「あさきゆめみし」に代表される漫画家さんにぼくもたくさんお世話になりました。
ぼくは特に古代中国史が好きなので題材はそこに求めることが多いですが、その恩返しの気持ちも込めて、自分もいろんな人に、あまり詳しく知られていない歴史上の人物について物語を通して伝えてゆきたい。
そんな風に思いながら書いています。
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『私本大江山』~酒呑童子異聞~
妖異渦巻く変幻怪奇の平安京。雅な公家の世に蠢く仄暗い闇。数百年にわたり一匹の鬼が、日ノ本の全てを呪い策謀をめぐらしやがて鬼の王を生む。それを迎え撃つ都の侍たち。
伝統古典『大江山』を怪奇ファンタジーに再構築。
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うつほ物語④次の東宮はどの女君の産んだ宮?そして巻き込まれたくない藤原仲忠くん。
古典「うつほ物語」の「国譲」上中下巻にあたる部分にあたります。
東宮に譲位を考える帝、では次の東宮は誰になるのか?
その選択がその後の宮廷内の勢力を左右する……
にも関わらず、何やらそういう騒ぎにはできるだけ巻き込まれたくないよー、という仲忠くん達。
女一宮の間にも二人目の子供が! この時点におけるクライマックスのおはなしです。
新規訳につき、一話あたり短めの連載いたします。
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和詩集
詩集。
秋花花弁。秋の歌。
回雪。冬の歌。
歌女。
歌男。
千歳歌。歌女・歌男の結末。
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【完結・短編集】BL異聞ー吉良上野介の孫二人ー
義周×吉憲の兄弟BL
(吉憲×義周とも読めます)
桐原×吉憲の衆道BL。
時代小説「白椿ー吉良上野介の孫二人ー異聞ー」の本編に載せられないBL妄想の垂れ流し。
BL⚠
衆道⚠
時代小説を連載中です。↓
真面目な二人はこちら!
【白椿 ―吉良上野介の孫二人・異聞―】
第11回歴史・時代小説大賞エントリー中
吉良義周と上杉吉憲のお話です。
兄弟愛さえ感じれば……
どんな分野でもチャレンジする!w
兄弟の絆の物語。
よろしくお願いします🙇
https://www.alphapolis.co.jp/novel/648074543/274960335
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夢の終わり ~蜀漢の滅亡~
「───────あの空の極みは、何処であろうや」
三国志と呼ばれる、戦国時代を彩った最後の英雄、諸葛亮は五丈原に沈んだ。
蜀漢の皇帝にして、英雄「劉備」の血を継ぐ「劉禅」
最後の英雄「諸葛亮」の志を継いだ「姜維」
── 天下統一
それを志すには、蜀漢はあまりに小さく、弱き国である。
国を、民を背負い、後の世で暗君と呼ばれることになる劉禅。
そして、若き天才として国の期待を一身に受ける事になった姜維。
二人は、沈みゆく祖国の中で、何を思い、何を目指し、何に生きたのか。
志は同じであっても、やがてすれ違い、二人は、離れていく。
これは、そんな、覚めゆく夢を描いた、寂しい、物語。
【 毎日更新 】
【 表紙は hidepp(@JohnnyHidepp) 様に描いていただきました 】
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足軽
足軽の話。
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Get So Hell?
なんちゃって幕末
純粋 人生 巡業中♪
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肩越の逢瀬 韋駄天お吟結髪手控
江戸吉原は揚屋町の長屋に住む女髪結師のお吟。
日々の修練から神速の手業を身につけ韋駄天の異名を取るお吟は、ふとしたことから角町の妓楼・揚羽屋の花魁・露菊の髪を結うように頼まれる。
お吟は露菊に辛く悲しいを別れをせねばならなかった思い人の気配を感じ動揺する。
自ら望んで吉原の遊女となった露菊と辛い過去を持つお吟は次第に惹かれ合うようになる。
その二人の逢瀬の背後で、露菊の身請け話が進行していた――
イラストレーター猫月ユキ企画「花魁はなくらべ その弐」参加作。
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老いた獅子と金の囲い~~アンリ二世とノストラダムス
フランスのアンリ二世王 彼の死を予言したノストラダムス
※史実などを参考にしてます
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災厄の都、秘められた誓い
雅やかなる平安京の深奥に閉じ込められた、少納言家の姫君、小夜。決められた未来と閉鎖的な貴族社会に息苦しさを感じていた彼女の心に、未曽有の疫病が蔓延する都の惨状が、新たな光を灯す。身分を隠し市井に足を踏み入れた小夜は、そこで、病に苦しむ人々を献身的に看病する、身寄りのない貧しい少女、夕霧と出会う。
身分も、育ちも、生きる世界も異なる二人。しかし、死の影が都を覆う中で、小夜は夕霧の持つひたむきな生命力と、慈悲深い心に強く惹かれていく。夕霧もまた、高貴な身でありながら驕らず、人々を案じる小夜の純粋さに、貴族への固定観念を揺るがされる。
密やかな逢瀬を重ねるうちに、身分を超えた禁断の愛が芽生える二人。だが、疫病が収束し、再び身分制度が厳しくなるにつれて、二人の関係は周囲に知られ、小夜には名家との政略結婚が迫る。兄・朝臣の疑念、乳母・お芳の監視、そして婚約者・源 経隆の存在が、二人の愛を追い詰めていく。
引き裂かれる運命の中、小夜への想いを断ち切ろうとする夕霧。しかし、互いを守り抜きたいという強い願いは、定められた「理(ことわり)」に抗い、やがて二人を都の闇へと誘う。
果たして、身分も時代も超えたこの秘められた愛は、過酷な運命を乗り越え、希望を見出すことができるのか? 雅やかなる平安の都を舞台に、禁断の恋の行方を描く、壮大な物語。
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鬼神の腕
叡山の少年法力僧・翡翠の右手はあの日から石のように固まったまま動かない。呪われたその右腕には、鬼と、切り捨てた過去が宿っている―――。翡翠はある夜、不吉な夢を見て目を覚ます。不安に駆られ僧院に向かうと、そこにはすでに恩師である大僧正をはじめ多くの高僧たちが異変を感じて集まっていた。叡山を覆う気に、邪悪な影を見る翡翠。皮肉にも、彼が予見する凶兆は一度も外れたことがなかったのだ。そして、それを裏付けるように彼の呪われた右腕が疼きだす。拳を握ったまま戒めに包まれ、固まったその腕には、世界を破滅に導く鬼神〈羅刹〉が封印されていた―――!
1,468
水流の義士
二色燕丈時代小説短編
函館戦争の話
※時代小説短編集(旧)からバラしました。内容は以前と変わりません。
1,469
紀伊国屋文左衛門の白い玉
紀州に文吉という少年がいた。彼は拾われっ子で、農家の下男だった。死ぬまで農家のどれいとなる運命の子だ。
そんな文吉は近所にすむ、同じく下女の“みつ”に恋をした。二人は将来を誓い合い、金を得て農地を買って共に暮らすことを約束した。それを糧に生きたのだ。
しかし“みつ”は人買いに買われていった。将来は遊女になるのであろう。文吉はそれを悔しがって見つめることしか出来ない。
金さえあれば──。それが文吉を突き動かす。
下男を辞め、醤油問屋に奉公に出て使いに出される。その帰り、稲荷神社のお社で休憩していると不思議な白い玉に“出会った”。
超貧乏奴隷が日本一の大金持ちになる成り上がりストーリー!!
1,470
竿老
斉の釣り名人張起は西方の渭水に釣りをする仙人の噂を聞くも、あり得ない嘘と一蹴する。
その日の夜、彼は夢でその仙人と出会い……。
※特にオチのない名人伝風小話です
1,471
稲妻
平安時代に誕生した『武士』は、その軍事力を背景にして徐々に地方へ根を下ろし始めていた。
政治へ興味の無い貴族を尻目に、味方にならない者は容赦なく殺し、その財を奪い、恐怖によって支配していく。
だが蹂躙された者の中には、力及ばずとも抵抗した記録も散見している。
敵は万夫不当と呼び声の高い、源義家が率いる兵十万。
結果として、源氏の世を百年遅らせた原因と言われる一つの戦いが、ここ常陸国で行われようとしていた。
1,472
花呪紋
~魏志倭人伝に記されるよりもはるか昔。
日の国からはるばる海を渡り、いずれ来ると予言される破滅の日を避けようとする者たちがいた~
華王朝は、鬼神のような傭兵出身の男に滅ぼされ、殷国が興った。
その事実は、海の果ての日の国の権力者を震撼させる。
日の国の朱王は、新たな王への朝貢に、王の名代として朱王の娘ニナを差し向けた。華王朝の時と同じ、「東海不可侵」の約定を結ぶために。
だが、日の国の思惑通りいくはずもなく……。
★短い文字数に練に練ってねじ込みました。
★番外編〜
🔸プロローグ1、神託〜呪紋字編
神殿奴隷の碧(あお)は、老いた神官長と呪紋字が刻まれた神殿で鬼神のような男と対峙する。
傭兵隊長であった湯矢(ゆや)が神託を受けて殷国の新たな王となる物語。
🔸プロローグ2、神託〜聖痕編
日の国は朱の国。聖痕を持たないニナと、入れ墨の護衛ハヤトの悲恋と、ニナの双子のミナたちの物語。
★「神様の寵愛は楽ではない」のはじまりを一部利用しています。
おなじ、ミナの物語のひとつでもあります。
1,473
魁 安政七年咸臨丸渡米記
幕末。
日本人だけで太平洋を渡る――その無謀な挑戦の裏には、歴史に残らない“思惑”が渦巻いていた。
幕府の従者として、半ば強引に咸臨丸へ乗せられる事になった青年医師・長尾幸作。
寒さと船旅を嫌い、アメリカ行きなど望んでいなかった彼は、ただ断りを入れるつもりで講武所を訪れる。
しかしそこで彼を待っていたのは、
艦長・勝麟太郎の突然の下船騒動、
水夫たちの怒号、
幕府内部の不穏な思惑、
そして、異様なまでに人の本質を見抜く男――福澤諭吉だった。
「この航海には、表に出ていない意味がある」
日本初の太平洋横断。
その“さきがけ”となった者たちは、何を見て、何を隠したのか。
史実を土台に、勝海舟、福澤諭吉、大鳥圭介ら幕末の群像を瑞々しく描く、青春歴史小説。
理想と打算、誇りと恐怖が交錯する船上で、一人の青年は時代のうねりに巻き込まれていく。
1,474
天狗小僧
最強を目指した喜三郎が騙され犯罪に加担してしまう。
1,475
明智光秀とガラシャ玉子
明智光秀の家系は、謀反人の家系であると封印されてしまう。
それゆえに、家系は、謎に包まれた。
それでも、天海・坂本龍馬に繋がる優秀な家系として伝聞されていく。
複雑で不確かで不合理な生き様しか残らない光秀だが、愛娘、玉子に強く影響を及ぼす野心的な生涯だった。
細川家との関係が深い故、光秀の武将としての器の大きさが、ぼかされてしまうが、父娘の愛があったゆえ、ガラシャ玉子が熊本藩の礎となる。
そんな二人を綴る。
1,476
【鳥戦記】双胴のラバウル航空隊
ミッドウェー海戦は、まさに日本の分岐点となった。
この海戦で正規空母4隻と一騎当千の搭乗員を失った日本海軍はこれ以降、国力が10倍以上のアメリカとイギリスを相手に絶望的な防衛線を繰り広げていくことになる。
だが、日本海軍が攻勢から守勢へ周るその移行期間に日本海軍にとって最後の攻勢作戦が行われた。
それは、南方戦線だった。
MO作戦の失敗以来、日本軍と連合軍が対峙していた戦線であったがこれを日本軍勝利の形で終結させようというのが、海軍とりわけ軍令部の考えだった。
だけども、ミッドウェー海戦の勝利以降攻勢に周ろうとしていた連合軍がそれを安々と許すはずもなく…
焼かれた鳥さんという方の二次創作です
1,477
司祭さまに捧げる吊書
19世紀の幕開けと共に朝鮮では天主教(キリスト教)に対する激しい弾圧が始まる。信者たちは助けをもとめ北京にいる司祭のもとへ書状を送ることを計画した。
1,478
呟き
弥生・奈良・平安・鎌倉・南北朝・安土桃山・戦国・江戸・明治と過去の時代に人々の側にいた存在達が、自分を使っていた人達の事を当時を振り返り語る話の集合です。
長編になっていますが、いくつもの話が寄り集まった話になっています。
また、歴史物ですがフィクションとしてとらえてください。
1,479
彼方へ -皆鶴姫伝説異聞-
文治3年(1187)霜月、動乱を目前にした平泉を訪れる者がいた。
名を皆鶴。陰陽師、鬼一法眼の娘であり、鞍馬から出奔した源義経を追い、長い旅の末この地に辿り着いたのだという。
彼女を快く受け入れる者、或いは警戒する者、様々な思いが彼女を取り巻く中、やがて皆鶴は藤原一門の一人として迎えられることになる。
しかし鎌倉・源頼朝の執拗な圧力により、泰衡達兄弟の軋轢は深まっていき――
というようなつもりで書いた話です。
(モチーフ : 岩手県・皆鶴姫伝説)
※ご注意
わざわざ書くまでもないことですが、作中における「鎌倉」とは一部描写を除き主人公側と敵対する鎌倉殿またはそれに連なる武士団等を指しており現代における特定の地域・団体または居住者等を指して作者が悪い意図を持ってあれこれ書いているわけではありません。ましてや地方間の対立を煽るような大それた目論見もありません。念のため。
日本が平和でありますように☆
1,480
【双槍信長の猿退治】~本能寺の変の黒幕は猿だった。服部半蔵と名を変えた信長。光秀、家康!真の天下布武を共に目指すのだ!~【完結】
一五八二年、本能寺にて。
明智光秀の謀反により、燃え盛る炎の中、信長は自決を決意した。
しかし、光秀に仕えているはずの霧隠才蔵に助けられ難事を逃れる。
南蛮寺まで逃げおおせた信長は、謀反を起こしたはずの明智光秀と邂逅する。
そこには徳川家康も同席していた。
そして、光秀から謀反を起こした黒幕は羽柴秀吉であることを聞かされる。
忠臣からの裏切りを知った信長は、光秀・家康と手を組み、秀吉の討伐を胸に動き出すのだった。
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