児童書・童話 小説一覧
481
花の妖精メリンの初恋
私はエキザカムの花の妖精、メリン。
ある日、悪い妖精から私を救ってくれた人間の騎士フィオンに出会う。
私はその人間に恋をしている。長く生きてきて初めての気持ちを何とかして伝えたい、けれど人間界へ遊びに行っても彼は私を認識してくれなくて……。
それなら私が人間になればいいんじゃない?
私の魔力では変身できない。だから魔力の強い月の妖精にお願いすることにした。
私の寿命と引き換えに、人間の姿になる魔法をかけてもらった。しかも好きな人とキスをすれば、ずっと人間の姿でいられる魔法だ。
ずっと人間でいられたら、ずっとフィオンと一緒にいられるということ?
キスをするなんて簡単じゃない!と思ったのに。
フィオンの元へ行ったら、それがなかなか出来なくて……。
キスを迫ろうにも怒られるし、人間の体には慣れないし、私はフィオンとキスできるのかな。
そんな時、フィオンが呪われていることを知る。呪いを解くには、やはり月の妖精に力を借りないと。けれど次は何を引き換えに差し出せばいいのだろう。
フィオンへの想いも叶わず、キスも叶わず、けれども彼の命だけはなんとかして守ってみせる。
猪突猛進な妖精メリンの恋のお話。
この作品は『お願いだから、キスしてください!〜妖精だけど人間に恋をしています〜』というタイトルで「Berry's cafe(https://www.berrys-cafe.jp/spn/book/n1700735/)」「小説家になろう」「Nolaノベル」にも掲載しているものを加筆修正しています。
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文字数 67,747
最終更新日 2025.07.30
登録日 2025.07.24
482
すきま五番地のイブ
さっちゃんの部屋に現れたのは、すきまの世界から来たという女の子でした。
女の子に連れられて、すきまのバスへ乗り込んださっちゃん。あらゆる世界の終着点を目指し、さっちゃんを乗せた多次元バスは、今夜もすきまを走ります。
クリスマスまで1日ずつ進んでいく、優しくて寂しい物語。
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文字数 143,464
最終更新日 2025.07.30
登録日 2025.06.28
483
火灯し妖精と夜の国
暗闇の中にいた実浦くんは、小さな火灯し妖精と出会います。
ここは夜の国。誰かに放棄され、忘れられたものたちが集う楽園。
へんてこなものたちと共に夜ごと旅する、ひと月に満たない物語。
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文字数 85,017
最終更新日 2025.07.30
登録日 2025.06.28
484
特殊魔法法人きずな学園!
ふぇぇぇぇぇん (´;ω;`)ウッ… 第3回きずな児童書大賞エントリーミスしちゃったぁぁぁぁぁぁ
ので一年じっくり育てつつ、第4回きずな児童書大賞を目指します。(笑)
|光石《みついし》|詠《うた》は12歳の女の子。何でも屋をしている両親はちょくちょく行方不明になるが、マンションの隣室には叔母が住んでいるのであまり困らない。
中学への進学を控えた春。
叔母の飼い猫が入学許可証を持ってきたので全寮制の学校へ入学することになる。
しかしその学園は普通の中学校ではなく、魔法を学ぶことができる学園だった――――
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文字数 1,836
最終更新日 2025.07.30
登録日 2025.07.30
485
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文字数 12
最終更新日 2025.07.30
登録日 2025.07.30
486
ルミナスハーツ 〜おひざのうえの秘密結社〜【完結】
「世界に、ちいさな光を届けたい。」
ふかふかのクッションに、あたたかいお茶の湯気。
そこは――おひざの上の秘密基地。
ちょっとドジな団長レインと、不思議な少年ユウキがつくった、秘密結社『ルミナスハーツ』は、
心がちょっぴり疲れた誰かに「元気のたね」を届けるために生まれました。
この物語は、ふたりが「自分にできること」を探しながら、世界にやさしさを届けていくヒーリング・ファンタジー。
キャンディや太鼓、言葉や笑顔――。大げさな魔法じゃないけれど、
それらは確かに、誰かの心をそっと照らす“光”になっていきます。
ルールは少しあるけれど、大事なのはこのひとつ。
「がんばりすぎないこと。」
ゆっくりでも、一歩ずつでも。
やさしさと絆を育てながら、ふたりは今日も秘密本部で作戦会議中です。
読むと、ちょっと心があたたかくなる。
そんな、やさしい秘密を詰め込んだお話です。
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文字数 30,769
最終更新日 2025.07.30
登録日 2025.07.07
487
さよなら、わたしのながいかみ
小学五年生のあおいは、腰まで届くロングヘアが自慢の女の子。でも、ある日をきっかけに、少しずつ髪を切ることを決意する。最初は刈り上げのおかっぱ、次はベリーショート、スポーツ刈り、そして最後には自らバリカンを手に取り——坊主へ。友達や先生、家族との関わりのなかで、あおいは「外見」ではなく「自分らしさ」に向き合っていく。
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文字数 11,079
最終更新日 2025.07.30
登録日 2025.07.30
488
ゆうかの決意 ― 私、坊主になります!
小学6年生の結城ゆうかは、町の野球クラブ「南浜ファイターズ」で、ただひとりの女子選手として日々練習に励んでいた。だが、まわりから聞こえてくる「女の子なのに」「狙われやすい」という言葉が、心にチクチクと刺さってくる。
「わたし、本気で野球が好きなんだ」
その気持ちを行動で示すため、ゆうかはある朝、町の床屋へ向かう。そして――覚悟の坊主頭に。
驚きと戸惑いの目で見られながらも、仲間たちの信頼と自信をつかんでいくゆうか。試合でも、学校生活でも、少しずつ周囲の見方が変わっていく。そして彼女は、「坊主であること」が自分の“スタイル”として、強さと誇りに変わっていくのを感じていく。
坊主になることは勇気だった。
坊主であり続けることは、意志だった。
そしてその先に見つけたのは――「本当のじぶんらしさ」。
“女の子は髪を伸ばしているもの?”
そんな常識に立ち向かう、丸刈り女子の感動ストーリー。
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文字数 10,282
最終更新日 2025.07.30
登録日 2025.07.30
489
ひとりで いちばん みじかく
夏のはじまりのある日、空はとても高くて青く、白い雲がもくもくと空にひろがっていました。
「こんな日に切るのが、いちばん気持ちいいんだって」
そう言ったのは、あかりの大好きなおばあちゃんでした。
でも――あかりが今日、髪を切るのには、べつの理由がありました。
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文字数 10,807
最終更新日 2025.07.30
登録日 2025.07.30
490
わたしの髪と、わたしの決意
小学六年生の西原ことりは、いつも元気で明るい女の子。だけど、クラスではちょっと浮いた存在。理由は「おしゃれに無関心」なこと。髪もいつもボサボサで、母親に無理やり結ばれた三つ編みがトレードマーク。
ある日、町の清掃ボランティアに参加したことで、老人ホームに通うおばあさんとの交流が始まり、「自分らしさ」について深く考え始める。そして、ことりは誰もが驚くような決意をする――。
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文字数 13,231
最終更新日 2025.07.30
登録日 2025.07.30
491
髪ナシ探偵団と秘密の理髪店
この町には、ふしぎなウワサがあった。
「夜にだけ開く、子どもしか入れない理髪店があるんだって」
「そこで髪をぜんぶ剃ると、“真実”が見えるらしいよ」
半信半疑だった5人の少女たちは、ある日届いた一本の録音テープをきっかけに、“その理髪店”を本気で調べはじめる。
その名も――《バーバー・エニグマ》。
「わたしの髪を、切ってください。ぜんぶ……」
謎のメッセージとともに消えた少女、過去の失踪事件、夢に現れる坊主頭の女の子……
町に封じられた“消された子どもたちの記憶”を追って、彼女たちはついに決断する。
「髪を捨ててでも、真実を見たい」
ひとり、またひとりと、少女たちは髪を剃っていく――
そのたびに、見えてくるのはこの町の“知られざる闇”と、助けを求める声だった。
髪を失って、手に入れたものはなに?
記録を消された子どもたちの名を、未来に残せるか?
スキンヘッドの少女探偵たちが、最後の“鍵”を手に、封印された場所へと向かう!
⸻
――5人の坊主少女×都市伝説×ミステリー
これは、勇気と友情と記憶の物語。
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文字数 13,165
最終更新日 2025.07.30
登録日 2025.07.30
492
君に見せたい私
―スポーツ刈りの少女と、風を感じた恋の物語―
中学二年の春。目立たないけれどまじめな少女・紗季の前に、短く刈り上げた髪とまっすぐな瞳を持つ転校生・蒼が現れる。
自由で自然体な蒼に惹かれていくうちに、紗季の中で「変わりたい」という想いが芽生え始める。
「女の子らしさ」を押しつけられて生きてきた日々。
でも、本当は──風を感じるように、もっと自分らしく生きたかった。
ある日、紗季は決意する。
「自分を変えるために」髪をすべて切り、短いスポーツ刈りにするという大胆な行動に出たのだ。
驚くクラスメイト、ざわつく周囲の目。
それでも紗季は、「私」を隠さず、堂々と恋と日常に向き合っていく。
やがて蒼との恋が少しずつ動き出し、ふたりは“両想い”に。
けれど、好きでいることの難しさ、自分を信じ続けることの大切さにも気づいていく。
そして迎える文化祭。
再び「このままでいいのか」と自問した紗季は、伸びた髪をもう一度スポーツ刈りにし、今度は「変わらずにいるため」に、自らの姿を選び直す。
風を感じる髪と、揺るぎない想い。
この物語は、「好きになること」と「自分でい続けること」が交差する、ひとつの青春の記録である。
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文字数 13,842
最終更新日 2025.07.30
登録日 2025.07.30
493
ツルツル宣言! 〜私たち、坊主で挑む夏〜
市立第二中学校女子卓球部は、毎年全国出場を果たす強豪校。しかし今年はメンバーの仲の悪さと、心のバラバラさが課題だった。そんな中、主将・美琴が突然の「全員坊主宣言」をする。最初は戸惑い反発する部員たちだったが、徐々に変化が生まれ……。友情、決意、涙と笑いが交錯する、ひと夏のキラキラした坊主青春物語!
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文字数 14,774
最終更新日 2025.07.30
登録日 2025.07.30
494
感想数 0
文字数 9,888
最終更新日 2025.07.30
登録日 2025.07.30
495
①まあるい決心 ― わたし、しょうゆ職人になります!
小学六年生の希咲(きさき)は、町の片隅にある小さな醤油蔵に出会う。伝統の味を守り続ける若き蔵元・詩織さんに憧れ、希咲は夏休みに蔵での手伝いを始める。しかし、蔵の仕事は想像以上に厳しく、何度もくじけそうになる日々。そんな中、「心を整えるために、髪を剃って蔵に入るのが昔からのならわしだった」という話を聞いた希咲は、自らもその覚悟を示すため、思い切って坊主になることを決意する。伝統と誇り、そして自分らしい未来を見つけるまでのひと夏の物語。
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文字数 10,018
最終更新日 2025.07.30
登録日 2025.07.30
496
風のかけらと、ひと夏の魔法
田舎の町にひとりで訪れた14歳の少女・遥(はるか)。祖母の家で過ごす退屈な夏休みのはずが、謎の少年・凪(なぎ)との出会いと、不思議な風の精霊たちの導きによって、世界のひずみを直す旅へと巻き込まれていく。
彼女の髪を刈り上げるという予期せぬ選択は、「風使い」としての力を解放するための儀式だった――。
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文字数 11,011
最終更新日 2025.07.30
登録日 2025.07.30
497
わすれないロボット
町の発明家が作った小さなロボットには、特別な能力があった。それは「どんなつらい記憶も忘れない心」。
ロボットは町を歩き回り、誰にも言えなかった痛みや、見過ごされた涙を集めて記憶し続ける。しかし人々は「もう忘れたい」「思い出させないで」と、ロボットを避けるようになる。
ある夜、一人の少女がロボットに打ち明けた言葉をきっかけに、ロボットは重要なことに気づく。同じような痛みが何度も繰り返されていることを。
「忘れることで、また同じ過ちが繰り返される」
ロボットの記憶は光となって空に昇り、人々の心を静かに照らし始める。やがて人々は理解する――痛みを「なかったこと」にするのではなく、記憶することで未来を守ることができるのだと。
記憶することの大切さ、そして被害者の声に耳を傾けることの意味を描いた、12歳から大人まで読める現代の寓話。
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文字数 2,298
最終更新日 2025.07.30
登録日 2025.07.30
498
感想数 0
文字数 51,609
最終更新日 2025.07.30
登録日 2025.07.18
499
感想数 3
文字数 62,350
最終更新日 2025.07.30
登録日 2025.07.30
500
地球少年ハマオ
宇宙船に乗って地球から、ラガタ星という星にやってきた、と主人公ハマオ(10歳)は述べている。両親が離婚したため、父方の叔父の家にあずけられることになったのだ。初めて見る風景・文明におどろくハマオ。家に着くと叔母や従姉があたたかくむかえてくれた。けれど学校に通うも、なかなかなじむことができない。彼はあるいは、場面緘黙の傾向があるのかもしれない。その発症理由は、自分の言葉が周囲と違っていることが関係しているのか。新しい家族は、ハマオがラガタ語、というのをうまく話せないためにだまりこんでしまうのでは、と考え、語学の特訓をおこなう。
従姉のすすめにより、友だちを作ろうとがんばったところ、ヒロインであるトミと出会う。彼女は一年前の事故により、歩行障害を患い、地球では見たことのないマシンに乗っている。勉強のできないハマオは不良少年たちとともに補習を受けるも、それを快く思わないトミに自宅へ招かれ、トミの父に教えられて学ぶこととなった。またトミパパによって、トミの家庭の事情を聞かされる。彼女もハマオと同じく、離婚した家庭の子供だった。
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文字数 66,859
最終更新日 2025.07.29
登録日 2025.07.21
501
ノースキャンプの見張り台
時代劇で見かけるような、古めかしい木づくりの橋。それを渡ると、向こう岸にノースキャンプがある。アーミーグリーンの北門と、その傍の監視塔。まるで映画村のセットだ。
進駐軍のキャンプ跡。周りを鉄さびた有刺鉄線に囲まれた、まるで要塞みたいな町だった。進駐軍が去ってからは住宅地になって、たくさんの子どもが暮らしていた。
赤茶色にさび付いた監視塔。その下に広がる広っぱは、子どもたちの最高の遊び場だ。見張っているのか、見守っているのか、鉄塔の、あのてっぺんから、いつも誰かに見られているんじゃないか?ユーイチはいつもそんな風に感じていた。
感想数 2
文字数 121,842
最終更新日 2025.07.29
登録日 2025.07.09
502
感想数 1
文字数 45,625
最終更新日 2025.07.29
登録日 2025.07.07
503
アホの子と変な召使いと、その怖い親父たち
森の中で両親と暮らす天然少女ロミナと、極悪な魔術師に仕える召使いの少年ジュリアン。城塞都市バーレンで、ふたりは偶然に出会い惹かれ合う。しかし、ふたりには重大な秘密があった──
感想数 0
文字数 107,312
最終更新日 2025.07.29
登録日 2025.06.22
504
フルムーン・オクロック
阿幌(アポロ)と天美寿(テミス)は双子の兄妹。ある日二人で海岸へ行き、天美寿は阿幌には見えない燃える町と巨大な鳥を見る。
自分が誰なのか忘れてしまった「なりそこない天使」は、空を飛びさまよっていて島を見つける。そこでウサギ少年のコネホと、神秘的な目をした背の高い青年イクテュースに出会う。水の神子に仕える彼らに案内され『約束の天体』への出発地点『月のしずくの塔』を目指す。道々、化け物鳥に子供をさらってこさせていけにえにするという天海王の話を聞かされて怯え、その後、ケンタウルスとペガサスを合わせた生き物にさらわれ…。
やがてなりそこない天使は自分がアポロ、あるいはテミスという名の子供だったことを思い出す。
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文字数 76,069
最終更新日 2025.07.29
登録日 2025.07.08
505
朽網島サバイバル:高校生8人、寄生植物に侵された孤島からの脱出劇
「この島は、帰さない。」
夏休み、防災学習の一環として瀬戸内海に浮かぶ無人島・朽網島を訪れた高校生8人。だが、初日の夜に突然、停電と通信障害が発生する。助けを求めようにも連絡は届かず、物資は限られ、外界とのつながりは断たれたまま。彼らを待っていたのは、旧日本軍が極秘に遺した“生きた兵器”――人にも動物にも寄生する植物〈キメラ藤〉の脅威だった。
逃げ道のない島で、仲間を信じられるか?
感染、裏切り、犠牲。
変わり果てた友を前に、引き金を引けるのか?
主人公の駈は、リーダーとして状況を打開しようとするが、次第に精神的な限界に追い込まれていく。冷静な乙葉、周囲の声を聴きつづける悠、嘘と笑みをまとった瑛美、そして“黙って努力する者を守りたい”と願う誠人──8人それぞれが異なる信念を胸に、正解のない選択を迫られていく。
地下に眠る旧軍研究施設の扉が開かれた時、彼らは“人が踏み込んではいけない領域”に足を踏み入れる。
なぜこの島は忘れられていたのか?
なぜ生徒たちはここに送られたのか?
そして──生きて帰れるのは、誰か。
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文字数 30,599
最終更新日 2025.07.29
登録日 2025.07.04
506
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文字数 36,562
最終更新日 2025.07.29
登録日 2025.07.26
507
潮風高校“海辺研究会”へようこそ!拍手でつなぐ僕らの青春航路
令和十七年四月――神奈川県鎌倉市・県立潮風高校。新入生の陽太は、屋上で見た青い水平線に背中を押され、「仲間の成功を全力で祝福し合う」探究系クラブ〈海辺研究会〉を立ち上げた。共に集ったのは、名脇役に徹する結月、口下手だが知識豊富な裕之、マイペースで努力家の絢香、大胆な改善案を連発する悠介、遅刻常習でも几帳面な紗織、冷静沈着でタスク管理の達人・豊、そして思慮深く人の意見に耳を傾けるミズキ。
四月下旬、彼らは由比ガ浜の漂着ゴミを種類ごとに測定し、海洋ゴミの実態を可視化する第一歩を踏み出す。五月、プランクトン採取や潮流観測でデータを積み上げ、六月の市民科学コンテストへ挑戦。しかし、遅刻で抜けた時刻データ、測定器破損による誤差、体調不良で止まる集計――「祝福の拍手」がいつの間にか消え、互いの弱点が痛みとして浮かび上がる。
夏合宿の江の島灯台。夜明け前の強風の中、陽太は仲間を円陣に招き、一人ずつの“得意”をホワイトボードに再配置する。「誰かが躓いた瞬間こそ、一番大きな拍手を贈ろう」。その言葉を合図に、仲間は欠落データの穴埋めへ走り出し、文化祭では子ども向け海洋教室を成功させる。豪雨で中止になった地域フェスも、屋根下へ展示を即席移設し、拍手の輪で来場者を迎えた。
十二月。江の島水族館ホールで開かれた〈海辺の未来フォーラム〉本番当日、秒刻みで進行を回す紗織の腕時計に合わせ、裕之の最新解析が大スクリーンを彩る。結月は裏方席で照明を操り、絢香は緊張する後輩を励まし、悠介は即席パネルを補修。ステージ袖から見守る陽太の目に、かつて屋上で描いた“拍手の海”が現実となって広がっていた。
卒業式。後輩たちは研究会のバトンとして「拍手で祝福をつなぐセレモニー」を受け継ぐ。仲間の成功を讃える音が、潮騒に混じってキャンパス中に響き渡る――これは、海とともに学び、つまずきを拍手に変えた八人の一年間の物語である。
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文字数 34,305
最終更新日 2025.07.28
登録日 2025.07.04
508
学園タイムレターと絆装置(キズナ・デバイス)――暗号は未来をつなぐ
私立翠栄学園に転校してきた高校1年生・貴大は、始業式の日に旧校舎の書庫で「時限封書(タイムレター)」と名付けられた奇妙な手紙を見つける。封書には、70年前の生徒が遺した暗号と、「真の継承者は“学園の宝”を手にせよ」と書かれていた。
封書の謎をきっかけに、貴大は同級生の翠、隼斗、沙紀、幸大、りな、修平、穂波とともに、学園内外に仕掛けられた「学園宝探究(トレジャー・サーチ)」に挑む。彼らの前に立ちはだかるのは、折り紙パズル、音響反射、天文の星座暗号、紙飛行機の物理実験、料理の順番ロジックなど、多彩な謎と仕掛け。
物語が進むにつれ、学園に隠された謎は昭和期の失踪科学教師・黒崎泰造の「未公開の発明」にもつながっていく。黒崎が遺した〈絆装置(キズナ・デバイス)〉とは何か?
それは「人と人の思考と感情を同期させる」という、科学と想いが融合した奇跡の装置だった。
しかし、研究の価値に目をつけた外部企業が現れ、装置を私物化しようと動き出す。仲間を守るか、成果を公にするか――。
試されるのは、知恵と協力と、それぞれが抱える小さな不安や希望。
人から学ぶことで前に進む貴大、感謝されることが励みの翠、本番に弱いけれど礼儀正しい隼斗、支える立場を貫く沙紀、直感勝負の幸大、冷静さと自己主張を両立するりな、多忙でも学ぶことを忘れない修平、そして淡々と努力を重ねる穂波。八人の成長と連帯の物語は、やがて学園全体、そして市全体へと波紋を広げていく。
「謎を解く」ことは、「人を知る」こと。
最後の暗号は、きっと“君の中”にもある。
感想数 0
文字数 57,344
最終更新日 2025.07.28
登録日 2025.07.04
509
えきでん!~想いをつなげ~
「陸上部が廃部!?」
陸上部に入部するために東が丘中学校に来た主人公の悠里。
しかしいざ入学してみると、陸上部は廃部していた!?
悠里は走ることが大好きな中学一年生。
陸上部に入り、駅伝大会に参加することを夢見て、この学校に来たのに、陸上部は去年のメンバーが全員卒業してしまい廃部が決まっていたみたい。
廃部を食い止めるためには、メンバーを最低五人集めることと、陸上のなんらかの大会で五位以内に入らないといけない。
悠里は必死で駅伝大会に参加してくれるメンバーを探す。お茶らけた問題児果歩に、二年生で真面目な生徒会長、美里。
そして同じクラスの口数少ないクールな芹沢。
兄が陸上のレジェンドで、自分は引っ込み思案の玲央奈を苦戦しながらも、なんとか呼び込むことに成功するが、ほとんどが運動初心者。
そんな中、本当に賞は取れるの!?
感想数 0
文字数 46,004
最終更新日 2025.07.28
登録日 2025.07.02
510
ツインズSPY!!
双子の怪盗じゃない怪盗、何を盗む?
神出鬼没で変幻自在、巷でウワサの怪盗ノットは、夜の小学校に侵入し、警官を振り切ってドッチボールを盗み出した。
その正体は、双子で小学四年生の神木志音と怜音。双子は実は怪盗じゃない。国際共創組織CREO(クレオ)のジュニアスパイだった。
双子のミッションは、世界管理機構EDEN(エデン)が仕掛ける、子どもをロボット化させてしまうロボチップをついているものを盗み、破壊すること。
今夜も大泉刑事とその娘で少女探偵の大泉愛菜と追いかけっこが始まるけれど、どうやらヘンテコな状況になって……?
感想数 1
文字数 48,013
最終更新日 2025.07.27
登録日 2025.07.20
511
感想数 5
文字数 76,148
最終更新日 2025.07.27
登録日 2025.07.01
512
未来スコープ ―この学園、裏ありすぎなんですけど!? ―
「やばっ!これ、やっぱ未来見れるんだ!」
平凡な女子高生・白石藍が偶然手にした謎の道具「未来スコープ」。
それは、未来を“見る”だけでなく、“触れたものの行く末を映す”装置だった。
好奇心旺盛な藍は、未来スコープを通して、学園に潜む都市伝説や不可解な出来事の真相に迫っていく。
旧校舎の謎、転校生・蓮の正体、そして学園の奥深くに潜む秘密。
見えた未来が、藍たちの運命を大きく揺るがしていく。
未来スコープが映し出すのは、甘く切ないだけではない未来。
誰かを信じる気持ち、誰かを疑う勇気、そして真実を暴く覚悟。
藍は「信じるとはどういうことか」を問われていく。
この物語は、好奇心と正義感、友情と疑念の狭間で揺れながら、自分の軸を見つけていく少女の記録です。
感情の揺らぎと、未来への探究心が交錯するSFラブストーリー、シリーズ第3作。
読後、きっと「誰かを信じるとはどういうことか」を考えたくなる一冊です。
感想数 2
文字数 31,586
最終更新日 2025.07.27
登録日 2025.07.25
513
文化祭実行委員会、恋も友情も停電も!―桜陽高校ラブフェスティバル―
広大な敷地を誇る新設校・私立桜陽高校。新学期、席替えで隣同士になったリラックス上手の遥輝と、短気だけど切り替えが早い希は、ひょんな流れから文化祭実行委員長と副委員長に就任してしまう。そこに、責任転嫁が得意な直感派の亮汰、調整役だが自分に甘い真緒、ルール第一の優作、成長に貪欲なものぐさ志歩、二重人格の俊介、誠実だけど意見を曲げない百合香の六人が加わり、個性大暴走の八人体制がスタートする。
タスク漏れの犯人探しで火花が散り、夏合宿の山荘では真夜中の停電。本番前夜には機材トラブルと雨天中止騒動――危機のたびにぶつかり、泣き、笑い、手を取り合いながら、八人は“最高の文化祭”と“かけがえのない絆”を創り上げていく。嫉妬に揺れる視線、すれ違う想い、そして夜空に咲く花火の下で交わされる告白。青春も恋も友情も、全部まとめて光らせる一冊です
感想数 0
文字数 63,769
最終更新日 2025.07.27
登録日 2025.07.03
514
感想数 0
文字数 4,676
最終更新日 2025.07.27
登録日 2025.07.27
515
ラッキーキッズコンテスト〜神の悪戯と秘密の組織〜
ごくごく普通の小学生、玄弥に渡された案内状。
それは日本一強運な小学生を決める「ラッキーキッズコンテスト」への参加資格だった。
玄弥は「神の悪戯」と呼ばれる強運の友人、遊吾を誘い、二人でラッキーキッズコンテストの優勝を狙い参加する。
しかし、そこには二人の予想を超えた恐ろしい目的が隠されていた。
頼れるのは自分の運だけ。
運を味方につけ、あらゆる困難を乗り越えていけ!
優勝は誰がするのか?
ラッキーキッズコンテストの真の目的は何か?
遊吾と玄弥は無事にラッキーキッズコンテストを切り抜けることができるのか?
感想数 0
文字数 64,460
最終更新日 2025.07.27
登録日 2025.07.27
516
瀬戸内の小さな港町で僕らは働く意味を探す――おしごとフェア、青春協奏曲
瀬戸内海に面した真白町。高校二年の蒼馬は、手柄を独り占めにするため、学校必修の地域インターンを単独でこなすつもりだった。ところが、謙虚な優等生・菜央が立ち上げた「町ぐるみ職業探究ワークショップ」に半ば強制参加。医療、醸造、観光、造船、AI農業――多彩な現場を巡る八人のフィールドワークが始まる。
蒼馬は造船所で汗と油にまみれる技術主任に食らいつき、菜央は診療所で患者家族の声に耳を傾け、大成は衝突寸前のメンバーを茶請け一つで和ませる。人に興味を示さなかった麻衣子が小さな子どもに手を差し伸べ、マイペースな勇介は巨大クレーンに胸を躍らせる。理性派の真奈美は数字で語り、オタク気質の悠太は人脈アプリでトラックを捕まえる。
目的は、九月に開く町民参加型「おしごとフェア」。しかし展示物は届かず、計画表は穴だらけ、スポンサーは激怒寸前。蒼馬は「一番の成果」を手放せるのか? 笑いと汗とちょっぴり涙、八人が“働く意味”を奪い合い、そして分かち合う成長青春コメディ。
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文字数 75,000
最終更新日 2025.07.27
登録日 2025.07.10
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カエルと魔法の杖と秘密の抜け道
ニールはいつだって、親切にしてやろうと思っていた。
誰にって?
当然、女の子。つまり、リナだ。
ついつい、いじわるをしてしまう少年ニールと、気になる女の子リナ。それからリナの兄貴ジャック。
みんな友達。
けれども最近では、男だけで遊ぶことが増えてきた。
決闘ごっこをしたり、まだ行ったことのない場所へと探検にでかけたり……。
(全12話)
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文字数 12,274
最終更新日 2025.07.26
登録日 2025.07.26
518
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文字数 1,160
最終更新日 2025.07.26
登録日 2025.07.26
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感想数 6
文字数 16,680
最終更新日 2025.07.26
登録日 2025.07.26
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【短編】 獅子に魅入られた男
国のあちこちに散らばって伝わる民話があった。
たいした知名度のない民話だったが、「もしかすると建国神話かもしれない」という、砂糖を煮詰めたシロップのように甘く魅惑的な疑惑つきで、民に広く知られることとなった。
なぜならこの国の第一王子みずからが、民話の翻訳を改めたからである。
王太子である第一王子が、このあやしげないきさつの民話につけた題は、『獅子に魅入られた男』。
さて、『獅子に魅入られた男』とは、いったい誰のことなのだろう。
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文字数 4,097
最終更新日 2025.07.26
登録日 2025.07.26
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